平成３０年６月定例会 No.1042018 年 ( 平成 30 年 ) 7 月 20 日発行

平成 30 年度八戸市一般会計補正予算などを可決　

　平成 30 年６月定例会を、６月５日から６月 18 日までの 14 日間の会期で開き、平成

30 年度八戸市一般会計補正予算など、議案 19 件を可決しました。

市議会の詳しい情報は、ホームページでご覧になれます。

八戸市議会 検索

　 　 　 目 　 次　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ページ

○議案の賛否････････････････････････ ２

○請願・陳情の審査結果･････････ ３

○意見書、人事案件･･･････････････ ３

○各委員会の組織変更････････････ ３

○補正予算･･･････････････････････････ ３

○議会報告会････････････････････････ ４

○議会運営委員会視察報告･･････ ４

○平成29年度政務活動費

　収支報告･･････････････････････････５

○一般質問･･･････････････････････････ ６～８

○議員表彰･･･････････････････････････ ７

○お知らせ･･･････････････････････････ ８

（仮称）八戸市屋内スケート場建設工事　順調に進んでいます!!

（平成30年5月末撮影）

　平成30年６月定例会では、･正副議長の辞

任に伴い選挙を行った結果、･第39代議長に

五戸定博氏、･第40代副議長に工藤悠平氏が

就任しました。

五戸　定博 議長 工藤　悠平 副議長

平成31年秋供用開始予定

平成 30 年６月定例会号　はちのへ市議会だより ２

会派別議案賛否一覧表

○：賛成　×：反対

区分

会 派 名　

　議 ･ 案　

自由民主・市民クラブ

き

ず

な

ク

ラ

ブ

公

明

党

日本共産党議員団

無

所

属

（伊）

無

所

属

（吉）

無

所

属

（山）

議決結果

市

長

提

出

議

案

予算

平成30年度八戸市一般会計補正予算 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 原案可決

人事

人権擁護委員の候補者の推薦　★ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 同　　意

条

例

八戸市市税条例等の一部を改正する条例 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 原案可決

八戸市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 原案可決

八戸市蕪島プロムナード公園条例 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 原案可決

八戸市立集会場条例の一部を改正する条例 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 原案可決

八戸市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 原案可決

八戸市乳幼児等医療費給付条例の一部を改正する条例 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 原案可決

八戸市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 原案可決

八戸市指定地域密着型サービス及び指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 原案可決

八戸市旅館業法施行条例の一部を改正する条例 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 原案可決

八戸市駐車場条例の一部を改正する条例 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 原案可決

八戸市都市公園条例の一部を改正する条例 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 原案可決

八戸市体験学習施設条例 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 原案可決

契

約

旧柏崎小学校校舎及び屋内運動場他解体工事請負契約の締結 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 原案可決

小中野地区荷さばき所Ｄ棟既存上屋等解体撤去工事請負の一部変更契約の締結

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 原案可決

その他

処分事件の報告及びその承認を求めることについて･（平成29年度八戸市一般会計補正予算の処分）

○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 承　　認

指定ごみ袋の買入れについて ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 原案可決

※意見書

ヘルプマークのさらなる普及推進を求める意見書 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 原案可決

★立花敬之前議長は採決に加わっていません。★印を除く議案について、五戸定博議長は採決に加わっていません。　なお、個別の賛否状況については、市ホームページでご覧いただけます。

※議員提出議案

３ 平成 30 年６月定例会号　はちのへ市議会だより

会派別所属議員

自由民主・

市民クラブ

久　保　百　恵高　橋　一　馬藤　川　優　里壬　生　八十博立　花　敬　之坂　本　美　洋

岡　田　　　英高　山　元　延小屋敷　　　孝豊　田　美　好秋　山　恭　寛

日　當　正　男工　藤　悠　平森　園　秀　一松　橋　　　知大　館　恒　夫

きずなクラブ冷　水　　　保田名部　和　義寺　地　則　行

三　浦　博　司五　戸　定　博吉　田　博　司

古　舘　傳之助八　嶋　　　隆

公 明 党 中　村　益　則 夏　坂　　　修 前　澤　時　廣

日本共産党議員団 苫米地　あつ子 田　端　文　明

無所属（伊）伊　藤　圓　子

無所属（吉）吉　田　淳　一

無所属（山）山　名　文　世

人事案件

○人権擁護委員の候補者に、次の方を推薦す

　ることに同意しました。

　　　　　 浅あさ

　石いし

　晴はる

　代よ

　氏

　　　　　 山やま

　田だ

　　　実みのる

　氏

請願・陳情の審査結果

採択となったもの

○売市第三地区における都市計画・防災道路　まちづくり事業のさらなる整備促進に関す

　る陳情　　　･　　　　（平成30年陳情第 1 号）

不採択となったもの

○種子法廃止に伴う万全の対策を求める請願　　　　　　　　　　　･（平成30年請願第 1 号）

○米の生産費を償う価格下支え制度を求める

　請願　　　　　　　　･（平成30年請願第 2 号）

継続して審査するもの

○日本政府が速やかに核兵器禁止条約に署名　し国会が批准することを求める陳情　　　　　　　　　　　･（平成30年陳情第 2 号）

意 見 書

各委員会の組織変更

議員提出議案として、次の意見書を可決し、

関係機関へ提出しました。

○ヘルプマークのさらなる普及推進を求め

　る意見書

＜内容＞

　外見からは判断が難しいハンディのある方

が、周囲に援助や配慮が必要であることを知

らせるヘルプマークおよびヘルプカードにつ

いては、周囲の理解と思いやりのある行動が

重要となるが、認知度は低い状況にある。

　よって、さらなる普及推進を図るため、次

の事項について取り組むことを強く求める。

１．自治体が行う普及や理解促進の取り組み

　に対しての財政的な支援を充実させること。

２．公共広告を活用するなど、国民へのさら

　なる情報提供や普及、理解促進を図ること。

３．鉄道事業者など自治体を越境している公

　共交通機関では、ヘルプマーク導入の連携

　が難しい状況にあるため、スムーズな導入

　が図れるよう国としての指針を示すこと。

○議会運営委員会

　６月５日付けで委員１人が辞任し欠員が生じ

たため、秋山･恭寛･議員を新たに委員に選任し

ました。

○民生常任委員会

　６月５日付けで委員長が辞任したことに伴い、

委員長の互選を行った結果、大館　恒夫･委員が

新たに委員長に当選・就任しました。

○観光振興特別委員会

　６月５日付けで副委員長が辞任したことに伴

い、副委員長の互選を行った結果、松橋･知･委

員が新たに副委員長に当選・就任しました。

平成30年度八戸市一般会計

6月補正予算

一般会計補正予算額　1億8,121万5千円

　（補正後の予算総額 1,002億9,383万円）

　主なもの

○移住・定住・交流推進支援事業補助金 …… 200 万円

･（学生定着促進に向けたはちのへエリア体験事業への助成）

○保育施設等整備事業費 …………… 1 億 1,560 万 8千円

○林地台帳整備事業費 ………………………………… 440 万円

･（林地台帳整備、森林ＧＩＳシステム整備）

○スポーツ施設予約管理システム導入経費 … 305 万円

（インターネットを利用した体育施設の予約システムの構築）

平成 30 年６月定例会号　はちのへ市議会だより ４

　

第７回議会報告会

　

　

　

　

　

５月20日(

日)

はっちにおいて開催しました

藤沢市視察中のようす

　

議会運営委員会視察報告

【視察先】長野県佐久市、神奈川県藤沢市

【日　

程】平成30年５月７日～９日

　

５月20日（日）八戸ポータルミュ

ージアムはっちにおいて、第７回議

会報告会を開催しました。

　

八戸市議会の概要や議会改革の取

り組み、平成30年３月定例会の審議

概要について報告を行い、その後、

マチニワなどを活かした中心市街地

活性化と、観光を活かしたまちづく

りをテーマに、市民の皆様と意見交

換を行いました。

　

いただいたご意見を参考に、今後

も議会改革や、よりよいまちづくり

に努めて参ります。

　

また、ご来場の方へアンケートを

実施したところ「マチニワを初めて

知った」「スクリーンに資料を映し

ながらテンポ良く進んでよかった」

など、たくさんのご意見をいただき

ました。アンケートにご協力いただ

いた皆様におかれましては、大変あ

りがとうございました。

　

次回の開催は、11月頃を予定して

おります。多くの皆様のご参加をお

待ちしております。

　

議会運営委員会では、今後の議会

運営に役立てるため、先進的に取り

組んでいる市議会への視察を行いま

した。

　

その概要をお知らせします。

　

佐久市議会では、議会の活性化や

市民に開かれた議会を目指して、一

般質問のやり方や議会報告会の見直

しなど、「議会の見える化」に力を

入れており、また、議員提案により

地域の実情に即した条例を制定する

など、積極的に議会改革に取り組ん

でいるとのことでした。

　

藤沢市議会では、幅広く市民の意

見を吸い上げ、施策に反映させると

いう基本姿勢に基づき、市民との意

見交換に力を入れており、若年層の

参加しやすい日程で、カフェスタイ

ルによる和やかな雰囲気の中で開催

された「カフェトークふじさわ」は、

議会報告会の活性化につながったと

のことでした。

　

両市とも、議会を傍聴する方、議

会報告会に参加される方がなかなか

思うように増加していないという課

題に対して、さまざまなアイデアを

生かしながら積極的に取り組んでお

り、同様の課題を抱えている当市の

議会運営において、大変参考となる

ものでした。

　

八戸市議会では、平成27年４月に

議会基本条例を制定し、市民に開か

れた議会を目指して活動しています。

　

今後とも、市民に身近な議会とな

るよう取り組んでまいります。

市民の皆様との意見交換のようす

議会報告会広報用ティッシュを配布する議員

５ 平成 30 年６月定例会号　はちのへ市議会だより

　政務活動費とは、地方自治法並びに八戸市議会政務活動費の交付に関する条例の規定に基づき、八戸市議会議員

の市政に関する調査研究その他の活動に資するため、必要な経費の一部として交付されるものです。

○交付対象　　会派

　　　　　　　※いずれの会派にも所属しない議員に対しては、会派に対して交付する政務活動費の例により交付

○交付額　　　月額８万円×所属議員数×12月

○交付方法　　４月、７月、10月、１月に３カ月分を交付

○政務活動費を充てることができる経費の範囲

項　　目 内　　容 主な経費例

調査研究費会派が行う市の事務、地方行財政等に関する調査研究及び調査委託に関する経費

資料印刷費、調査委託費、･交通費、旅費、宿泊費

研修費会派が研修会を開催するために必要な経費及び団体等が開催する研修会への参加に要する経費

講師謝金、会場費、交通費、旅費、宿泊費、参加費

広報費会派が行う活動及び市政について住民に報告するために要する経費

広報紙・報告書等印刷費、会場費、茶菓子代、通信運搬費、交通費

広聴費会派が行う住民からの市政及び会派の活動に対する要望、意見の聴取、住民相談等の活動に要する経費

資料印刷費、会場費、茶菓子代、交通費

要望・陳情活動費 会派が要望活動又は陳情活動を行うために必要な経費 資料印刷費、交通費、旅費、宿泊費

会議費会派が行う各種会議、団体等が開催する意見交換会等各種会議への会派としての参加に要する経費

会場費、資料印刷費、交通費、旅費、宿泊費、参加費

資料作成費 会派が行う活動に必要な資料の作成に要する経費 印刷製本費、翻訳料

資料購入費会派が行う活動のために必要な図書、資料等の購入に要する経費

図書・資料代

人件費 会派が行う活動を補助する職員を雇用する経費 賃金

事務所費会派が行う活動に必要な事務所の設置及び管理に要する経費

賃借料、維持管理費

事務費 会派が行う活動のために必要な事務に要する経費事務用品費、備品及び事務機器購入・リース料、通信運搬費

　

○収支報告　　政務活動費の交付を受けた会派または会派に所属しない議員は、前年度の交付にかかる政務活動費

　　　　　　について、毎年４月30日までに収支報告書に領収書その他の支出を証する書類を添えて、議長に提出

　　　　　　することとなっています。

　　　　　　　年度末において、交付された政務活動費に残余がある場合は、市へ返還することとなっています。

○収支状況一覧

項　目

自由民主・市民クラブ15 人→ 16 人

＊ 1

きずなクラブ

8 人

公明党

3 人

日本共産党議員団2 人

無所属 ( 伊 )

1 人

無所属 ( 吉 )

1 人

無所属 ( 山 )

1 人

合計

31 人→ 32 人

収入

交付額 14,800,000 7,680,000 2,880,000 1,920,000 960,000 960,000 960,000 30,160,000

支　　

出

調査研究費 11,984,630 4,901,938 1,185,216 107,310 465,150 541,420 90,240 19,275,904

研修費 731,100 211,200 172,360 0 263,600 0 0 1,378,260

広報費 0 129,600 710,412 1,234,500 0 0 505,849 2,580,361

広聴費 0 0 0 0 0 0 0 0

要望・陳情活動費 0 0 0 0 0 0 0 0

会議費 0 0 0 0 0 0 0 0

資料作成費 0 0 0 0 0 0 0 0

資料購入費 1,562,489 1,031,474 421,554 342,622 239,168 426,365 175,368 4,199,040

人件費 0 0 0 0 0 0 99,918 99,918

事務所費 0 730,000 0 0 0 0 0 730,000

事務費 564,538 1,064,076 408,205 165,416 59,060 35,652 134,628 2,431,575

合計 14,842,757 8,068,288 2,897,747 1,849,848 1,026,978 1,003,437 1,006,003 30,695,058

返還額 0 0 0 70,152 0 0 0 70,152

　

○収支報告書の閲覧　　提出された収支報告書およびその添付書類については、５年間保存され、公文書公開請求

　　　　　　　　　　によらず閲覧できます。また、ホームページでもご覧いただけます。

　　　　　　　　　　　詳細は、･お問い合わせください。

　　　　　　　　　　・閲覧受付場所　　八戸市議会事務局庶務課･（本館３階）　TEL･43-2145

　　　　　　　　　　・閲覧時間　　　　午前８時 15 分～午後５時（土、日、祝日、年末年始を除きます）

＊1 平成29年10月23日付で議員１人が自由民主・市民クラブへ加入したことに伴い、･11月分から16人分を交付しました。

　平成 29 年度政務活動費収支報告

平成 30 年６月定例会号　はちのへ市議会だより ６

＊１ ナショナルトレーニングセンター…トップレベルの競技者が同一の活動拠点で、集中的、継続的にトレーニングや強化活動を行う施設。　　 スピードスケート競技では、長野県長野市のエムウェーブと北海道帯広市の明治北海道十勝オーバルの２カ所が指定されている。

＊２ 公募型プロポーザル…地方公共団体が事業者を選定する入札方法の一つで、公募に応じた民間事業者が提出した提案書を地方公共団体　　 が審査し、受託者を決定する方法。

旧柏崎小学校解体工事のアスベス

ト飛散防止対策は

　　　　　

日本共産党議員団

　　　　　　　　

苫米地　

あつ子

【問い】　

旧柏崎小における、建設

時のアスベスト使用の可能性と、解

体工事での飛散防止対策について伺

いたい。

【答え】　

旧柏崎小の建設年度から

勘案してアスベスト使用の可能性が

あったことから、各棟ごとに検体を

摂取・分析調査したところ、アスベ

ストの含有が判明したため、除去作

業を行うこととなった。

　

除去作業は、大気汚染防止法に基

づく作業基準を遵守し、周辺環境お

よび作業員の健康に配慮する必要が

あることから、建物全体をシートで

覆い、集塵装置を設置するなど、粉

塵などが外部に漏れないように行う。

　

また、作業中は大気中の浮遊アス

ベスト濃度などの測定を実施し、飛

散防止対策の効果を確認しながら行

っていく。

【その他の質問】

◆

高齢者福祉施策の推進について

◆

市立図書館の喫茶らいぶらりぃに

　

ついて

◆

はしか（ま疹）の流行対策につい

　

て　　　　　　　　　　　　

など

屋内スケート場にナ＊

１

ショナルトレ

ーニングセンターの誘致を

　　　　　

自由民主・市民クラブ

　　　　　　　　

森　

園　

秀　

一

【問い】　

屋内スケート場に、財源

確保にもつながる同センターを誘致

することについて、考えを伺いたい。

【答え】　

同センターの指定を受け

ることは、スピードスケート競技の

拠点施設としての機能強化やスケー

ト競技の振興も図ることができるな

ど、多くのメリットがあると考えて

いる。

　

また、同センターの運営には、国

から一定額の委託料収入が見込める

ことから、収入を増やす有効な施策

になるものと期待しており、誘致に

向けて、日本スケート連盟とも協議

し、同センターに対応できるトレー

ニング機器を導入する予定である。

　

一方で、同センターの運営は、地

元競技者や一般の利用時間が制限さ

れるなど、関係者との調整も必要と

なり、今後は、運営内容や指定に関

連する事項の情報収集と問題点の解

消に努めながら、誘致に向けた準備

作業を進めていきたいと考えている。

【その他の質問】

◆

公共施設マネジメントについて

道路維持補修の今後の見通しは

　　　　　

きずなクラブ

　　　　　　　　

三　

浦　

博　

司

【問い】　

道路や歩道の老朽化が著

しくなっており、限られた予算の中

で応急復旧をしても再度の破損を繰

り返す悪循環が生じている。平成26

年度からの５カ年は、予算を増額し

て維持補修を行ってきたが、来年度

以降の見通しについて伺いたい。

【答え】　

市では、道路利用者の安

全・安心な通行を早期に確保するこ

とを目的として、平成26年度に「八

戸市道路緊急修繕方針」を定め、予

算の重点化を図り、平成30年度まで

の５カ年にわたって重点的に道路修

繕を進める「道路・排水路等重点改

良事業」を行ってきたところ、道路

破損に伴う道路賠償責任事故件数は

減少している。

　

しかし、依然として事故が絶えな

い状況にあることから、事故の未然

防止や市民の要望に迅速に対応する

ため、来年度以降についても同事業

の継続を検討していきたい。

【その他の質問】

◆

乳幼児等医療費助成制度について

◆

特別な事情による予防接種の再接

　

種について

旧南郷高校跡地の利活用を

　　　　　

自由民主・市民クラブ

　　　　　　　　

壬　

生　

八十博

【問い】　

平成29年３月に閉校した

八戸北高等学校南郷校舎、生徒会館

およびグラウンドなどを活用して、

スポーツを主体とした合宿所として

再整備する可能性を伺いたい。

【答え】　

同校舎の活用については、

南郷地域の活性化と振興を図るため、

昨年度末に公＊

２

募型プロポーザルを実

施したが応募者がなく、今後につい

て再検討しているところである。

旧八戸北高等学校南郷校舎の全景

一

般

質

問

７ 平成 30 年６月定例会号　はちのへ市議会だより

　

スポーツ合宿所に転用する場合、

昭和63年に建築された生徒会館は、

合宿にも利用されていた施設である

ものの、大規模な改修が必要となる

ことが課題であると考えている。

　

同校舎の跡地を活用して地域の活

性化につなげることは有意義である

と考えており、今後、他都市の事例

や利用者ニーズなどについて調査を

行いながら、効果や課題などについ

て研究していく。

【その他の質問】

◆

移住の促進について

◆

南郷地区の活性化について

◆

マリンレジャーについて

◆

地酒、ワイン販路拡大について

３歳児健診における眼科検診と精

密検診の現状は

　　　　　

公明党

　　　　　　　　

夏　

坂　　　

修

【問い】　

３歳児健診における眼科

検診の内容および眼科医が行う精密

検診の受診状況を伺いたい。

【答え】　

市では健診の中で、視力

検査と問診により目の疾病や異常の

有無について検診を行っている。

　

視力検査と問診の内容から、小児

科医師が総合的に判断し、眼科医療

機関での精密検診を勧めている。

　

視力検査ができなかった場合、平

成27年度までは、健診から３カ月の

間に家庭で再検査を実施していたが、

再検査の実施状況が芳しくなかった

ため、28年度からは、健診当日に精

密検診を勧める体制に変更している。

　

28年度の精密検診の対象者は２０

４人、受診者は１４９人、そのうち

治療に結びついた方は20人である。

　

29年度の対象者は２１１人、受診

者は１２１人、そのうち治療に結び

ついた方は８人である。

【その他の質問】

◆

苫小牧市との都市間連携について

◆

子どもの防犯対策について

◆

八戸市地域防災計画について

屋内スケート場の維持費は

　　　　　

日本共産党議員団

　　　　　　　　

田　

端　

文　

明

【問い】　

屋内スケート場の維持費

の対応について伺いたい。

【答え】　

運営方法や維持費を含め

た収支見込みを検討するために、専

門的調査を実施した結果、スケート

スポーツの振興を重視する一方、財

政負担の軽減を図るため、興行など

の収益性を高める事業の開催とのバ

ランスを持たせた「バランス型」の

運営が有効であると報告され、収支

見込みによる収支差は、約９５００

万円と試算された。

　

市としては、地域スポーツとして

長年市民に親しまれてきたスケート

の振興とともに、多目的利用による

地域振興も目指してきた経緯と、こ

の度の調査結果を踏まえて、スケー

ト利用と興行利用を両立させる、バ

ランス型の運営を目指し、また、供

用開始後においては、施設を有効活

用し、効率的な運営を行いながら、

運営・収支の向上に努めていく。

【その他の質問】

◆

水産行政について

◆

農業行政について

◆

学校給食について

◆

職員の労働実態について

体育に苦手意識を持つ子どもに配

慮した授業の現状は　　　　　

　　　　　

自由民主・市民クラブ

　　　　　　　　

藤　

川　

優　

里

【問い】　

体育に苦手意識を持つ子

どもに配慮した授業の指導について

現状を伺いたい。

【答え】　

市では、学校経営の視点

の一つとして、「わかった！できた

！身についた！」が実感できる授業

づくりに取り組んでいる。

　

体育の授業では、さまざまな場面

でペアやグループの仲間が肯定的に

関わりながら、「できた」喜びを共

有している。このように、仲間と楽

しく関わりながら、成功体験を積み

重ねさせることで、体育に少しでも

プラスイメージを持つことができた

子どもたちは、生涯にわたって豊か

なスポーツライフを実現する原動力

を得ることができると考えている。

　

このことから、運動やスポーツに

苦手意識を持つ児童生徒を減らし、

全ての子どもが楽しく、安心して運

動に取り組むことができる授業の一

層の充実に向け、今後も学校訪問な

どを通して指導・助言していく。

【その他の質問】

◆

成年後見制度について　　　

など

　　　　

議員表彰

全国市議会議長会より

○表彰状

　

市議会議員35年以上在職

　　

坂　

本　

美　

洋　

議員

　

市議会議員15年以上在職　

　　

豊　

田　

美　

好　

議員

　　

山　

名　

文　

世　

議員

　　

古　

舘　

傳之助　

議員

平成 30 年６月定例会号　はちのへ市議会だより ８

お

知

ら

せ

市民の森不な

ら

習わず

岳だけ

のバリアフリーへ

の対応を　　　　　

　　　　　

無所属

　　　　　　　　

山　

名　

文　

世

【問い】　

市民の森において、高齢

者などが利用しやすい施設整備が必

要と考えるが、所見を伺いたい。

【答え】　

市民の森の既存施設の改

築および新たな施設の整備において、

バリアフリーを念頭に、総合案内施

設と体験交流施設には車いす対応の

駐車場、施設へ通じるスロープ、車

いす対応のトイレを整備している。

　

しかし、市民の森は地形や自然の

魅力を生かしていることから、高齢

者や車いす利用者にとって、利用し

難い園路や広場がある状況であるた

め、現在、総合案内施設の北側の眺

望が良い位置に、車いすでも利用が

可能な展望デッキの設置について検

討している。

　

今後のバリアフリーへの対応につ

いては、福祉関係者との意見交換の

機会を設けるなどし、市民の森をさ

らに楽しんでもらえるような、施設

の整備について研究していく。

【その他の質問】

◆

第三魚市場荷捌き所Ａ棟について

◆

新美術館について

地域担当職員制度の成果は

　　　　　

公明党

　　　　　　　　

中　

村　

益　

則

【問い】　

同制度が導入され10年が

経過したが、これまでの取り組み状

況と成果について伺いたい。

【答え】　

同制度は、市職員が地域

と行政とのつなぎ役となり、協働の

まちづくりを推進するため平成20年

度から導入した制度であり、地域担

当職員は、地域づくり会議への出席

や町内会からの意見・要望の受け付

け、取り次ぎなどを行っている。

　

当初は、道路の補修や側溝の整備

などに関する苦情・要望が多かった

が、近年では、市の施策に関する情

報提供の依頼があるなど、地域担当

職員の支援による地域の自主的なま

ちづくり活動の活性化に加え、東日

本大震災時には、避難所で生活して

いる避難世帯を支援するため、地域

担当職員がワンストップで相談受付

を行うなど、緊急時における支援体

制の補完機能を果たしたことは大き

な成果であると考えている。

【その他の質問】

◆

市民病院について

◆

福祉行政について

◆

災害協定について

訂正のお知らせ

　はちのへ市議会だより

№ 103において、次のと

おり掲載内容に誤りがあ

りました。お詫びして訂

正します。

▽８ページ　印刷部数　

　･（誤）　98,800 部

･･･（正）　99,000 部

印刷部数 98,100 部　印刷経費１部あたり 14.688 円

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編集・発行　八戸市議会　八戸市内丸一丁目 1番 1号 TEL：43-2145 / FAX：47-0744

◆市議会の傍聴

　

本会議、議会運営委員会、常任・

特別委員会、常任委員会協議会お

よび議員全員協議会は、どなたで

も傍聴することができます。八戸

市庁本館３階までお越しください。

　

６月定例会の傍聴者数：90人

◆定例会日程

　

次期定例会は、９月に開催する

予定です。

　

会期日程や一般質問日程（各議

員の質問の要旨）については詳細

が決まり次第、ホームページに掲

載します。

◆声の市議会だより

　

市議会では、視覚障がい者や高

齢者のために、朗読ボランティア

団体「やまびこの会」が朗読した

「はちのへ市議会だより」の音声

データをホームページで公開して

いますので、ご利用ください。