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Ver.1.2
手術手技
医療法人 寿尚会 洛陽病院奥村 秀雄
監 修
1 2
CONTENTS
………………………………………………………… P.2
………………………………………………… P.3~4
………………………………………………… P.5~8
適 応
製品紹介
専用器具
手術手技
…………………………………………………………… P.9
……………………………………… P.10
………………………………… P.11
………………………………… P.12
……………………………………………… P.13
…………………………………… P.14
…………………………………… P.15
……………………………………… P.16
………………… P.17~22
…………………P.23~24
1. 皮 切
2. 大腿骨頸部の骨切り
3. 大腿骨髄腔のリーミング
4. 大腿骨髄腔のラスピング
5. カルカーの形成
6. ネックトライアルの装着
7. スクリューガイドの装着
8. 大腿骨ステムの挿入
9. 大腿骨近位部のスクリュー固定
10. 大腿骨遠位部のスクリュー固定
………………………………… P.25
………………………………… P.26
…………………… P.27~28
11. 大腿骨髄腔のリーミング
12. 大腿骨髄腔のラスピング
13. 大腿骨遠位部のスクリュー固定
………………………………………………………… P.29
………………………………………… P.30
14. 仮整復
15. 骨頭ボールの嵌合
S-LOCK ステム
適応I
1. 大腿骨頸部内側骨折(ストーブパイプ型髄腔の症例)
2. 大腿骨頸部外側骨折(骨接合の困難な症例)
3. 高齢者の変形性股関節症(髄腔の広い症例)
4. 慢性関節リウマチ(ストーブパイプ型髄腔の症例)
5. 人工股関節置換術後の再置換術
6. 人工骨頭置換術後の再置換術
I
II
III
IV
ロングステム使用の場合
………………… P.31
………………………………… P.32~33
1. スタンダード・セミロングステムの場合
2. ロングステムの場合
ボーン・インパクションを併用する場合
………………………………………… P.341. 脚長計測器の装着
脚長計測器を使用する場合
1 2
CONTENTS
………………………………………………………… P.2
………………………………………………… P.3~4
………………………………………………… P.5~8
適 応
製品紹介
専用器具
手術手技
…………………………………………………………… P.9
……………………………………… P.10
………………………………… P.11
………………………………… P.12
……………………………………………… P.13
…………………………………… P.14
…………………………………… P.15
……………………………………… P.16
………………… P.17~22
…………………P.23~24
1. 皮 切
2. 大腿骨頸部の骨切り
3. 大腿骨髄腔のリーミング
4. 大腿骨髄腔のラスピング
5. カルカーの形成
6. ネックトライアルの装着
7. スクリューガイドの装着
8. 大腿骨ステムの挿入
9. 大腿骨近位部のスクリュー固定
10. 大腿骨遠位部のスクリュー固定
………………………………… P.25
………………………………… P.26
…………………… P.27~28
11. 大腿骨髄腔のリーミング
12. 大腿骨髄腔のラスピング
13. 大腿骨遠位部のスクリュー固定
………………………………………………………… P.29
………………………………………… P.30
14. 仮整復
15. 骨頭ボールの嵌合
S-LOCK ステム
適応I
1. 大腿骨頸部内側骨折(ストーブパイプ型髄腔の症例)
2. 大腿骨頸部外側骨折(骨接合の困難な症例)
3. 高齢者の変形性股関節症(髄腔の広い症例)
4. 慢性関節リウマチ(ストーブパイプ型髄腔の症例)
5. 人工股関節置換術後の再置換術
6. 人工骨頭置換術後の再置換術
I
II
III
IV
ロングステム使用の場合
………………… P.31
………………………………… P.32~33
1. スタンダード・セミロングステムの場合
2. ロングステムの場合
ボーン・インパクションを併用する場合
………………………………………… P.341. 脚長計測器の装着
脚長計測器を使用する場合
2
2
2
2
2
2
4
4
6
6
8
8
スクリューホール数近 位 遠 位
(単位:㎜)
2
2
3
3
スクリューホール数近 位 遠 位
(単位:㎜)
2
2
3
3
スクリューホール数近 位 遠 位
(単位:㎜)
3 4
S-LOCK ステム
製品紹介II
■K-MAX S-LOCKステム STD
K-MAX ABC HIPシステム[医療機器承認番号:20800BZZ00788000]
商品No.
SLHS183H-6M
SLHS183H-7M
全長
163
168
オフセット長
39
40
ディスタール径
φ12
φ13
2
2
2
2
ステム長
133
138
スクリューホール数近 位 遠 位
(単位:㎜)
■K-MAX S-LOCKステム セミロング
K-MAX ABC HIPシステム[医療機器承認番号:20800BZZ00788000]
商品No.
SLHS181H-1M
SLHS181H-2M
全長
197
208
オフセット長
37
38
ディスタール径
φ12
φ13
ステム長
165
175
■K-MAX S-LOCKステム フルポーラス
K-MAX ABC HIPシステム[医療機器承認番号:20800BZZ00788000]
商品No.
SLHS181F-1M
SLHS181F-2M
商品名
S-LOCK STD #12-133
S-LOCK STD #13-138
商品名
S-LOCK セミロング #12-165
S-LOCK セミロング #13-175
商品名
S-LOCK フルポーラス #12-165
S-LOCK フルポーラス #13-175
全長
197
208
オフセット長
37
38
ディスタール径
φ12
φ13
ステム長
165
175
■K-MAX S-LOCKステム ロング
K-MAX ABC HIPシステム[医療機器承認番号:20800BZZ00788000]
商品No.
SLHS181H-3M
SLHS181H-4M
SLHS181H-5M
SLHS181H-6M
SLHS181H-7M
SLHS181H-8M
商品名
S-LOCK ロング #12-200
S-LOCK ロング #13-200
S-LOCK ロング #12-250
S-LOCK ロング #13-250
S-LOCK ロング #12-300
S-LOCK ロング #13-300
全長
232
233
282
283
332
333
オフセット長
37
38
37
38
37
38
ディスタール径
φ12
φ13
φ12
φ13
φ12
φ13
ステム長
200
250
300
■K-MAX チタンスクリュー
K-MAX チタンスクリュー SW5[医療機器承認番号:20900BZZ00533000]
商品No.
SLSW5-453830
SLSW5-453835
SLSW5-453840
SLSW5-453845
SLSW5-453850
商品名
S-LOCKスクリューL30
S-LOCKスクリューL35
S-LOCKスクリューL40
S-LOCKスクリューL45
S-LOCKスクリューL50
外径
φ4.5
全長
30
35
40
45
50
皿外径
φ7.45
(単位:㎜)
2
2
2
2
2
2
4
4
6
6
8
8
スクリューホール数近 位 遠 位
(単位:㎜)
2
2
3
3
スクリューホール数近 位 遠 位
(単位:㎜)
2
2
3
3
スクリューホール数近 位 遠 位
(単位:㎜)
3 4
S-LOCK ステム
製品紹介II
■K-MAX S-LOCKステム STD
K-MAX ABC HIPシステム[医療機器承認番号:20800BZZ00788000]
商品No.
SLHS183H-6M
SLHS183H-7M
全長
163
168
オフセット長
39
40
ディスタール径
φ12
φ13
2
2
2
2
ステム長
133
138
スクリューホール数近 位 遠 位
(単位:㎜)
■K-MAX S-LOCKステム セミロング
K-MAX ABC HIPシステム[医療機器承認番号:20800BZZ00788000]
商品No.
SLHS181H-1M
SLHS181H-2M
全長
197
208
オフセット長
37
38
ディスタール径
φ12
φ13
ステム長
165
175
■K-MAX S-LOCKステム フルポーラス
K-MAX ABC HIPシステム[医療機器承認番号:20800BZZ00788000]
商品No.
SLHS181F-1M
SLHS181F-2M
商品名
S-LOCK STD #12-133
S-LOCK STD #13-138
商品名
S-LOCK セミロング #12-165
S-LOCK セミロング #13-175
商品名
S-LOCK フルポーラス #12-165
S-LOCK フルポーラス #13-175
全長
197
208
オフセット長
37
38
ディスタール径
φ12
φ13
ステム長
165
175
■K-MAX S-LOCKステム ロング
K-MAX ABC HIPシステム[医療機器承認番号:20800BZZ00788000]
商品No.
SLHS181H-3M
SLHS181H-4M
SLHS181H-5M
SLHS181H-6M
SLHS181H-7M
SLHS181H-8M
商品名
S-LOCK ロング #12-200
S-LOCK ロング #13-200
S-LOCK ロング #12-250
S-LOCK ロング #13-250
S-LOCK ロング #12-300
S-LOCK ロング #13-300
全長
232
233
282
283
332
333
オフセット長
37
38
37
38
37
38
ディスタール径
φ12
φ13
φ12
φ13
φ12
φ13
ステム長
200
250
300
■K-MAX チタンスクリュー
K-MAX チタンスクリュー SW5[医療機器承認番号:20900BZZ00533000]
商品No.
SLSW5-453830
SLSW5-453835
SLSW5-453840
SLSW5-453845
SLSW5-453850
商品名
S-LOCKスクリューL30
S-LOCKスクリューL35
S-LOCKスクリューL40
S-LOCKスクリューL45
S-LOCKスクリューL50
外径
φ4.5
全長
30
35
40
45
50
皿外径
φ7.45
(単位:㎜)
5 6
S-LOCK ステム
専用器具III
■マーカー・トライアルトレー(M)
M-1M-2M-3M-4M-5M-6M-7M-8M-9M-10M-11M-12M-13M-14M-15M-16M-17M-18M-19M-20M-21M-22M-23M-24M-25M-26M-27M-28M-29M-30M-31M-32M-33M-34M-35M-36
111111111111111111111111111111111111
角ノミ(S)角ノミ(L)S-LOCKスタンダード用φ11 ネックマーカーS-LOCKスタンダード用φ12 ネックマーカーS-LOCKスタンダード用φ13 ネックマーカーS-LOCKセミロング用φ12 ネックマーカーS-LOCKセミロング用φ13 ネックマーカーネックトライアル 22/-4ネックトライアル 22/±0ネックトライアル 22/+3ネックトライアル 26/-5ネックトライアル 26/±0ネックトライアル 26/+5ネックトライアル 28/-6ネックトライアル 28/-3ネックトライアル 28/±0ネックトライアル 28/+3ネックトライアル 28/+6骨頭トライアル 22/-4骨頭トライアル 22/±0骨頭トライアル 22/+3骨頭トライアル 26/-5骨頭トライアル 26/±0骨頭トライアル 26/+5骨頭トライアル 28/-6骨頭トライアル 28/-3骨頭トライアル 28/±0骨頭トライアル 28/+3骨頭トライアル 28/+6パイロットリーマフリーラスプカルカーリーマ(L)カルカーリーマ(LL)リーマハンドル縦型ヘッドリムーバースライドハンマー
No. 品 名 数量
■リーマ・ラスプトレー(R)
R-1R-2R-3R-4R-5R-6R-7R-8R-9R-10R-11R-12R-13R-14R-15
111111111111111
スターティングリーマストレートリーマ φ9ストレートリーマ φ10スタンダード・セミロング用リーマ φ11スタンダード用リーマ φ12スタンダード用リーマ φ13セミロング用リーマ φ12セミロング用リーマ φ13スタンダード用ラスプ φ10スタンダード用ラスプ φ11スタンダード用ラスプ φ12スタンダード用ラスプ φ13セミロング用ラスプ φ11セミロング用ラスプ φ12セミロング用ラスプ φ13
No. 品 名 数量
■基本器具トレー(B)
B-1B-2B-3B-4B-5B-6B-7B-8B-9B-10B-11
11121111111
骨頭打込器ヤコブスチャックヤコブスチャックハンドルラスプハンドルストレートデプスゲージデプスゲージ打込みハンマープラスチックハンマーステム抜去ハンドル抜去補助器ヘッドデプスゲージプレート
No. 品 名 数量
●1
●1
●1
●2
●3
●4
●5
●6
●7
●8●9
●10 ●11
●2●3●4
●5●6●7●8
●9 ●10 ●11 ●12
●13 ●14 ●15
●2●3 ●4 ●5●6 ●7
●8 ●9 ●10 ●11 ●12 ●13 ●14 ●15 ●16 ●17 ●18
●19 ●20 ●21 ●22 ●23 ●24 ●25 ●26 ●27 ●28 ●29 ●30
●31●32 ●33
●34
●35
●36
5 6
S-LOCK ステム
専用器具III
■マーカー・トライアルトレー(M)
M-1M-2M-3M-4M-5M-6M-7M-8M-9M-10M-11M-12M-13M-14M-15M-16M-17M-18M-19M-20M-21M-22M-23M-24M-25M-26M-27M-28M-29M-30M-31M-32M-33M-34M-35M-36
111111111111111111111111111111111111
角ノミ(S)角ノミ(L)S-LOCKスタンダード用φ11 ネックマーカーS-LOCKスタンダード用φ12 ネックマーカーS-LOCKスタンダード用φ13 ネックマーカーS-LOCKセミロング用φ12 ネックマーカーS-LOCKセミロング用φ13 ネックマーカーネックトライアル 22/-4ネックトライアル 22/±0ネックトライアル 22/+3ネックトライアル 26/-5ネックトライアル 26/±0ネックトライアル 26/+5ネックトライアル 28/-6ネックトライアル 28/-3ネックトライアル 28/±0ネックトライアル 28/+3ネックトライアル 28/+6骨頭トライアル 22/-4骨頭トライアル 22/±0骨頭トライアル 22/+3骨頭トライアル 26/-5骨頭トライアル 26/±0骨頭トライアル 26/+5骨頭トライアル 28/-6骨頭トライアル 28/-3骨頭トライアル 28/±0骨頭トライアル 28/+3骨頭トライアル 28/+6パイロットリーマフリーラスプカルカーリーマ(L)カルカーリーマ(LL)リーマハンドル縦型ヘッドリムーバースライドハンマー
No. 品 名 数量
■リーマ・ラスプトレー(R)
R-1R-2R-3R-4R-5R-6R-7R-8R-9R-10R-11R-12R-13R-14R-15
111111111111111
スターティングリーマストレートリーマ φ9ストレートリーマ φ10スタンダード・セミロング用リーマ φ11スタンダード用リーマ φ12スタンダード用リーマ φ13セミロング用リーマ φ12セミロング用リーマ φ13スタンダード用ラスプ φ10スタンダード用ラスプ φ11スタンダード用ラスプ φ12スタンダード用ラスプ φ13セミロング用ラスプ φ11セミロング用ラスプ φ12セミロング用ラスプ φ13
No. 品 名 数量
■基本器具トレー(B)
B-1B-2B-3B-4B-5B-6B-7B-8B-9B-10B-11
11121111111
骨頭打込器ヤコブスチャックヤコブスチャックハンドルラスプハンドルストレートデプスゲージデプスゲージ打込みハンマープラスチックハンマーステム抜去ハンドル抜去補助器ヘッドデプスゲージプレート
No. 品 名 数量
●1
●1
●1
●2
●3
●4
●5
●6
●7
●8●9
●10 ●11
●2●3●4
●5●6●7●8
●9 ●10 ●11 ●12
●13 ●14 ●15
●2●3 ●4 ●5●6 ●7
●8 ●9 ●10 ●11 ●12 ●13 ●14 ●15 ●16 ●17 ●18
●19 ●20 ●21 ●22 ●23 ●24 ●25 ●26 ●27 ●28 ●29 ●30
●31●32 ●33
●34
●35
●36
7 8
S-LOCK ステム
■スクリュー器具トレー(S)
S-1S-2S-3S-4S-5S-6S-7S-8S-9S-10S-11S-12S-13S-14S-15S-16S-17
11111212111222222
ステム打込棒ステム抜去用本体ステム抜去用スライドハンマーステム打込器支持プレート位置決めガイドロックネジハンドルロックネジ(B)L型ハンドル近位部ホールガイド遠位部ホールガイド(スタンダード、セミロング用)ドリル φ3.9ドリルセンタリングピンドリル・タップガイドスクリューガイドタップ φ4.5スクリュードライバー
No. 品 名 数量
■ステムトライアルトレー(T)
T-1T-2T-3T-4T-5T-6T-7T-8
11111111
セミロングステムトライアル 1Mセミロングステムトライアル 2Mロングステムトライアル 3Mロングステムトライアル 4Mロングステムトライアル 5Mロングステムトライアル 6Mロングステムトライアル 7Mロングステムトライアル 8M
No. 品 名 数量
■ロングステム器具トレー(L)
L-1L-2L-3L-4L-5L-6L-7L-8
11111112
ロング用遠位部ホールガイド(L)ロング用遠位部ホールガイド(LL)ロング用遠位部ホールガイド(XL)ロング用ストレートリーマー φ11ロング用ストレートリーマー φ12ロング用ストレートリーマー φ13ロング用ストレートリーマー φ14玉付きガイドワイヤー
No. 品 名 数量
■脚長計測器トレー(K)[オプション器具]
K-1K-2K-3K-4K-5K-6
111211
カリパススクリュードライバーカリパスピンハンドルスライド軸セットカリパススクリューリトラクター軸リトラクター
No. 品 名 数量
■インパクション器具トレー(I)[オプション器具]
I -1I -2I -3I -4I -5I -6I -7I -8I -9I -10I -11
11111111112
ボーンインパクションプレート 10×2ボーンインパクションプレート 12×4ボーンインパクションロッド φ8遠位インパクションロッド φ12遠位インパクションロッド φ13遠位インパクションロッド φ14スタンダード用タンパ φ12スタンダード用タンパ φ13セミロング用タンパ φ12セミロング用タンパ φ13玉なしガイドワイヤー
No. 品 名 数量
●1
●2
●3
●4
●5
●6
●7
●8
●9
●10
●11●12
●13●14●15
●16
●17
●1
●3
●5
●7
●2
●4
●6
●8
●1
●1
●1
●2●3
●4●5
●6
●2
●3
●4
●6
●7
●8
●9
●10
●11
●5
●2●3
●4●5●6●7
●8
7 8
S-LOCK ステム
■スクリュー器具トレー(S)
S-1S-2S-3S-4S-5S-6S-7S-8S-9S-10S-11S-12S-13S-14S-15S-16S-17
11111212111222222
ステム打込棒ステム抜去用本体ステム抜去用スライドハンマーステム打込器支持プレート位置決めガイドロックネジハンドルロックネジ(B)L型ハンドル近位部ホールガイド遠位部ホールガイド(スタンダード、セミロング用)ドリル φ3.9ドリルセンタリングピンドリル・タップガイドスクリューガイドタップ φ4.5スクリュードライバー
No. 品 名 数量
■ステムトライアルトレー(T)
T-1T-2T-3T-4T-5T-6T-7T-8
11111111
セミロングステムトライアル 1Mセミロングステムトライアル 2Mロングステムトライアル 3Mロングステムトライアル 4Mロングステムトライアル 5Mロングステムトライアル 6Mロングステムトライアル 7Mロングステムトライアル 8M
No. 品 名 数量
■ロングステム器具トレー(L)
L-1L-2L-3L-4L-5L-6L-7L-8
11111112
ロング用遠位部ホールガイド(L)ロング用遠位部ホールガイド(LL)ロング用遠位部ホールガイド(XL)ロング用ストレートリーマー φ11ロング用ストレートリーマー φ12ロング用ストレートリーマー φ13ロング用ストレートリーマー φ14玉付きガイドワイヤー
No. 品 名 数量
■脚長計測器トレー(K)[オプション器具]
K-1K-2K-3K-4K-5K-6
111211
カリパススクリュードライバーカリパスピンハンドルスライド軸セットカリパススクリューリトラクター軸リトラクター
No. 品 名 数量
■インパクション器具トレー(I)[オプション器具]
I -1I -2I -3I -4I -5I -6I -7I -8I -9I -10I -11
11111111112
ボーンインパクションプレート 10×2ボーンインパクションプレート 12×4ボーンインパクションロッド φ8遠位インパクションロッド φ12遠位インパクションロッド φ13遠位インパクションロッド φ14スタンダード用タンパ φ12スタンダード用タンパ φ13セミロング用タンパ φ12セミロング用タンパ φ13玉なしガイドワイヤー
No. 品 名 数量
●1
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●6
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●11●12
●13●14●15
●16
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●10
●11
●5
●2●3
●4●5●6●7
●8
手術は側臥位で、イメージX線透視ができるように手術体位の位置を調整し、大転子を中心とした外側縦切開にて進入する。
皮切
9 10
1選定されたステムサイズと同サイズのネックマーカーを選び、大腿骨頸部の切除位置を決めます。ネックマーカーを大腿骨頸部にあて、ネックマーカー頸部のスリット部にオッシレータのブレードを挿入するか、あるいは大腿骨頸部にマーキングを行い切除位置を決めた上で、大腿骨頸部の骨切りを行います。
角ノミまたはパイロットリーマを使用して、大腿骨近位部の転子窩近傍にリーミングのためのパイロット孔を設けます。
大腿骨頸部の骨切り2
S-LOCK ステム手術手技
● S-LOCKスタンダード用 ネックマーカー (M-3~5)● S-LOCKセミロング用 ネックマーカー (M-6、7)
S-LOCKステム
切除位置
角ノミ(M-1、2)
打込みハンマー(B-7)
リーマ・ドライバー
パイロットリーマ(M-30)
IV
商品No. 遠位径 使用するネックマーカー
S-LOCKスタンダード用φ12 ネックマーカーS-LOCKスタンダード用φ13 ネックマーカーS-LOCKセミロング用φ12 ネックマーカー
S-LOCKセミロング用φ12 ネックマーカー
S-LOCKセミロング用φ13 ネックマーカーS-LOCKセミロング用φ12 ネックマーカーS-LOCKセミロング用φ13 ネックマーカー
S-LOCKセミロング用φ13 ネックマーカー
ステムタイプ
スタンダード
セミロング
フルポーラス
ロング
SLHS181H-3MSLHS181H-5MSLHS181H-7MSLHS181H-4MSLHS181H-6MSLHS181H-8M
SLHS181F-1M
SLHS181F-2M
φ12
φ13
SLHS183H-6M
SLHS183H-7M
SLHS181H-1M
SLHS181H-2M
φ12
φ13
φ12
φ13
φ12
φ13
手術は側臥位で、イメージX線透視ができるように手術体位の位置を調整し、大転子を中心とした外側縦切開にて進入する。
皮切
9 10
1選定されたステムサイズと同サイズのネックマーカーを選び、大腿骨頸部の切除位置を決めます。ネックマーカーを大腿骨頸部にあて、ネックマーカー頸部のスリット部にオッシレータのブレードを挿入するか、あるいは大腿骨頸部にマーキングを行い切除位置を決めた上で、大腿骨頸部の骨切りを行います。
角ノミまたはパイロットリーマを使用して、大腿骨近位部の転子窩近傍にリーミングのためのパイロット孔を設けます。
大腿骨頸部の骨切り2
S-LOCK ステム手術手技
● S-LOCKスタンダード用 ネックマーカー (M-3~5)● S-LOCKセミロング用 ネックマーカー (M-6、7)
S-LOCKステム
切除位置
角ノミ(M-1、2)
打込みハンマー(B-7)
リーマ・ドライバー
パイロットリーマ(M-30)
IV
商品No. 遠位径 使用するネックマーカー
S-LOCKスタンダード用φ12 ネックマーカーS-LOCKスタンダード用φ13 ネックマーカーS-LOCKセミロング用φ12 ネックマーカー
S-LOCKセミロング用φ12 ネックマーカー
S-LOCKセミロング用φ13 ネックマーカーS-LOCKセミロング用φ12 ネックマーカーS-LOCKセミロング用φ13 ネックマーカー
S-LOCKセミロング用φ13 ネックマーカー
ステムタイプ
スタンダード
セミロング
フルポーラス
ロング
SLHS181H-3MSLHS181H-5MSLHS181H-7MSLHS181H-4MSLHS181H-6MSLHS181H-8M
SLHS181F-1M
SLHS181F-2M
φ12
φ13
SLHS183H-6M
SLHS183H-7M
SLHS181H-1M
SLHS181H-2M
φ12
φ13
φ12
φ13
φ12
φ13
カルカーリーマによる形成部分
セミロングステム
1M 2M
大腿骨髄腔の骨軸を細い鋭匙で確認した後、スターティングリーマからリーミングを開始します。スタンダード・セミロング用リーマφ11までリーミングを行い、使用予定のステムタイプ(スタンダードもしくはセミロング)に対応したリーマを使用して、使用予定のステムサイズまでリーミングを行います。
大腿骨髄腔のリーミング
11 12
3大腿骨髄腔のラスピングを行います。スタンダード用ラスプφ10よりラスピングを開始し、使用予定のステムタイプに対応したラスプを使用して、使用予定のステムサイズまでラスピングを行います。
大腿骨髄腔のラスピング4
S-LOCK ステム
各リーマには「S」及び「L」のマーキングが入っており、スタンダードの場合は「S」の位置、セミロングの場合は「L」の位置が、大腿骨頸部切除面の内側と一致するまでリーミングして下さい。
ラスプは、目立て最終面が大腿骨頸部の切除面と一致するまで打ち込むことが基準です。
ラスプハンドル(B-4)
ラスプ(R-9~15)
ラスプは、ステムトライアルとしても使用します。予定サイズまでラスピングを終えたのち、ラスプを大腿骨髄腔内に残したまま、ラスプハンドルを取り外します。
セミロングステムにはステムトライアルも用意されており、使用予定のステムサイズに対応したステムトライアルを大腿骨髄腔に挿入し、ステムサイズの確認を行うこともできます。
ステムトライアルの抜去が困難な場合は抜去補助器をステム打込棒手元部の天板に取り付けて、ステム抜去用スライドハンマーを使用して抜去します。
スターティングリーマ
ストレートリーマ
φ9 φ10
スタンダードセミロング用リーマ
φ11
スタンダード用リーマ
φ12 φ13
スタンダードステム
6M 7M
セミロング用リーマ
φ12 φ13
セミロングステム
1M 2M
φ10 φ11
スタンダード用ラスプ
φ12 φ13
スタンダードステム
6M 7M
セミロング用ラスプ
φ12φ11 φ13
リーマハンドル(M-34)
〔レバー〕
ラスプハンドル(B-4)
ラスプ(R-9~15)
大腿骨頸部の切除面
目立て最終面
ラスプハンドル(B-4)
カルカーリーマによる形成部分
打込みハンマーラスプハンドル
骨質の影響などで削りにくい部分があるときは、フリーラスプを慎重に使用して削って下さい。過度に削ると、S-LOCKステムの固定性に影響する場合があります。
注 意
フリーラスプ(M-31)
セミロングステム1M 2M
セミロング ステムトライアル1M 2M
ステム打込棒(S-1)
抜去補助器ヘッド(B-10)
ステム抜去ハンドル(B-9)
ステム抜去用スライドハンマー(S-3)
SL
SL
SL
SL
SL
SL
SL
カルカーリーマによる形成部分
セミロングステム
1M 2M
大腿骨髄腔の骨軸を細い鋭匙で確認した後、スターティングリーマからリーミングを開始します。スタンダード・セミロング用リーマφ11までリーミングを行い、使用予定のステムタイプ(スタンダードもしくはセミロング)に対応したリーマを使用して、使用予定のステムサイズまでリーミングを行います。
大腿骨髄腔のリーミング
11 12
3大腿骨髄腔のラスピングを行います。スタンダード用ラスプφ10よりラスピングを開始し、使用予定のステムタイプに対応したラスプを使用して、使用予定のステムサイズまでラスピングを行います。
大腿骨髄腔のラスピング4
S-LOCK ステム
各リーマには「S」及び「L」のマーキングが入っており、スタンダードの場合は「S」の位置、セミロングの場合は「L」の位置が、大腿骨頸部切除面の内側と一致するまでリーミングして下さい。
ラスプは、目立て最終面が大腿骨頸部の切除面と一致するまで打ち込むことが基準です。
ラスプハンドル(B-4)
ラスプ(R-9~15)
ラスプは、ステムトライアルとしても使用します。予定サイズまでラスピングを終えたのち、ラスプを大腿骨髄腔内に残したまま、ラスプハンドルを取り外します。
セミロングステムにはステムトライアルも用意されており、使用予定のステムサイズに対応したステムトライアルを大腿骨髄腔に挿入し、ステムサイズの確認を行うこともできます。
ステムトライアルの抜去が困難な場合は抜去補助器をステム打込棒手元部の天板に取り付けて、ステム抜去用スライドハンマーを使用して抜去します。
スターティングリーマ
ストレートリーマ
φ9 φ10
スタンダードセミロング用リーマ
φ11
スタンダード用リーマ
φ12 φ13
スタンダードステム
6M 7M
セミロング用リーマ
φ12 φ13
セミロングステム
1M 2M
φ10 φ11
スタンダード用ラスプ
φ12 φ13
スタンダードステム
6M 7M
セミロング用ラスプ
φ12φ11 φ13
リーマハンドル(M-34)
〔レバー〕
ラスプハンドル(B-4)
ラスプ(R-9~15)
大腿骨頸部の切除面
目立て最終面
ラスプハンドル(B-4)
カルカーリーマによる形成部分
打込みハンマーラスプハンドル
骨質の影響などで削りにくい部分があるときは、フリーラスプを慎重に使用して削って下さい。過度に削ると、S-LOCKステムの固定性に影響する場合があります。
注 意
フリーラスプ(M-31)
セミロングステム1M 2M
セミロング ステムトライアル1M 2M
ステム打込棒(S-1)
抜去補助器ヘッド(B-10)
ステム抜去ハンドル(B-9)
ステム抜去用スライドハンマー(S-3)
SL
SL
SL
SL
SL
SL
SL
大腿骨頸部の切除面を仕上げる場合は、カルカーリーマをリーマ・ドライバーに取り付け、大腿骨髄腔内に残されているラスプ頂部のシャフトにカルカーリーマの中央部をはめ込んで端面をリーミングします。
カルカーリーマは、ラージとエキストララージの2種類が用意されており、内側皮質の厚みに応じて選択します。
カルカーの形成
13 14
5ネックトライアルを、大腿骨髄腔内に残されているラスプ頂部のシャフトに取り付けて、仮整復を行います。ネックトライアルは、ネックサイズにより色分けされています。
ネックトライアルの装着6
S-LOCK ステム
〔シャフト〕カルカーリーマ(M-32、33)
ラスプ(R-9~15)
カルカーリーマ(M-32、33)
リーマ・ドライバー※※
カルカーリーマ(L)(M-32)(ラージ)
カルカーリーマ(LL)(M-33)(エキストララージ)
カルカーリーマによる形成部分
ラスプ上端面
リーマによる形成部分
ラスプによる掘削部分
ラスプハンドル(B-4)
スライドハンマー(M-36)
骨頭トライアル22(M19~21)骨頭トライアル26(M22~24)骨頭トライアル28(M25~29)
φ22mm/S(-4mm:青色)(M-8)
φ22mm/M(±0mm:銀色)(M-9)
φ22mm/L(+3mm:緑色)(M-10)
φ26mm/S(-5mm:青色)(M-11)
φ26mm/M(±0mm:銀色)(M-12)
φ26mm/L(+5mm:緑色)(M-13)
φ28mm/L(+6mm:緑色)(M-18)
φ28mm/L(+3mm:薄茶色)(M-17)
φ28mm/M(±0mm:銀色)(M-16)
φ28mm/S(-3mm:茶色)(M-15)
φ28mm/S(-6mm:青色)(M-14)
仮整復の終了後、ラスプハンドルを再び取り付けて、打ち込みハンマーもしくはスライドハンマーを使用してラスプを抜去します。
ステムトライアルに骨頭トライアルを装着して仮整復を行うこともできます。
リーマ・ドライバーのイラストはイメージであり、ご準備させて頂くリーマ・ドライバーと異なる場合があります。
※
※
※※
カルカーリーマのリーマ・ドライバーとの接続部はハドソン・エンドになっています。術前に、カルカーリーマとリーマ・ドライバーとの適合性を確認して下さい。
※
大腿骨頸部の切除面を仕上げる場合は、カルカーリーマをリーマ・ドライバーに取り付け、大腿骨髄腔内に残されているラスプ頂部のシャフトにカルカーリーマの中央部をはめ込んで端面をリーミングします。
カルカーリーマは、ラージとエキストララージの2種類が用意されており、内側皮質の厚みに応じて選択します。
カルカーの形成
13 14
5ネックトライアルを、大腿骨髄腔内に残されているラスプ頂部のシャフトに取り付けて、仮整復を行います。ネックトライアルは、ネックサイズにより色分けされています。
ネックトライアルの装着6
S-LOCK ステム
〔シャフト〕カルカーリーマ(M-32、33)
ラスプ(R-9~15)
カルカーリーマ(M-32、33)
リーマ・ドライバー※※
カルカーリーマ(L)(M-32)(ラージ)
カルカーリーマ(LL)(M-33)(エキストララージ)
カルカーリーマによる形成部分
ラスプ上端面
リーマによる形成部分
ラスプによる掘削部分
ラスプハンドル(B-4)
スライドハンマー(M-36)
骨頭トライアル22(M19~21)骨頭トライアル26(M22~24)骨頭トライアル28(M25~29)
φ22mm/S(-4mm:青色)(M-8)
φ22mm/M(±0mm:銀色)(M-9)
φ22mm/L(+3mm:緑色)(M-10)
φ26mm/S(-5mm:青色)(M-11)
φ26mm/M(±0mm:銀色)(M-12)
φ26mm/L(+5mm:緑色)(M-13)
φ28mm/L(+6mm:緑色)(M-18)
φ28mm/L(+3mm:薄茶色)(M-17)
φ28mm/M(±0mm:銀色)(M-16)
φ28mm/S(-3mm:茶色)(M-15)
φ28mm/S(-6mm:青色)(M-14)
仮整復の終了後、ラスプハンドルを再び取り付けて、打ち込みハンマーもしくはスライドハンマーを使用してラスプを抜去します。
ステムトライアルに骨頭トライアルを装着して仮整復を行うこともできます。
リーマ・ドライバーのイラストはイメージであり、ご準備させて頂くリーマ・ドライバーと異なる場合があります。
※
※
※※
カルカーリーマのリーマ・ドライバーとの接続部はハドソン・エンドになっています。術前に、カルカーリーマとリーマ・ドライバーとの適合性を確認して下さい。
※
位置決めガイド凸部(S-6)
ステム・ショルダー凹部
位置決めガイド上面のピンと支持プレート下面の穴が確実に合っていることを確認し、支持プレートのシャフト部に位置決めガイドを挿入します。その後、位置決めガイド先端の凸部がステム・ショルダー部の凹部に確実に入っていることを確認した後、ロックネジハンドルを使用してロックネジ(A)を確実に締め込み、ステムを装着します。
スクリューガイドの装着
15 16
7
S-LOCK ステム
支持プレート及びロックネジ(A)の六角部を直接打込みハンマー等で槌打しないで下さい。器具が破損する恐れがあります。
注 意ロックネジを過度に締め込まないようにして下さい。器具の破損を招いたり、ステムからの取り外しが困難になる恐れがあります。
注 意
ロックネジ(A)
支持プレート(S-5)
ロックネジハンドル(S-7)
ロックネジハンドル(S-7)
ロックネジ(B)(S-8)
近位部ホールガイド(S-10)
ロックネジ(A)
ロックネジ(A)
ステム打込器(S-4)
プラスチックハンマー(B-8)
打込みハンマー(B-7)
支持プレート(S-5)
支持プレート(S-5)
位置決めガイド(S-6)
ロックネジ(A)の六角部周囲に設けられた平面部にステム打込器の先端を合わせます。最初にプラスチックハンマーでステム打込器手元部を槌打して、ステムを打込みます。その後、打込みハンマーで設置予定位置まで打込みます。最終打込み深さは、ポーラス部の上面が目安ですが、骨質によって適宜調整して下さい。
ステム挿入後、大腿骨髄腔からステムの抜去が必要になった場合にはステム抜去器を使用してステムを抜去して下さい。ステム抜去用本体にステム抜去ハンドルを挿入し、ロックネジ(A)、支持プレート及び位置決めガイドを挟み込むようにステム抜去用本体を装着します。ステム抜去用本体先端部の爪が支持プレートに確実にかかっていることを確認した後、ステム抜去ハンドルをねじ込み、ステム抜去用本体を確実に固定します。その後、ステム抜去ハンドルにステム抜去用スライドハンマーを装着して、ステムを抜去します。
大腿骨ステムの挿入
ステム抜去用本体(S-2)
ステム抜去ハンドル(B-9)
ステム抜去ハンドル(B-9)
ステム抜去用スライドハンマー(S-3)
ねじ込み、確実に固定
8
次に、支持プレートに近位部ホールガイドを挿入し、ロックネジ(B)を使用して固定します。支持プレートには3ヶ所の装着位置があり、症例に応じて選択して下さい。近位部ホールガイドにドリルセンタリングピン、ドリル・タップガイド及びスクリューガイドを挿入し、ステムのスクリューホールへ正確にスクリューが挿入できることを確認して下さい。その後、近位部ホールガイドを取り外し、遠位部ホールガイドを装着して、同様にステムのスクリューホールへ正確にスクリューが挿入できることを確認して下さい。遠位部ホールガイドの装着方法については、「10.大腿骨遠位部のスクリュー固定」の項を参照して下さい。
位置決めガイド(S-6)
位置決めガイド(S-6)
ピン
支持プレート(S-5)
スクリューガイド(S-15)ドリル・タップガイド(S-14)
ドリルセンタリングピン(S-13)
近位部ホールガイド(S-10) 遠位部
ホールガイド(S-11)
位置決めガイド凸部(S-6)
ステム・ショルダー凹部
位置決めガイド上面のピンと支持プレート下面の穴が確実に合っていることを確認し、支持プレートのシャフト部に位置決めガイドを挿入します。その後、位置決めガイド先端の凸部がステム・ショルダー部の凹部に確実に入っていることを確認した後、ロックネジハンドルを使用してロックネジ(A)を確実に締め込み、ステムを装着します。
スクリューガイドの装着
15 16
7
S-LOCK ステム
支持プレート及びロックネジ(A)の六角部を直接打込みハンマー等で槌打しないで下さい。器具が破損する恐れがあります。
注 意ロックネジを過度に締め込まないようにして下さい。器具の破損を招いたり、ステムからの取り外しが困難になる恐れがあります。
注 意
ロックネジ(A)
支持プレート(S-5)
ロックネジハンドル(S-7)
ロックネジハンドル(S-7)
ロックネジ(B)(S-8)
近位部ホールガイド(S-10)
ロックネジ(A)
ロックネジ(A)
ステム打込器(S-4)
プラスチックハンマー(B-8)
打込みハンマー(B-7)
支持プレート(S-5)
支持プレート(S-5)
位置決めガイド(S-6)
ロックネジ(A)の六角部周囲に設けられた平面部にステム打込器の先端を合わせます。最初にプラスチックハンマーでステム打込器手元部を槌打して、ステムを打込みます。その後、打込みハンマーで設置予定位置まで打込みます。最終打込み深さは、ポーラス部の上面が目安ですが、骨質によって適宜調整して下さい。
ステム挿入後、大腿骨髄腔からステムの抜去が必要になった場合にはステム抜去器を使用してステムを抜去して下さい。ステム抜去用本体にステム抜去ハンドルを挿入し、ロックネジ(A)、支持プレート及び位置決めガイドを挟み込むようにステム抜去用本体を装着します。ステム抜去用本体先端部の爪が支持プレートに確実にかかっていることを確認した後、ステム抜去ハンドルをねじ込み、ステム抜去用本体を確実に固定します。その後、ステム抜去ハンドルにステム抜去用スライドハンマーを装着して、ステムを抜去します。
大腿骨ステムの挿入
ステム抜去用本体(S-2)
ステム抜去ハンドル(B-9)
ステム抜去ハンドル(B-9)
ステム抜去用スライドハンマー(S-3)
ねじ込み、確実に固定
8
次に、支持プレートに近位部ホールガイドを挿入し、ロックネジ(B)を使用して固定します。支持プレートには3ヶ所の装着位置があり、症例に応じて選択して下さい。近位部ホールガイドにドリルセンタリングピン、ドリル・タップガイド及びスクリューガイドを挿入し、ステムのスクリューホールへ正確にスクリューが挿入できることを確認して下さい。その後、近位部ホールガイドを取り外し、遠位部ホールガイドを装着して、同様にステムのスクリューホールへ正確にスクリューが挿入できることを確認して下さい。遠位部ホールガイドの装着方法については、「10.大腿骨遠位部のスクリュー固定」の項を参照して下さい。
位置決めガイド(S-6)
位置決めガイド(S-6)
ピン
支持プレート(S-5)
スクリューガイド(S-15)ドリル・タップガイド(S-14)
ドリルセンタリングピン(S-13)
近位部ホールガイド(S-10) 遠位部
ホールガイド(S-11)
504030
504030
17 18
S-LOCK ステム
タップφ4.5にてタッピングする際は、過度にタップφ4.5を挿入しないで下さい。軟部組織等がタップφ4.5に巻き付くことがあります。
注 意
スクリューガイド(S-15)
ドリル・タップガイド(S-14)
ドリル・タップガイド(S-14)
ドリルセンタリングピン(S-13) ドリルセンタリングピン(S-13)
近位部ホールガイド(S-10)
ドリルセンタリングピンを軽く槌打
近位部のスクリューホールからスクリューを設置します。
スクリュー挿入位置の皮膚に小切開を加えます。次に、スクリューガイド、ドリル・タップガイド及びドリルセンタリングピンを組み合わせて近位部ホールガイドに挿入します。さらに小切開部へ挿入し、大腿骨近位部に接触するまで押し込みます。ドリルセンタリングピンの手元部を軽く槌打して、ドリル挿入口を形成し、ドリルセンタリングピンを抜去します。
タップφ4.5をリーマハンドルに装着し、ドリル・タップガイドに挿入してタッピングします。タップφ4.5には、挿入深さの目安となるよう、30mm、40mm及び50mmの位置にマーキングがあります。タッピング終了後、タップφ4.5をドリル・タップガイドから抜去し、ドリル・タップガイドをスクリューガイドから抜去して下さい。
大腿骨近位部のスクリュー固定
ドリルφ3.9をヤコブスチャックに装着し、ヤコブスチャックハンドルにて締め込みます。リーマドライバーにヤコブスチャックを装着し、ドリル・タップガイドにドリルφ3.9を挿入します。ドリルφ3.9が大腿骨近位部に接触していることを確認した後、ドリリングを開始します。ドリルφ3.9には、挿入深さの目安となるよう、30mm、40mm及び50mmの位置にマーキングがあります。ドリルφ3.9が大腿骨近位部の皮質骨を穿孔した後、ステムのスクリューホールにドリルφ3.9が干渉していないことを確認し、大腿骨近位部の皮質骨を貫通するまでドリリングを行います。ドリリング終了後、ドリルφ3.9をドリル・タップガイドから抜去します。
9
504030
504030
50mm40mm
30mm
ドリルφ3.9(S-12)
ヤコブスチャック(B-2)
ヤコブスチャックハンドル(B-3)
マーキング
リーマ・ドライバー
504030
504030
50mm40mm
30mm
タップφ4.5(S-16)
リーマハンドル(M-34)マーキング
ドリル・タップガイド(S-14)
504030
504030
17 18
S-LOCK ステム
タップφ4.5にてタッピングする際は、過度にタップφ4.5を挿入しないで下さい。軟部組織等がタップφ4.5に巻き付くことがあります。
注 意
スクリューガイド(S-15)
ドリル・タップガイド(S-14)
ドリル・タップガイド(S-14)
ドリルセンタリングピン(S-13) ドリルセンタリングピン(S-13)
近位部ホールガイド(S-10)
ドリルセンタリングピンを軽く槌打
近位部のスクリューホールからスクリューを設置します。
スクリュー挿入位置の皮膚に小切開を加えます。次に、スクリューガイド、ドリル・タップガイド及びドリルセンタリングピンを組み合わせて近位部ホールガイドに挿入します。さらに小切開部へ挿入し、大腿骨近位部に接触するまで押し込みます。ドリルセンタリングピンの手元部を軽く槌打して、ドリル挿入口を形成し、ドリルセンタリングピンを抜去します。
タップφ4.5をリーマハンドルに装着し、ドリル・タップガイドに挿入してタッピングします。タップφ4.5には、挿入深さの目安となるよう、30mm、40mm及び50mmの位置にマーキングがあります。タッピング終了後、タップφ4.5をドリル・タップガイドから抜去し、ドリル・タップガイドをスクリューガイドから抜去して下さい。
大腿骨近位部のスクリュー固定
ドリルφ3.9をヤコブスチャックに装着し、ヤコブスチャックハンドルにて締め込みます。リーマドライバーにヤコブスチャックを装着し、ドリル・タップガイドにドリルφ3.9を挿入します。ドリルφ3.9が大腿骨近位部に接触していることを確認した後、ドリリングを開始します。ドリルφ3.9には、挿入深さの目安となるよう、30mm、40mm及び50mmの位置にマーキングがあります。ドリルφ3.9が大腿骨近位部の皮質骨を穿孔した後、ステムのスクリューホールにドリルφ3.9が干渉していないことを確認し、大腿骨近位部の皮質骨を貫通するまでドリリングを行います。ドリリング終了後、ドリルφ3.9をドリル・タップガイドから抜去します。
9
504030
504030
50mm40mm
30mm
ドリルφ3.9(S-12)
ヤコブスチャック(B-2)
ヤコブスチャックハンドル(B-3)
マーキング
リーマ・ドライバー
504030
504030
50mm40mm
30mm
タップφ4.5(S-16)
リーマハンドル(M-34)マーキング
ドリル・タップガイド(S-14)
19 20
S-LOCK ステム
デプスゲージを使用して、使用するスクリューの長さを確認します。
ワイヤ先端部が中シャフト及びデプスゲージ本体先端部から突出していないことを確認し、デプスゲージをスクリューガイドに挿入します。デプスゲージ本体先端部が大腿骨近位部の皮質骨に接するまで挿入して下さい。中シャフト先端部が大腿骨近位部の皮質骨を貫通するまで中シャフト及びハンドルを押し込み、貫通していることを確認した後、中シャフトのみをハンドル方向に引き抜くことにより、ワイヤ先端部が大腿骨近位部の皮質骨から突出した状態となります。
ワイヤをゆっくりと引き抜きます。ワイヤ先端部はカギ状になっており、ワイヤを引くことにより大腿骨近位部の皮質骨に掛かるようになっています。ワイヤ先端部のカギ部はハンドル面取り部と同一方向に設けられています。ワイヤ先端部のカギ部が大腿骨近位部の皮質骨に掛かっていることを確認し、中シャフトをハンドル近傍まで引き抜きます。中シャフトのスリット部からワイヤにマーキングされた読み取り位置を確認し、読み取り値よりも「10mm長いスクリュー」を選択します。読み取り基準面はデプスゲージ本体近位部となります。
大腿骨近位部のスクリュー固定9
デプスゲージ(B-6)
デプスゲージ(B-6)
ハンドル
ワイヤ
ワイヤ先端部
デプスゲージ本体
中シャフト読み取り基準面
S-LOCKのスクリューはスクリューヘッドからスクリュー先端までの全長表示になっています。
注 意
スクリューガイド(S-15)
スクリューガイド(S-15)
全長中シャフト先端部を貫通させる中シャフトのみを引き抜く
デプスゲージ本体先端部
ワイヤ先端部はカギ状
ワイヤ先端部のカギ部はハンドル面取り部と同一方向
太線周囲の細線の数で長さを読み取ります。例: 細線5本=50mm
中シャフトをハンドル近傍まで引く
デプスゲージ(B-6)
10mm 20mm 30mm 40mm 50mm
読み取り基準面
読み取り位置(太線)
太線
①② ③④⑤
19 20
S-LOCK ステム
デプスゲージを使用して、使用するスクリューの長さを確認します。
ワイヤ先端部が中シャフト及びデプスゲージ本体先端部から突出していないことを確認し、デプスゲージをスクリューガイドに挿入します。デプスゲージ本体先端部が大腿骨近位部の皮質骨に接するまで挿入して下さい。中シャフト先端部が大腿骨近位部の皮質骨を貫通するまで中シャフト及びハンドルを押し込み、貫通していることを確認した後、中シャフトのみをハンドル方向に引き抜くことにより、ワイヤ先端部が大腿骨近位部の皮質骨から突出した状態となります。
ワイヤをゆっくりと引き抜きます。ワイヤ先端部はカギ状になっており、ワイヤを引くことにより大腿骨近位部の皮質骨に掛かるようになっています。ワイヤ先端部のカギ部はハンドル面取り部と同一方向に設けられています。ワイヤ先端部のカギ部が大腿骨近位部の皮質骨に掛かっていることを確認し、中シャフトをハンドル近傍まで引き抜きます。中シャフトのスリット部からワイヤにマーキングされた読み取り位置を確認し、読み取り値よりも「10mm長いスクリュー」を選択します。読み取り基準面はデプスゲージ本体近位部となります。
大腿骨近位部のスクリュー固定9
デプスゲージ(B-6)
デプスゲージ(B-6)
ハンドル
ワイヤ
ワイヤ先端部
デプスゲージ本体
中シャフト読み取り基準面
S-LOCKのスクリューはスクリューヘッドからスクリュー先端までの全長表示になっています。
注 意
スクリューガイド(S-15)
スクリューガイド(S-15)
全長中シャフト先端部を貫通させる中シャフトのみを引き抜く
デプスゲージ本体先端部
ワイヤ先端部はカギ状
ワイヤ先端部のカギ部はハンドル面取り部と同一方向
太線周囲の細線の数で長さを読み取ります。例: 細線5本=50mm
中シャフトをハンドル近傍まで引く
デプスゲージ(B-6)
10mm 20mm 30mm 40mm 50mm
読み取り基準面
読み取り位置(太線)
太線
①② ③④⑤
100 20 30 40 50
100 20 30 40 50
10 020304050
10 020304050
21 22
S-LOCK ステム
ストレートデプスゲージも用意されており、使用するスクリューの長さを決定する際に利用できます。ストレートデプスゲージを使用する際は、スクリューガイドを抜去してから使用して下さい。
デプスゲージ読み取り基準面が見難い場合は、デプスゲージプレートを使用します。ワイヤ手元部のハンドル下方からデプスゲージプレートを当て、ハンドルに密着させます。読み取り基準面にてデプスゲージプレートの読み取り値を確認し、読み取り値よりも「10mm長いスクリュー」を選択します。読み取り基準面はデプスゲージ本体近位部となります。
デプスゲージを抜去する際は、中シャフトを大腿骨近位部の皮質骨から突出するまで押し込み、ワイヤ先端部のカギ部が中シャフト内に入っていることを確認した後、スクリューガイドから抜去します。
大腿骨近位部のスクリュー固定9
中シャフト先端部を貫通させる スクリューガイドから抜去
ストレートデプスゲージ(B-5)
スクリューガイド(S-15)抜去する
デプスゲージプレート(B-11)
デプスゲージ(B-6)
デプスゲージプレート(B-11)
選択したスクリューの長さを、スクリュートレーの測定目盛りを使用して確認します。スクリュードライバー先端部の脱落防止用バネを押さえながらスクリューをスクリュードライバーに装着します。スクリューガイドにスクリューを挿入し、固定します。スクリュードライバーの挿入深さを示すマーキングが、スクリューガイドの読み取り基準面より1~2mm近位の位置に達するまで挿入して下さい。スクリュー先端部が大腿骨近位部皮質骨より2~3mm突出していることが、最適な挿入深さの目安となります。
スクリュードライバーの挿入深さを示すマーキングが、スクリューガイドの読み取り基準面と一致するまでスクリューを挿入しないで下さい。スクリューヘッドが大腿骨近位部の皮質骨と接触し、大腿骨が割れる恐れがあります。
注 意
S-Lock ヨコドメスクリュ- SLSW5
10
0
20
3035404550
50mm
マーキング
1~2mm
スクリュードライバー(S-17)
スクリュードライバー(S-17)
スクリューガイド(S-15)2~3mm
脱落防止用バネ
読み取り基準面
読み取り基準面
100 20 30 40 50
100 20 30 40 50
100 20 30 40 50
10 020304050
10 020304050
21 22
S-LOCK ステム
ストレートデプスゲージも用意されており、使用するスクリューの長さを決定する際に利用できます。ストレートデプスゲージを使用する際は、スクリューガイドを抜去してから使用して下さい。
デプスゲージ読み取り基準面が見難い場合は、デプスゲージプレートを使用します。ワイヤ手元部のハンドル下方からデプスゲージプレートを当て、ハンドルに密着させます。読み取り基準面にてデプスゲージプレートの読み取り値を確認し、読み取り値よりも「10mm長いスクリュー」を選択します。読み取り基準面はデプスゲージ本体近位部となります。
デプスゲージを抜去する際は、中シャフトを大腿骨近位部の皮質骨から突出するまで押し込み、ワイヤ先端部のカギ部が中シャフト内に入っていることを確認した後、スクリューガイドから抜去します。
大腿骨近位部のスクリュー固定9
中シャフト先端部を貫通させる スクリューガイドから抜去
ストレートデプスゲージ(B-5)
スクリューガイド(S-15)抜去する
デプスゲージプレート(B-11)
デプスゲージ(B-6)
デプスゲージプレート(B-11)
選択したスクリューの長さを、スクリュートレーの測定目盛りを使用して確認します。スクリュードライバー先端部の脱落防止用バネを押さえながらスクリューをスクリュードライバーに装着します。スクリューガイドにスクリューを挿入し、固定します。スクリュードライバーの挿入深さを示すマーキングが、スクリューガイドの読み取り基準面より1~2mm近位の位置に達するまで挿入して下さい。スクリュー先端部が大腿骨近位部皮質骨より2~3mm突出していることが、最適な挿入深さの目安となります。
スクリュードライバーの挿入深さを示すマーキングが、スクリューガイドの読み取り基準面と一致するまでスクリューを挿入しないで下さい。スクリューヘッドが大腿骨近位部の皮質骨と接触し、大腿骨が割れる恐れがあります。
注 意
S-Lock ヨコドメスクリュ- SLSW5
10
0
20
3035404550
50mm
マーキング
1~2mm
スクリュードライバー(S-17)
スクリュードライバー(S-17)
スクリューガイド(S-15)2~3mm
脱落防止用バネ
読み取り基準面
読み取り基準面
100 20 30 40 50
23 24
ロックネジハンドルを使用して、ロックネジ(B)を緩め、近位部ホールガイドを取り外します。ロックネジハンドルの切替レバーを「シマル」から「ユルム」へ切り替え、ロックネジ(B)の六角部に装着して、ロックネジ(B)を緩めることにより取り外すことが出来ます。
次に、ロックネジハンドルを使用して、ロックネジ(A)を徐々に緩め、位置決めガイド上端のピンから支持プレートが外れていることを確認した後、支持プレートを大腿骨近位部外側方向へ90度回転します。再度、位置決めガイド上端のピンが支持プレートに確実に入っていることを確認した後、ロックネジ(A)を締めて、支持プレートを固定します。
大腿骨遠位部のスクリュー固定10
S-LOCK ステム
ロックネジ(A)を必要以上に緩めないで下さい。支持プレート及び位置決めガイドが脱落する恐れがあります。脱落した位置決めガイドを再度装着する際、大転子が干渉する場合は、フリーラスプを慎重に使用して削って下さい。
注 意
遠位部ホールガイドを支持プレートに挿入し、ロックネジ(B)を装着します。ロックネジハンドルをロックネジ(B)の六角部に装着し、ロックネジ(B)を締め付けて固定します。遠位部ホールガイドは左右兼用になっています。遠位部ホールガイドはスタンダードステムとセミロングステム兼用になっており、ステムのスクリューホールに対応した位置にマーキングが入っています。スタンダードステムを使用する際は「S」とマーキングされた位置からスクリューガイドを挿入してスクリュー固定します。セミロングステムを使用する際は、「L」とマーキングされた位置からスクリューガイドを挿入してスクリュー固定します。スクリュー固定は近位側のスクリューホールより行い、骨質に応じて、使用するスクリューの本数は、適宜調整して下さい。スクリューの固定方法は、大腿骨近位部へのスクリュー固定の方法に準じて行って下さい。
再置換術時や骨質が脆弱な症例等で、近位固定が十分得られず、術後のSinking、Loosening等が危惧される場合はボーンインパクションを併用して下さい(ボーンインパクション用器具はオプションにて用意されています)。
注 意
シマル
ユルム
ロックネジハンドル(S-7)
ロックネジ(B)(S-8)
ロックネジ(A)
90度回転
90度回転後
支持プレート(S-5)
位置決めガイド(S-6)2mm程度
近位部ホールガイド(S-10)
LLS/LS スクリューガイド(S-15)
ロックネジ(B)(S-8)
遠位部ホールガイド(S-11)
フリーラスプ(M-31)
ロックネジ(A)
支持プレート(S-5)
23 24
ロックネジハンドルを使用して、ロックネジ(B)を緩め、近位部ホールガイドを取り外します。ロックネジハンドルの切替レバーを「シマル」から「ユルム」へ切り替え、ロックネジ(B)の六角部に装着して、ロックネジ(B)を緩めることにより取り外すことが出来ます。
次に、ロックネジハンドルを使用して、ロックネジ(A)を徐々に緩め、位置決めガイド上端のピンから支持プレートが外れていることを確認した後、支持プレートを大腿骨近位部外側方向へ90度回転します。再度、位置決めガイド上端のピンが支持プレートに確実に入っていることを確認した後、ロックネジ(A)を締めて、支持プレートを固定します。
大腿骨遠位部のスクリュー固定10
S-LOCK ステム
ロックネジ(A)を必要以上に緩めないで下さい。支持プレート及び位置決めガイドが脱落する恐れがあります。脱落した位置決めガイドを再度装着する際、大転子が干渉する場合は、フリーラスプを慎重に使用して削って下さい。
注 意
遠位部ホールガイドを支持プレートに挿入し、ロックネジ(B)を装着します。ロックネジハンドルをロックネジ(B)の六角部に装着し、ロックネジ(B)を締め付けて固定します。遠位部ホールガイドは左右兼用になっています。遠位部ホールガイドはスタンダードステムとセミロングステム兼用になっており、ステムのスクリューホールに対応した位置にマーキングが入っています。スタンダードステムを使用する際は「S」とマーキングされた位置からスクリューガイドを挿入してスクリュー固定します。セミロングステムを使用する際は、「L」とマーキングされた位置からスクリューガイドを挿入してスクリュー固定します。スクリュー固定は近位側のスクリューホールより行い、骨質に応じて、使用するスクリューの本数は、適宜調整して下さい。スクリューの固定方法は、大腿骨近位部へのスクリュー固定の方法に準じて行って下さい。
再置換術時や骨質が脆弱な症例等で、近位固定が十分得られず、術後のSinking、Loosening等が危惧される場合はボーンインパクションを併用して下さい(ボーンインパクション用器具はオプションにて用意されています)。
注 意
シマル
ユルム
ロックネジハンドル(S-7)
ロックネジ(B)(S-8)
ロックネジ(A)
90度回転
90度回転後
支持プレート(S-5)
位置決めガイド(S-6)2mm程度
近位部ホールガイド(S-10)
LLS/LS スクリューガイド(S-15)
ロックネジ(B)(S-8)
遠位部ホールガイド(S-11)
フリーラスプ(M-31)
ロックネジ(A)
支持プレート(S-5)
ラスプハンドル(B-4)
ラスプ
ラスプは、ステムトライアルとしても使用します。予定サイズまでラスピングを終えたのち、ラスプを大腿骨髄腔内に残したまま、ラスプハンドルを取り外します。
カルカーリーマによる形成部分
基準位置
大腿骨髄腔の骨軸を細い鋭匙で確認した後、スターティングリーマからリーミングを開始します。スタンダード・セミロング用リーマφ11までリーミングを行い、セミロング用リーマを使用して、使用予定のステムサイズまでリーミングを行います。各リーマには「S」及び「L」のマーキングが入っており、ロングステムの場合は「L」の位置が大腿骨頸部切除面の内側と一致するまでリーミングして下さい。大腿骨髄腔遠位部のリーミングはロング用ストレートリーマーを使用して、使用予定のステムサイズまでリーミングを行います。ロング用ストレートリーマーによる大腿骨の穿孔を防止するために、玉付きガイドワイヤーが用意されており、必要に応じて使用して下さい。
大腿骨髄腔のリーミング
25 26
11大腿骨髄腔のラスピングを行います。セミロング用ラスプφ11よりラスピングを開始し、使用予定のステムサイズまでラスピングを行います。
大腿骨髄腔のラスピング12
S-LOCK ステム
ロング用ストレートリーマーにはステム長(200mm、250mm、300mm)に対応した位置にマーキングが入っています。 リーマを入れる深さは、リーマにマーキングされている線が、大腿骨頸部切除面の内側と一致する位置が基準です。
ラスプは、目立て最終面が大腿骨頸部の切除面と一致するまで打ち込むことが基準です。
スターティングリーマ
ストレートリーマ
φ9 φ10
スタンダードセミロング用リーマ
φ11
セミロング用リーマ ロング用ストレートリーマー
φ12 φ13 φ11 φ12 φ13 φ14
ロングステム
3M/5M/7M 4M/6M/8M
セミロング用ラスプ
φ12φ11 φ13
リーマハンドル(M-34)
〔レバー〕
ラスプハンドル(B-4)
大腿骨頸部の切除面
目立て最終面
ラスプハンドル(B-4)
カルカーリーマによる形成部分
ロングステム使用の場合
ロングステム
3M/5M/7M 4M/6M/8M
マーキング300mm250mm200mm
ラスプ(R-13~15)
ステムトライアルの抜去が困難な場合は抜去補助器をステム打込棒手元部の天板に取り付けて、ステム抜去用スライドハンマーを使用して抜去します。
ステム打込棒(S-1)
抜去補助器ヘッド(B-10)
ステム抜去ハンドル(B-9)
ステム抜去用スライドハンマー(S-3)
フリーラスプ(M-31)
骨質の影響などで削りにくい部分があるときは、フリーラスプを慎重に使用して削って下さい。過度に削ると、S-LOCKステムの固定性に影響する場合があります。
注 意
ロングステム3M 4M
ロングステムトライアル3M 4M
5M
5M
6M
6M
7M
7M
8M
8M
ロングステムにはステムトライアルも用意されており、使用予定のステムサイズに対応したステムトライアルを大腿骨髄腔に挿入し、ステムサイズの確認を行うこともできます。
SL
SL
SL
SL
SL
SL
ラスプハンドル(B-4)
ラスプ
ラスプは、ステムトライアルとしても使用します。予定サイズまでラスピングを終えたのち、ラスプを大腿骨髄腔内に残したまま、ラスプハンドルを取り外します。
カルカーリーマによる形成部分
基準位置
大腿骨髄腔の骨軸を細い鋭匙で確認した後、スターティングリーマからリーミングを開始します。スタンダード・セミロング用リーマφ11までリーミングを行い、セミロング用リーマを使用して、使用予定のステムサイズまでリーミングを行います。各リーマには「S」及び「L」のマーキングが入っており、ロングステムの場合は「L」の位置が大腿骨頸部切除面の内側と一致するまでリーミングして下さい。大腿骨髄腔遠位部のリーミングはロング用ストレートリーマーを使用して、使用予定のステムサイズまでリーミングを行います。ロング用ストレートリーマーによる大腿骨の穿孔を防止するために、玉付きガイドワイヤーが用意されており、必要に応じて使用して下さい。
大腿骨髄腔のリーミング
25 26
11大腿骨髄腔のラスピングを行います。セミロング用ラスプφ11よりラスピングを開始し、使用予定のステムサイズまでラスピングを行います。
大腿骨髄腔のラスピング12
S-LOCK ステム
ロング用ストレートリーマーにはステム長(200mm、250mm、300mm)に対応した位置にマーキングが入っています。 リーマを入れる深さは、リーマにマーキングされている線が、大腿骨頸部切除面の内側と一致する位置が基準です。
ラスプは、目立て最終面が大腿骨頸部の切除面と一致するまで打ち込むことが基準です。
スターティングリーマ
ストレートリーマ
φ9 φ10
スタンダードセミロング用リーマ
φ11
セミロング用リーマ ロング用ストレートリーマー
φ12 φ13 φ11 φ12 φ13 φ14
ロングステム
3M/5M/7M 4M/6M/8M
セミロング用ラスプ
φ12φ11 φ13
リーマハンドル(M-34)
〔レバー〕
ラスプハンドル(B-4)
大腿骨頸部の切除面
目立て最終面
ラスプハンドル(B-4)
カルカーリーマによる形成部分
ロングステム使用の場合
ロングステム
3M/5M/7M 4M/6M/8M
マーキング300mm250mm200mm
ラスプ(R-13~15)
ステムトライアルの抜去が困難な場合は抜去補助器をステム打込棒手元部の天板に取り付けて、ステム抜去用スライドハンマーを使用して抜去します。
ステム打込棒(S-1)
抜去補助器ヘッド(B-10)
ステム抜去ハンドル(B-9)
ステム抜去用スライドハンマー(S-3)
フリーラスプ(M-31)
骨質の影響などで削りにくい部分があるときは、フリーラスプを慎重に使用して削って下さい。過度に削ると、S-LOCKステムの固定性に影響する場合があります。
注 意
ロングステム3M 4M
ロングステムトライアル3M 4M
5M
5M
6M
6M
7M
7M
8M
8M
ロングステムにはステムトライアルも用意されており、使用予定のステムサイズに対応したステムトライアルを大腿骨髄腔に挿入し、ステムサイズの確認を行うこともできます。
SL
SL
SL
SL
SL
SL
スクリューガイド(S-15)
スクリュードライバー(S-17)
ロング用遠位部ホールガイド(L-1~3)
骨折部位
504030
ドリルφ3.9(S-12)
ドリル・タップガイド(S-14)
①ドリルを挿入し仮固定
②遠位側のスクリュー固定
504030
504030
ドリルφ3.9(S-12)スクリュー
ガイド(S-15)
スクリューガイド(S-15)
スタンダード及びセミロングと同様に、大腿骨近位部へのスクリュー固定を行います。
大腿骨骨幹部もしくは遠位部の骨折例、または骨切り術を併用した症例に使用する際は、脚長及び大腿骨の回旋位置を決定した後、遠位部のスクリューを仮固定し、近位側より順次スクリュー固定を行います。骨折部位または骨切り面より近位側にはスクリュー固定に加えて、ワイヤー固定を併用して下さい。
大腿骨遠位部のスクリュー固定
27
13
S-LOCK ステムロングステム使用の場合
骨折例・骨切り術併用例のスクリュー固定
ロング用遠位部ホールガイドの遠位側に挿入したドリル・タップガイド、スクリュー等がステムのスクリューホールへスムーズに挿入できないことがあります。その際は、ロング用遠位部ホールガイドの近位側からスクリューガイド、ドリル・タップガイド、ドリルセンタリングピンを挿入し、ドリルセンタリングピンを抜去した後、ドリルを挿入して仮固定しておきます。次に、遠位側のスクリューホールのスクリュー固定を行い、仮固定しておいたドリルを抜去してスクリュー固定を行います。順次、仮固定とスクリュー固定を繰り返し、遠位側へのスクリュー固定を行います。
遠位部へのスクリュー固定が困難な場合
スクリュードライバー(S-17)
スクリューガイド(S-15)
遠位部のスクリュー固定には、ロング用遠位部ホールガイドを使用します。ロング用遠位部ホールガイドはステム・サイズに応じて3種類の長さが用意されています。使用予定のステム・サイズに対応したロング用遠位部ホールガイドを支持プレートに挿入し、ロックネジ(B)を装着して固定します。
ロング用遠位部ホールガイド(300mm)(L-3)
ロング用遠位部ホールガイド(L-1~3)
ロング用遠位部ホールガイド(L-1~3)
ロックネジ(B)(S-8)
ロング用遠位部ホールガイドの近位側よりスクリューガイド、ドリル・タップガイド、ドリルセンタリングピンを挿入してスクリューホールを形成し、スクリュー固定を行います。その後、順次、遠位側のスクリューホールを形成して、スクリュー固定を行います。
ドリル・タップガイド(S-14)ドリルセンタリングピン
(S-13)ドリル・タップガイド(S-14)
スクリュードライバー(S-17)
28
③仮固定のドリルを抜去し、 スクリュー固定
④順次、仮固定と スクリュー固定を 繰り返す
504030
骨折部位
300mm
250mm
200mm
ロング用遠位部ホールガイド(L-1~3)
スクリューガイド(S-15)
ドリル・タップガイド(S-14)
スクリューガイド(S-15)
スクリュードライバー(S-17)
ロング用遠位部ホールガイド(L-1~3)
骨折部位
504030
ドリルφ3.9(S-12)
ドリル・タップガイド(S-14)
①ドリルを挿入し仮固定
②遠位側のスクリュー固定
504030
504030
ドリルφ3.9(S-12)スクリュー
ガイド(S-15)
スクリューガイド(S-15)
スタンダード及びセミロングと同様に、大腿骨近位部へのスクリュー固定を行います。
大腿骨骨幹部もしくは遠位部の骨折例、または骨切り術を併用した症例に使用する際は、脚長及び大腿骨の回旋位置を決定した後、遠位部のスクリューを仮固定し、近位側より順次スクリュー固定を行います。骨折部位または骨切り面より近位側にはスクリュー固定に加えて、ワイヤー固定を併用して下さい。
大腿骨遠位部のスクリュー固定
27
13
S-LOCK ステムロングステム使用の場合
骨折例・骨切り術併用例のスクリュー固定
ロング用遠位部ホールガイドの遠位側に挿入したドリル・タップガイド、スクリュー等がステムのスクリューホールへスムーズに挿入できないことがあります。その際は、ロング用遠位部ホールガイドの近位側からスクリューガイド、ドリル・タップガイド、ドリルセンタリングピンを挿入し、ドリルセンタリングピンを抜去した後、ドリルを挿入して仮固定しておきます。次に、遠位側のスクリューホールのスクリュー固定を行い、仮固定しておいたドリルを抜去してスクリュー固定を行います。順次、仮固定とスクリュー固定を繰り返し、遠位側へのスクリュー固定を行います。
遠位部へのスクリュー固定が困難な場合
スクリュードライバー(S-17)
スクリューガイド(S-15)
遠位部のスクリュー固定には、ロング用遠位部ホールガイドを使用します。ロング用遠位部ホールガイドはステム・サイズに応じて3種類の長さが用意されています。使用予定のステム・サイズに対応したロング用遠位部ホールガイドを支持プレートに挿入し、ロックネジ(B)を装着して固定します。
ロング用遠位部ホールガイド(300mm)(L-3)
ロング用遠位部ホールガイド(L-1~3)
ロング用遠位部ホールガイド(L-1~3)
ロックネジ(B)(S-8)
ロング用遠位部ホールガイドの近位側よりスクリューガイド、ドリル・タップガイド、ドリルセンタリングピンを挿入してスクリューホールを形成し、スクリュー固定を行います。その後、順次、遠位側のスクリューホールを形成して、スクリュー固定を行います。
ドリル・タップガイド(S-14)ドリルセンタリングピン
(S-13)ドリル・タップガイド(S-14)
スクリュードライバー(S-17)
28
③仮固定のドリルを抜去し、 スクリュー固定
④順次、仮固定と スクリュー固定を 繰り返す
504030
骨折部位
300mm
250mm
200mm
ロング用遠位部ホールガイド(L-1~3)
スクリューガイド(S-15)
ドリル・タップガイド(S-14)
ステムに骨頭トライアルを取り付けて、仮整復を行います。仮整復後に、骨頭トライアルがステムから抜けなくなった場合は、縦型ヘッドリムーバーをご使用下さい。
仮 整 復
29 30
14骨頭ボールをステム・テーパー部に回転させながら挿入したのちに、専用の骨頭打込器を使用して、打込みハンマーで軽く槌打して下さい。
骨頭ボールの嵌合15
S-LOCK ステム
・セラミックス製骨頭ボールとステム・テーパー部との嵌合部には、小さな骨片などの異物が噛みこまないよう、充分ご注意下さい。異物が噛みこむと、セラミックス製骨頭ボールの強度が低下するおそれがあります。・セラミックス製骨頭ボールとステム・テーパー部が正しく嵌合するよう、骨頭ボールの取り付けにあたっては、骨頭ボールを回転させながら挿入して嵌合を確かめながら行なって下さい。
注 意
・セラミックス製骨頭ボールを金属ハンマーなどで直接槌打することは絶対に避け、専用の骨頭打込器を使用して槌打して下さい。セラミックス製骨頭ボールの表面にキズ・亀裂などが生じると、強度が低下したり、破損するおそれがあります。
注 意
骨頭トライアル 22(M-19~21)
骨頭トライアル 26(M-22~24)
骨頭トライアル 28(M-25~29)
A
L
縦型ヘッドリムーバーの取り扱い要領縦型ヘッドリムーバーが用意されており、骨頭トライアルの抜去に利用できます。ハンドルAを左回転させ、距離Lをほぼ0(ゼロ)近くにします。その後、ステム頸部と骨頭トライアルとの間に縦型ヘッドリムーバーの先端(U型形状)部を差し込み、ハンドルAを右回転させますと、骨頭トライアルを簡単に外すことができます。縦型ヘッドリムーバーを使用する場合、外れた骨頭トライアルを落下させないよう、骨頭トライアルを手で包むようにして、抜去操作をして下さい。また、ステム・ネック部及び骨頭トライアルにガーゼを巻きつけて抜去操作を行うことにより、金属同士が接触することを防止できます。
縦型ヘッドリムーバー(M-35)
骨頭トライアル(M-19~29)
縦型ヘッドリムーバー(M-35)
打込みハンマー(B-7)
骨頭打込器(B-1)
ステムに骨頭トライアルを取り付けて、仮整復を行います。仮整復後に、骨頭トライアルがステムから抜けなくなった場合は、縦型ヘッドリムーバーをご使用下さい。
仮 整 復
29 30
14骨頭ボールをステム・テーパー部に回転させながら挿入したのちに、専用の骨頭打込器を使用して、打込みハンマーで軽く槌打して下さい。
骨頭ボールの嵌合15
S-LOCK ステム
・セラミックス製骨頭ボールとステム・テーパー部との嵌合部には、小さな骨片などの異物が噛みこまないよう、充分ご注意下さい。異物が噛みこむと、セラミックス製骨頭ボールの強度が低下するおそれがあります。・セラミックス製骨頭ボールとステム・テーパー部が正しく嵌合するよう、骨頭ボールの取り付けにあたっては、骨頭ボールを回転させながら挿入して嵌合を確かめながら行なって下さい。
注 意
・セラミックス製骨頭ボールを金属ハンマーなどで直接槌打することは絶対に避け、専用の骨頭打込器を使用して槌打して下さい。セラミックス製骨頭ボールの表面にキズ・亀裂などが生じると、強度が低下したり、破損するおそれがあります。
注 意
骨頭トライアル 22(M-19~21)
骨頭トライアル 26(M-22~24)
骨頭トライアル 28(M-25~29)
A
L
縦型ヘッドリムーバーの取り扱い要領縦型ヘッドリムーバーが用意されており、骨頭トライアルの抜去に利用できます。ハンドルAを左回転させ、距離Lをほぼ0(ゼロ)近くにします。その後、ステム頸部と骨頭トライアルとの間に縦型ヘッドリムーバーの先端(U型形状)部を差し込み、ハンドルAを右回転させますと、骨頭トライアルを簡単に外すことができます。縦型ヘッドリムーバーを使用する場合、外れた骨頭トライアルを落下させないよう、骨頭トライアルを手で包むようにして、抜去操作をして下さい。また、ステム・ネック部及び骨頭トライアルにガーゼを巻きつけて抜去操作を行うことにより、金属同士が接触することを防止できます。
縦型ヘッドリムーバー(M-35)
骨頭トライアル(M-19~29)
縦型ヘッドリムーバー(M-35)
打込みハンマー(B-7)
骨頭打込器(B-1)
使用予定のステムサイズまで大腿骨髄腔のリーミング及びラスピングを行い、玉なしガイドワイヤーを挿入します。大腿骨近位部の骨欠損部に骨片を設置した後、タンパを使用してインパクションを行います。使用予定のステムサイズまでインパクションを行った後、ステムを設置して下さい。タンパはスタンダードステム用、セミロングステム用が用意されています。
スタンダード・セミロングステムの場合
31 32
1大腿骨髄腔に玉なしガイドワイヤーを挿入します。大腿骨髄腔遠位部に骨片を挿入し、遠位インパクションロッドを玉なしガイドワイヤーに通して骨片を圧入します。徐々に大腿骨髄腔近位部まで骨片を圧入してインパクションを行います。遠位インパクションロッドにはマーキングが入っており、挿入深さの目安にして下さい。大腿骨髄腔遠位部に骨片を挿入する際は、ボーンインパクションロッドφ8を使用して下さい。
ロング用ストレートリーマーφ11よりリーミングを開始し、設置予定のステムサイズまでリーミングを行います。ロング用ストレートリーマーの挿入深さを示すマーキングが大腿骨頸部切除面の内側と一致するまで挿入して下さい。
ロングステムの場合2
S-LOCK ステム
ロング用ストレートリーマー
φ11 φ12 φ13 φ14
セミロングステム
1M 2M
セミロング用タンパ
φ12 φ13
スタンダードステム
6M 7M
スタンダード用タンパ
φ12 φ13
〔レバー〕
ラスプハンドル(B-4)
タンパ(I-7~10)
ボーン・インパクションを併用する場合
ロングステム
3M/5M/7M 4M/6M/8M
遠位インパクションロッドボーンインパクションロッド
φ12φ8 φ13 φ14
設置予定のステムサイズより1サイズ小さいサイズのラスプまでラスピングを行い、設置予定のステムサイズに対応したタンパを使用してインパクションした後、ステムを設置することも可能です。骨質に応じて手技を選択して下さい。
200mm
250mm
LLL
LLLLLL
LLL
大腿骨頸部の切除面
マーキング300mm250mm200mm
玉なしガイドワイヤー(I-11)
ラスプハンドル(B-4)
玉なしガイドワイヤー(I-11)
遠位インパクションロッド(I-4~6)
ロング用ストレートリーマー(L-4~7)
使用予定のステムサイズまで大腿骨髄腔のリーミング及びラスピングを行い、玉なしガイドワイヤーを挿入します。大腿骨近位部の骨欠損部に骨片を設置した後、タンパを使用してインパクションを行います。使用予定のステムサイズまでインパクションを行った後、ステムを設置して下さい。タンパはスタンダードステム用、セミロングステム用が用意されています。
スタンダード・セミロングステムの場合
31 32
1大腿骨髄腔に玉なしガイドワイヤーを挿入します。大腿骨髄腔遠位部に骨片を挿入し、遠位インパクションロッドを玉なしガイドワイヤーに通して骨片を圧入します。徐々に大腿骨髄腔近位部まで骨片を圧入してインパクションを行います。遠位インパクションロッドにはマーキングが入っており、挿入深さの目安にして下さい。大腿骨髄腔遠位部に骨片を挿入する際は、ボーンインパクションロッドφ8を使用して下さい。
ロング用ストレートリーマーφ11よりリーミングを開始し、設置予定のステムサイズまでリーミングを行います。ロング用ストレートリーマーの挿入深さを示すマーキングが大腿骨頸部切除面の内側と一致するまで挿入して下さい。
ロングステムの場合2
S-LOCK ステム
ロング用ストレートリーマー
φ11 φ12 φ13 φ14
セミロングステム
1M 2M
セミロング用タンパ
φ12 φ13
スタンダードステム
6M 7M
スタンダード用タンパ
φ12 φ13
〔レバー〕
ラスプハンドル(B-4)
タンパ(I-7~10)
ボーン・インパクションを併用する場合
ロングステム
3M/5M/7M 4M/6M/8M
遠位インパクションロッドボーンインパクションロッド
φ12φ8 φ13 φ14
設置予定のステムサイズより1サイズ小さいサイズのラスプまでラスピングを行い、設置予定のステムサイズに対応したタンパを使用してインパクションした後、ステムを設置することも可能です。骨質に応じて手技を選択して下さい。
200mm
250mm
LLL
LLLLLL
LLL
大腿骨頸部の切除面
マーキング300mm250mm200mm
玉なしガイドワイヤー(I-11)
ラスプハンドル(B-4)
玉なしガイドワイヤー(I-11)
遠位インパクションロッド(I-4~6)
ロング用ストレートリーマー(L-4~7)
19 18 17
1615 1
4 1312 1
1
87
54
6
23
大転子のマーク
大転子のマーク
大転子のマーク
スライド軸セット(K-3)
リトラクター軸(K-5)
凸部
リトラクター(K-6)カリパススクリュー(K-4)
19 18 17
1615 1
4 1312 1
1
87
54
6
23
19 18 17
1615 1
4 1312 1
1
87
54
6
23
リトラクター軸(K-5)
スライド軸セット(K-3)
セットネジ(大)スライド金具読取基準面
セットネジ(小)測定棒
セミロング用タンパを使用して大腿骨髄腔近位部を形成します。ロングステムとセミロングステムは近位部形状が同一のため、タンパは共用となっています。
玉なしガイドワイヤーを抜去した後、ロングステムを設置します。ロングステム設置後、大腿骨髄腔近位部に骨片を圧入する際はボーンインパクションプレートを使用します。ボーンインパクションプレートは大きさが異なる2種類が用意されています。
ロングステムの場合2 脚長計測器の装着1
S-LOCK ステム
ロングステム
3M/5M/7M 4M/6M/8M
セミロング用タンパ
φ12 φ13
〔レバー〕
ラスプハンドル(B-4)
タンパ(I-9、10)
ボーンインパクションプレート(I-1、2)
ボーン・インパクションを併用する場合 脚長計測器を使用する場合
ボーンインパクションプレート
先端部形状 先端部形状
4mm
12mm
2mm
10mm
リトラクターにカリパスピンハンドルを取り付け、上前腸骨棘のやや後方に打込みハンマーを使用して打込みます。カリパススクリューをリトラクターに通し、打込みハンマーで打ち込んだ後、カリパススクリュードライバーにて締め込みます。その後セットネジ(小)を締め込みます。
リトラクター軸の凸部を大腿骨方向に向けてリトラクターに設置し、スライド軸セットをリトラクター軸に設置します。スライド金具を移動させて、測定棒を大転子に合わせた後、セットネジ(小)及び(大)を締め込みます。スライド金具読取基準面にてスライド軸の目盛を確認した後、リトラクター軸及びスライド軸セットをリトラクターから取り外します。
19 18 17 16 15 1413 12 11
897
5 46
3 2
術後、股関節を整復し、再度リトラクター軸及びスライド軸セットをリトラクターに設置します。測定棒と大転子の位置が、術前計画にて決定した脚長補正量と一致していることを確認して下さい。
カリパスピンハンドル(K-2)
ハンマーで軽く叩きます
リトラクター(K-6)
カリパススクリュー(K-4)
セットネジ(小)締め込みます
カリパススクリュードライバー(K-1)
玉なしガイドワイヤー(I-11)
33 34
19 18 17
1615 1
4 1312 1
1
87
54
6
23
大転子のマーク
大転子のマーク
大転子のマーク
スライド軸セット(K-3)
リトラクター軸(K-5)
凸部
リトラクター(K-6)カリパススクリュー(K-4)
19 18 17
1615 1
4 1312 1
1
87
54
6
23
19 18 17
1615 1
4 1312 1
1
87
54
6
23
リトラクター軸(K-5)
スライド軸セット(K-3)
セットネジ(大)スライド金具読取基準面
セットネジ(小)測定棒
セミロング用タンパを使用して大腿骨髄腔近位部を形成します。ロングステムとセミロングステムは近位部形状が同一のため、タンパは共用となっています。
玉なしガイドワイヤーを抜去した後、ロングステムを設置します。ロングステム設置後、大腿骨髄腔近位部に骨片を圧入する際はボーンインパクションプレートを使用します。ボーンインパクションプレートは大きさが異なる2種類が用意されています。
ロングステムの場合2 脚長計測器の装着1
S-LOCK ステム
ロングステム
3M/5M/7M 4M/6M/8M
セミロング用タンパ
φ12 φ13
〔レバー〕
ラスプハンドル(B-4)
タンパ(I-9、10)
ボーンインパクションプレート(I-1、2)
ボーン・インパクションを併用する場合 脚長計測器を使用する場合
ボーンインパクションプレート
先端部形状 先端部形状
4mm
12mm
2mm
10mm
リトラクターにカリパスピンハンドルを取り付け、上前腸骨棘のやや後方に打込みハンマーを使用して打込みます。カリパススクリューをリトラクターに通し、打込みハンマーで打ち込んだ後、カリパススクリュードライバーにて締め込みます。その後セットネジ(小)を締め込みます。
リトラクター軸の凸部を大腿骨方向に向けてリトラクターに設置し、スライド軸セットをリトラクター軸に設置します。スライド金具を移動させて、測定棒を大転子に合わせた後、セットネジ(小)及び(大)を締め込みます。スライド金具読取基準面にてスライド軸の目盛を確認した後、リトラクター軸及びスライド軸セットをリトラクターから取り外します。
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5 46
3 2
術後、股関節を整復し、再度リトラクター軸及びスライド軸セットをリトラクターに設置します。測定棒と大転子の位置が、術前計画にて決定した脚長補正量と一致していることを確認して下さい。
カリパスピンハンドル(K-2)
ハンマーで軽く叩きます
リトラクター(K-6)
カリパススクリュー(K-4)
セットネジ(小)締め込みます
カリパススクリュードライバー(K-1)
玉なしガイドワイヤー(I-11)
33 34
A1T100922T T-850-2 007211
Ver.1.2
手術手技
医療法人 寿尚会 洛陽病院奥村 秀雄
監 修