Post on 04-Aug-2021
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-1
3 章 Tebis CAD
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-2
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-3
3 章 Tebis CAD
3-1. Tebis の CAD アイコン群
Tebis には様々なモジュールが用意されています。
TebisCAD コマンドは3つのグループに分けることができます。
●点・カーブ作成コマンド
●面・面群作成コマンド
●座標系作成・測定/評価コマンド
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-4
3-2. 点・カーブの作成
点要素を作成します。
座標入力、または任意の場所に点を作成します。
円、または円弧の中心に点を作成します。
カーブの中心に点を作成します。
※連続線を対象とする場合、全体の中心/個々の中心を選択できます。
要素上に点を作成します。
カーブとの交差位置に点を作成します。
線と線の他に、線と面の交差点も作成できます。
カーブの端点に点を作成します。
カーブ上に等間隔の点を作成します。
Curve :点を配置するカーブを選択
Number :作成する点の数を入力 ※0の場合、構成点に点を作成
Distance :ピッチを入力
Area :点を配置する領域を指定
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-5
直線要素を作成します。
座標入力、または任意の点をつないで連続線を作成します。
Points :線を作成する位置を指定
アクティブ座標の X 軸と平行な線を作成します。
Points :線を作成する位置を指定
Length :全体の長さ入力
アクティブ座標の Y 軸を平行な線を作成します。
Points :線を作成する位置を指定
Length :全体の長さ入力
垂直な線を作成します。
Element :対象になる要素を選択
Points :垂直線を作成する位置を指定(2 点指示で長さも指定可)
Length :全体の長さを入力
Axis :軸方向を選択
平行な線を作成します。
Line :基準となる直線を選択
Points :平行線を作成する位置を指定(2 点指示で長さも指定可)
Distance :距離を入力
Length :全体の長さを入力
角度のある線を作成します。
Curve :基準となるカーブを選択
Points :直線を作成する位置を指定(2 点指示で長さも指定可)
Angle :角度を入力
Length :全体の長さを入力
Axis :軸方向を選択
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-6
正接する角度を持つ線を作成します。
Curve :対象になるカーブを選択
Points :直線を作成する位置を指定(2 点指示で長さも指定可)
Length :全体の長さを入力
選択した線と平行で、正接する線を作成します。
Line :平行をとる直線を選択
Curve :正接をとるカーブを選択
Points :直線の長さを点で指示
Length :全体の長さを入力
選択したカーブに指定した角度で接する線を作成します。
Curve :正接をとるカーブを選択
Points :直線の長さを点で指示
Angle :角度を入力
Length :全体の長さを入力
接線を作成します。
Curve :対象のカーブを選択
Points :直線を作成する位置を指定(2 点指示で長さも指定可)
Length :全体の長さを入力
二本のカーブに接する線を作成します。
Curves :対象のカーブを選択
Points :直線を作成する位置を指定(2 点指示で長さも指定可)
Length :全体の長さを入力
ボックスを作成します。
Points :二点を指示
Length X/Y :サイズを指示
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-7
円・円弧要素を作成します。
中心と半径で円を作成します。
Center Point :中心点を指示
Radius :半径を入力
Axis :軸方向を選択
中心と円周上の二点で円を作成します。
Center Point :中心点を指示
Bound. point :円周上の二点を指示
Radius :半径を入力
Axis :軸方向を選択
円周上の二点で円を作成します。
Bound. point :円周上の二点を指示
Axis :軸方向を選択
円周上の三点で円を作成します。
Bound. point :円周上の三点を指示
円周上の二点と半径で円を作成します。
Bound. point :円周上の二点を指示
Radius :半径を入力
Axis :軸方向を選択
接線・円周上の点と半径で円を作成します。
Element :接する要素を選択
Bound. Poi. :円周上の点を指示
Radius :半径を入力
Axis :軸方向を選択
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-8
接線と中心点で円を作成します。
Element :接する要素を選択
Center point :中心点を指示
Axis :軸方向を選択
接する二つの要素と半径で円を作成します。
Elements :接する要素を選択
Radius :半径を入力
Axis :軸方向を選択
三接円を作成します。
Elements :接する要素を選択
Axis :軸方向を選択
* 【RAD-PT】【DIAM-PT】【3-PT】【2-PT】【TAN-2】【TAN-3】
以上のコマンドでは円弧を作成できます。
円周上の点を指定した後、円弧として残したい円弧をクリック
白くハイライトしている円弧が残ります。
クリック
クリック
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-9
カーブ要素を作成します。
スプラインを作成します。
Points :構成点を指示
Start/End tangent
:開始点・終点の接線拘束を指示
Tolerance :構成点とカーブとのトレランスを指示
スプラインを修正します。
Curve :修正するカーブを選択
Start/End tangent
:開始点・終点の接線拘束を指示
Copy :修正前のカーブを Y=残す N=残さない
Start tangent なし Start tangentあり
Points : 構成点の増減
Mode : 影響範囲の切り替え
Single 局所的に変更
All 全体を変更
Parameter
Curvature : 曲率線の表示/非表示
Distance Max : 最大変位
Av. distance : 平均変位
Analysis
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-10
スプラインの最適化を行います。
Curves :修正するカーブを選択
Start/End tangent
:開始点・終点の接線拘束を指示
Copy :修正前のカーブを Y=残す N=残さない
Mode = Single Mode = All
Curvature = ON
一点移動 全体移動
Segments : 内部構成点の増減
Degree : スプライン次数の増減
Parameter
Curvature : 曲率線の表示/非表示
Distance Max : 最大変位
Av. distance : 平均変位
Analysis
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-11
2本のカーブ間をブレンドします。
Points :ブレンドする端点を選択
Curves :接線拘束をつけるカーブを選択
Degree :スプライン次数を指定(15 degree まで)
2本のカーブ間で R を作成します。
Curves :対象となるカーブを選択
Radius :半径を入力
接線位置をドラッグ
端点
! 2 本のカーブが同一面上にない場合
カーブは円ではなくシリンダ面に巻きつくようなカーブで生成されます。
シリンダ面は選択された半径を持っており、両方のカーブに接します。
XY ビュー ISOビュー
半径ドラッグ
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-12
カーブをスムージングします。
Curves :対象となるカーブを選択
Tolerance :オリジナルとの許容差を入力
Copy :修正前のカーブを Y=残す N=残さない
オリジナル
変換後
平行カーブを作成します。
Curves :接する要素を選択
Distance :オフセット距離を入力
Axis :軸方向を選択
一括でフィレットカーブを作成します。
Curves :対象となるカーブを選択
Axis :R 指示する軸方向を選択
(アクティブ座標の Z 軸方向の時は不要)
Radius :R 値(半径)を入力
Copy :修正前のカーブを Y=残す N=残さない
距離をドラッグ クリックで方向を反転
トレランス
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-13
カーブを修復します。
Curves :カーブを選択
Copy :Y 作成したカーブをコピーする
N 作成したカーブをコピーしない
テキストカーブを作成します。
Origin :作成位置を指定
Font : フォントを選択
(OSにて選択可能なフォント)
Font height : 文字のサイズ
Angle : X軸との角度を入力
Aspect ratio : textの縦横比
Parameter
! テキストはカーブ要素で作成されます。
そのまま加工に利用できます。
Error display
選択したカーブの解析結果を表示
選択したカーブの修復結果を表示
Replace segments
反転している箇所(赤で表示)
よれやしわのある箇所(緑で表示)
Adapt segments
最大偏差を任意に設定
最小のセグメントを任意に設定
Min.length で設定した値よりも微小な
セグメントを検出
セグメント間にできたすき間を検出
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-14
面上にカーブ要素を作成します。
CONS = Curve On Surface
UV 線を抽出します。
Element :対象となる面を選択
Point :抽出する位置を指示
UV 線を抽出します。
Element :対象となる面を選択
Number :抽出する本数を入力(両端を含む)
トポロジー内の面境界線を抽出します。
Topology :トポロジーを選択
Edges : 抽出する面境界を指定
Tangential : Y 境界カーブを接連続で選択
N 境界カーブを接連続せずに選択
* SURFのみではなく、FACEからも抽出が可能です。
* トリム要素からの抽出時は、トリム側、非トリム側、全体を選択可能です。
※全体選択時には Shift-Key にて選択
トリム側
非トリム側
クリックで方向を反転
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-15
境界線を抽出します。
Elements :対象となる面を選択します。
※選択後【確定】または、抽出したい領域を選択します。
フィレット稜線を作成します。
Flank1/Flank2
:稜線を作成する壁を選択
Radius :半径を入力
Limitation :稜線を作成する範囲を指定
Center curve :フィレット中心線を Y=作成する N=作成しない
* バウンダリー抽出機能は、
[ SURF ] , [ FACE ] ,[ TOP ]の全てに対して有効です。
ステップボタン
一括作成ボタン
接線延長ボタン
Control
Flank2
Flank1
Limitation
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-16
パーティングラインを作成します。
Axis :軸を選択
Elements :対象となる面を選択
Angle :角度を入力
最大外形線を作成します。
Elements :対象となる面を選択
Axis :軸を選択
Disconnect connections
:Y 作成された線を分割
:N 作成された線を結合
面直オフセットカーブを作成します。
Elements :対象となる面を選択
Curves :オフセットするカーブを選択
Distance :オフセット距離を入力
方向、距離をドラッグ
ボール中心ラインの抽出
Element
Curve
* 角度は、グラフィックハンドルからも指定可能です。
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-17
3-3. 面・面群の作成
プリミティブ形状を作成します。
円筒面を作成します。
Axis :軸方向、中心位置を選択
Radius :半径を入力
Length :長さを入力
円錐面作成します。
Axis :軸方向、中心位置を選択
Start/End radius:それぞれの半径を入力
Length :長さを入力
球体面を作成します。
Center point :中心位置を選択
Radius :半径を入力
円環面を作成します。
Axis :軸方向、中心位置を選択
Large radius :中心軸から円の中心までの距離を入力
Small radius:円の半径を入力
立方体を作成します。
Points :配置位置を指示
Length X/Y/Z :それぞれの辺の長さを入力
形状寸法は全てマウスでドラッグ可能です。
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-18
回転面を作成します。
Axis :回転軸、中心を選択
Contours :回転断面を選択
Angle :角度を入力
押し出し面を作成します。
Vector :押し出し方向を指示
Elements :押し出し要素を選択
Length :距離を入力
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-19
境界で定義される面を作成します。
メッシュ面を作成します。
Section U :断面を選択
Section V :境界線を選択
Toleran. : オリジナルとの許容差を入力
Parameter
Quality : オフセット評価
Deviation : カーブとの離れ具合を評価
Distance Max : 最大変位
Av. distance : 平均変位
Analysis
Deviation
Quality
! 断面を選択する時、ピックする位置に注意してください。
選択する位置によってはねじれた面が作成されます。
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-20
SURF を修正します。
Surface :修正する面を選択
Copy :修正前の面を Y = 残す N = 残さない
ドラッグ可能
制御点をドラッグ可能
Quality : オフセット評価
Deviation : カラー評価
Distance Max : 最大変位
Av. distance : 平均変位
Analysis
Points U/V : UV制御点の増減
Mode : 影響範囲の切り替え
Single 局所的に変更
All 全体を変更
Parameter
! 隣接面との関係は考慮されません。
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-21
面の最適化を行います。
Surface :面を選択
Bound. curve :最適化に必要な境界線を選択
Bound. elem. :最適化に必要な隣接面を選択
Copy :オリジナルの面を Y = 残す N = 残さない
ブレンド面を作成します。
Curves :ブレンドする二組の領域を選択
Elements :接線連続をとる面を選択
Segments U/V : 内部構成点の増減
Degree U/V : スプライン次数の増減
Parameter
Quality : オフセット評価
Deviation : カラー評価
Distance Max : 最大変位
Av. distance : 平均変位
Analysis
TOP-面上線ブレンド
! 複数線を選択の場合、各辺単位を Shift-keyを押しながら選択してください。
! Curveと Elementsの選択順を揃えてください。
(Oversized distance curve/element エラーメッセージが出ます)
面上線
SURF-FACE間ブレンド
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-22
閉領域曲面を作成します。
Curves :境界カーブを選択
Elements :接線連続をとる面を選択
Alignment :Y = 接線連続 N = 曲率連続
スイープ面を作成します。
Guide curve :ガイドカーブを選択
Profile :スイープする断面を選択
! 複数線を選択の場合、各辺単位を Shift-keyを押しながら選択してください。
! Curves と Elementsの選択順を揃えてください。
(Oversized distance curve/element エラーメッセージが出ます)
! 複数線を選択の場合、各辺単位を Shift-keyを押しながら選択してください。
! Profile が Guide curveの途中にある場合、一方にしかスイープされません。
Guide curve の選択位置によってスイープが実行される方向が変わります。
Profile
Guide curve
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-23
フィレット面を作成します。
Flank1/Flank2
:フィレットを作成する壁を選択
Radius :半径を入力
Limitation :フィレットを作成する範囲を指定
接線延長
ステップボタン
一括作成ボタン
接線延長ボタン
Control
Limiting :トリムを実行
Link :結果を TOP(トポロジー)に
Processing
! 複数面を選択する場合、面と面が離れているとエラーになります。
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-24
徐変フィレットを作成します。
Flank1/Flank2 :フィレットを作成する壁を選択
Guide curve :徐変する範囲を指定
Start/End Radius :半径を入力
Limitation :フィレットを作成する範囲を指定
Tangential :Y = S 字に徐変(接線) N = 直線的に徐変
ステップボタン
一括作成ボタン
接線延長ボタン
Control
Radius alignm. :半径値の再計算
Limiting :トリムを実行
Link :結果を TOP(トポロジー)に
Processing
Tangential= Y
! 始終点の半径がおかしい。
! Tangential が取れていない。
Radius alignm.で
半径値の再計算を行います。
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-25
オフセット面を作成します。
Elements :オフセットする面を選択
Distance :オフセット距離を入力
ピックで方向切り替え
! TOP をオフセットした場合、結果は SURF・FACEになります。
! 隣接面は考慮しません。
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-26
トリム面を定義します。
トリム面を作成します。
Curves :境界線を選択します。
Element :ベース面を選択します。
トリムを解除します。
Face :対象となる面を選択
例)内側トリム解除
Step1: FACE を選択
Step2: バウンダリーBを選択
Step3: バウンダリーCを Shift-keyを押しながら選択
オリジナル FACE
1
2
3
境界線とベース面選択 → トリムされた曲面
境界線のみ選択 → 平坦なトリム面
対象となる面を選択後、
そのまま確定 → 全ての境界でトリムを解除
解除する境界を選択して確定
→ 部分的にトリムを解除
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-27
トリム面からベース面を取り出します。
Faces :対象となる FACE 選択。
元面
! 元面をアクティブにするには、トリム面を削除します。
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-28
トポロジ(面群)を定義します。
トポロジーを作成します。
Elements :対象となる面を選択。
Capt. area :面の離れの許容差を入力
Face Colors :元面の色を Y=引き継ぐ N=引き継がない
Face Colors = N
・Number of elements :トポロジー化した面の数
・Number of topologies :作成されたトポロジーの数
・Ambigous orientation :作成できなかった面の数
・Double elements :重複面の数
・Unusable/Defect :不具合のある面
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-29
トポロジーを分解し、元の面に戻します。
Topology :対象となるトポロジーを選択
Hide environment :Y 選択したトポロジー以外を非表示にする
N 選択したトポロジー以外も表示にする
Select. 選択/選択解除
+ボタンで面を選択し、そのまま-ボタンで選択した面の中から選択を
解除することができます。
【例】
Extend selection 自動選択機能拡張
自動的に周辺に選択範囲を拡張することができます。
Tangent(選択した面に接連続している面),Color,(選択した面と同じ色の面)Topology(選択した
面に繋がる面のグループ)のいずれかを拡張基準として+ボタンで面を選択または-ボタンで選択解
除ができます。
◆面を二面選択している状態
◆上の状態から面を一面選択
解除した状態
Tangent
選択した面に接連続して
いる面に選択範囲が拡張
されます。
Color
選択した面と同じ色の連
続した面に選択範囲が拡
張されます。
Topology
選択した面に繋がる面の
グループに選択範囲が拡
張されます。
面を選択
面の選択を解除
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-30
Limit selection 角度指定による選択の制限
軸方向を指定し、+ボタンと-ボタンで角度を決め、角度より一部でも平坦な部分を持つ面と角度よ
り勾配のある面を分けて選択することが可能です。
: 指定した角度より一部でも平坦な部分を持つ面を選択から除外
: 指定した角度より勾配のある面を選択から除外
: 角度指定で分けられない面を選択から除外
Shift view 選択のビジュアル化
軸方向を指示してグラフィックハンドルを使用し、選択した面をトポロジーからグラフィカルに動か
すことができます。動かした面はトポロジーの位置に影響しません。
ON/OFF のトグルボタンでその表示を切り替えることができます。
◆軸方向を選択すると、座標系にグラフィックハンドルが表示されます。
(表示されるグラフィックハンドルの向きは、指定した軸方向により異なります。)
◆座標系からのグラフィックハンドルの移動量と同じ移動量で、選択した面がグラフィカ
ルに移動します。
軸方向を指定
軸方向を選択
軸方向を切替え
基準とする角度を と で指定
Separation axis
Angle
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-31
Save 保存
一つ以上の面を選択している場合、選択を元のレイヤまたは任意のアクティブレイヤに保存します。
その際、フェイスとして保存するかトポロジーとして保存するかを選択可能です。
: 選択した面を分割されたフェイスとして保存します。
図を入れる : 選択した面をトポロジーとして保存します。
: 選択した面をアクティブレイヤに保存します。
: 選択した面を元のレイヤに保存します。
^
Shift view の切り替え
VIEW を元面の位置に移動
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-32
トポロジーを分割します。
Topology :対象となるトポロジーを選択
Direction :分解する境界カーブを選択
Tangential :Y = 接線連続で選択 N = 要素単位で選択
Original Layer/set
:元のレイヤーに Y=戻す N=戻さない
① 分岐点で停止し、
選択可能な要素を赤色で表示。
Direction
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-33
3-4. 参照要素の作成
平面を作成します。
基準面と平行な平面を作成します。
Plane :基準となる平面を選択
Points :配置場所を指示
三点を通る平面を作成します。
Points :対象となる点を選択します。
2本のカーブから平面を作成します。
Curves :対象となるカーブを選択
垂直平面を作成します。
Curve :対象となるカーブを選択
Points :カーブ上で配置する位置を指示
オフセット平面を作成します。
Plane :基準面を選択
Distance :オフセットの値を入力
Number :作成する面の数を入力
角度平面を作成します。
Plane :基準面を選択
Line :回転軸を選択
Angle :回転角度を入力
Number :作成する面の数を入力
平面のシンボルを移動します。
Plane :移動する平面を選択
Center :配置位置を指示
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-34
座標系を作成します。
共通項目:
オリジンマークのついた座標を基準に新規座標系を作成します。
三点を通る座標系を作成します。
Origin :原点位置を指定
X/Y-direct :それぞれの軸方向を指示
2本の直線から座標系を作成します。
Lines :対象となる直線を選択
Origin :原点位置を指示
接線を Z 軸とする座標系を作成します。
Curve :対象となるカーブを選択
Origin :原点位置を指示
X-direction :X 軸方向を指示
基準面と平行な XY 面をもつ座標系を作成します。
Element :基準面を選択
Origin :原点位置を指示
X-direction :X 軸方向を指示
指定した座標系に対して角度を持つ座標系を作成します。
Axis System :基準となる座標系を選択
Origin :原点位置を指示
A-angle :X 軸中心の回転角度を入力
B-angle :Y 軸中心の回転角度を入力
C-angle :Z 軸中心の回転角度を入力
現在の画面向きを XY 面として
座標系を作成。
Activate
座標系をアクティブに Y=する N=しない
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-35
絶対座標系をハイライトします。
Activate : Y=アクティブにする N=ハイライトのみ
座標系の作成・編集を行います。
Elements :新規の配置場所、編集する座標系を選択
Copy :Y= 新規を作成 N=座標系をコピー
オリジンマークを付加します。
Axis system :対象となる座標系を選択
座標軸を反転します。
Axis :反転する座標軸を選択
座標軸を入れ替えます。
Axis 1/2 :対象となる座標軸を選択
* CPLANE 機能では下記の操作が可能です。
座標系切替え機能(SELECT)
座標系の移動(MOVE)
座標軸反転機能(INVERT)
座標軸入替え機能(SWAP)
新規座標系作成機能(STAND)
〃 (POINT)
〃 (NORMAL)
! CPLANEでは、上記の各機能を一度の操作で実行可能です。
例)新しい座標系を作成すると同時に XYZ各軸方向を変更する。
! この操作は【STND】で作成される座標系に影響します。
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-36
3-5. 測定・評価
テキストの挿入,修正を行います。
注記を挿入します。
Origin :注記の原点を指示
Position :テキストの配置位置を指示
Text :テキストを入力
Size :文字サイズを入力
注記を修正します。
Text element :修正する注記を選択
注記を検索します。
注記の表示,非表示設定を行います。
全て表示する。
全て非表示にする。
選択したテキストを表示 or 非表示にする。
Search :検索する文字列を入力
START :検索開始
Text element :テキスト要素を検索対象にする
Element name :要素名を検索対象にする
Element comment :要素コメント
only visible layer :表示レイヤーのみを検索対象にする
New! V3.5
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-37
要素の情報を表示します。
Element :対象となる要素を選択
要素の測定を行います。
座標値を測定します。
Points :測定位置を指示
要素長さを測定します。
Curves :測定するカーブを選択
カーブの半径を測定します。
Circles :測定する円/円弧を選択
二要素間の最長・最短距離を測定します。
Element :基準となる要素を選択
Elements :対象要素を選択
Area :測定範囲を指示(面/平面 対 カーブの場合)
二要素間で角度を測定します。
Elements :基準面を選択
Area :測定範囲を指示
選択した要素をボックスで囲んだ時の X/Y/Z 最大値を測定します。
Elements :対象要素を選択
! 表示される情報は、選択した要素によって異なります。
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-38
要素の評価を行います。
選択した要素間の離れ具合を調査します。
Actual elem. :測定する要素を選択
Designed elem. :基準となる要素を選択
Intended offs. :オフセット値を入力
Display min/max :最大/最小値を表示
Points :その位置での距離を表示
Curves :境界カーブを作成
Online measurer.
Max/Mid/Min:測定範囲を入力
Mode :表現方法切り替え
SHADE/POINT/VECTOR
Resolution :分析ポイントの間隔を入力
View
! Resolution の値を小さくする程、計算に時間がかかります。
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-39
面の品質を調査します。
Elements :対象となる面を選択
Identical :重複面
S,T(U,V)方向に 25ポイントの座標を取り判断
Minimum :微小要素
boundaryが指定値以下の微小要素を抽出。
Strip :細長面
S,T(U,V)の片方が指定値以下の要素を抽出。
Elements 共通項目
Gaps
Curve間が指定値より離れているCurveを抽
出。
Kinks
選択した Curve において、指定値以上の折
れがある箇所を抽出。
Mini-Seg
選択した Curve において、構成点間が指定
地以下のセグメントを抽出。
Curve segments
Gaps
Surface間が指定値より離れている Surface
を抽出。
Mini-Seg
セグメント幅が微小な Surfaceを
抽出。
Normal
一面の中で裏表を判断出来ない Surfaceを
抽出。
Surface
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-40
Minimum
指定値以下の微小要素を抽出。
Dist.
指定値以上のギャップ、またはオーバー
ラップを検出
Angle
指定値以上の角度を持つエッジを抽出
Boundaries
指定以下の境界を検出
Topology edges
Gaps
Loops
Gaps
boundary が指定値より離れていて、繋がっ
て無い面を抽出。
Mini-Seg
指定値以下の微小要素を持つ boundaryを
抽出。
Loops
指定値よりも boundaryが loopしている
要素を抽出。
2D/3D
2Dで定義されたカーブで3D面をトリムした
場合に誤差が指定値以上の要素を抽出。
Face boundaries
拡大
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-41
曲率線を表示します。
Curves :対象になるカーブを選択
Flex Points :曲率が反転するポイントを Y=作成する N=作成しない
勾配面を確認します。
Elements :対象要素を選択
! アクティブ座標系の Z軸を基準に測定します。
! A軸・C軸を回転させる事が出来ます。
SLOPE ANGLES
Points :任意点の角度を測定
Curves :Points の指示する場所にカーブを作成
Max/Mid/Min:測定範囲を入力
Mode :結果表示の種類
Resolution :測定ポイントのピッチ
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-42
表示要素の平面を検出します。
Elements :対象となる面を選択
Axis :軸方向を選択
フィレットを検出します。
Elements :要素を選択
PLANES
Points :平面高さを注釈表示
SHOW :選択した平面に矢印表示
MARK :色の割り当て
UNMARK :色分け表示を解除
ROUNDINGS
Points :半径値を注釈表示
SHOW :該当 R に矢印表示
MARK :R 値ごとに色分け
UNMARK :色分け表示を解除
SIDE :表示の切り替え(凸凹)
CONFIG :最小最大 R 及び小数点の桁
数、認識精度を設定
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-43
CAD データや Feature の穴情報を表示します。
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-44
別ファイル内要素の比較をします。
ファイル内の全要素/指定要素の比較
File selection
比較するファイルを選択
比較対象となるファイルを選択
Elements
ファイル内の要素を選択
選択をリセット
CNF 設定(下記参照)
Display
ファイル1の要素を表示
ファイル2の要素を表示
ファイル1と2を比較して同じになる要素を表示
CNF 設定
Parameter
Surface model:サーフェイスの比較
Toleran. :精度
Wire-frame :ワイヤーフレームの比較
Toleran. :精度
Resolution :偏差範囲(指定値以下の偏差は無視して
比較)
Layer and filter
Name deviation:レイヤー内の不一致文字数の設定
Save original colors :結果を保存する際にサーフェイス
のオリジナルの色を採用する
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-45
指定レイヤー内の要素の比較
File selection
比較するファイルを選択
比較対象となるファイルを選択
Elements:比較するレイヤーを選択
比較レイヤー内の要素をハイライト
CNF 設定
Display
ファイル1の要素を表示
ファイル2の要素を表示
ファイル1と2を比較して同じになる要素を表示
指定フィルタ内の要素の比較
File selection
比較するファイルを選択
比較対象となるファイルを選択
Elements:比較するフィルタを選択
比較フィルタ内の要素をハイライト
CNF 設定
Display
ファイル1の要素を表示
ファイル2の要素を表示
ファイル1と2を比較して同じになる要素を表示
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-46
:File 1 のレイヤー/要素を表示
:File 2 のレイヤー/要素を表示
:File 1/File 2 で同じ階層構造のレイヤー/
要素を表示
レイヤーの比較手順
! File 1 のレイヤーと File 2 のレイヤーが一覧上に合わせて表示されます。
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-47
レイヤー名不一致文字数の変更
! 不一致文字数を増やすことでレイヤー名の異なる階層が同一の階層として認識されます。
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-48
要素の長さ,表面積,体積を計算します。
カーブの全長を計算します。
Surface や Face の表面積を計算します。
Curves : エリア線(閉曲線)を選択
Surface : 単面(Surfaceか Face)を選択
Parameter
Elements : カーブを選択
Parameter
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-49
複数面,トポロジー,メッシュの表面積を計算します。
Elements : 要素(トポロジ,メッシュ含む)を選択
Close islands : 穴を閉じて計算する範囲を入力
Summate : 閉カーブを選択 → その範囲の表面積を増加
Subtract : 閉カーブを選択 → その範囲の表面積を減少
Elements : 閉じられた面群やメッシュを選択
Parameter
Parameter
3章 Tebis CAD
©Copyright 2015 丸紅情報システムズ株式会社
3-50
< 共通 >
計算された値をテキストで書き込み保存可能
計算された値をプリント可能