オペレーションマニュアル - NEC(Japan)...WSM は、他のQX Management Center(...

GVT-083256-001-00 1.0

QX Management Ceneter WSM

オペレーションマニュアル

改版履歴

版数日付改版内容

1.0 2019/2 初版発行

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商標

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注意

本マニュアルの内容は、予告なく変更されることがあります。本マニュアルのすべて

の記述、情報、および推奨事項は、明示的か暗黙的かにかかわらず、いかなる種類の

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本マニュアルについて

バージョン

本マニュアルに対応する製品バージョンは Version 7.3 を含む以降のソフトウェアで

す。

関連マニュアル

次のマニュアルには、QX Management Center に関する詳細な説明があります

マニュアル内容

QX Management Centerインスタレーションマ

ニュアルシステムのインストールについて説明してい

ます。

QX Management Center Platform オペレーショ

ンマニュアル機能の設定について説明しています。

QX Management Center WSM オペレーション

マニュアル機能の設定について説明しています。

マニュアルの構成

このコマンドマニュアルは以下の 18 セクションで構成されます。

ワイヤレスサービスマネージャーの概要 WSM ホームページウィジェット WLAN 概要 AC の管理 Fat AP の管理 Fit AP の管理クライアントの管理 radio の管理 WLAN の管理 AP アクセスポートの管理ワイヤレスサービス Trap の管理 WLAN パフォーマンスの監視ワイヤレスビューの管理ワイヤレストポロジの管理ネットワークプラニング RF の管理ワイヤレスサービスレポートネットワーク管理の構成

表記規則

本マニュアルでは、次の表記規則を使用しています。

I. マウス操作

表記規則説明

クリックマウスのボタンを素早く押します。特に指定がない場合は左ボタン

を押します。

ダブルクリックマウスの左ボタンを素早く 2回押します。

ドラッグマウスの左ボタンを押したまま移動します。

II. 記号

表記規則説明

警告表示を無視したり指示に従わない場合、利用者が怪我などをする恐

れのある重要な情報を示します。

注意表示を無視したり指示に従わない場合、データの損失や破損、ハー

ドウェアやソフトウェアの損傷などが発生する恐れのある重要な

情報を示します。

重要注意を払う必要がある情報を示します。

メモ追加または補足となる情報を示します。

ポイント参考となる情報を示します。

本マニュアルは以下に示すセクションで構成されています。

01 - ワイヤレスサービスマネージャーの概要

02 - WSM ホームページウィジェット

03 - WLAN 概要

04 - AC の管理

05 - Fat AP の管理

06 - Fit AP の管理

07 - クライアントの管理

08 - radio の管理

09 - WLAN の管理

10 - AP アクセスポートの管理

11 - ワイヤレスサービス Trap の管理

12 - WLAN パフォーマンスの監視

13 - ワイヤレスビューの管理

14 - ワイヤレストポロジの管理

15 - ネットワークプラニング

16 - RF の管理

17 - ワイヤレスサービスレポート

18 – ネットワーク管理の構成

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 目次

i

目次

1 章ワイヤレスサービスマネージャーの概要 ................................................................................ 1-1 1.1 ワイヤレスリソース管理 ................................................................................................... 1-1 1.2 無線サービスアラーム ....................................................................................................... 1-2 1.3 ワイヤレスパフォーマンス監視 ........................................................................................ 1-2 1.4 管理の表示 ......................................................................................................................... 1-2 1.5 ワイヤレストポロジ管理 ................................................................................................... 1-3 1.6 ネットワークプラニング ................................................................................................... 1-3 1.7 RF 管理 .............................................................................................................................. 1-3 1.8 ワイヤレスサービスレポート ............................................................................................ 1-3 1.9 コンフィグレーション管理 ................................................................................................ 1-3

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 1章ワイヤレスサービスマネージャーの概要

1-1

1章ワイヤレスサービスマネージャーの概要

Wireless Service Manager(WSM)コンポーネントは WLAN 管理機能を提供して、統合有

線およびワイヤレスネットワーク管理を実装します。 WSM を使用すると、管理者は既存

の有線ネットワーク管理システムにワイヤレス管理機能を追加できます。これにより、投

資コストと保守コストが節約されます。

WSM は、AC、Fit AP、Fat AP、クライアントの一元管理を提供します。WSM は、リソー

ス管理およびワイヤレストポロジ管理機能も提供します。

WSM は、他の QX Management Center(QMC)コンポーネントと協力して、次の機能を提

供します。

パネル管理アラーム管理パフォーマンス監視ソフトウェアバージョン管理構成ファイル管理オペレータ管理のアクセスオペレータ認証管理機能 WSM で提供される無線機能について以下に説明します。

1.1 ワイヤレスリソース管理

WSM は、QMC で次のワイヤレスリソースを管理します。 AC Fit AP Fat AP クライアント radio WLAN AP アクセスポートこれらのワイヤレスリソースは、管理者によるリソースのメンテナンスを容易にします。 WSM を使用すると、管理者は次のタスクを実行できます。

現在のデバイス情報の問い合わせと表示、コンフィグの同期化、およびさまざまなビ

ューの管理可能なすべてのハードウェアベースのワイヤレスデバイスに対するトポ

ロジの場所、ping、および Telnet 操作を実行します。クライアントビューで特定のクライアント情報を迅速に照会、表示、エクスポートし

ます。 WSM を使用すると、管理者はクライアントのオンライン履歴を照会したり表

示したり、動的にクライアントのローミング履歴を表示したりします。 radio ビュー内の QMC で管理可能な、Fat AP のすべての radio の radio 情報を問い合

わせおよび表示し、radio パラメータを変更します。同じ SSID でワイヤレスサービスを提供するデバイスに関する情報を表示します。指

定した SSID の Fat AP、Fit AP、クライアントに関する情報を表示します。 WLAN 設

定を一括変更および削除し、WLAN の統計情報を表示します。管理可能なすべての Fat AP および Fit AP のアクセスポートに関する統計情報を収集

します。AP アクセスポートに関する情報を照会します。


1-2

1.2 無線サービスアラーム

無線サービスアラーム機能は、QMC プラットフォームのアラーム機能に基づいて実施し

ています。ワイヤレスサービスアラームは、オペレータがネットワーク上の障害を迅速に

検出および解決するのに役立ちます。

QMC の WSM コンポーネントは次の機能を提供します。定期ポーリング: ワイヤレスデバイスを定期的にポーリングして到達可能性をテスト

し、到達不能デバイスの Trap を生成します。アラーム－アラームマネージメントモジュールのシステムおよびユーザ定義のアラ

ームルールに従って、AC および Fat AP から受信した Trap に基づいてアラームを生

成します。 Syslog: AC および Fat AP から syslog エントリを受信し、システムおよびユーザ定

義のアラームルールに従って syslog エントリに基づいてアラームを生成します。 WLAN パフォーマンス監視 : パフォーマンス管理モジュールでシステム定義の

WLAN パフォーマンスインデックスを提供し、WLAN パフォーマンス監視のユーザ

定義インデックスをサポートします。しきい値設定: WSM での WLAN パフォーマンス監視のしきい値を設定できます。

WSM は、QMC が管理対象デバイスから収集したパフォーマンスインデックスが指

定したしきい値を満たしている場合にアラームを生成します。

1.3 ワイヤレスパフォーマンス監視

WSM は、次のパフォーマンス監視機能を提供します。

基本パフォーマンス監視: QMCプラットフォームのパフォーマンス管理に基づいて、

WSM パフォーマンス監視を実装します。 WSM が正常にデプロイされると、QMC プ

ラットフォームは、CPU やメモリーの使用状況などのパフォーマンスインデックス

の監視と表示をリアルタイムで開始します。ワイヤレスパフォーマンス監視設定: ワイヤレスサービス概要ページのパフォーマン

スインデックスの設定に使用し、QMC プラットフォームのホームページでワイヤレ

スサービス、ワイヤレスレポート、および Web サービスウィジェットを設定します。リアルタイム監視: WSM は、オンラインで Fat AP、Fit AP、およびクライアントを

リアルタイムで監視します。

1.4 管理の表示

WSM は、次のビュー管理機能を提供します。

ロケーションビュー: 物理的な場所に従ってグループ内の AP を管理します。カスタムビュー: Fit AP をグループ内の同じ AC に接続します。カスタムビューでは、

管理者は対象デバイスに容易にフォーカスすることが可能です。


1-3

1.5 ワイヤレストポロジ管理

ワイヤレストポロジ管理は、QMC プラットフォームのトポロジ管理機能の拡張です。次のトポロジを提供します。

ワイヤレスデバイストポロジ: すべての AC および Fat AP を WSM に表示します。トポロジの AC または Fat AP をダブルクリックしてトポロジを表示することができ

ます。ロケーションビュートポロジ: AP および関連するクライアントに関する情報をロケ

ーションビューに表示します。カスタムビュートポロジ: カスタムビューで、特定の AC によって管理される Fit AP

および関連クライアントを表示します。コンバージドトポロジ: ワイヤレスデバイスと有線デバイスとネットワーク内の接続

を表示します。

1.6 ネットワークプラニング

WSM ネットワーク計画では、信号の到達性を分析するために、トポロジのエリアに仮想

AP を追加して AP の位置および台数を計画することができます。

1.7 RF管理

RF 管理は、radio タイプ、伝送速度、コンクリート壁、窓、金属障壁などの障害物に基づ

いたヒートマップを作成します。 AP は、信号強度、アクセスレート、チャネル、または

SSID でソートすることができます。ロケーションビューに基づいて、RF 管理は、部屋

またはフロアにワイヤレス信号到達を表示します。

RF 管理により、管理者は弱い信号、低いアクセス速度、ネットワークアクセス障害、そ

の他のワイヤレス信号の問題を特定することができます。オペレータは、AP 導入、伝送

レート、チャネル構成を調整することにより、最適かつコストパフォーマンスに優れたワ

イヤレス信号到達を実現できます。

1.8 ワイヤレスサービスレポート

ワイヤレスサービスレポート機能は WSM によって収集されたデータを分析します。また、AP のパフォーマンス、使用率、サービスの可用性などのパフォーマンスデータを要

約し、棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフにデータを表示することができます。

1.9 コンフィグレーション管理

WSM は、次の一般的な構成管理機能を提供します。ワイヤレス監視設定: レポート、Web サービス、および WSM サービス概要ページの

一括設定のモニタインデックスを開始または停止することができます。


1-4

しきい値設定: パフォーマンスインデックスしきい値を設定できます。収集されたデ

ータが選択したインデックスのしきい値を超えると、WSMはアラームを生成します。


i

目次

2 章 WSM ホームページウィジェット ............................................................................................ 2-1 2.1 基本機能 ............................................................................................................................. 2-1

2.1.1 リフレッシュ間隔の設定 ......................................................................................... 2-1 2.1.2 最大表示 .................................................................................................................. 2-1 2.1.3 ウィジェットのリフレッシュ ................................................................................. 2-1 2.1.4 ウィジェットの削除 ................................................................................................ 2-2

2.2 本日の AP 帯域(AP Bandwidth-Today) .............................................................................. 2-2 2.3 Fit AP モデル(Fit AP Model) .............................................................................................. 2-2 2.4 接続障害理由(Reasons for Assoc. Failures) ...................................................................... 2-3 2.5 クライアント分布(Client Distribution) ............................................................................... 2-4 2.6 チャネルリスト(Channel List) ........................................................................................... 2-5 2.7 ラジオタイプリスト(RadioType List) ................................................................................ 2-5 2.8 AC ...................................................................................................................................... 2-6 2.9 Fat AP ................................................................................................................................ 2-7 2.10 Fit AP ............................................................................................................................... 2-8 2.11 SSID レートトレンドグラフ(SSID Rate Trend Graph) ................................................... 2-9 2.12 SSID ベースのクライアント数トレンドグラフ(SSID-Based Client Count Trend Graph)2-10 2.13 本日の上位の AP トラフィック (TopN AP Traffic – Today) .......................................... 2-11 2.14 接続障害数上位の AP(TopN APs by Assoc. Failures) ................................................... 2-12 2.15 接続障害上位のロケーション (TopN Locations by Assoc. Failures) ............................. 2-13 2.16 本日のトラフィック量上位のロケーション (TopN Location Traffic – Today) .............. 2-13 2.17 クライアント数上位の AP (TopN APs by Clients) ........................................................ 2-14 2.18 クライアント数上位のロケーション (TopN Locations by Clients) ............................... 2-15 2.19 クライアント数上位の SSID (TopN SSIDs by Clients) ................................................. 2-16 2.20 クライアント数上位の AC (Top5 ACs by Clients) ......................................................... 2-17 2.21 本日のクライアント数(Client Count – Today) .............................................................. 2-17 2.22 クライアント分布(Client Distribution) ........................................................................... 2-18 2.23 ワイヤレスアラーム(Wireless Alarm) ............................................................................ 2-19 2.24 WLAN リスト(WLAN List).............................................................................................. 2-19

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 2章 WSMホームページウィジェット

2-1

2章 WSM ホームページウィジェット

WSM には、複数のワイヤレスサービスホームページのウィジェットが用意されています。管理者は、QMC のホームページにウィジェットを追加することができます。各ウィジェ

ットについては、次の情報を参照してください。

2.1 基本機能

各ウィジェットには基本機能が含まれています。

2.1.1 リフレッシュ間隔の設定

デフォルトでは、各ウィジェットのリフレッシュ間隔は 5 分です。各ウィジェットの間

隔を設定できます。

リフレッシュ間隔を以下に記載します。 1) 右上隅にある[Set]アイコンをクリックします。

ウィジェットに特定の機能が含まれていない場合は、[Setting]メニューが表示されま

す。特定の関数が含まれている場合は、[Refresh Interval]を選択し、Setting ダイア

ログボックスを開きます。 2) リフレッシュ間隔を分単位で選択します。オプションは次のとおりです。

[No Refresh] [1] [5] [10] [30] デフォルトでは、リフレッシュ間隔は 5 分です。[No refresh]は、ウィジェットが自

動的にリフレッシュされないことを示します。手動でリフレッシュされます。

3) [OK] をクリックします。

2.1.2 最大表示

ウィジェットを最大化するには以下の手順を行います。 1) [Maximize]アイコンをクリックします。右上隅にあります。 2) [Restore] アイコンをクリックします。最大表示を終了します。

2.1.3 ウィジェットのリフレッシュ

デフォルトでは、リフレッシュ間隔は 5 分です。右上隅の[Refresh]アイコンをクリッ

クしてウィジェットをリフレッシュすることができます。


2-2

2.1.4 ウィジェットの削除

1) [Delete] アイコンをクリックします。ウィジェットの右上隅にあります。 2) ダイアログボックスで [OK] をクリックします。

2.2 本日のAP帯域(AP Bandwidth-Today)

このウィジェットは、現在の 0:00 から現在の時刻までのワイヤレス側のすべての AP の

送信レートと受信レートの変化をエリアグラフに表示します。図 2-1に AP Bandwidth-Today ウィジェットを示します。横軸は時間を表し、縦軸は送信レートまたは

受信レートの値を示します。送信レートと受信レートはグラフ上の異なる色で表示され

ます。

図 2-1 AP Bandwidth -Todayウィジェット

2.3 Fit APモデル(Fit AP Model)

このウィジェットは各 Fit AP モデルの Fit AP 数を表示します。図 2-2に AP モデルのウィ

ジェットを示します。

色は AP モデルを表現します。カーソルをカラー上に置くと、AP モデルとモデルの AP 数を表示するヒントが表示

されます。色をクリックすると、Fit AP リストを入力することができます。このリストには、

AP モデルに関する情報が表示されます。右上隅の[Details]をクリックして、各モデルの AP の数とすべてのモデルに対するパ

ーセンテージを表示します。


2-3

図 2-2 Fit AP Modelウィジェット

2.4 接続障害理由(Reasons for Assoc. Failures)

このウィジェットは、本日の接続障害および障害理由を図 2-3のような円グラフで表示し

ます。理由には、Associated client upper limit reached、Unsupported mandatory rate、Reassociation failure、Others(信号強度の低下やブラックリスト等)、Unknown easonがあります。

図 2-3 Reasons for Assoc. Failuresウィジェット


2-4

2.5 クライアント分布(Client Distribution)

このウィジェットはベンダ別、エンドポイントタイプ別、OS 別のクライアント数を表示

します。図 2-4に Client Distribution ウィジェットを示します。

ベンダ別の統計情報を例にとります。このウィジェットでは、左側に各ベンダのクライア

ント数と、全クライアントの比率の円グラフが表示され、右側には上位 10 ベンダが表示

されます。

右側の[Details] リンクをクリックします。Details ウィンドウには、各ベンダのクライア

ント数と比率が表示されます。

図 2-4 Client Distributionウィジェット


2-5

2.6 チャネルリスト(Channel List)

このウィジェットは、ネットワーク上の Fat AP、Fit AP、クライアントをチャネルごとに

リスト表示します。図 2-5に Channel List ウィジェットを示します。リストには次の情報

が表示されます。

Channel：ネットワークで設定されたチャネル数です。 Total Fat APs：チャネル上でサービスを提供する Fat AP の数です。 Fit APs Total：チャネル上でサービスを提供する Fit AP の数です。 Total Clients：チャネルを介してネットワークにアクセスするクライアント数です。そのチャネルを使用する Fat AP、Fit AP、またはクライアントのリストを表示するには、

チャネルの番号をクリックします。

図 2-5 Channel Listウィジェット

2.7 ラジオタイプリスト(RadioType List)

このウィジェットには、Fat AP、Fit AP、および radio の各クライアントが以下のように

表示されます。図 2-6に RadioType List ウィジェットを示します。

リストには次の情報が表示されます。 Radio Type：Radio タイプです Total Fat APs：この Radio タイプにサービスを提供する Fat AP の数です。 Fit APs Total：この Radio タイプにサービスを提供する Fit AP の数です。 Total Clients：この Radio タイプのネットワークにアクセスするクライアント数で

す。


2-6

Radio タイプを使用する Fat AP、Fit AP、またはクライアントのリストを表示するには、

Radio タイプの番号をクリックします。

図 2-6 RadioType Listウィジェット

2.8 AC

このウィジェットは、アラームレベルおよび管理状態ごとの AC の台数を示し、到達可能

性状態ごとの AC の台数を表示します。図 2-7に AC ウィジェットを示します。

ドーナツグラフは、アラームを生成する未知の AC、正常な AC、アラームレベルごとの

アラーム発生 AC を示します。 AC のアラームレベルは、AC の最も深刻なアラームと同

じものになります。対応する到達可能性状態でフィルタリングされた AC のリストを表示

するには、Total、Unreachable、Unreachable の下にある[Detail]リンクをクリックしま

す。


2-7

図 2-7 ACウィジェット

2.9 Fat AP

このウィジェットは、アラームレベルおよび管理状態ごとの Fat AP の台数を示し、到達

可能性状態ごとのFat APの台数を表示します。図 2-8にFat APウィジェットを示します。

ドーナツグラフは、アラームを生成する未知の Fat AP、正常な Fat AP、アラームレベル

ごとのアラーム発生 Fat AP を示します。 Fat AP のアラームレベルは、Fat AP の最も深

刻なアラームと同じものになります。対応する到達可能性状態でフィルタリングされた

Fat AP のリストを表示するには、Total、Unreachable、Unreachable の下にある[Detail]リンクをクリックします。


2-8

図 2-8 Fat APウィジェット

2.10 Fit AP

このウィジェットは、アラームレベルおよび管理状態ごとの Fit AP の台数を示し、到達可

能性状態ごとの Fit AP の台数を表示します。図 2-9に Fit AP ウィジェットを示します。

ドーナツグラフは、アラームを生成する未知の Fit AP、正常な Fit AP、アラームレベルご

とのアラーム発生 Fit AP を示します。 Fit AP のアラームレベルは、Fit AP の最も深刻な

アラームと同じものになります。対応する到達可能性状態でフィルタリングされた Fit APのリストを表示するには、Total、Unreachable、Unreachable の下にある[Detail]リンク

をクリックします。


2-9

図 2-9 Fit APウィジェット

2.11 SSIDレートトレンドグラフ(SSID Rate Trend Graph)

このウィジェットは、選択した時間範囲で、指定された SSID を持つ AP の無線側の送信

レートと受信レートの面グラフを表示します。図 2-10に SSID Rate Trend Graph ウィジ

ェットを示します。

選択した SSID 名と時間範囲がグラフ上部に表示されます。横軸は時間を表し、縦軸は送

信レートまたは受信レートの値を表します。送信レートと受信レートはグラフ上では異

なる色で表示されます。

SSID Rate Trend Graph の設定方法は以下のとおりです。

1) ウィジェットの右上にある [Setting] アイコンをクリックし、[Set] を選択します。

Setting ウィンドウが開きます。 2) [Time Range] リストから時間範囲を選択します。オプションは次のとおりです。

Last Hour：直近 1 時間 Last Day：前日 Last Week：前週 Last Month：前月

3) SSID リストから SSID を選択します。

WSM のすべての SSID が使用可能です。 4) [OK] をクリックします。


2-10

図 2-10 SSID Rate Trend Graphウィジェット

2.12 SSIDベースのクライアント数トレンドグラフ(SSID-Based Client Count Trend Graph)

このウィジェットは、指定した時間範囲内に指定された SSID にアクセスしたクライアン

トを面グラフで表示します。図 2-11にウィジェットを示します。

グラフの上部に時間範囲が表示されます。横軸は時間を表し、縦軸はクライアント数を

表します。

SSID-Based Client Count Trend Graph ウィジェットの設定方法は以下のとおりです。

1) グラフの右上にある [Set] アイコンをクリックし、 [Setting] を選択します。

Setting ウィンドウが開きます。 2) Time Range ボックスの一覧で、時間範囲を選択します。オプションは次のとおり

です。 Last Hour：直近 1 時間 Last Day：直近 1 日 Last Week：直近の週 Last Month：直近の月

3) [Select SSID] をクリックします。

SSID リストが表示されます。 4) SSID を選択します。最大 5 個を選択できます。 5) [OK] をクリックします。 6) 設定ウィンドウで選択した SSID を表示します。

SSID を削除するには、ターゲット SSID を選択し、 [Delete] をクリックします。 7) [OK] をクリックします。


2-11

図 2-11 SSID-Based Client Count Trend Graphウィジェット

2.13 本日の上位のAPトラフィック (TopN AP Traffic – Today)

このウィジェットは、現在の 0:00 から現在の時刻までにトラフィックが多かった AP を

降順でリスト表示します。図 2-12にウィジェットを示します。このリストには、各 AP の

送信トラフィック、受信トラフィック、およびトラフィック合計も表示されます。

TopN AP Traffic - Today の設定方法は以下のとおりです。 1) グラフの右上にある [Set] アイコンをクリックし、[Setting] を選択します。

Setting ウィンドウが開きます。 2) TopN リストから数値を選択します。オプションは次のとおりです。

[5] [10] [20] [50] [100] デフォルトは 5 です。



2-12

図 2-12 TopN AP Traffic - Todayウィジェット

2.14 接続障害数上位のAP(TopN APs by Assoc. Failures)

このウィジェットは、現在の 0:00 から現在の時刻までに最も接続障害が多かった AP と

それぞれの接続障害数を降順でリスト表示します。図 2-13にウィジェットを示します。

AP に関する詳細情報を表示するには、AP ラベルの名前をクリックします。

TopN APs by Assoc. Failures の設定方法は以下の通りです。 1) グラフの右上にある [Set] アイコンをクリックし、[Setting] を選択します。


[5] [10] [20] [50] [100] デフォルトは 5 です。


図 2-13 TopN APs by Assoc. Failuresウィジェット


2-13

2.15 接続障害上位のロケーション (TopN Locations by Assoc. Failures)

このウィジェットは、現在の 0:00 から現在の時刻までに最も接続障害が多かったロケー

ションビューとそれぞれの接続障害数を降順でリスト表示します。図 2-14にウィジェッ

トを示します。

ロケーションビューに含まれるサブビューとデバイスを表示するには、ロケーションビュ

ーの名前をクリックします。

TopN Locations by Assoc. Failures の設定方法は以下の通りです。



[5] [10] [20] [50] [100] デフォルトは 5 です。


図 2-14 TopN Locations by Assoc. Failuresウィジェット

2.16 本日のトラフィック量上位のロケーション (TopN Location Traffic – Today)

このウィジェットは、現在の 0:00 から現在の時刻までに、最もトラフィックが多かった

ロケーションビューを降順でリスト表示します。図 2-15にウィジェットを示します。リ

ストには、各ロケーションビューの送信トラフィック、受信トラフィック、およびトラフ

ィック合計も表示されます。

TopN Location Traffic の設定方法は以下のとおりです。




2-14

[5] [10] [20] [50] [100] デフォルトは 5 です。


図 2-15 TopN Location Traffic - Todayウィジェット

2.17 クライアント数上位のAP (TopN APs by Clients)

このウィジェットは、現在の 0:00 から現在の時刻までに最もオンラインのクライアント

が多かった AP(Fat AP と Fit AP を含む)とそれぞれのクライアント数を降順でリスト表示

します。図 2-16にウィジェットを示します。

AP に関する詳細情報を表示するには、AP ラベルの名前をクリックします。 AP 経由でワ

イヤレスネットワークにアクセスするクライアントのリストを表示するには、AP のクラ

イアント数をクリックします。

TopN APs by Clients ウィジェットの設定方法は以下のとおりです。



[5] [10] [20] [50] [100] デフォルトは 5 です。



2-15

図 2-16 TopN APs by Clientsウィジェット

2.18 クライアント数上位のロケーション (TopN Locations by Clients)


が多かったロケーションビューとそれぞれのクライアント数を降順でリスト表示します。

図 2-17にウィジェットを示します。

ロケーションビューに含まれるサブビューとデバイスを表示するには、ロケーションビュ

ーの名前をクリックします。ロケーションビューで AP を介してワイヤレスネットワーク

にアクセスするクライアントのリストを表示するには、クライアントの数をクリックしま

す。

TopN Locations by Clients を設定する方法は以下のとおりです。



[5] [10] [20] [50] [100] デフォルトは 5 です。



2-16

図 2-17 TopN Locations by Clientsウィジェット

2.19 クライアント数上位のSSID (TopN SSIDs by Clients)


が多かった SSID とそれぞれのクライアント数を降順でリスト表示します。図 2-18にウィ

ジェットを示します。

そのSSIDを使ってワイヤレスネットワークにアクセスするクライアントのリストを表示

するには、クライアント数をクリックします。

TopN SSIDs by Clients を設定する方法は以下のとおりです。



[5] [10] [20] [50] [100] デフォルトは 5 です。


図 2-18 TopN SSIDs by Clientsウィジェット


2-17

2.20 クライアント数上位のAC (Top5 ACs by Clients)

このウィジェットは、最もオンラインのクライアントが多かった上位 5 台の AC とそれぞ

れのクライアント数を表示します。図 2-19にウィジェットを示します。

リスト内の各 AC に接続しているクライアントの数を表示するには、右上隅の [Details] をクリックします。

図 2-19 Top5 ACs by Clientsウィジェット

2.21 本日のクライアント数(Client Count – Today)

このウィジェットは、現在の 0:00 から現在の時刻までのオンラインクライアント数を面

グラフで表示します。図 2-20にウィジェットを示します。

横軸は時間を表し、縦軸はオンラインクライアント数を表します。横軸の時間間隔は、

時間の長さに自動的に調整されます。


2-18

図 2-20 Client Count - Todayウィジェット

2.22 クライアント分布(Client Distribution)

このウィジェットは、指定されたロケーションビュー内のクライアント分布を番号別また

はヒートマップで表示します。図 2-21にウィジェットを示します。

ロケーションビューと表示モードを指定するには、ウィジェットの上部にカーソルを置き、 [Set]アイコンをクリックします。メニューから[Setting]を選択し、表示されるウィン

ドウでロケーションビューと表示モードを選択します。

図 2-21 Client Distributionウィジェット


2-19

2.23 ワイヤレスアラーム(Wireless Alarm)

このウィジェットは、現在のネットワーク上のワイヤレスサービスによって生成された未

回復アラームを一覧表示します。図 2-22にウィジェットを示します。

リストには、次の情報が表示されます。 Alarm Level：アラームレベルを示します。オプションは次のとおりです。

Critical Major Minor Warning

Alarm Number：ネットワーク上の特定のアラームレベルの未回復アラームの数です。

QMC のアラームレベルの未回復アラームをすべて表示するには、アラーム番号をクリッ

クします。

図 2-22 Wireless Alarm ウィジェット

2.24 WLANリスト(WLAN List)

このウィジェットは、現在のネットワーク上の Fat AP、Fit AP、およびクライアントの分

布を SSID でリスト表示します。図 2-23にウィジェットを示します。

WLAN リストウィジェットの設定方法は以下のとおりです。


Setting ウィンドウが開きます。 2) TopN リストから、WLAN List に表示する SSID の数を選択します。 3) SSID フィールドに部分的または完全な SSID を入力して、表示する SSID をフィル

タします。

WLAN List には、指定された SSID 文字列を含む SSID が表示されます。 4) [OK] をクリックします。リストには、次の情報が表示されます。

SSID：SSID の名前です。 Total Fat AP：SSID と radio が関連付けられている Fat AP の数です。 Total Fit AP：SSID と radio が関連付けられている Fit AP の数です。 Total Clients：SSID を介してネットワークにアクセスするクライアントの数です。

SSID に関連付けられている Fat AP、Fit AP、またはクライアントを表示するには、リス

トの番号をクリックします。


2-20

図 2-23 WLAN Listウィジェット


i

目次

3 章 WLAN 概要 .............................................................................................................................. 3-1 3.1 リソース統計(Resource Statistics) .................................................................................... 3-1

3.1.1 AC リソース統計 ..................................................................................................... 3-1 3.1.2 Fit AP リソース統計 ................................................................................................ 3-2

3.2 合計クライアント(Total Clients) ........................................................................................ 3-3 3.2.1 クライアントタイプ別の合計クライアント ............................................................ 3-3 3.2.2 ベンダ別の合計クライアント ................................................................................. 3-4 3.2.3 OS 別の合計クライアント ...................................................................................... 3-5

3.3 クライアント数(Client Count) ........................................................................................... 3-5 3.3.1 クライアント数の表示 ............................................................................................ 3-5 3.3.2 クライアント数の詳細表示 ..................................................................................... 3-6 3.3.3 Top N クライアントの表示 ..................................................................................... 3-6

3.4 Fit AP モデル(Fit AP Model) .............................................................................................. 3-8 3.5 AP 帯域幅(AP Bandwidth).................................................................................................. 3-8

3.5.1 AP 帯域幅の表示 ..................................................................................................... 3-9 3.5.2 AP 帯域幅の詳細表示 .............................................................................................. 3-9 3.5.3 Top N トラフィック統計の表示 ............................................................................ 3-10

3.6 ワイヤレスアラーム(Wireless Alarm) .............................................................................. 3-10 3.7 未回復ワイヤレスアラーム(Uncovered Wireless Alarms) ............................................... 3-11 3.8 本日の接続障害理由(Reasons of Association Failures – Today) .................................... 3-12 3.9 チャネル使用率(Channel Utilization) ............................................................................... 3-13 3.10 周波数別クライアント数(Clients – By Frequency) ....................................................... 3-13 3.11 クライアント別 SSID(SSIDs by Clients) ....................................................................... 3-14

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 3章 WLAN 概要

3-1

3章 WLAN 概要

ネットワーク上のワイヤレスデバイスおよびクライアントのステータスと統計情報を理

解するための WLAN 概要を表示します。

無線 LAN 管理では、ワイヤレスサービスのホームページウィジェットとして、次のよう

なさまざまなデータが表示されます。図 3-1に示します。

図 3-1 無線 LAN管理

WLAN 概要ページにアクセスする方法は、次の手順です。 1) 上部ナビゲーションバーの [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Overview | 概要]

を選択します。

WLAN Overview ページが開きます。このページには、ワイヤレスデバイスおよび

クライアントに関する統計情報とステータス情報が表示されます。

以下に WLAN 概要ページについて記載します。

3.1 リソース統計(Resource Statistics)

Resource Statistics エリアには、AC 、Fit AP、Fat AP のアラーム統計情報が 5 秒間隔で

1 つずつヒストグラムに表示されます。

3.1.1 AC リソース統計

アラームレベルごとの AC の数を表示します。図 3-2に示します。縦軸は、ワイヤレスネットワーク内の AC の数を示します。ヒストグラムの下の色

の四角はアラームレベルごとの AC の数を示します。それぞれの色は異なるアラームレベルを反映しています。


3-2

重要メジャーマイナー警告正常不明非管理

色つきの四角をクリックすると、アラームレベルごとの全ての AC を表示することが

できます。

図 3-2 リソース統計

3.1.2 Fit AP リソース統計

AP リソース統計に合わせてアラームレベルごとの Fit AP の数を示しています。図 3-3に示します。縦軸は、ワイヤレスネットワーク内の AC の数を示します。ヒストグラムの下の色

の四角はアラームレベルごとの AC の数を示します。それぞれの色は異なるアラームレベルを反映しています。

重要メジャーマイナー警告正常不明非管理

色つきの四角をクリックすると、アラームレベルごとの全ての AC を表示することが

できます。


3-3

図 3-3 Fit APリソース統計

3.2 合計クライアント(Total Clients)

Total Clients エリアには、円グラフのタイプ、ベンダ、OS ごとに合計クライアントが表

示され、5 秒間隔で 1 つずつフォームが表示されます。

3.2.1 クライアントタイプ別の合計クライアント

クライアントタイプ別の合計クライアントを表示します。図 3-4に示します。色はクライアントタイプを表します。フォームには、次の情報が表示されます。

Client Type：クライアントタイプです。 Quantity：そのタイプのクライアント数です。 Percentage：そのタイプのクライアントの割合です。

フォームには、最大 5 つのクライアントタイプを表示できます。すべてのクライア

ントタイプに関する情報を表示するには、右上隅の [Details] をクリックします。


3-4

図 3-4 クライアントタイプ別の合計クライアント

3.2.2 ベンダ別の合計クライアント

ベンダ別の合計クライアントを表示します。図 3-5に示します。色はベンダを表します。フォームには、次の情報が表示されます。

Vendor：クライアントのベンダです。 Quantity：そのベンダのクライアント数です。 Percentage(%)：そのベンダのクライアントの割合です。

このフォームには、最大 5 つのベンダが表示されます。すべてのベンダに関する情

報を表示するには、右上隅の [Details] をクリックします。

図 3-5 ベンダ別の合計クライアント


3-5

3.2.3 OS 別の合計クライアント

OS 別の合計クライアントを表示します。色は OS を表します。フォームには、次の情報が表示されます。

OS：クライアントのオペレーティングシステムです。 Quantity：その OS を使用するクライアント数です。 Percentage(%)：その OS を使用するクライアントの割合です。

このフォームには、最大 5 つのオペレーティングシステムが表示されます。すべて

のクライアントオペレーティングシステムに関する情報を表示するには、右上隅の [Details]をクリックします。

図 3-6 OS別の合計クライアント

3.3 クライアント数(Client Count)

Client Count エリアには、次の情報が含まれます。クライアント数クライアント数の詳細 TopN クライアント

3.3.1 クライアント数の表示

特定の時間範囲内のオンラインクライアント数の変更を示しています。図 3-7に示します。


3-6

図 3-7 クライアント数

横軸は時間範囲を表し、縦軸はクライアント数を表します。横軸の時間間隔は、指定し

た時間範囲に自動的に調整されます。

特定の時間範囲内のオンラインクライアント数の変更を表示できます。オプションは

[Today]、[1h]、[1w]、[1m]、[1y]、および[Custom]です。

[Custom]を選択した場合は、開始時刻と終了時刻を設定します。 1) [Custom] をクリックします。 2) 表示される Custom ウィンドウで開始時刻と終了時刻を入力するか、YYYY-MM-DD

で表示されるカレンダーから開始時刻/終了時刻を選択します。hh:mm リストボック

スに移動します。終了時刻は開始時刻より後でなければなりません。 3) [Query] をクリックします。

指定した時間範囲内のオンラインクライアント数の変化がトレンドグラフに表示さ

れます。

3.3.2 クライアント数の詳細表示

1) Client Count トレンドグラフの一番上にある[Clients] をクリックします。

Details ウィンドウが開きます。リスト内の特定の時刻にオンラインクライアント数


2) ウィンドウを閉じるには、 [Close] アイコンをクリックします。

3.3.3 Top N クライアントの表示

TopN Clients ページが表示されます。図 3-8に示します。TopN Clients ページには、次

のリストがあります。 TopN Locations by Clients

リストには、最もクライアントが多い上位 N 個のロケーションビューが降順で表示さ

れます。ロケーションビューの名前をクリックして、ロケーションビューに含まれ


3-7

るサブビューとデバイスを表示します。クライアント数をクリックして、ロケーシ

ョンビューにクライアントのリストを表示します。 TopN SSIDs by Clients

リストには、最もクライアントが多い上位 N 個の SSID が降順に表示されます。その SSIDを介してネットワークにアクセスするクライアントのリストを表示するクラ

イアント数をクリックします。 TopN APs by Clients

リストには、最もクライアントが多い上位 N 個の AP が降順で表示されます。 AP の

ラベルをクリックすると、AP に関する詳細情報が表示されます。 AP を介してワイ

ヤレスネットワークにアクセスするクライアントを表示するクライアント数をクリ

ックします。 TopN Locations by Association Failures

このリストには、直近の 24 時間にわたって最も関連性の高い障害が多い上位 N 個の

ロケーションビューが降順で表示されます。ロケーションビューの名前をクリック

すると、ロケーションビューに含まれるサブビューとデバイスが表示されます。 TopN AP by Assoc. Failures

このリストには、直近の 24 時間にわたって最も関連性の高い障害が多い上位 N 個の

AP が降順で表示されます。 AP をクリックすると、AP に関する詳細情報が表示され

ます。

TopN クライアントに関する情報を表示するには、次の手順に従います。 1) Client Count トレンドグラフの右上の [TopN] をクリックします。 TopN Clients ペ

ージが開きます。 2) ページ右上の TopN リストから数値を選択します。オプションは次のとおりです。

[5] [10] [20] [50] [100] ページが更新され、クライアント数が上位のロケーションビュー、SSID、AP ならび

に、関連障害数が上位のロケーションビューと AP が表示されます。

3) 全のサブロケーションビューのクライアントをカウントするには、Top N Locations by Clients リストの右上の[Including Sublocations] を選択します。

4) リスト上のロケーションビューの名前をクリックすると、そのビューに含まれるサブ

ビューとデバイスが表示されます。 5) [Back] をクリックして、 WLAN Overview ページに戻ります。


3-8

図 3-8 TopNクライアント

3.4 Fit APモデル(Fit AP Model)

WLAN 内のすべての AP モデルと、各モデルの AP の数が表示されます。図 3-9に示しま

す。

図 3-9 Fit APモデル

色は AP モデルを表します。そのモデルの AP 数は円グラフの右側に表示されます。カーソルを色の上に重ねると、AP モデルとモデルの AP 数を示すヒントが表示され

ます。 Fit AP リストに移動するには色をクリックします。このリストには、AP モデルの

Fit AP に関する情報が表示されます。

3.5 AP帯域幅(AP Bandwidth)

AP 帯域幅には、次の情報が含まれます。 AP 帯域幅 AP 帯域幅の詳細 TopN トラフィック


3-9

3.5.1 AP 帯域幅の表示

特定の時間範囲内のワイヤレス側でのAPの送信レートと受信レートの変化を示していま

す。図 3-10に示します。

図 3-10 AP 帯域幅

横軸は時間範囲を表し、縦軸はクライアント数を表します。横軸の時間間隔は、指定し

た時間範囲に自動的に調整されます。

特定の時間範囲内のワイヤレス側でのAPの送信レートと受信レートの変更を表示できま

す。オプションは[Today]、[1h]、[1w]、[1m]、[1y]、および[Custom]です。

[Custom] を選択した場合は、開始時刻と終了時刻を設定します。 1) [Custom]をクリックします。

表示される Custom ウィンドウで開始時刻と終了時刻を入力するか、YYYY-MM-DDで表示されるカレンダーから開始時刻/終了時刻を選択します。hh:mm リストボック

スに移動します。終了時刻は開始時刻より後でなければなりません。

2) [Query] をクリックします。トレンドグラフには、指定された時間範囲内のワイヤレス側での AP の送信レートと

受信レートの変化が表示されます。

3.5.2 AP 帯域幅の詳細表示

1) トレンドグラフの上部にある AP Bandwidth をクリックします。Details ウィンドウ

が開きます。特定の時間の AP の送信レートと受信レートが表示されます。 2) ウィンドウを閉じるには、[Close] アイコンをクリックします。


3-10

3.5.3 Top N トラフィック統計の表示

TopN Traffic ページが表示されます。図 3-11に示します。 Top N AP Traffic- Today

リストには、最もトラフィックが多い上位 N 個の AP が降順で表示されます。リス

トには、送信トラフィック、受信トラフィック、およびトラフィック統計の合計が表

示されます。 Top N Location Traffic-Today

リストには、最もトラフィックが多い上位 N 個のロケーションビューが降順で表示さ

れます。リストには、送信トラフィック、受信トラフィック、およびトラフィック

統計の合計が表示されます。 Current AP Receive Rate Top N

リストには、受信レートが最も高い上位 N 個の AP とそれぞれの受信レートが降順で

表示されます。 Current AP Transmit Rate Top N

リストには、送信レートが最も高い上位 N 個の AP とそれぞれの送信レートが降順で

表示されます。

TopN トラフィック統計の表示方法は以下の通りです。 1) AP Bandwidth トレンドグラフの右上にある [TopN] をクリックします。

Top N Traffic ページが開きます。 2) ページ右上の[TopN] リストから数値を選択します。 3) 使用可能なオプションは、[5]、[10]、[20]、[50]、および[100]です。デフォルト値

は[20]です。ページが更新され、最もトラフィックが多い TopN AP とロケーション

ビューが表示されます。 4) [Back] をクリックして、 WLAN Overview ページに戻ります。

図 3-11 Top Nトラフィック

3.6 ワイヤレスアラーム(Wireless Alarm)

ワイヤレスアラームページが表示されます。図 3-12に示します。このページには、現在

のネットワーク上のワイヤレスサービスによって生成された未回復アラームのアラーム

レベル統計が表示されます。


3-11

Alarm Level：アラームレベルです。オプションは次のとおりです。 Critical Major Minor Warning

Alarm Number：特定のアラームレベルの未回復アラームの数です。

アラーム番号をクリックすると、QMC の特定のアラームレベルのワイヤレスデバイ

ス上の未回復アラームがすべて表示されます。

図 3-12 ワイヤレスアラーム

3.7 未回復ワイヤレスアラーム(Uncovered Wireless Alarms)

Unrecovered Wireless Alarms ページが表示されます。図 3-13に示します。このページ

には、次の情報が表示されます。

Alarm Level：アラームレベルです。オプションは次の通りです。 Critical Major Minor Warning

Alarm description：アラームの説明です。 Alarm time：アラームが生成された時刻です。ページ右上の TopN リストから数値を選択します。オプションは[5]と[10]です。 “ワイヤレスサービスのアラームの表示”に示すように、[More…]をクリックし、ワ

イヤレスサービスアラームページに入ります。アラームの説明をクリックすると、アラームの詳細情報が表示されます。アラーム

情報ページの詳細については、“QX Management Center Platform オペレーションマニュアル“を参照してください。

図 3-13 未回復ワイヤレスアラーム


3-12

3.8 本日の接続障害理由(Reasons of Association Failures – Today)

Association Failures for Association– Today ページが表示されます。図 3-14に示しま

す。このページは、接続障害理由を円グラフで示します。数値は、今日の 0:00 から現在

までの、接続障害の障害理由ごとの数を表します。障害理由には以下があります。

Associated client upper limit reached. 接続されたクライアントが接続上限に到達 Unsupported mandatory rate. 必須の通信レートがサポートされていない Reassociation failure. 再接続失敗 Others (such as weak signal strength and blacklist). その他(信号強度が弱い、ブラッ

クリスト等) Unknown reason.不明な理由

ページの右上隅にある [Details] をクリックすると、個別の AP ごとに、それぞれの障害

理由ごとの接続障害数が表示されます。図 3-15に示します。

図 3-14 本日の接続障害理由

図 3-15 Detailsページ


3-13

3.9 チャネル使用率(Channel Utilization)

この棒グラフは、ワイヤレスネットワークでの上位 N 個のチャネル使用率を示していま

す。図 3-16に示します。右上隅にある TopN リストから[5]または[10]を選択できます。

図 3-16 チャネル使用率

3.10 周波数別クライアント数(Clients – By Frequency)

5GHz および 2.4 GHz 帯の分布と、ドーナツグラフの各 radio タイプと、各 radio タイプ

の接続クライアント数が表示されます。図 3-17に示します。

内側のリングは 5GHz と 2.4 GHz 帯の分布を示します。外側のリングは radio タイプの分

布を表示しています。ドーナツグラフの右側にあるリストには、radio タイプごとに接続

クライアント数が表示されます。

radio タイプごとに接続クライアント数を表示するには、右上隅の [Details] をクリックし

てください。

図 3-17 周波数別クライアント数


3-14

3.11 クライアント別SSID(SSIDs by Clients)

このページには、最も接続されたクライアントが多い SSID と、各 SSID の接続クライア

ント数がリスト表示されます。図 3-18に示します。

ページ右上の TopN リストから数値を選択します。オプションは[5]と[10]です。リストには、次の情報が表示されます。

SSID: SSID 名です。 Clients: その SSID の接続クライアント数です。

数字をクリックすると、その SSID の接続クライアントに関する情報が表示されます。

図 3-18 クライアント別 SSID


i

目次

4 章 AC の管理 ................................................................................................................................ 4-1 4.1 AC の表示 .......................................................................................................................... 4-1 4.2 AC の同期 .......................................................................................................................... 4-3 4.3 AC の検索 .......................................................................................................................... 4-3 4.4 AC の概要情報 ................................................................................................................... 4-4 4.5 AC の詳細情報 ................................................................................................................... 4-4 4.6 AC が管理するオンライン Fit AP の情報 ........................................................................... 4-6 4.7 オンラインクライアントの表示 ........................................................................................ 4-6 4.8 クライアント数の監視 ....................................................................................................... 4-7 4.9 サポートされているアクセス AP モデルの表示 ................................................................ 4-7 4.10 CAPWAP トンネル情報の表示 ........................................................................................ 4-8 4.11 一般管理機能 ................................................................................................................... 4-8

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 4章 AC の管理

4-1

4章 AC の管理

WSM を使用すると、管理者は AC+Fit AP を AC 経由で作成および管理することができま

す。プラットフォームに追加されたすべての AC を自動的に管理します。

WSM で新しい AC+Fit AP ネットワークを作成する前に、次の作業を行ってください。ネットワークアクセスサービスを提供するように AC を構成してください。 Fit AP をアクセスデバイスに接続し、Fit AP と AC が互いに通信できるようにしてく

ださい。 AC で SNMP コミュニティを構成し、AC をプラットフォームに追加してください。

推奨設定として、AC+Fit AP ネットワークを管理するには、次の手順を実行します。 1) (オプション設定項目)AC のグローバルパラメータを設定します。 2) AC の radio ポリシーを追加し、各管理対象の Fit AP 上の無線に radio ポリシーをバ

インドして、無線が正常に動作できるようにします。 3) (オプション設定項目)AC では、複数の無線一括設定に対して同じパラメータを設定

し、反復操作を削減し、効率を向上させます。 4) AC に WLAN 論理インタフェースを追加し、ポートセキュリティモードと VLAN を変

更します。 5) AC のサービスポリシーを追加し、サービスポリシーを AC の WLAN 論理インタフェ

ースにバインドし、Fit AP がワイヤレスサービスを提供できるように、サービスポリ

シーを Fit AP の無線にバインドします。

既存のワイヤレスネットワークを管理するには、WSM で AC を管理するだけで、WSM で

AC + Fit AP ネットワークを作成する必要はありません。

4.1 ACの表示

AC List ページには、QMC のすべての管理対象 AC に関する情報が表示されます。


4-2

AC List ページでは、次の機能にアクセスすることができます。サービスポリシーの設定 radio ポリシーの設定ワイヤレス論理インタフェースの設定 AC リストを表示させるためには以下の手順を実行してください。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、[WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource

Management | リソース管理] > [AC List] を選択します。 3) AC List ページには、すべての AC が表示されます。

AC List を以下に示します。 Status：AC の現在のアラーム状態です。 Device Label：AC を識別するデバイスラベルです。 AC のデバイスラベルをクリ

ックして詳細を表示します。 Model：AC のモデルです。 IP Address：AC の管理 IP アドレスです。 Total APs：AC が管理する Fit AP の合計数です。番号をクリックすると、すべ

ての管理対象 Fit AP が表示されます。 Online APs：ACが管理するオンライン Fit APの数です。番号をクリックすると、

管理対象オンライン Fit AP がすべて表示されます。 Online Clients：AC が管理する Fit AP に関連するクライアントの数。すべての

オンラインクライアントを表示するには、番号をクリックします。 Last Sync Time：AC 設定が最後に同期された時刻です。 Sync Result：最後の同期の結果で、Succeeded、Synchronizing、Failed です。 Operation：AC の[Operation]アイコンをクリックします。

[Operation] メニューで提供される操作タスクは次のとおりです。サービスポリシー Fit AP リストトポロジの表示履歴情報 ping Web マネージャを開く Telnet SSH

AC リストに十分なエントリが含まれている場合は、次のナビゲーション支援が表示され

ます。

[Next Page] アイコンをクリックすると、AC List に移動します。 [Last Page]アイコンをクリックすると、AC List の最後に移動します。 [Previous Page] アイコンをクリックすると、AC List の前のページを表示しま

す。 [First Page] アイコンをクリックすると、AC List の最初に戻ります。

AC List の右上にある[8]、[15]、[50]、[100]、または[200]をクリックして、各ページに表

示する項目の数を指定します。

Operation フィールドを除くすべてのフィールドで、AC List を並べ替えることができま

す。選択したフィールドでリストを並べ替えるには、列ラベルをクリックします。列ラ

ベルを使用すると、各フィールドに固有の並べ替えオプションを切り替えることができま

す。


4-3

4.2 ACの同期

AC 構成の自動または手動での同期をサポートしています。デフォルトでは、QMC は 2時間ごとに AC を自動的に同期します。

また、必要に応じて AC を手動で同期することもできます。

AC を手動で同期する方法は以下のとおりです。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、[WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource

Management | リソース管理] > [AC List] を選択します。

AC List ページには、すべての AC が表示されます。 3) 同期する AC を選択します。 4) [Synchronize] をクリックして、選択した AC の同期を開始します。

同期処理には数分かかります。最後の同期時間と同期の結果を表示するには、同期

完了後にページを更新するか、ページに再度移動します。

4.3 ACの検索

検索機能として、Basic query と Advanced query があります。Basic query 機能には、

クイック検索のためのいくつかのキーパラメータが含まれます。 Advanced query 機能

は、正確なマッチングのためにさまざまな検索条件を提供しています。

AC の検索は以下のとおりです。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、[WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


AC List ページには、すべての AC が表示されます。 3) 基本的な検索の実行は以下のとおりです。

a) ACのデバイスラベル(大文字小文字を区別しない)またはIPアドレスを入力します。

b) WSMはこのフィールドに対してあいまい検索をサポートしています。たとえば、19と入力すると、デバイスラベルまたは19を含むIPアドレスを持つすべてのACが照会

されます。

c) [Query] アイコンをクリックします。

d) Device List には、検索条件に一致するすべてのACが表示されます。

e) Queryフィールドを消去し、 [Query] アイコンをクリックすると、すべてのACを表示することができます。

4) 高度な検索の実行は以下のとおりです a) Queryフィールドの隣にあるアイコンをクリックします。再度クリックすると、

領域が非表示になります。

b) 次の検索条件の1つ以上を指定します。 Device Label：AC のデバイスラベルを入力します。 WSM はこのフィールドに対し

てあいまい検索をサポートしています。


4-4

IP Address：AC の部分的または完全な IPv4 アドレスを入力します。 WSM はこの

フィールドに対してあいまい検索をサポートしています。 Device Status：AC のデバイス状態を選択します。オプションは次のとおりです。

[Unlimited] [Critical] [Major] [Minor] [Warning] [Normal] [Unmanaged] [Unknown]

Connectivity Status：AC の接続状態を選択します。オプションは、 [Unlimited] 、 [Reachable] 、 [Unreachable] です。

Vendor：AC のベンダを選択します。フィールドが空白または[Unlimited]に設定されたフィールドは、検索条件として機能し

ません。

c) [Query] をクリックします。ACリストには、検索条件に一致するすべてのACが表示

されます。

d) [Reset]をクリックすると検索条件をクリアし、すべてのACを表示することができま

す。

4.4 ACの概要情報 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、[WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


AC List ページには、すべての AC が表示されます。 3) AC のデバイスラベルをクリックします。 Device Information Device Label：AC のデバイスモデルです。 Device Status：AC のアラームステータスです。 IP Address：AC の IPv4 アドレスです。 Device Model：AC のデバイスモデルです。 Wireless Service Information エリアでは、AC の AP 情報、クライアント情報、および

グローバルパラメータ情報が提供されます。詳細については、 “4.5 AC の詳細情報”を参

照してください。

Client Count グラフと AP Bandwidth グラフは、オンラインクライアントおよび AP 帯

域幅の傾向を示します。

Local AC リストには、AC 中央部が管理するローカル AC が表示されます。このリスト

は、AC 中央部にのみ表示されます。

Wireless Service Alarm は、AC が生成するアラームに関する情報を提供します。

4.5 ACの詳細情報 1) [Service | サービス] タブをクリックします。


4-5

2) ナビゲーションツリーから、[WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource Management | リソース管理] > [AC List] を選択します。

AC List ページには、すべての AC が表示されます。 3) AC のデバイスラベルをクリックします。 4) AC の概要情報ページの右上隅にある [More Detailed Information] をクリックしま

す。

AC の詳細ページが開きます。

この情報は、AC に関するワイヤレスサービス情報のみについて説明しています。詳

細については、“QX Management Center Platform オペレーションマニュアル”を参

照してください。

5) [Wireless Service Information] タブをクリックします。 Global Parameter Information Max APs：AC が管理できる最大数の Fit AP です。 Control Channel Security Scheme：CAPWAP 制御トンネルパケットが暗号化され

ているかどうかを表示します。オプションは Plaintext と Ciphertext です。 Data Channel Security Scheme：CAPWAP データトンネルパケットが暗号化され

ているかどうかを表示します。オプションは Plaintext と Ciphertext です。 Auto AP：必要に応じて Auto AP 機能を選択します。オプションは[Enable] と

[Disable] です。 Auto AP 機能を使用すると、AC で設定されたテンプレートで指定

されたモデルの Fit AP と自動的に関連付けることができます。 Scan Mode：Fit AP のチャネルスキャンモードです。オプションは Active Mode と

Passive Mode です。Active Mode では、Fit AP はスキャンプロセス中にプローブ要

求を別の適合 AP に送信するクライアントとして動作できます。Passive Mode では、

Fit AP はスキャンプロセス中にプローブ要求を送信しません。 Scan Channel：チャネルスキャンモードで All または Auto です。All は、Fit AP が

すべてのチャンネルをスキャンすることを示します。Auto は、接続された AC が属

する国または地域で許可されている Fit AP スキャンチャネルを示します。 Country/Region Code：AC が属する国または地域のコードです。radio の作業チャ

ネルは国コードによって異なります。チャネルスキャンモードが Auto の場合、ACは国コードを使用して Fit AP のスキャン対象チャンネルを決定します。

Troubleshooting：トラブルシューティング機能が有効になります。

AP Information Online Fit APs：ACが管理するオンライン Fit APの数です。番号をクリックすると、

管理対象オンライン Fit AP がすべて表示されます。 Offline Fit APs：ACが管理するオフラインFit APの数です。番号をクリックすると、

管理対象オフライン Fit AP がすべて表示されます。 Online/P Fit APs：現在の AC のトンネルを設置した Fit AP の数です。 Fit AP は AC

が管理しています。この番号をクリックして、現在の AC とプライマリトンネルを

確立している Fit AP をすべて表示します。 AC のバックアップ環境では、Fit AP は最

大 2 つの AC に接続し、1 つの AC とバックアップトンネルを他のとの間で確立でき

ます。 Online/S Fit APs：現在の ACとのバックアップトンネルを確立した Fit APの数です。

Fit AP は AC によって管理されていません。この番号をクリックして、現在の AC と

のバックアップトンネルを確立している Fit AP をすべて表示します。 AC のバック

アップ環境では、Fit AP は最大 2 つの AC に接続し、1 つの AC とバックアップトン

ネルを他のとの間で確立できます。 Auto Fit APs：AC に関連する自動 Fit AP の数です。番号をクリックすると、すべ

ての自動 Fit AP が表示されます。


4-6

View All：AC が管理するすべての Fit AP を表示します。 Fit AP List では、オペレー

タが追加、削除、インポート、エクスポートを実行できます。AP、 AP ラベルを同

期することができます。

Client Information Online Clients：AC が管理する Fit AP と通信しているクライアント数です。すべて

のオンラインクライアントを表示するには、数字をクリックします。 Associated Clients：クライアントと Fit AP との間で正常に接続が行われた回数で

す。 Associated Failures：クライアントと Fit AP との間で接続が失敗した回数です。 Re-related Clients：クライアントと Fit AP との間で再接続が行われた回数です。 Rejected Clients：クライアントと Fit AP との間で接続が拒否された回数です。 Exceptional Deauthenticated Clients：クライアントと Fit AP との間で例外的な接

続解除が行われた回数です。

4.6 ACが管理するオンラインFit APの情報 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、[WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


AC List ページには、すべての AC が表示されます。 3) 次のいずれかの方法を使用します。 AC の Online APs の列の数字をクリックします。 AC のデバイスラベルをクリックし、表示される Device Details ページの AP

Information エリアで、Online AP 数をクリックします。

Fit AP List ページには、AC が管理するすべてのオンライン Fit AP が表示されます。

4.7 オンラインクライアントの表示

この機能を使用すると、AC が管理する Fit AP に関連付けられているすべてのオンライン

クライアントを表示できます。

オンラインクライアントを表示するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、[WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


AC List ページには、すべての AC が表示されます。 3) 次のいずれかの方法を使用します。 AC の[Online Clients 列の数字をクリックします。 AC のデバイスラベルをクリックし、表示される Device Details ページの Client

Information エリアで、Online Clients の数字をクリックします。

Online Clients リストには、AC が管理する Fit AP に関連付けられているすべてのオ

ンラインクライアントが表示されます。


4-7

4.8 クライアント数の監視 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、[WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


AC List ページには、すべての AC が表示されます。 3) [Client Monitor]をクリックします。

クライアント数量を監視するページが開きます。 4) ページの右上隅にある [Select ACs] をクリックします。

AC List が表示されます。 5) 監視する最大 5 台の AC を選択します。 6) [OK]をクリックします。

折れ線グラフは、監視対象の AC に接続されているクライアントの数をリアルタイム

で示します。

4.9 サポートされているアクセスAPモデルの表示

Fit AP が対応している AC のモデルを表示します。 Fit AP モデルリストに表示される情報

には、AP モデル、名前、ベンダに関連付けることができる無線の数とクライアントの最

大数、CPU モデルと周波数、メモリモデルとそのサイズ、フラッシュモデルとそのサイ

ズが含まれます。この機能により、管理者は、AC がサポートするすべての Fit AP モデル

に関する情報を迅速に取得して、ワイヤレスネットワーク計画をサポートできます。

サポートされている Fit AP モデルを表示するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、[WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


AC List ページには、すべての AC が表示されます。 3) AC のデバイスラベルをクリックします。 4) ページの右側にある AC Configuration エリアで、[View Supported Fit AP Models]

リンクをクリックします。 View Supported AP Models ページが開き、現在の AC でサポートされているすべて

の Fit AP モデルがリストに表示されます。

List of Supported AP Models Model：Fit AP のモデルです。 Name：Fit AP モデルのエイリアスです。 Radio/Clients：Fit AP 上の無線の数と、Fit AP に関連付けることができるクライア

ントの最大数です。 Vendor：Fit AP のベンダです。NEC と表示されます。 CPU Model/Frequency：Fit AP の CPU モデルと周波数です。 Memory Model/Size：Fit AP のメモリモデルと容量です。 Flash Model/Size：Fit AP の Flash モデルと容量です。


4-8

メモ： List of Supported AP Models は、モデル、エイリアス、ベンダでソートできます。列ラベル

をクリックして、選択したフィールドでリストを並べ替えます。列ラベルを使用すると、

各フィールドに固有のさまざまな並べ替えオプションを切り替えることができます。

4.10 CAPWAPトンネル情報の表示

CAPWAP(Control And Provisioning of Wireless Access Points)は、AP が AC と通信する方

法を定義します。 AP と AC 間の汎用的なカプセル化とトランスポートメカニズムを提供

します。 CAPWAP は UDP を使用し、IPv4 と IPv6 の両方をサポートします。これはデ

ータパケットを転送するためのデータトンネルを提供し、AP 設定と管理のために使用さ

れる制御パケットを転送するための制御トンネルを提供します。 CAPWAPを使用すると、

AC は管理者から提供された情報に基づいて AP を自動的に設定および管理できます。

CAPWAP トンネル情報を表示するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、[WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


AC List ページには、すべての AC が表示されます。 3) AC のデバイスラベルをクリックします。 4) ページの右側にある AC Configuration エリアで、 [View CAPWAP Channel

Information] リンクをクリックします。

CAPWAP Channel Information List が表示され、リストに AC のすべての CAPWAPトンネル情報が表示されます。

CAPWAP Channel Information List Fit AP Name：Fit AP の名前です。 Control Channel Security Policy：CAPWAP 制御トンネルで使用されるセキュリテ

ィポリシーです。 Control Channel Startup Time：CAPWAP 制御トンネルの起動時間です。 Data Channel Security Policy：CAPWAP データトンネルで使用されるセキュリテ

ィポリシーです。 Data Channel Startup Time：CAPWAP データトンネルの起動時間です。

4.11 一般管理機能

WSM は、Comware ベースのアクセスコントローラ用に次の一般的な管理機能を提供しま

す。トポロジの表示 Ping Web マネージャの展開 Telnet SSH


i

目次

5 章 Fat AP の管理 .......................................................................................................................... 5-1 5.1 Fat AP リストの表示 .......................................................................................................... 5-1 5.2 Fat AP の検索 .................................................................................................................... 5-2 5.3 Fat AP の詳細情報の表示 .................................................................................................. 5-3 5.4 Fat AP の同期 .................................................................................................................... 5-4 5.5 Fat AP のエクスポート ...................................................................................................... 5-5 5.6 Fat AP の radio 情報の表示 ................................................................................................ 5-5

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 5章 Fat AP の管理

5-1

5章 Fat AP の管理

WSM を使用することで、管理者は Fat AP を介してワイヤレスネットワークを作成および

管理できます。WSM は、追加されたすべての Fat AP を自動的に管理します。図 5-1に示

します。

図 5-1 Fat APネットワーク

WSM で新しい Fat AP ネットワークを作成する前に、次のタスクを完了してください。 Fat AP を構成してネットワークにアクセスできるようにしてください。 Fat AP で SNMP コミュニティを構成し、Fat AP を QMC に登録してください。

5.1 Fat APリストの表示

Fat AP List ページには、すべての管理対象 Fat AP に関する情報が表示されます。 (Fat APステータス、デバイスラベル、モデル、IP アドレス、オンラインクライアント数、最終同

期時間、同期結果など)。

Fat AP リストの表示方法は以下のとおりです。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource

Management | リソース管理] > [Fat AP List]を選択します。

Fat AP List ページには、すべての Fat AP が表示されます。

Device List Status：Fat AP の現在のアラーム状態です。 Device Label：プラットフォームで Fat AP を識別するデバイスラベルです。 Fat

AP のデバイスラベルをクリックして詳細を表示します。 Model：Fat AP のモデルです。 IP Address：Fat AP の管理 IP アドレスです。


5-2

Clients：Fat AP に関連付けられているクライアントの数です。すべてのオンラ

インクライアントを表示するには、数字をクリックします。 Last Sync Time：Fat AP 設定が最後に同期された時刻です。 Sync Result：最後の同期の結果で、Succeeded、Synchronizing、Failed です。

Operation：[Operation] アイコンをクリックします。Fat AP の操作メニュ

ーが表示されます。

Fat AP List にエントリが含まれている場合は、次のナビゲーション支援が表示されます。

[Next Page] アイコンをクリックし、Fat AP List に移動します。 [Last Page] アイコンをクリックし、Fat AP List の最後に移動します。 [Previous Page] アイコンをクリックし、Fat AP List の前のページを表示しま

す。 [First Page] アイコンをクリックし、Fat AP List の最初に戻ります。 Fat AP List の右上にある[8]、[15]、[50]、[100]、または[200]をクリックして、各ページ

に表示する項目の数を指定します。

Operation フィールドを除くすべてのフィールドで、Fat AP List を並べ替えることがで

きます。選択したフィールドでリストを並べ替えるには、列ラベルをクリックします。列ラベルはトグルスイッチで、各フィールドの並べ替えオプションを切り替えることができ

ます。

5.2 Fat APの検索




Fat AP の検索は以下のとおりです。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Fat AP List ページには、すべての Fat AP が表示されます。 3) 基本的な検索の実行は以下のとおりです。

a) Fat APのデバイスラベル(大文字小文字を区別しない)またはIPアドレスを入力しま

す。WSMはこのフィールドに対してあいまい検索をサポートしています。たとえば、

[19]と入力すると、デバイスラベルまたは[19]を含むIPアドレスを持つすべてのFat APが照会されます。

b) [Query] アイコンをクリックします。 Query には、検索条件に一致するFat APがすべて表示されます。

c) Queryフィールドを消去し、[Query] アイコンをクリックします。 Fat APを表

示します

4. 高度な検索を実行するには以下の手順に従ってください。

a) [Expand Query Area]アイコンをクリックします。再度クリックすると、Queryエリアが非表示になります。

b) 次の検索条件の1つまたは複数を入力または選択します。


5-3

Device Label：Fat AP のデバイスラベルを入力します。 WSM はこのフィールドに

対してあいまい検索をサポートしています。 IP Address：Fat AP の部分的または完全な IPv4 アドレスを入力します。 WSM はこ

のフィールドに対してあいまい検索をサポートしています。 Radio Type：リストから radio タイプを選択します。オプションは次のとおりです。

[All] [802.11a] [802.11b] [802.11g] [802.11bg] [802.11at] [802.11an] [802.11gn] [802.11n(2.4GHz)] [802.11bgn] [802.11n n] [802.11n(5GHz)]

Channel：Fat AP が使用するチャンネルを入力します。 WSM はこのフィールドに

対してあいまい検索をサポートしています。 SSID：WLAN の SSID を入力します。 WSM はこのフィールドに対してあいまい検

索をサポートしています。 Device Status：Fat AP のデバイス状態を選択します。オプションは次のとおりで

す。 [Unlimited] [Critical] [Major] [Minor] [Warning] [Normal] [Unmanaged] [Unknown]

Connectivity Status：Fat AP の接続状態を選択します。オプションは、 [Unlimited] 、 [Reachable] 、 [Unreachable] です。

Vendor：Fat AP のベンダを選択します。 Location：Fat AP が属するロケーションビューの名前を入力または選択します。

WSM はこのフィールドに対してあいまい検索をサポートしています。

フィールドが空白または [Unlimited] に設定されたフィールドは、検索条件としては機能

しません。

c) [Query] をクリックします。Fat AP Listには、検索条件に一致するすべてのFat APが表示されます。

d) [Reset] をクリックすると検索条件をクリアし、すべてのFat APを表示します。

5.3 Fat APの詳細情報の表示 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Fat AP List ページには、すべての Fat AP が表示されます。 3) Fat AP のデバイスラベルをクリックします。 Fat AP の詳細ページが開きます。この

情報には、Fat AP に関するワイヤレスサービス情報のみが記載されています。


5-4

4) [Wireless Service Information | ワイヤレスサービス情報] タブをクリックします。 Fat AP のすべてのワイヤレスサービス情報が表示されます。

Global Parameter Information Client Keep Alive Interval (s)：クライアントのキープアライブ間隔です。キープ

アライブ機能は、システムから分離されたクライアントを検出するために使用し

ます。 Fat AP はプローブ要求をクライアントに送信します。 Fat AP が応答を受

信できない場合、クライアントとの接続を終了します。 Client Idle-Timeout Intervals (s)：Fat AP とクライアント間のリンクがアイドル

状態になる最大間隔です。Fat AP が最大アイドルタイムアウト間隔内にクライア

ントから送信されたフレームを受信しない場合、Fat AP はクライアントとの接続

を終了します。 Country/Region Code：Fat AP が属する国または地域のコードです。 Work Mode：Fat AP の動作モードです。オプションは、Normal、Monitor、Hybrid

です。Normal モードで動作する Fat AP は、クライアント向けの WLAN サービス

のみを提供します。Monitor モードで動作する Fat AP は、WLAN 内のすべてのデ

バイスを監視しますが、WLAN サービスは提供しません。Hybrid モードで動作す

る Fat AP は、WLAN 内のデバイスをスキャンし、ワイヤレスアクセスポイント

として機能します。 Client Information Online Clients：Fat AP と通信しているクライアント数です。すべてのオンライン

クライアントを表示するには、数字をクリックします。 Associated Clients：クライアントと Fat AP との間で正常に接続が行われた回数で

す。 Associated Failures：クライアントと Fat AP との間で接続が失敗した回数です。 Re-related Clients：クライアントと Fat AP との間で再接続が行われた回数です。 Rejected Clients：クライアントと Fat AP との間で接続が拒否された回数です。 Exceptional Deauthenticated Clients：クライアントと Fat AP との間で例外的な接

続解除が行われた回数です。

Radio Information ID：radio の ID です。 Interface：radio と Fat AP を接続する無線インタフェースです。 Radio Type：radio のタイプです。値は Fat AP モデルによって異なります。 Channel：radio が動作するチャネルです。値の範囲は radio タイプによって異な

ります。[Auto]を選択すると、Fat AP はチャネル品質を評価し、動作チャネルと

して最適チャネルを選択します。 Current Transmission Power(dBm)：radio の現在の送信電力です。単位は dBm

です。

5.4 Fat APの同期

WSM は、Fat AP 構成の自動または手動での同期をサポートします。デフォルトでは、2時間ごとに自動的に Fat AP を同期します。必要に応じて、Fat AP を手動で同期すること

もできます。

Fat AP を手動で同期する手順は以下のとおりです。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。


5-5

2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource Management | リソース管理] > [Fat AP List]を選択します。

Fat AP List ページには、すべての Fat AP が表示されます。 3) Fat AP を指定してください 4) [Synchronize] をクリックして、選択した Fat AP の同期を開始します。 5) プロセスが完了すると、ページが更新されて最新の Fat AP 情報が表示されます。

5.5 Fat APのエクスポート 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Fat AP List ページには、すべての Fat AP が表示されます。 3) [Export All] をクリックします。

Fat AP をエクスポートするページが開きます。 4) [Export Result] をクリックして csv ファイルを保存します。

5.6 Fat APのradio情報の表示 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Fat AP List ページには、すべての Fat AP が表示されます。 3) Fat AP のデバイスラベルをクリックします。 4) [Wireless Service Information] タブの Radio Information エリアで、詳細情報を表

示する radio の ID をクリックします。

radio に関する詳細情報を表示するページが開きます。

Fat AP Radio Details Beacon Interval (TU)：Fat AP が無線ビーコンの送信間で待機する TU の数です。 DTIM Interval：DTIM 間のビーコン間隔の数です。 RTS Threshold (bytes)：RTS 方式が使用されるフレームの長さです。 Fragment Threshold (bytes)：フラグメントされずに送信可能なフレーム最大長で

す。 Short Frame Retransmission Threshold：受信確認が受信されない場合、RTS/CTS

しきい値よりも小さいユニキャストフレームに対する再送信試行回数です。 Long Frame Retransmission Threshold：RTS/CTS しきい値より大きいユニキャ

ストフレームに対する再送信試行回数です。 Rx Lifecycle (ms)：Fat AP によって受信されたフレームがバッファメモリに保持し

ておくことができる間隔です。 Radio Type：radio のタイプです。オプションは次のとおりです。

[802.11a] [802.11b] [802.11g] [802.11gn] [802.11a]


5-6

Channels in Use：radio の動作チャネルです。このフィールドに Auto が表示され

ている場合、Fat AP は動作チャネルとしてアイドルチャネルを選択します。 Max Transmit Power (dBm)：radio の最大送信電力 (dBm)です。 Preamble Type：Fat AP のプリアンブルタイプです。オプションは、[Short]と[Long]

です。

Service Policy SSID：サービスポリシーの SSID です。 Encryption Mode：サービスポリシーの暗号化モードです。オプションは Clear と

Crypto です。 Clear：データパケットを暗号化する必要はありません。 Crypto：すべてのデータパケットを暗号化する必要があります。

Hide SSID：Fat AP が送信するビーコンフレームで SSID を非表示としているかどう

かを示します。 Authentication Mode：サービスポリシーの認証モードです。オプションは次のと

おりです。 Open System：認証を要求するすべてのクライアントが認証を直接通過できるよ

うにします。 Shared Key：デバイスに設定されている共有キーと同じ共有キーを使用する必要

があります。暗号スイートとして[WEP40]または[WEP104]を選択した場合のみ、

Shared Key を指定します。 All：クライアントが、必要に応じて Open System モードまたは Shared Key モ

ードのいずれかを使用できます。 5) [Back] をクリックして、 Fat AP Details ページに戻ります。


i

目次

6 章 Fit AP の管理 ........................................................................................................................... 6-1 6.1 Fit AP リストの表示 ........................................................................................................... 6-1 6.2 Fit AP の検索 ...................................................................................................................... 6-2 6.3 Fit AP の概要情報の表示.................................................................................................... 6-4 6.4 Fit AP の詳細情報の表示.................................................................................................... 6-5 6.5 Fit AP テンプレートの管理 ................................................................................................ 6-7

6.5.1 Fit AP の再起動 ....................................................................................................... 6-7 6.5.2 Fit AP ラベルの同期 ................................................................................................ 6-8

6.6 Fit AP の同期 ...................................................................................................................... 6-8 6.7 すべての Fit AP のエクスポート ........................................................................................ 6-9 6.8 トポロジの検索 .................................................................................................................. 6-9 6.9 Fit AP のリアルタイム監視 ................................................................................................ 6-9 6.10 Fit AP 履歴情報の表示 ................................................................................................... 6-10 6.11 Fit AP に関連づけられたクライアントの表示 ............................................................... 6-13 6.12 Fit AP の radio パラメータの表示 .................................................................................. 6-13 6.13 一般管理機能 ................................................................................................................. 6-14

6.13.1 Ping ..................................................................................................................... 6-14

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 6章 Fit AP の管理

6-1

6章 Fit AP の管理

6.1 Fit APリストの表示

Fit AP リストページは、以下に示すように、QMC のすべての管理対象の Fit AP に関する

情報が表示をします。

オンライン状態デバイス状態デバイスラベルシリアル番号 IP アドレス MAC アドレスモデル名 Fit AP の VLAN ID AC クライアントオペレータは、ベンダ検索条件を NEC に設定した後、Fit AP List に Comware ベースの

Fit AP に関する情報を表示できます。

Fit AP リストを表示するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource

Management | リソース管理] > [Fit AP List]を選択します。

Fit AP List ページには、すべての Fit AP が表示されます。

Fit AP List では、オンライン状態の Fit AP は online fit AP となり、オフライン状態か

つ IP Address と MAC Address が空白である Fit AP は fit AP テンプレートに適合す

る Fit AP です。オフライン状態だが、IP Address と MAC Address が空白ではない

Fit AP は offline fit AP となります。

Fit AP List Online Status：Fit AP のオンライン状態です。 Online and Online (Primary)：プライマリ AC に接続するオンライン Fit AP です。 Online (Secondary)：セカンダリ AC に接続するオンライン Fit AP です。 Offline：Fit AP がオフラインです。

デフォルトでは、Fit AP リストの Online (Secondary)の Fit AP は高度な検索を実行

した場合のみ表示されます。

Status： Fit AP の現在のアラーム状態です。 AP Label：QMC プラットフォームの Fit AP を識別するデバイスラベルです。

詳細を表示するには、Fit AP のデバイスラベルをクリックします。 SN：Fit AP のシリアル番号です。 IP Address：Fit AP の IPv4 アドレスです。 MAC Address：Fit AP の MAC アドレスです。 Model：Fit AP のモデル名です。 VLAN ID：Fit AP に関連づけられているサービスポリシーに対応する VLAN ID で

す。


6-2

AC：Fit AP を管理する AC です。詳細を表示する場合、AC ラベルをクリックし

ます。 Total Clients：Fit AP に接続しているクライアント数です。

すべてのオンラインクライアントを表示するには数字をクリックします。 Operation： [Operation]アイコンをクリックします。Fit AP の操作メニュー


[Operation]メニューには以下の操作タスクがあります。 [Modifying fit AP templates | AP テンプレートの変更] [Deleting fit AP templates | AP テンプレートの削除] [Ping] [Locating to topology | トポロジに位置合わせ] [Monitoring fit APs in real time | モニタ] [History | 履歴情報]

Fit AP List にエントリが含まれている場合は、次のナビゲーション支援が表示されます。

[Next Page] アイコンをクリックし、Fit AP List を次に進めます。 [Last Page] アイコンをクリックし、Fit AP List の最後に移動します。 [Previous Page] アイコンをクリックし、Fit AP List の前のページを表示します。 [First Page] アイコンをクリックし、Fit AP List の最初に戻ります。 Fit AP List の右上にある[8]、[15]、[50]、[100]、または[200]をクリックして、各ページ


Operation フィールドを除くすべてのフィールドで、Fit AP List を並べ替えることができ

ます。選択したフィールドでリストを並べ替えるには、列ラベルをクリックします。列

ラベルを使用すると、各フィールドの並べ替えオプションを切り替えることができます。

6.2 Fit APの検索




Fat AP の検索は以下のとおりです。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Fit AP List ページには、すべての Fit AP が表示されます。 3) 基本的な検索手順は以下のとおりです。 a) Fit APのデバイスラベル(大文字小文字を区別しない)またはIPアドレスを入力します。

WSMはこのフィールドに対してあいまい検索をサポートしています。たとえば、[19]と入力すると、デバイスラベルまたは[19]を含むIPアドレスを持つすべてのFit APが照会されます。

b) [Query] アイコンをクリックします。 [Query] には、検索条件に一致するFit APがすべて表示されます。

c) Queryフィールドを消去し、[Query] アイコンをクリックします。 Fit APを表示

します


6-3

4) 高度な問い合わせを実行する手順は以下のとおりです。 a) [Query]エリアを展開するため[Expand Query]アイコンをクリックし、Queryフ

ィールドに移動します。再度クリックすると、[Query]エリアが非表示になります。

b) 次の検索条件の1つまたは複数を入力または選択します。 AP Label：Fit AP のデバイスラベルを入力します。Fit AP のデバイスラベルを入力

します。 WSM はこのフィールドに対してあいまい検索をサポートしています。 AP Name：Fit AP の名前を入力します。WSM はこのフィールドに対してあいまい検

索をサポートしています。 Serial Number：Fit AP のシリアル番号を入力します。WSM はこのフィールドに対

してあいまい検索をサポートしています。 IP Address：Fit AP の部分的または完全な IPv4 アドレスを入力します。 WSM はこ

のフィールドに対してあいまい検索をサポートしています。 AP Alias：Fit AP のエイリアスを入力します。WSM はこのフィールドに対してあい

まい検索をサポートしています。 SSID：Fit AP が所属するグループに割り当てられている WLAN に対応する SSID を

入力します。 WSM はこのフィールドに対してあいまい検索をサポートしています。 MAC Address：Fit AP の MAC アドレスを入力します。WSM はこのフィールドに対

してあいまい検索をサポートしています。 Channel：Fit AP が使用するチャネルを入力します。WSM はこのフィールドに対し

てあいまい検索をサポートしています。 Device Model：Fit AP のデバイスモデルを入力します。WSM はこのフィールドに対

してあいまい検索をサポートしています。 VLAN ID：Fit AP が所属するグループに割り当てられている WLAN に対応する VLAN

ID を入力します。WSM はこのフィールドに対してあいまい検索をサポートしていま

す。 Device Status：Fit AP のデバイス状態を選択します。オプションは次のとおりです。

[Unlimited] [Critical] [Major] [Minor] [Warning] [Normal] [Unmanaged] [Unknown]

Radio Type：リストから radio タイプを選択します。オプションは次のとおりです。 [All] [802.11a] [802.11b] [802.11g] [802.11bg] [802.11at] [802.11an] [802.11gn] [802.11n (2.4GHz)] [802.11bgn] [802.11n] [802.11n (5GHz)]

Filter Duplicate SN：重複するシリアル番号をフィルタするか、フィルタしないかを

選択します。オプションは[Yes]あるいは[No]です。 Online Status：Fit AP のオンライン状態を選択します。オプションは次のとおりで

す。 [Unlimited] [Online]


6-4

[Online (Primary)] [Online (Secondary)] [Offline]

Vendor：Fit AP のベンダを選択します。 AC：Fit AP を管理する AC を選択します。オプションとして、WSM が管理するすべ

ての AC があります。 Location：Fit AP が属する場所ビューの名前を入力または選択します。 WSM はこの

フィールドに対してあいまい検索をサポートしています。フィールドが空白または [Unlimited] に設定されたフィールドは、検索条件としては

機能しません。

c) [Query] をクリックします。

AP List には、検索条件に一致するすべての Fit AP が表示されます。

d) [Reset] をクリックすると検索条件をクリアし、すべてのFit APを表示します。

6.3 Fit APの概要情報の表示 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Fit AP List ページには、すべての Fit AP が表示されます。 3) Fit AP のデバイスラベルをクリックします。

Fit AP の概要ページが開きます。

Basic Information と Client Statistics のフィールドについては、“6.4 Fit AP の詳細

情報の表示”を参照してください。

Evaluation Result Index：品質の評価基準です。Associated Clients、Associated Failures、Alarms、

CPU Usage (%)、Memory usage (%)が含まれます。 Expected Value：期待値を変更する場合、アイコンをクリックし、表示され

たウィンドウで期待値を変更してください。デフォルトの期待値の詳細は表 6-1を参照してください。

Obtained Value：取得値が期待値に達した場合は緑色で表示され、期待値に達し

なかった場合は赤色で表示されます。 Risk：インデックス値が期待値に達しない場合に発生するネットワークの問題で

す。表 6-1に WSM が対処する問題のみを表示します。 Suggestion：問題を解決するための推奨です。表 6-1に WSM が推奨する問題の

みを表示します。

表 6-1 評価結果

インデックス期待値リスク推奨

Associated Clients ≤ 15 新規クライアントのアクセス障

害ネットワークの速度が遅い

ロードバランスを有効

にする、あるいはより多

くのAPを設置します。

Associated Failures 0 新規クライアントのアクセス障

害ネットワークの速度が遅い

ロードバランスを有効

にする、あるいはより多

くのAPを設置します。


6-5

Alarms 0 APがアラーム状態で動作してい

ます。

詳細なアラーム情報に

もとづいてアラームを

クリアします。

CPU Usage (%) ≤ 75% APが不安定で性能が低下 APの設定を確認してく

ださい。

Memory Usage (%) ≤ 75% APが不安定で性能が低下 APの設定を確認してく

ださい。

Trend graph AP Rate Trend Graph：指定した時間範囲における Fit AP の送受信レートのトレ

ンドグラフです。 Associated Client Trend Graph：指定した時間範囲内で Fit AP に関連づけられ

たクライアントの数量のトレンドグラフです。 Clients-By frequency：Fit AP に接続されたクライアントの radio タイプの分布

です。 Client Type：Fit AP に接続されたクライアントのベンダの分布です。

6.4 Fit APの詳細情報の表示 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Fit AP List ページには、すべての Fit AP が表示されます。 3) Fit AP List ページに Fit AP のデバイスラベルをクリックします。 4) Fit AP の概要情報ページの右上隅にある[More Detailed Information]をクリックし

ます。

Fit AP の詳細ページが開きます。

Basic Information AP Label：Fit AP を識別するデバイスラベルです。

Fit AP のデバイスラベルを変更するには、[Modify]アイコンをクリックします。ダイアログボックスが開きます。

Online Status：Fit AP のオンライン状態です。 Online and Online (Primary)：Fit AP は、プライマリ AC に接続するオンライン

Fit AP です。 Online (Secondary)：Fit AP は、セカンダリ AC に接続するオンライン Fit AP で

す。 Offline：Fit AP はオンラインではありません。

AP Name：Fit AP の名前です。 AP Alias：Fit AP のエイリアスです。 Serial Number：Fit AP のシリアル番号です。 AC：Fit AP を管理する AC です。

名前をクリックすると詳細を表示します。 Model：Fit AP のモデル名です。 MAC Address：Fit AP の MAC アドレスです。 IP Address：Fit AP の IPv4 アドレスです。


6-6

MAC Mode：Fit AP の MAC モードです。オプションは以下のとおりです。 Split Localtunnel Localbridge Fat AP

Mask：Fit AP の IP アドレスのマスクです。 Operation Status：Fit AP の Operation 状態です。オプションは以下のとおりです。

Join Join Confirm Download Config Run

IPv6 Address：Fit AP の IPv6 アドレスです。Fit AP が IPv6 アドレスを持っていな

い場合、このフィールドは空白です。 Template Description：Fit AP のテンプレートの説明です。 Software Version：Fit AP のソフトウェアバージョンです。 AP Online Time：Fit AP の最新のオンライン継続時間です。 Software Name：Fit AP の稼働中のソフトウェアのファイル名です。 Location：Fit AP のロケーションビューです。名前のリンクをクリックすると詳細

を表示します。[View Location]アイコンをクリックします。Fit AP がロケーショ

ンビューに所属していない場合、トポロジは空白です。 AC Port Index：AC と Fit AP を接続するポートのインデックスです。 AC Port Description： AC を Fit AP に接続するポートの説明です。 Radio Statistics Interval (s)：Fit AP が AC に radio 統計情報を報告する間隔です。 Connection Priority：Fit AP の接続優先度です。

複数のACが有効である場合、Fit APはもっとも高い接続優先度でACに接続します。

設定範囲は 0～7 です。値が大きいほど、優先度は高くなります。 Client Idle-Timeout Interval (s)：Fit AP とクライアント間のリンクがアイドル状態

になる最大間隔です。 Fit AP が最大間隔以内に、クライアントからフレームを受信しない場合、AC は Fit APとクライアント間の接続を終了します。

Client Keep-Alive Interval (s)：クライアントのキープアライブ間隔です。Fit AP は

クライアントにプローブ要求を送信します。Fit AP が応答を受信することができない

場合、AC は Fit AP とクライアント間の接続を終了します。 Flash Free (Bytes)：Fit AP のフラッシュメモリの空き容量です。 Client Statistics Online Clients：Fit AP と通信しているクライアント数です。すべてのオンラインク

ライアントを表示するには、数字をクリックします。 Associated Clients：クライアントと Fit AP との間で正常に接続が行われた回数で

す。 Associated Failures：クライアントと Fit AP との間で接続が失敗した回数です。 Re-related Clients：クライアントと Fit AP との間で再接続が行われた回数です。 Rejected Clients：クライアントと Fit AP との間で接続が拒否された回数です。 Exceptional Deauthenticated Clients：クライアントと Fit AP との間で例外的な接

続解除が行われた回数です。 Reason for Association Failures-Today Associated client upper limit reached：オンラインクライアント上限に達したため、

Fit AP との接続に失敗した本日のクライアント数です。 Unsupported mandatory rate：クライアントが Fit AP の必須レートをサポートして

いないために、Fit AP との接続に失敗した本日のクライアントの数です。


6-7

Re-Associate Failure：再接続が失敗したために Fit AP との接続に失敗した本日の

クライアントの数です。 Others (such as weak signal and blacklist)：電波状態が悪い、クライアントがブ

ラックリストに載っているなどの理由で、Fit AP との接続に失敗した本日のクライア

ントの数です。 Unknown Reason：不明な理由により Fit AP との接続に失敗した本日のクライアン

トの数です。

右上の[More]をクリックすると、接続失敗時刻が表示されます。

Wireless Service BSSID：Fit AP の BSSID です。Fit AP の MAC アドレスで示します。 Radio ID：Fit AP の radio ID です。

ID をクリックすると、radio の詳細情報が表示されます。 Service Policy SSID：Fit AP 上の radio に関連づけられているサービスポリシーに対

応する SSID です。

名前をクリックして詳細を表示します。 VLAN ID：現在の radio に関連づけられているサービスポリシーで設定されている

VLAN ID です。 Radios ID：radio ID です

ID をクリックして詳細を表示します。 Radio Type：radio のタイプを選択します。オプションは次のとおりです。

802.11a 802.11b 802.11g 802.11bg 802.11at 802.11an 802.11gn 802.11n (2.4GHz) 802.11bgn 802.11n 802.11n (5GHz)

Channel：radio の動作チャネルです。設定範囲は、radio 種類によって異なります。フィールドに Auto と表示されている場合、Fit AP はチャネルの品質を評価し、最適

なチャネルを動作チャネルとして選択します。 Current Transmission Power (dBm)：radio の最大送信電力です。 Admin Status： radio の管理状態です。オプションは Up と Down です。 Operation Status：radio の現在の状態です。オプションは Up と Down です。

6.5 Fit AP テンプレートの管理

6.5.1 Fit AP の再起動

1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource



6-8

Fit AP List ページには、すべての Fit AP が表示されます。 3) AC の[Operation]アイコンをクリックします。 4) メニューから[Fit AP List]を選択します。

Fit AP List ページには、すべての Fit AP が表示されます。 5) 再起動する Fit AP のデバイスラベルをクリックします。

Fit AP の詳細ページが開きます。 6) ページの右側にある[Action]メニューで、[Reset]アイコンをクリックします。

確認のダイアログボックスが開きます。 7) [OK]をクリックします。

6.5.2 Fit AP ラベルの同期

WSM はラベルを使用して Fit AP を固有に識別します。

同じACで管理されているFit APのラベルを同期させることができます。 Fit APラベルは、

AP 名、エイリアス、または説明から同期できます。

Fit AP ラベルを同期するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Fit AP List ページには、すべての Fit AP が表示されます。 3) AC の[Operation]アイコンをクリックします。 4) メニューから[Fit AP List]を選択します。

Fit AP List ページには、すべての Fit AP が表示されます。 5) Fit AP を選択します。 6) [Synchronize AP Label]をクリックし、[From AP Name]、[From AP Alias]、[From

AP Description]を選択します。

同期の完了後に、同期結果を表示することができます。

6.6 Fit APの同期

WSM は手動で Fit AP 設定を同期させることができます。

Fit AP を手動で同期するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Fit AP List ページには、すべての Fit AP が表示されます。 3) Fit AP を選択します。 4) [Refresh]をクリックし、選択した Fit AP の同期を開始します。

処理が完了するとページが更新され、最新の Fit AP 情報が表示されます。


6-9

6.7 すべてのFit APのエクスポート 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Fit AP List ページには、すべての Fit AP が表示されます。 3) [Export All] をクリックします。

エクスポートを行う Fit AP のページが表示されます。 4) [Export Result]をクリックし.csv ファイルに保存します。

6.8 トポロジの検索 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Fit AP List ページには、すべての Fit AP が表示されます。 3) Fit AP の[Operation]アイコンをクリックします。 4) メニューから[Locate to Topology | トポロジに位置合わせ]を選択します。

AP のロケーションビューのトポロジが表示されます。

6.9 Fit APのリアルタイム監視

AP ごと、および radio ごとに Fit AP をリアルタイム監視する機能です。監視できるのは

オンラインの Fit AP のみです。

CPU 使用率、メモリ使用率、AP 温度、オンラインクライアント、正常に接続された

クライアントの数、接続エラーの数、再接続されたクライアントの数、拒否されたク

ライアントの数、AP による例外的に認証解除されたクライアントの数、をリアルタ

イムで監視できます。 CPU 使用率とメモリ使用率がトレンドグラフに表示されます。送信されたトラフィック、受信したトラフィック、送信レート、受信レート、radio

による再送信レートをリアルタイムで監視できます。送信レートと受信レートがト

レンドグラフに表示されます。 radio のタブの数は Fit AP の radio の数と同じです。 Fit AP Monitoring 機能は、Fit AP List ページまたは Fit AP の詳細ページからアクセスで

きます。次の手順では、例として Fit AP のリストページを使用します。

リアルタイムで Fit AP を監視する場合、以下の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Fit AP List ページには、すべての Fit AP が表示されます。 3) Fit AP の[Operation]アイコンをクリックします。 4) メニューから[Monitor | モニタ]を選択します。

[AP Monitor]ダイアログボックスが開きます。 5) [AP] タブをクリックします。


6-10

以下の情報が表示されます。 AP：Fit AP の名前とシリアル番号です。 CPU and Memory Usage Trend graph：過去 150 秒間の Fit AP の CPU およびメ

モリ使用率の傾向です。 x 座標は時間を表し、y座標は CPU とメモリの使用率を

表します。 CPU Used (%)：Fit AP の現在の CPU 使用率です。 Memory Used (%)：Fit AP の現在のメモリ使用率です。 AP Temperature (°C)：Fit AP の現在の温度です。 Online Clients：Fit AP に接続しているクライアント数です。 Associated Clients：クライアントと Fit AP 間で接続成功した回数です。 Associated Failures：クライアントと Fit AP 間で接続失敗した回数です。 Re-associated Clients：クライアントと Fit AP 間で再接続が行われた回数です。 Registered Clients：クライアントと Fit AP 間で接続が拒否された回数です。 Exceptional Deauthenticated Clients：クライアントと Fit AP 間で例外的な接続

解除が行われた回数です。 6) [Radio] タブをクリックします。

[Radio]タブの名前は、Fit AP の radio ID に対応しています。たとえば、ID1 の radioのリアルタイム監視情報を検索に送信するには、 [Radio1] タブをクリックします。

[rates]の単位は、レートの値によって変わります。 [AP]：Fit AP の名前とシリアル番号です。 [Transmission and Reception Rate Trend graph]：過去 150 秒間の radio の送

受信トレンドです。 x 座標は時間を表し、y座標は送信レートと受信レートを表

します。 [Transmitted (Bytes)]：radio によって送信されたトラフィックの合計です。 [Tx Rate]：radio の現在の送信レートです。 [Received (Bytes)]：radio によって受信されたトラフィックの合計です。 [Rx Rate]：radio の現在の受信レートです。 [Tx Retry Rate (%)]：radio によって送信された全トラフィックに対する再送トラ

フィックの割合です。 7) [Close] タブをクリックします。

6.10 Fit AP履歴情報の表示

この機能を使用すると、オンラインクライアントのカウント数、レート、トラフィック、

アソシエーション、および接続履歴情報を、過去 1 時間、過去 1 日、先週、先月またはユ

ーザ定義の時間で表示できます。

オンラインクライアント数統計情報については、オンラインクライアント数のトレン

ドグラフ、オンラインクライアントのピーク値と平均値、および統計情報収集時間範

囲内のオンラインクライアントを表示できます。レート統計情報では、送信レートと受信レートのトレンドグラフ、ピーク送信レート、

ピーク受信レート、平均送信レート、平均受信レート、および指定した時間範囲での

送信レートと受信レートを表示できます。トラフィック統計情報では、統計情報コレクションの開始時刻と終了時刻、トラフィ

ックが送信した時刻、トラフィックが受信した時刻、およびトラフィックの合計を表

示できます。アソシエーション統計情報では、アクセス要求、アクセス応答、正常なログイン、異

常なロゴフ、アソシエーションの成功率、関連するブロッキング率、および廃棄率を

表示できます。


6-11

接続統計情報では、クライアントのログオフ時間、リカバリ時間、およびログオフ時

間を表示できます。 Fit AP 履歴情報は、Fit AP List ページまたは Fit AP 詳細ページから表示できます。次の

手順では、例として Fit AP List ページを使用します。

Fit AP 履歴情報を表示する手順は、次のとおりです。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Fit AP List ページには、すべての Fit AP が表示されます。 3) Fit AP の[Operation]アイコンをクリックします。 4) メニューから[History Info | 履歴情報]を選択します。

History Info ダイアログボックスが開きます。 5) 統計情報タイプを選択します。オプションは次のとおりです。 [Online Clients] [Rate] [Traffic] [Association] [Connectivity] 6) 時間範囲を選択します。オプションは次のとおりです。 [1h] [1d] [1w] [1m] [1y] [Custom] 7) 表示される Custom ウィンドウで、開始時刻と終了時刻を入力するか、[Start

Time/End Time]の横のフィールドをクリックして、表示されるカレンダーから開始

時刻/終了時刻を YYYY-MM-DD hh:mm のフォーマットで選択します。終了時刻は開

始時刻より後でなければなりません。

指定した時間範囲の統計情報が表示されます。

Online Clients Statistics

[Online Clients]を選択した場合、以下の情報が表示されます。 Online Client Trend graph：データ収集時間範囲内の Fit AP の送受信率の傾向です。

x 座標は時間を表し、y座標は送信レートと受信レートを表します。 Peak Number of Online Clients：統計情報の収集時間範囲における Fit AP でのクラ

イアントの最大数です。 Average Online Clients：統計情報の収集時間範囲における Fit AP でのクライアン

トの平均数です。

Client Details Time：YYYY-MM-DD hh:mm:ss のフォーマットで統計情報が収集された時刻です。 Clients：統計情報収集時間範囲内の Fit AP に関連づけられているオンラインクライ

アントの数です。

Rate Statistics

レートの単位は、レートの値によって変わります。


6-12

[Rate]を選択すると、次の情報が表示されます。 Transmission and Reception Rate Trend graph：データ収集時間範囲内の Fit AP

の送受信率の傾向です。 x 座標は時間を表し、y座標は送信レートと受信レートを表

します。 Peak Transmission Rate (bps)：統計情報収集時間範囲における Fit AP の最大送信

レートです。測定単位は、データが変化すると自動的に変化します。 Peak Reception Rate (bps)：統計情報収集時間範囲における Fit AP の最大受信率で

す。測定単位は、データが変化すると自動的に変化します。 Average Transmission Rate (bps)：統計情報収集時間範囲における Fit AP の平均

転送レートです。測定単位は、データが変化すると自動的に変化します。 Average Reception Rate (bps)：統計情報収集時間範囲内の Fit AP の平均受信率で

す。測定単位は、データが変化すると自動的に変化します。

Rate Details Time：YYYY-MM-DD hh:mm:ss のフォーマットで統計情報が収集された時刻です。 Transmission Rate (bps)：指定した時刻における Fit AP の伝送レートです。測定

単位は、データが変化すると自動的に変化します。 Reception Rate (bps)：指定した時刻における Fit AP の受信率です。測定単位は、

データが変化すると自動的に変化します。

Traffic Statistics

トラフィックの単位は、トラフィックの送受信量によって変わります。

[Traffic]を選択すると、次の情報が表示されます。 Start Time：統計情報収集の開始時間です。フォーマットは YYYY-MM-DD hh:mm:ss

です。 End Time：統計情報収集の終了時間です。フォーマットは YYYY-MM-DD hh:mm:ss

です。 Transmitted Traffic (MB)：Fit AP が指定した時間範囲内に送信したトラフィックの

合計です。測定単位は、データが変化すると自動的に変化します。 Received Traffic (MB)：指定した時間範囲内に Fit AP が受信したトラフィックの合

計です。測定単位は、データが変化すると自動的に変化します。 Total Traffic (B)：指定した時間範囲内に Fit AP が送受信したトラフィックの合計で

す。統計情報を基準に計算されており、実際の数値とは若干異なる場合があります。測定単位は、データが変化すると自動的に変化します。

Association Statistics

[Association]を選択すると、次の情報が表示されます。 Access Requests：指定した時間範囲内に Fit AP が受信した接続要求の数です。 Response Count：指定した時間範囲内に Fit AP がから送信された接続応答の数で

す。 Successful Logins：指定した時間範囲内で成功した接続数です。 Abnormal Logoffs：指定した時間範囲内で接続成功したクライアントが異常にオフ

ラインになった数です。 Association Success Rate：指定された時間範囲内で、Fit AP によって送信された

接続要求の数に対するクライアントの正常な接続数の割合です。単位はパーセントで

す。


6-13

Relevant Blocking Rate：指定した時間範囲内で成功した接続数に対して、Fit APリソースの不足が原因で失敗したクライアントの接続数の割合です。単位はパーセン

トです。 Dropping Rate：指定した時間範囲内のクライアントの正常接続数に対する、異常に

オフラインになった数の割合です。単位はパーセントです。

Connectivity Statistics

[Connectivity]を選択すると、次の情報が表示されます。 Logoff Time：Fit AP のオフライン時間です。フォーマットは YYYY-MM-DD

hh:mm:ss です。 Recovery Time：Fit AP が再度オンラインになる時刻です。フォーマットは

YYYY-MM-DD hh:mm:ss です。 Logoff Duration：Fit AP のオフライン期間です。フォーマットは YYYY-MM-DD

hh:mm:ss です。 8) [Close] タブをクリックします。

6.11 Fit APに関連づけられたクライアントの表示

Fit AP に関連づけられたクライアントは、Fit AP List ページから表示できます。

Fit AP に関連づけられたクライアントを表示するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Fit AP List ページには、すべての Fit AP が表示されます。 3) Fit AP の[Total Clients]リンクをクリックします。

Client List には、現在の Fit AP に接続しているすべてのオンラインのクライアント


6.12 Fit APのradioパラメータの表示 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Fit AP List ページには、すべての Fit AP が表示されます。 3) Fit AP のデバイスラベルをクリックします。

Fit AP 詳細ページには、現在の Fit AP の基本情報、クライアント情報、および radio情報が表示されます。

4) Radio エリアで、対象の radio ID をクリックします。

Radio Information ダイアログボックスが開きます。

Radio Information


6-14

Radio ID：radio ID です。 Radio Type：radio のタイプです。オプションは次のとおりです。

[802.11a] [802.11b] [802.11g] [802.11gn] [802.11an] [802.11ac]

Admin Status：radio の管理状態です。オプションは[Up]、[Down]です。 Operation Status：radio の動作状態です。オプションは[Up]、[Down]です。 Preamble Type：Fit AP のプリアンプルタイプです。オプションは次のとおりです。

[Short]：Fit AP は、短いプリアンプルまたは長いプリアンプルのフレームを送信

します。 [Long]：Fit AP は、長いプリアンプルのフレームのみを送信します。このオプシ

ョンは、[802.11b]、[802.11g]、または[802.11gn]の radio タイプを選択した場合

に設定できます。 Channels in Use：radio の動作チャネルです。値の範囲は、radio の種類によって異

なります。[Auto]を選択すると、Fit AP はアイドル状態のチャネルを作業チャネルと

して選択します。 Max Transmission Power (dBm)：radio の最大送信電力です。 Current Transmission Power (dBm)：radio の現在の送信電力です。 Radio Policy：radio に関連づけられた radio ポリシーです。 Channel Calibration Lock down：radio の現在の動作中のチャネルがロックされま

す。オプションは次のとおりです。 [Yes]：Fit AP は現在の動作チャネルをロックしており、その動作チャネルは AC

によって自動的に調整されません。 [No]：radio の動作チャネルは AC によって自動的に調整されます。

Power Calibration Lock down：radio の現在のロックされた送信電力です。オプシ

ョンは次のとおりです。 [Yes]：Fit AP は現在の送信電力をロックしており、その送信電力は AC によって

自動的に調整されません。 [No]：radio の送信電力は AC によって自動的に調整されます。

Service Policy：radio に関連づけられているサービスポリシーの SSID です。 5) [Close] タブをクリックします。

6.13 一般管理機能

6.13.1 Ping

この機能により、QMC から管理対象 Fit AP への到達性をテストできます。

Fit AP List ページから選択した Fit AP に ping を実行するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Fit AP List ページには、すべての Fit AP が表示されます。 3) Fit AP の[Operation]アイコンをクリックします。 4) メニューから[Ping]を選択します。

Ping ダイアログボックスが開きます。


6-15

5) Buffer Size リストから、ping パケットのサイズをバイト単位で選択します。 6) Number リストから、QMC が選択した Fit AP に送信する ping パケットの数を選択

します。 7) [OK]をクリックして変更を確定し、ping テストを開始します。

ping テストの結果をダイアログボックスに表示します。 8) [OK]をクリックします。


i

目次

7 章クライアントの管理 ................................................................................................................. 7-1 7.1 オンラインクライアント管理 ............................................................................................ 7-1

7.1.1 クライアントリストの表示 ..................................................................................... 7-1 7.1.2 クライアントリストのカスタマイズ ....................................................................... 7-3 7.1.3 クライアントの検索 ................................................................................................ 7-4 7.1.4 クライアントに関する詳細情報の表示 ................................................................... 7-5 7.1.5 クライアントのエクスポート ................................................................................. 7-7 7.1.6 クライアントのリアルタイム監視の実行 ............................................................... 7-7 7.1.7 クライアント履歴情報の表示 ................................................................................. 7-9 7.1.8 同期間隔の設定 ..................................................................................................... 7-11 7.1.9 パフォーマンス収集パラメータの設定 ................................................................. 7-11

7.2 クライアントのオンライン履歴管理 ............................................................................... 7-11 7.2.1 クライアントのオンライン履歴情報リストの表示 ............................................... 7-11 7.2.2 クライアントのオンライン履歴情報の検索 .......................................................... 7-13

7.3 クライアントの情報管理 ................................................................................................. 7-14 7.3.1 クライアント情報リストの表示 ............................................................................ 7-14 7.3.2 クライアント情報の検索 ....................................................................................... 7-15 7.3.3 クライアント情報の追加 ....................................................................................... 7-15 7.3.4 クライアント情報のインポート ............................................................................ 7-16 7.3.5 クライアント情報の変更 ....................................................................................... 7-17 7.3.6 クライアント情報の削除 ....................................................................................... 7-17 7.3.7 クライアントのロック .......................................................................................... 7-18 7.3.8 クライアントのロック解除 ................................................................................... 7-18

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 7章クライアントの管理

7-1

7章クライアントの管理

WSM は、オンラインクライアント、クライアントのオンライン履歴、およびクライアン

ト情報の管理に役立ちます。

7.1 オンラインクライアント管理

WSM は、WLAN に接続されているすべてのオンラインクライアントをクライアントリス

トに表示し、管理を容易にします。次のようなものがあります。クエリクライアント詳細なクライアント情報の表示クライアント情報のエクスポートクライアント情報の変更リアルタイムのクライアント監視情報およびクライアント履歴情報の表示また、ロケーションビューまたはデフォルトマップを使用してクライアントを検索するこ

ともできます。

7.1.1 クライアントリストの表示

クライアントのリストページには、WSM のすべてのオンラインクライアントに関する情

報が表示されます。クライアントに関する次の情報を表示できます。ステータス radio タイプ信号強度エンドポイントの識別 MAC アドレスユーザ名 IP アドレス SSID チャンネル Rx レート全トラフィックオンライン時間 AP クライアントリストを表示するには、以下の手順に従ってください。

Fit AP リストを表示するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource

Management | リソース管理] > [Client List]を選択します。

Client List ページには、すべてのクライアントが表示されます。

Client List


7-2

Client Status：クライアントの現在のステータスです。アイコンは、クライアン

トが正常に接続されていることを示します。アイコンは、クライアントが正常に

認証されていることを示します。 Radio Type：アクセス AP の radio タイプです。表 7-1に radio タイプのアイコンを

示します。

表 7-1 アイコンで示される radio タイプ

アイコン radio タイプ

802.11a

802.11b

802.11g

802.11bg

802.11at

802.11an

802.11ac

802.11gn

802.11n (2.4GHz) 802.11bgn 802.11n 802.11n (5GHz)

Signal Strength：クライアントの信号強度です。

表 7-2 アイコンで示される信号強度と SNR

アイコン信号強度

信号強度＞ –57 dBm

–67 dBm ＜信号強度≦ –57 dBm



信号強度＜ –81 dBm

なし

Endpoint Identification：エンドポイントタイプ、ベンダ、OS などのエンドポイン

トの識別情報です。 MAC Address：クライアントの MAC アドレスです。 Username：クライアントが無線ネットワークにアクセスするために使用するユーザ

名です。次の条件が存在しない場合、このフィールドは空白になります。 Comware ベースの Fat AP/Fit AP 経由でオンラインになるクライアントの場合、

802.1X 認証が有効になっていると、ユーザ名(AC または Fat AP から取得されま

す)が表示されます。このようなユーザ名は変更できません。


7-3

IP Address：クライアントの IP アドレスです。Fat AP/AC へのアクセスで IP スヌー

ピングが有効になっているときに使用できます。クライアントの IP アドレスが使用

できない場合、このフィールドには 0.0.0.0 と表示されます。 SSID：クライアントがネットワークにアクセスするために使用する SSID 名です。 Channel：クライアントが使用するチャネルです。 Rx Rate (Mbps)：クライアントの現在の受信レートです。 Total Traffic (KB)：クライアントが送受信したトラフィックの合計です。 Online Duration：クライアントの最新のオンライン期間です。 AP：クライアントに関連付けられた AP です。

Fit AP：管理 AC デバイスラベル > Fit AP デバイスラベルが表示されます。対応

するリンクをクリックすると、Fit AP の詳細情報が表示されます。 Fat AP：Fat AP デバイスラベルが表示されます。対応するリンクをクリックす

ると、Fat AP の詳細情報が表示されます。 Operation：[Operation] アイコンは関連付けられたクライアントの操作タスク

へのリンクを表示します

Client List にエントリが含まれている場合は、次のナビゲーション支援が表示されます。

[Next Page] アイコンをクリックして、Client List を次に進めます。 [Last Page] アイコンをクリックして、Client List の最後に移動します。 [Previous Page] アイコンをクリックして、Client List の前のページを表示しま

す。 [First Page] アイコンをクリックして、Client List の最初に戻ります。 Client List の右上にある[8]、[15]、[50]、[100]、または[200]をクリックして、各ページ


Operation フィールドを除くすべてのフィールドで、Client List を並べ替えることができ

ます。選択したフィールドでリストを並べ替えるには、列ラベルをクリックします。列

ラベルを使用すると、各フィールドの並べ替えオプションを切り替えることができます。

7.1.2 クライアントリストのカスタマイズ

Client List をカスタマイズして、Online Duration 列などの列を削除できます。Client Status、Radio Type、Signal Strength、Operation 以外のすべての列をカスタマイズで

きます。既定では、すべての列がカスタマイズされます。

クライアントリストをカスタマイズするには、以下の手順に従ってください。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Client ページには、すべてのクライアントが表示されます。 3) [Customize Columns]をクリックします。 4) 目的の列をカスタマイズします。 5) [Default]をクリックします。

列選択がデフォルトに戻ります。 6) [OK]をクリックします。

カスタマイズされた列のみがクライアントリストに表示されます。


7-4

7.1.3 クライアントの検索

WSM は、基本的な検索と高度な検索を提供します。検索の基本条件には、クイック検索

用の鍵パラメータがいくつか含まれています。高度な検索は、正確な照合のためのさま

ざまな検索条件を提供しています。

クライアントの検索を行う場合、以下の手順に従ってください。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Client ページには、すべてのクライアントが表示されます。 3) 基本的な検索を実行します。

a) クライアントのMACアドレスを入力します。WSMはこのフィールドに対してあいま

い検索をサポートしています。

b) [Query]アイコンをクリックします。Client Listには、検索条件に一致するすべ

てのクライアントが表示されます。

c) Queryフィールドを消去し、すべてのクライアントを表示するため、[Query]アイコ

ンをクリックします。

4) 高度な検索を実行します。 a) Queryエリアを拡張するため、[Expand] アイコンをクリックします。もう一度ク

リックすると、クエリー領域が非表示になります。

b) 次の検索条件の1つ以上を指定します。 Username：クライアントがワイヤレスネットワークにアクセスするために使用する

ユーザ名を入力します。 WSM では、このフィールドのあいまい検索がサポートされ

ています。 MAC Address：クライアントの MAC アドレスを入力します。 WSM では、このフ

ィールドのあいまい検索がサポートされています。 Device Type：クライアントのデバイスタイプを選択します。オプションは次のと

おりです。 [Unlimited] [AC] [Fit AP] [Fat AP]

Device Label：クライアントのデバイスラベルを入力します。 WSM では、このフ

ィールドのあいまい検索がサポートされています。 [Device Label]が[Unlimited]に設定されている場合、[Device Label]は検索条件としては使えません。

Radio Type：アクセス AP の radio タイプを選択します。オプションは次のとおり

です。 [All] [802.11a] [802.11b] [802.11g] [802.11bg] [802.11at] [802.11an] [802.11gn] [802.11ac] [802.11n(2.4GHz)] [802.11n]


7-5

[802.11n(5GHz)] [802.11ag] [Wired]

Channel：クライアントが使用するチャネルを入力します。 WSM では、このフィー

ルドのあいまい検索がサポートされています。 SSID：クライアントがネットワークに接続するために使用する SSID 名を入力しま

す。 WSM では、このフィールドのあいまい検索がサポートされています。 IP Address：クライアントの IP アドレスを入力します。 WSM では、このフィール

ドのあいまい検索がサポートされています。 Location：クライアントのロケーションビュー名を入力または選択します。 WSM

では、このフィールドのあいまい検索がサポートされています。フィールドが空白または[Unlimited]に設定されたフィールドは、検索条件としては

機能しません。

c) Client Listの検索条件に一致するすべてのクライアントを表示するため、[Query]をクリックします。

d) [Reset]をクリックして、検索条件をクリアし、すべてのクライアントを表示します。

7.1.4 クライアントに関する詳細情報の表示



Client ページには、すべてのクライアントが表示されます。 3) 基本的な検索を実行します。 4) クライアントの MAC アドレスをクリックします。 MAC Address：クライアントの MAC アドレスです。 Vendor：クライアントのベンダです。不明なベンダは Others と表示されます。 Username：クライアントのユーザ名です。ユーザ名は、次のいずれかの場合に表

示されます。 802.1X 認証は、AC または Fat AP で有効になっています。

IP Address：Fat AP または AC へのアクセスで IP スヌーピングが有効になっている

場合に、IP アドレスを使用できます。IP アドレスが使用できない場合、このフィー

ルドには 0.0.0.0 と表示されます。 SSID：クライアントがネットワークにアクセスするために使用する SSID 名です。 Up Time：クライアントのオンライン継続時間です。 Channel：クライアントが使用するチャネルです。 Radio Type：アクセス AP の無線タイプです。オプションは次のとおりです。

802.11a 802.11b 802.11g 802.11bg 802.11at 802.11an 802.11gn 802.11ac 802.11n(2.4GHz) 802.11n 802.11n(5GHz) 802.11ag Wired


7-6

AP：クライアントに接続されている Fit AP または Fat AP のデバイスラベルです。 APのラベルリンクをクリックすると、AP に関する詳細情報が表示されます。

AC：クライアントの AC のデバイスラベルです。 AC のラベルリンクをクリックす

ると、AC に関する詳細情報が表示されます。クライアントが Fat AP に接続されて

いる場合、このパラメータは表示されません。 Client Status：クライアントの現在の接続ステータスです。オプションは次のとお

りです。 Succeeded：アクセス AP はクライアントの接続要求を受け入れています。 Failed：アクセス AP はクライアントの接続要求を拒否しています。

VLAN ID：クライアントのアクセス VLAN ID です。 Power Save Mode：クライアントの省電力モードが有効かどうかを示します。 Location：アクセス AP のロケーションビュー名です。 Channel：クライアントが関連付けられている Fit AP の radio の動作チャネルです。

Security Information Authorization Mode：802.11 で定義されたクライアントの認証モードです。オプシ

ョンは次のとおりです。 Open System：認証を要求するクライアントに対して認証は実行されません。 Shared Key：クライアントは、デバイスと同じ共有鍵を設定している必要があり

ます。このオプションは、暗号スイートが WEP40、WEP104、または WEP128の場合にのみ使用できます。

All：Open System と Shared Key の両方が設定されます。クライアントは、ネットワークにアクセスする際に、必要に応じて適切な認証モード

を選択します。

Encryption Mode：クライアントのアクセス WLAN の暗号化モードです。オプショ

ンは次のとおりです。 Plaintext：クライアントは、パスワードを入力しなくても無線ネットワークにア

クセスできます。 Ciphertext：クライアントは、無線ネットワークにアクセスするためのパスワー

ドを提供する必要があります。 AKM Type：クライアント用に 802.11i で定義されたパスワードタイプです。オプシ

ョンは次のとおりです。 None PSK 802.1X

Signal Quality Reception Rate (Mbps)：クライアントの現在の受信レートです。 Transmission Rate (Mbps)：クライアントの現在の伝送レートです。 Received Noise：クライアントの現在の受信ノイズです。 Signal Noise Ratio：クライアントの現在の信号ノイズ比です。 Signal Strength (dBm)：アクセス AP によって取得されるクライアントの信号強度

です。 RSSI クライアント信号の RSSI 値です。

Traffic Statistics Reception (KB)：クライアントが受信したトラフィックの合計量です。 Tx. Traffic (KB)：クライアントが送信したトラフィックの合計量です。 Received Retry Bytes：クライアントが受信した再送信バイト数です。


7-7

Transmitted Retry Bytes：クライアントが送信した再送信バイト数です。

Client Bandwidth — Today Client Bandwidth – Today：今日の 0:00 から表示時間までの送信または受信パケッ

トレートの傾向を表示します。

7.1.5 クライアントのエクスポート

この機能を使用すると、特定の条件に一致するクライアントを.csv にエクスポートし、保

存します。

クライアントをエクスポートするには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Client ページには、すべてのクライアントが表示されます。 3) [Export] タブをクリックします。 4) [Export Content] ダイアログボックスで、必要に応じて[Export Custom Columns]

または[Export All Columns]を選択します。

Download Exported Template File ウィンドウが開きます。 5) [Export Result]をクリックして、エクスポートした.csv ファイルをダウンロードし

ます。

7.1.6 クライアントのリアルタイム監視の実行

WSM は、クライアントリスト上のオンラインクライアントにリアルタイム監視機能を提

供します。表 7-3にクライアントのリアルタイム監視情報を示します。


7-8

表 7-3 クライアントのリアルタイム監視情報

AP へのアクセスリアルタイムの監視情報

Comware-based fat AP/fit AP

送受信レートトレンドグラフ

信号強度トレンドグラフ

受信ノイズトレンドグラフ

S/N比トレンドグラフ

受信トラフィック量

Rx速度

送信トラフィック量

Tx速度

Rx再送信バイト数

Tx再送信バイト数

信号強度(dBm)

受信ノイズ

オンライン時間

S/N比

クライアントのリアルタイム監視ページには、監視情報が最後の 150 秒で表示され、5 秒

ごとに更新されます。

クライアントのリアルタイム監視を実行するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Client List ページには、すべてのクライアントが表示されます。 3) クライアントの[Operation]アイコンをクリックします。 4) メニューから[Monitor | モニタ]を選択します。

クライアントのリアルタイム監視ページが開きます。

Realtime Monitoring Information

x 座標は 150 秒間の中で、指定した時間に応じて動きます。 Reception and transmission rate trend graph：クライアントの最近 150 秒間の受

信および送信レートの傾向です。 x 座標は時間を示し、y座標は受信および送信レー

トを示します。 Signal strength (dBm) trend graph：最後の 150 秒間にアクセス AP によって取得

されたクライアントの信号強度の傾向です。 x 座標は時間を示し、y座標は信号強度

を示します。 Received noise trend graph：クライアントの過去 150 秒間の受信ノイズの傾向で

す。 x 座標は時間を示し、y 座標は受信ノイズを示します。 Signal noise ratio trend graph：最後の 150 秒におけるクライアントの S/N 比の傾

向です。 x 座標は時間を示し、y座標は信号雑音比を示します。 Received (Bytes)：監視中に受信したトラフィックの合計量です。 Rx Speed：クライアントの現在の受信レートです。 Transmitted (Bytes)：監視中に送信されたトラフィックの合計です。 Tx Speed：クライアントの現在の転送レートです。 Signal Strength (dBm)：クライアントの現在の信号強度です。


7-9

Received Noise (dBm)：クライアントの現在の受信ノイズです。 Online Time：クライアントのオンライン継続時間です。フォーマットは hh:mm:ss

です。 Signal Noise Ratio (dBm)：クライアントの現在の S/N 比です。

7.1.7 クライアント履歴情報の表示

最後の 1 時間、最終日、先週、先月、またはユーザが定義した時間に、オンラインクライ

アントのレート、トラフィック、およびオンラインデータの統計情報を表示できます。この機能は、Comware ベースの Fat AP または Fit AP 経由でオンラインになるクライアント

にのみ適用されます。

Traffic statistics：統計収集の開始時刻と終了時刻、送信トラフィック、受信トラフ

ィック、および合計トラフィックです。 Rate statistics：指定した統計情報収集時間における、送受信レートのトレンドグラ

フ、ピーク送信レート、ピーク受信レート、平均送信レート、平均受信レート、およ

び送受信レートです。 Online data statistics：クライアントのオンラインカウントとオンライン継続時間

の合計、および各オンライン期間の特定のオンライン時間、オフライン時間、関連す

る AP、オンライン継続時間です。

クライアントの履歴情報を表示するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Client ページには、すべてのクライアントが表示されます。 3) クライアントの[Operation]アイコンをクリックします。 4) メニューから[History Information | 履歴情報]を選択します。

History Information ダイアログボックスが開きます。 5) Query]エリアで、Statistics list から統計情報のタイプを選択します。オプションは

[Traffic]、[Rate]、[Online Data]です。デフォルトは[Traffic]です。 6) リストから時間範囲を選択します。オプションは次のとおりです。 [1h] [1d] [1w] [1m] [1y] [Custom] [Custom]を選択した場合は、開いた Custom ウィンドウに開始時間と終了時間を入力す

るか、Start Time/End Time の横にあるフィールドをクリックして、表示されるカレンダ

ーから開始時間/終了時間を YYYY-MM-DD hh:mm のフォーマットで選択します。終了時

刻は開始時刻より後でなければなりません。

指定した時間範囲の統計情報が表示されます。 Traffic Statistics


[Traffic]を選択すると、次の情報が表示されます。 Start Time：統計情報収集の開始時間です。フォーマットは YYYY-MM-DD

hh:mm:ss です。


7-10

End Time：統計情報収集の終了時間です。フォーマットは YYYY-MM-DD hh:mm:ss です。

Transmitted Traffic (B)：指定した時間範囲内にクライアントによって送信され

たトラフィックの合計です。測定単位は、データが変化すると自動的に変化しま

す。 Received Traffic (B)：指定した時間範囲内にクライアントが受信したトラフィッ

クの合計です。測定単位は、データが変化すると自動的に変化します。 Total Traffic (B)：指定した時間範囲内にクライアントが送受信したトラフィック

の合計です。統計情報を基準に計算されており、実際の数値とは若干異なる場合

があります。測定単位は、データが変化すると自動的に変化します。 Rate Statistics

レートの単位は、レートの値によって変わります。

[Rate]を選択すると、次の情報が表示されます。 Transmission and Reception Rate Trend graph：データ収集の時間範囲内のク

ライアントの送受信率の傾向です。 x 座標は時間を示し、y座標は送信レートと

受信レートを示します。 x 座標の時間間隔は、統計情報収集の時間範囲によって

変わります。 Peak Transmission Rate：統計情報収集の時間範囲におけるクライアントの最大

転送レートです。測定単位は、データが変化すると自動的に変化します。 Peak Reception Rate：統計情報収集の時間範囲内のクライアントの最大受信レ

ートです。測定単位は、データが変化すると自動的に変化します。 Average Transmission Rate：統計情報収集の時間範囲内のクライアントの平均

転送レートです。測定単位は、データが変化すると自動的に変化します。 Average Reception Rate：統計情報収集の時間範囲内のクライアントの平均受信

レートです。測定単位は、データが変化すると自動的に変化します。 Rate Details

トレンドグラフの上部にある[Rate]をクリックして、Details ウィンドウを表示しま

す。

Time：送信または受信統計情報が収集される時刻です。フォーマットは

YYYY-MM-DD hh:mm:ss です。 Transmission Rate：指定した時間におけるクライアントの転送レートです。 Reception Rate：指定した時間におけるクライアントの受信レートです。

Online Data Statistics [Online Data]を選択すると、次の情報が表示されます。 Online Count：統計情報収集の時間範囲内でのクライアントの接続成功回数です。 Total Online Duration：統計情報収集の時間範囲内のクライアントのオンライン

時間の合計です。 Online Data Details

Online Time：クライアントのオンライン時刻です。フォーマットは

YYYY-MM-DD hh:mm:ss です。 Offline Time：クライアントのオフライン時刻です。フォーマットは

YYYY-MM-DD hh:mm:ss です。 AP：クライアントが接続していた AP のデバイスラベルです。 Online Duration：クライアントが接続していた継続時間です。フォーマットは

hh:mm:ss です。 7) [Close]をクリックします。


7-11

7.1.8 同期間隔の設定



Client ページには、すべてのクライアントが表示されます。 3) [Set Sync Interval]をクリックします。 4) Set Sync Interval ダイアログボックスで、同期間隔を選択します。

オプションは[30 Sec.]、[1 Min.]、[3 Min.]、[5 Min.]、[Custom]です。デフォルトで

は同期間隔は 3 分です。

[Custom]を選択した場合は、5～1000000 秒の範囲で間隔を入力します。 5) [OK]をクリックします。

7.1.9 パフォーマンス収集パラメータの設定



Client ページには、すべてのクライアントが表示されます。 3) [Performance Collection Parameters]をクリックします。 4) 開いたページで、次のパラメータを設定します。 Collection Status：収集ステータスを選択します。オプションは、[Off]と[On]です。 Collection Interval：収集間隔を 60～86400 秒の範囲で入力します。 5) [OK]をクリックします。

7.2 クライアントのオンライン履歴管理

WSM は、クライアントのオンライン履歴情報リストを介して WSM にアクセスするすべ

てのクライアントに関する情報を表示します。また、WSM では、検索クライアントのオ

ンライン履歴情報を表示したりすることもできます。

7.2.1 クライアントのオンライン履歴情報リストの表示

この機能を使用すると、クライアントの詳細なオンライン履歴情報を表示できます。クライアントのオンライン履歴情報リストでは、次の情報を表示できます。 MAC アドレスユーザ名 SSID オンライン時間オフライン時間オンライン時間全トラフィック AP の位置クライアントの AP 名


7-12

クライアントのオンライン履歴情報リストを表示するには、以下の手順に従ってください。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Client ページには、すべてのクライアントが表示されます。 3) [Client Online History]をクリックします。

すべてのクライアントに関するオンライン履歴情報は、クライアントのオンライン履

歴情報リストに表示されます。

Client Online History Information List MAC Address：クライアントの MAC アドレスです。 Username：クライアントがワイヤレスネットワークにアクセスするために使用する

ユーザ名です。 IP Address：クライアントの IP アドレスです。 SSID：クライアントがネットワークにアクセスするために使用する SSID 名です。 Online Time：クライアントのオンライン時間です。フォーマットは YYYY-MM-DD

hh:mm:ss です。 Offline Time：クライアントのオフライン時間です。フォーマットは YYYY-MM-DD

hh:mm:ss です。 Online Duration：クライアントがオンラインであった期間です。フォーマットは

hh:mm:ss です。

メモ：クライアントのポーリング間隔のデフォルトは 3分であるため、オンライン時間、オフラ

イン時間、およびオンライン時間のエラーも最大で 3分になる可能性があります。

Total Traffic (KB)：クライアントがオンラインのときに発生したトラフィックの合

計です。 AP Location：クライアントと接続しているアクセス AP のロケーションビュー名で

す。 AP Name：クライアントと接続しているアクセス AP のデバイスラベルです。 Operation：[Operation]アイコンは接続しているクライアントの操作タスクへ

のリンクを表示します。 Client Online History Information List に十分な数のエントリが含まれている場合は、次

のナビゲーション補助が表示されます。

[Next Page] アイコンをクリックして、Client Online History Information Listを次に進めます。

[Last Page] アイコンをクリックして、Client Online History Information Listの最後に移動します。

[Previous Page] アイコンをクリックして、Client Online History Information List の前のページを表示します。

[First Page] アイコンをクリックして、Client Online History Information Listの最初に戻ります。

Client Online History Information List の右上にある[8]、[15]、[50]、[100]、または[200]をクリックして、各ページに表示する項目数を指定します。


7-13

Operation フィールドを除くすべてのフィールドで、Client Online History Information List を並べ替えることができます。選択したフィールドでリストを並べ替えるには、列

ラベルをクリックします。列ラベルを使用すると、各フィールドの並べ替えオプションを

切り替えることができます。 4) [Back]をクリックして、クライアントリストページに戻ります。

7.2.2 クライアントのオンライン履歴情報の検索

WSM は、基本的な検索と高度な検索を提供します。検索の基本的な条件には、クイック

検索用のキーパラメータがいくつか含まれています。高度な検索は、正確な照合のための

さまざまな検索条件を提供しています。

クライアントのオンライン履歴を検索に送信するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Client ページには、すべてのクライアントが表示されます。 3) [Client Online History]をクリックします。

Client Online History ページには、すべてのクライアントのオンライン履歴情報が表

示されます。

4) 基本的な検索を実行します。 a) クライアントのMACアドレスを入力します。 WSMでは、このフィールドのあいまい

検索がサポートされています。

b) [Query]アイコンをクリックします。Client Online Historyページには、検索の

条件に一致するすべてのクライアントのオンライン履歴が表示されます。

c) Queryフィールドを消去し、[Query]アイコンをクリックします。すべてのクラ

イアントのオンライン履歴を表示します。

5) 高度な検索を実行します。 [Expand]アイコンをクリックしてエリアを展開します。もう一度クリックすると、ク

エリー領域が非表示になります。

a) Queryエリアを展開するため[Expand Query]アイコンをクリックし、Queryフィ

ールドに移行します。再度クリックすると、Queryエリアが非表示になります。

b) 次の検索条件の1つまたは複数を入力または選択します。 MAC Address：クライアントの MAC アドレスを入力します。 WSM では、このフ

ィールドのあいまい検索がサポートされています。 SSID：クライアントがネットワークに接続するために使用する SSID 名を入力しま

す。 WSM では、このフィールドのあいまい検索がサポートされています。 Online from/to：オンライン履歴が検索条件の範囲内にあるすべてのクライアントの

オンライン履歴情報を検索するには、開始および終了時刻を入力するか、または Start Time/End Time の横にあるフィールドをクリックして、表示されるカレンダーから

開始時刻/終了時刻を YYYY-MM-DD hh:mm のフォーマットで選択することもできま

す。終了時刻は開始時刻より後でなければなりません。


7-14

Online Duration：クライアントのオンライン時間を分単位で入力し、オンライン時

間が指定した値より長いすべてのクライアントのオンライン履歴情報を検索に入力

します。 AP Location：クライアントに関連付けられているアクセス AP のロケーションビュ

ーです。WSM では、このフィールドのあいまい検索がサポートされています。 AP Name：クライアントに関連付けられているアクセス APのデバイスラベルです。

WSM では、このフィールドのあいまい検索がサポートされています。 Username：クライアントが無線ネットワークにアクセスするために使用するユーザ

名です。 WSM では、このフィールドのあいまい検索がサポートされています。 IP Address：クライアントの IP アドレスを入力します。 WSM では、このフィール

ドのあいまい検索がサポートされています。

フィールドが空白の場合、検索の条件としては動作しません。

c) [Query] をクリックし、クライアントのオンライン履歴情報リストの検索条件に一致

するエントリを表示します。

d) [Reset] をクリックして検索条件をクリアし、すべてのクライアントのオンライン履

歴情報リストが表示されます。

7.3 クライアントの情報管理

クライアントの情報管理機能は、クライアントの MAC アドレスとユーザ名のマッピング

を管理するのに役立ちます。クライアント情報を 1 つずつ追加したり、テキストファイ

ルを使ってクライアント情報の一括設定をインポートしたりできます。

7.3.1 クライアント情報リストの表示

WSM は、クライアント情報リスト検索機能を提供します。クライアントの MAC アドレ

ス、クライアント名、クライアント ID、アドレス、電話番号、電子メール、および更新

時刻を表示できます。

クライアント情報リストを表示するには、以下の手順に従ってください。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


Client ページには、すべてのクライアントが表示されます。 3) [Client Info Management]をクリックします。

すべてのクライアント情報が Client Info Management ページに表示されます。

Client Info List MAC Address：クライアントの MAC アドレスです。 Username：クライアントが無線ネットワークにアクセスするために使用するユーザ

名です。 Account Name：認証に使用するアカウント名です。 Client Type：iPhone や PC などのクライアントタイプです。 Vendor：エンドポイントのベンダです。 OS：エンドポイントで使用されるオペレーティングシステムです。


7-15

Update Time：クライアントの基本情報の最新の更新時刻です。 Status：クライアントのステータスです。オプションには Locked と Unlocked が

あります。 WSM は Locked 状態のクライアントの情報を同期しません。 Modify：[Modify]アイコンをクリックします。クライアントに関する情報を変

更します。 Client Info List に十分な数のエントリが含まれている場合は、次のナビゲーション補助


[Next Page] アイコンをクリックして、Client Info List を次に進めます。 [Last Page] アイコンをクリックして、Client Info List の最後に移動します。 [Previous Page] アイコンをクリックして、Client Info List の前のページを表示

します。 [First Page] アイコンをクリックして、Client Info List の最初に戻ります。

Client Info List の右上にある[8]、[15]、[50]、[100]、または[200]をクリックして、各ペ

ージに表示する項目の数を指定します。

Operation フィールドを除くすべてのフィールドで、Client Info List を並べ替えることが

できます。選択したフィールドでリストを並べ替えるには、列ラベルをクリックします。

列ラベルを使用すると、各フィールドの並べ替えオプションを切り替えることができます。

4) [Back]をクリックして、クライアントリストページに戻ります。

7.3.2 クライアント情報の検索

WSM は、特定のクライアント情報を取得するための検索機能を提供します。

クライアント情報を紹介するには、次の手順に従ってください。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource



すべてのクライアント情報が Client Info Management ページに表示されます。 4) 次の検索条件の 1 つ以上を指定します。 MAC Address：クライアントの MAC アドレスを入力します。 WSM では、このフ

ィールドのあいまい検索がサポートされています。 Username：クライアントの名前を入力します。 WSM では、このフィールドのあい

まい検索がサポートされています。

フィールドが空白の場合、検索の条件としては機能しません。 5) 検索アイコンをクリックして、クライアント情報リストの検索条件に一致するエント

リを表示します。

7.3.3 クライアント情報の追加

この機能を使用すると、クライアント情報を手動で追加できます。

クライアント情報を追加するには、次の手順に従います。


7-16




すべてのクライアント情報が Client Info Management ページに表示されます。 4) [Add]をクリックします。

クライアント情報を追加するページが開きます。 5) 次のパラメータを設定します。

MAC Address：クライアントの MAC アドレスを入力します。WSM で一意であ

る必要があります。 Username：クライアントの名前を入力します。 Account Name：アカウント名を入力します。 Client Type：[Mobile]や[iPhone]などのクライアントタイプを入力します。 Vendor：エンドポイントのベンダを入力します。 OS：エンドポイントで使用するオペレーティングシステムを入力します。 Client ID：クライアントの ID を入力します。 Address：クライアントの連絡先アドレスを入力します。 Email：クライアントの電子メールを入力します。有効な電子メールアドレスの

フォーマットは [email protected] です。 Tel：クライアントの電話番号を入力します。

6) [OK]をクリックします。

7.3.4 クライアント情報のインポート

この機能は、テキストファイルを使用してクライアント情報を WSM にインポートするの

に役立ちます。テキストファイルは、次の要件を満たしている必要があります。

テキストファイルは.csv または.csv のいずれかにする必要があります。このファイル

のサイズは 5MB を超えることはできません。ファイル内の各行の列数は同じです。列の間に区切り文字としてスペースを使用する場合、2 つの列の間には 1 つのスペー

スしか使用できません。より多くのスペースを入力すると、読み込みが失敗する可

能性があります。

クライアント情報をインポートするには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource



すべてのクライアント情報が Client Info Management ページに表示されます。 4) [Import]をクリックします。

クライアント情報をインポートするページが開きます。 5) Source File ボックスの横にある[Browse | 参照]をクリックします。 6) インポートするファイルを選択し、[OK]をクリックします。 7) Delimiter リストから区切り文字を選択します。オプションは次のとおりです。

[space]


7-17

[TAB] [,] (コンマ) [#](番号記号) [$](ドル記号)

8) [Next]をクリックします。

プロパティコラムを選択するページが開きます。 9) ファイルからインポートするプロパティ列を選択します。オプションは次のとおり

です。 Not selected in the file：インポートされたすべてのクライアント情報のプロパティ

値は無効です。 Overwrite Duplicate：インポートされたコンテンツによって既存のクライアント情

報が上書きされます。[Overwrite Duplicate]を選択しない場合、WSM は既存のクラ

イアント情報を変更しません。 10) [OK]をクリックします。

クライアント情報管理ページで、WSM はインポートされた数、重複した数、失敗し

た数を含むインポート結果を表示します。

7.3.5 クライアント情報の変更

この機能は、クライアントの基本情報を変更するのに役立ちます。

クライアント情報を変更するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource



すべてのクライアント情報が Client Info Management ページに表示されます。

4) クライアントの[Modify]アイコンをクリックします。

クライアント情報を変更するためのページが開きます。 5) 必要に応じてクライアント情報を変更します。詳細については、“7.3.3 クライアン

ト情報の追加”を参照してください。 6) [OK]をクリックします。

7.3.6 クライアント情報の削除

この機能は、1 つ以上のクライアント情報を削除するのに役立ちます。

クライアント情報を削除するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource




7-18

すべてのクライアント情報が Client Info Management ページに表示されます。 4) 削除するクライアントの横にあるボックスを選択します。 5) [Delete]をクリックします。

確認のダイアログボックスが開きます。 6) [OK]をクリックします。

7.3.7 クライアントのロック

WSM は Locked 状態のクライアントの情報を同期しません。

クライアントをロックするには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource



すべてのクライアント情報が Client Info Management ページに表示されます。 4) ロックするクライアントを選択します。 [Locked]をクリックします。

7.3.8 クライアントのロック解除

1) [Service | サービス] タブをクリックします。ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource Management | リソース管理] > [Client List]を選択します。


すべてのクライアント情報が Client Info Management ページに表示されます。 3) ロック解除するクライアントを選択します。 [Unlock]をクリックします。


i

目次

8 章 Radio の管理 ........................................................................................................................... 8-1 8.1 Radio リストの表示 ........................................................................................................... 8-1 8.2 Radio の検索 ...................................................................................................................... 8-2

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 8章 Radio の管理

8-1

8章 Radio の管理

radio リストには、WSM が管理する Fat AP と Fit AP のすべての radio に関する情報が表

示されます。 radio の詳細、radio の検索、radio の設定を radio リストから表示すること

ができます。

8.1 Radioリストの表示 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource

Management | リソース管理] > [Radios]を選択します。 3) Radio List ページには、すべての radio が表示されます。 Radio List Admin Status：radio の管理ステータスです。緑色のアイコンは管理ステータス

が Up であることを表し、グレーのアイコンは管理ステータスが Down であるこ

とを示します。 AP：radio が属する AP のデバイスラベルです。デバイスラベルをクリックすると、

AP に関する詳細情報を表示できます。 Fit AP の場合、このフィールドには AP を管

理する AC のデバイスラベルも表示されます。 Radio ID：radio の ID です。詳細を表示するには、radio ID をクリックします。 Radio Type：radio のタイプです。オプションは次のとおりです。

802.11a 802.11b 802.11g 802.11bg 802.11at 802.11a 802.11gn 802.11ac 802.11n(2.4GHz) 802.11bgn 802.11n 802.11n(5GHz) 802.11ac/n/a

Vendor：radio が紐付けられている AP のベンダです。 Current Transmission Power(dBm)：radio の現在の送信電力 (dBm)です。 Chanel：radioの動作チャネルです。このフィールドにAutoが表示されている場合、

AC または Fat AP はワイヤレスネットワーク上で検出されたすべてのチャネルを評

価し、動作チャネルとして最適なチャネルを選択します。 4) Channel Assignment Mode：radio のチャネル割り当てモードです。オプションは、

Manual および Auto です。モードが Auto の場合、チャネルフィールドに Auto が

表示されます。モードが Manual の場合、チャネルフィールドに radio の作業チャネ

ルが表示されます。 5) Number of Neighbor APs：radio によって検出された隣接 AP の数です。 6) Operation Status：radio の動作状態です。オプションは Up と Down です。 Radio リストに十分なエントリが含まれている場合は、次のナビゲーション補助が表示さ

れます。


8-2

[Next Page] アイコンをクリックし、Radio List を次に進めます。 [Last Page]アイコンをクリックし、Radio List の最後に移動します。 [Previous Page] アイコンをクリックし、Radio List の前のページを表示します。 [First Page] アイコンをクリックし、Radio List の最初に戻ります。

Radio List の右上にある[8]、[15]、[50]、[100]、または[200]をクリックして、各ページ


Radio Type 、Admin Status 、Operation Status 、Modify フィールドを除くすべてのフ

ィールドで Radio List をソートできます。選択したフィールドでリストを並べ替えるに

は、列ラベルをクリックします。列ラベルを使用すると、各フィールドに固有の並べ替

えオプションを切り替えることができます。

8.2 Radioの検索

基本的な検索条件には、クイック検索のためのいくつかのキーパラメータが含まれます。高度な検索は、正確なマッチングのためにさまざまな検索条件を提供しています。


Management | リソース管理] > [Radios]を選択します。

Radio List ページには、すべてのラジオが表示されます。 3) 基本的な検索の実行方法は以下のとおりです。 a) radio IDを入力します。 WSMはこのフィールドに対してあいまい検索をサポートし

ています。

b) [Query] アイコンをクリックします。Radio Listには、検索条件に一致するすべ

てのradioが表示されます。

c) Queryフィールドを消去し、 [Query] アイコンをクリックします。すべてのradioを表示します。

4) 高度な検索の方法は以下のとおりです。

a) [Expand]アイコンをクリックします。再度クリックすると、Queryエリアが非表

示になります。

b) 次の検索条件の1つ以上を指定します。 AC Label：AC のデバイスラベルを入力します。 WSM はこのフィールドに対してあ

いまい検索をサポートしています。この条件は、Fit AP にバインドされている radioにのみ適用されます。

AP Label：radio がバインドされている AP のデバイスラベルを入力します。 WSMはこのフィールドに対してあいまい検索をサポートしています。

Radio ID：radio の ID を入力します。 WSM はこのフィールドに対してあいまい検索

をサポートしています。 Vendor：radio がバインドされている AP のベンダを選択します。 Radio Type：radio のタイプを選択します。オプションは次のとおりです。

[All] [802.11a] [802.11b] [802.11g] [802.11bg]


8-3

[802.11at] [802.11a] [802.11gn] [802.11ac] [802.11n(2.4GHz)] [802.11bgn] [802.11n] [802.11n(5GHz)] [802.11ac/n/a] [Wired]

Channel：radio の操作チャネルを入力します。 WSM はこのフィールドに対してあ

いまい検索をサポートしています。 Operation Status：radio のオペレーション状態を選択します。オプションは次のと

おりです。 [All] [Down] [Up]

フィールドが空白または [Unlimited] に設定されたフィールドは、検索条件としては動作

しません。

c) [Query] をクリックします。 Radioリストには、検索条件に一致するすべてのradioが表示されます。

d) 検索条件をクリアし、すべてのradioを表示するには、[Reset]をクリックします。


i

目次

9 章 WLAN の管理 ........................................................................................................................... 9-1 9.1 WLAN リストの表示 .......................................................................................................... 9-1 9.2 WLAN の検索 ..................................................................................................................... 9-2 9.3 同じ SSID を使用する WLAN リストの表示 ...................................................................... 9-2 9.4 WLAN 履歴情報の表示....................................................................................................... 9-3

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 9章 WLAN の管理

9-1

9章 WLAN の管理

WLAN は、AC または Fat AP で設定された無線サービスで、SSID で識別されます。 APは WLAN を使用して、クライアントに無線アクセスサービスを提供します。管理の便宜

上、WLAN 管理では、Comware ベースの AC 上で構成されたサービスポリシーを WLANと呼びます。

WLAN 管理からは、WLAN リストの表示、WLAN の検索、同じ SSID を持つ WLAN の表

示、WLAN 履歴情報の表示、および WLAN 一括設定の変更、削除を行うことができます。

9.1 WLANリストの表示

WLAN List には、ネットワーク内のすべての WLAN に関する情報が表示されます。 SSIDに関連づけられた Fat AP と Fit AP、および SSID を通してネットワークにアクセスする

クライアントを表示できます。

WLAN リストを表示するには、以下の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource

Management | リソース管理] > [WLAN List]を選択します。

WLAN List ページには、すべての WLAN が表示されます。

WLAN List SSID：SSID の名前です。 SSID で設定されているすべての WLAN に関する情報を

表示するには、名前リンクをクリックします。 Total Fat APs：このフィールドには、サービスポリシーに関連づけられている Fat AP

の数が表示されます。番号のリンクをクリックすると、Fat AP の詳細情報が表示さ

れます。 Total Fit AP：このフィールドには、サービスポリシーに関連づけられている Fit AP

の数が表示されます。番号のリンクをクリックすると、Fit AP の詳細情報が表示さ

れます。 Total Clients：SSID を使用してネットワークにアクセスするクライアントの数です。

番号のリンクをクリックして詳細を表示します。 Operation：[Operation]アイコンをクリックします。操作メニューが表示され

ます。

Operation メニューの操作タスクには、WLAN 一括設定の変更と削除、および WLAN履歴の表示が含まれます。

WLAN Listにエントリが含まれている場合は、次のナビゲーション支援が表示されます。

[Next Page] アイコンをクリックして、WLAN List を次に進めます。 [Last Page] アイコンをクリックして、WLAN List の最後に移動します。 [Previous Page] アイコンをクリックして、WLAN List の前のページを表示し

ます。 [First Page] アイコンをクリックして、WLAN List の最初に戻ります。

WLAN List の右上にある[8]、[15]、[50]、[100]、または[200]をクリックして、各ページ



9-2

Operation フィールドを除くすべてのフィールドで、WLAN List を並べ替えることがで

きます。選択したフィールドでリストを並べ替えるには、列ラベルをクリックします。列ラベルを使用すると、各フィールドの並べ替えオプションを切り替えることができます。

9.2 WLANの検索 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


WLAN List ページには、すべての WLAN が表示されます。 3) SSID を入力します。SSID は大文字と小文字を区別しません。 WSM では、このフィ

ールドのあいまい検索がサポートされています。 4) [Query]アイコンをクリックします。

Device List には、検索条件に一致するすべての WLAN が表示されます。

5) Query フィールドをクリアし、[Query]アイコンをクリックします。すべての

WLAN を表示します。

9.3 同じSSIDを使用するWLANリストの表示 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


WLAN List ページには、すべての WLAN が表示されます。 3) WLAN の SSID 名をクリックします。

WLAN List には、この SSID を使用するすべての WLAN が表示されます。

WLAN List Status：このフィールドには、サービスポリシーが有効かどうかを表示します。 SSID：SSID の名前です。名前のリンクをクリックして詳細を表示します。 Device Label：QMC プラットフォームで WLAN が関連付けられているデバイスを識

別するデバイスラベルです。デバイスラベルをクリックして詳細を表示します。 ACグループとメンバグループの情報は、AC details ページで確認できます。

Device Type：WLAN が関連付けられているデバイスのタイプです。オプションは

AC と Fat AP です。 Encryption Mode：このフィールドには、サービスポリシーの暗号化モードが表示

されます。オプションには、Clear と Crypto があります。Clear モードは、データ

パケットを暗号化する必要がないことを意味します。Crypto モードは、すべてのデ

ータパケットを暗号化する必要があることを意味します。 Authentication Mode：このフィールドには、サービスポリシーの認証モードが表示

されます。オプションには、Open-System、Shared-Key、All があります。 Vendor：WLAN が関連づけられている AC または Fat AP のベンダです。 Client Forwarding Mode：NEC AC および Fat AP の場合、このフィールドにはデー

タパケットの転送モードが表示されます。オプションは、 remote、 local、policy-based があります。他のデバイスの場合、このフィールドは空です。

4) [Back] をクリックして、WLAN List ページに戻ります。


9-3

9.4 WLAN履歴情報の表示

この機能により、WLAN トラフィック、クライアント数、およびクライアントのオンライ

ン継続時間履歴情報を表示できます。

Traffic：統計収集の開始時刻と終了時刻、トラフィック送信時刻、トラフィック受

信時刻、およびトラフィック合計です。 Online Clients：オンラインクライアントのトレンドグラフ、オンラインクライアン

トのピーク値と平均値、および統計情報収集時間範囲内のオンラインクライアント数

です。 Client Online Duration：指定した時間範囲内で WLAN にアクセスしているクライア

ントに関するオンライン情報です。これには、すべてのクライアントの合計および平

均のオンライン時間、および 1 つのクライアントのオンライン時間、オフライン時間、

およびオンライン時間が含まれます。

WLAN 履歴情報を表示するには以下の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


WLAN List ページには、すべての WLAN が表示されます。 3) WLAN の[Operation]アイコンをクリックします。 4) メニューから[History Information | 履歴情報]を選択します。

History Information ダイアログボックスが開きます。 5) Statistics list から統計情報のタイプを選択します。オプションは次のとおりです。 [Traffic] (デフォルト) [Online Clients] [Client Online Duration] 6) 時間範囲を設定します。オプションは次のとおりです。 [1h] [1d] [1w] [1m] [1y] [Custom] 7) [Custom]を選択します。

Custom ウィンドウで、開始時刻と終了時刻を入力するか、Start Time/End Time の横のフィールドをクリックして、表示されるカレンダーから開始時刻/終了時刻を

YYYY-MM-DD hh:mm のフォーマットで選択します。

指定した時間範囲の統計情報が表示されます。 Traffic Statistics


[Traffic]を選択すると、次の情報が表示されます。 Start Time/End Time：統計情報の収集の開始または終了時間です。フォーマッ

トは YYYY-MM-DD hh:mm:ss です。 Transmitted Traffic (B)：指定した時間範囲内に WLAN によって送信された合計

トラフィックです。


9-4

Received Traffic (B)：WLAN が指定された時間範囲内に受信したトラフィックの

合計です。 Total Traffic (B)：WLAN が指定した時間範囲内で送受信したトラフィックの合計

です。統計情報を基準に計算されており、実際の数値とは若干異なる場合があり

ます。 Online Clients Statistics

時間の単位は、時間範囲の値によって変わります。

[Online Clients]を選択すると、次の情報が表示されます。 Online Clients Trend Graph：データ収集時間範囲内で WLAN にアクセスしたク

ライアントのトレンドです。 x 軸は時間を表し、y軸はクライアントの数を示し

ます。 Peak Number of Online Clients：統計情報収集時間範囲内で WLAN にアクセス

したオンラインクライアントの最大数です。 Average Online Clients：統計情報収集時間範囲内で WLAN にアクセスしたオン

ラインクライアントの平均数です。

トレンドグラフの上部にある[Online Clients]をクリックして、Details ウィンドウを

表示します。

Time：統計情報が収集された時刻です。フォーマットは YYYY-MM-DD hh:mm:ssです。

Clients：統計情報の収集時間範囲内で WLAN にアクセスしたオンラインクライ

アントの数です。 Client Online Duration Statistics

Total Online Duration：指定した時間範囲内で WLAN にアクセスしたクライアン

トのオンライン時間の合計です。 Average Online Duration：指定した時間範囲内で WLAN にアクセスしたクライ

アントの平均オンライン継続時間です。 Details エリアには、指定した時間範囲内で WLAN にアクセスした各クライアントに

関する次の情報が表示されます。

Online Time：クライアントが WLAN にアクセスしてオンラインになった時刻で

す。フォーマットは YYYY-MM-DD hh:mm:ss です。 Offline Time：クライアントがオフラインになった時刻です。フォーマットは

YYYY-MM-DD hh:mm:ss です。 MAC：クライアントの MAC アドレスです。 Online Duration：WLAN にアクセスするクライアントのオンライン継続時間です。

フォーマットは hh:mm:ss です。 8) [Close]をクリックしてダイアログボックスを閉じます。


i

目次

10 章 AP アクセスポートの管理 ................................................................................................... 10-1 10.1 Fit AP アクセスポートの管理 ........................................................................................ 10-1

10.1.1 Fit AP アクセスポートの表示 .............................................................................. 10-1 10.1.2 Fit AP アクセスポートに関する情報の収集 ........................................................ 10-2 10.1.3 Fit AP アクセスポートの検索 .............................................................................. 10-2 10.1.4 Fit AP アクセスポートのエクスポート ............................................................... 10-3

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 10章 AP アクセスポートの管理

10-1

10章 AP アクセスポートの管理

WSM により、オペレータは AP アクセスポートを管理できます。 AP アクセスポートは、

アクセスデバイスを AP に直接または間接的に接続します。 WSM での AP アクセスポー

ト管理により、オペレータは、Fit および Fat AP のアクセス情報を表示し、次の管理機能

を実行できます。

Collect Data：AP アクセスポートからアクセスデータを収集できます。アクセスデ

バイスが QMC にすでに追加されていることを確認します。

10.1 Fit APアクセスポートの管理

WSM では、AP Access Ports ページで Fit AP アクセスポートを管理できます。

10.1.1 Fit AP アクセスポートの表示

WSM で管理されているすべての Fit AP アクセスポートと、ステータス、名前、SN、IPアドレス、MAC アドレス、アクセスデバイス、アクセスインタフェース、収集時間など、

関連する Fit AP に関する情報を表示できます。

Fit AP のアクセスポートを表示するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource

Management | リソース管理] > [AP Access Ports]を選択します。

AP Access Ports ページが開きます。 3) [Fit AP]タブをクリックします。

Device List ページには、すべての Fit AP アクセスポートと関連する Fit AP 情報が表

示されます。

Device List Status：Fit AP のステータス、Fit AP とアクセスデバイス間の接続性を表示します。

Online/Primary アイコン : オンライン Fit AP がマスターに接続され、マスタ

ーAC によって管理されていることを示します。 Online/Secondary アイコン : オンラインの Fit AP がバックアップの AC に接

続され、管理されていることを示します。

Offline アイコン : オンラインの Fit AP がオフラインであることを示します。 Direct Link アイコン : Fit AP がアクセスデバイスに直接接続されていること

を示します。 Indirect Linkアイコン : Fit APがアクセスデバイスに直接または間接的に接続

されていることを示します。 AP Label：Fit AP のラベルです。デバイスラベルのリンクをクリックして、詳細を

表示します。 SN：Fit AP のシリアル番号です。 IP Address：Fit AP の IPv4 アドレスです。


10-2

MAC Address：Fit AP の MAC アドレスです。 Access Device：Fit AP が接続されているアクセスデバイスのラベルです。アクセ

スデバイスのラベルをクリックして詳細を表示します。 Access Interface：アクセスデバイスを Fit AP に接続する AP アクセスポートの名前

です。 Collect Time：QMC が Fit AP に接続されている AP アクセスポート経由でデータを

最後に収集した時刻です。 Device List に十分な数のエントリが含まれている場合は、次のナビゲーション支援が表

示されます。

[Next Page] アイコンをクリックして、Device List を次に進めます。 [Last Page] アイコンをクリックして、Device List の最後に移動します。 [Previous Page] アイコンをクリックして、Device List の前のページを表示し

ます。 [First Page] アイコンをクリックします。Device List の最初に戻ります。

Device List の右上にある[8]、[15]、[50]、[100]、または[200]をクリックして、各ページ


Status フィールド、Operation フィールドを除くすべてのフィールドで、Device List を並べ替えることができます。選択したフィールドでリストを並べ替えるには、列ラベル

をクリックします。列ラベルを使用すると、各フィールドの並べ替えオプションを切り替

えることができます。

10.1.2 Fit AP アクセスポートに関する情報の収集

この機能を使用すると、AP アクセスポートに関する情報を手動で収集し、統計情報をデ

バイスリストに同期できます。さらに、WSM は毎日 14:00 に AP アクセスポートに関す

る情報を自動的に収集します。

Fit AP アクセスポートに関する情報を収集するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource


AP Access Ports ページが開きます。

[Fit AP]タブをクリックします。 3) Device List ページには、すべての Fit AP アクセスポートと関連する Fit AP 情報が表

示されます。 4) [Collect Data]をクリックします。

WSM は、すべての Fit AP アクセスポートからデータの収集を開始します。のちほど

ページをリフレッシュして結果を表示します。

10.1.3 Fit AP アクセスポートの検索

この機能を使用すると、特定の条件で Fit AP アクセスポートをフィルタリングできます。

Fit AP アクセスポートを検索する場合、以下の手順に従います。


10-3





示されます。 2) 次の検索条件の 1 つ以上を指定します。 AP Label：Fit AP のラベルを入力します。 WSM では、このフィールドのあいまい

検索がサポートされています。 IP Address：Fit AP の IPv4 アドレスの一部または全部を入力します。 WSM では、

このフィールドのあいまい検索がサポートされています。 Online Status：リストから Fit AP の状態を選択します。オプションは次のとおりで

す。 [Unlimited] [Online] [Online/Primary] [Online/Secondary] [Offline] オプションは、[Online/Primary]および[Online/Secondary]の両方とも同じです。

MAC Address：Fit AP の MAC アドレスの一部または全部を入力します。 WSM で

は、このフィールドのあいまい検索がサポートされています。 Serial Number：Fit AP のシリアル番号の一部または全部を入力します。 WSM では、

このフィールドのあいまい検索がサポートされています。 Vendor：Fit AP のベンダを選択します。 AC：Fit AP が接続する AC を選択します。オプションは[Unlimited]です。AC はす

べて WSM で管理されます。フィールドが空白、あるいは[Unlimited]に設定されたフィールドは、検索の条件と

しては動作しません。

3) [Query]をクリックします。 Device List には、検索条件に一致するすべての Fit AP アクセスポートが表示されま

す。 4) [Reset]をクリックして検索条件をクリアし、すべての Fit AP アクセスポートを表示

します。

10.1.4 Fit AP アクセスポートのエクスポート

この機能を使用すると、デバイスリスト内のすべての Fit AP アクセスポートを.csv にエク

スポートし、ローカルに保存します。

すべての Fit AP アクセスポートをエクスポートするには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Resource




10-4


示されます。

4) [Export]をクリックします。 5) [Export Result]リンクをクリックして、エクスポートファイルをローカルホストで

開くか、または保存します。


i

目次

11 章ワイヤレスサービス Trap の管理 ........................................................................................ 11-1 11.1 ワイヤレスサービスアラームの表示 ............................................................................. 11-1 11.2 ワイヤレスサービスアラームの照会 ............................................................................. 11-2 11.3 ハードウエアベースのワイヤレスデバイスの Trap 定義 .............................................. 11-2

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 11章ワイヤレスサービス Trap の管理

11-1

11章ワイヤレスサービス Trap の管理

WSM を使用すると、プラットフォームの Trap 管理コンポーネントを使用して、ワイヤレ

ス Trap を一元管理および表示できます。ワイヤレス Trap を使用すると、ワイヤレスデ

バイスの動作とステータスをすばやく識別し、ネットワークの問題をトラブルシューティ

ングできます。

事前定義されたワイヤレス Trap と Trap ルールを提供します。ワイヤレス Trap と Trapルールをカスタマイズすることもできます。詳細については、 “QX Management Center Platform オペレーションマニュアル“ を参照してください。

WSM では、クライアントの総数や radio レートなどのパラメータの Trap しきい値を設定

できます。指定したしきい値に達すると、Trap が生成されます。

次の情報は、Comware ベースのワイヤレスデバイスの事前定義済み Trap について説明し

ています。

11.1 ワイヤレスサービスアラームの表示 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Wireless Service

Alarm | ワイヤレスサービスアラーム]を選択します。

アラームリストには、すべてのワイヤレスサービスアラームが表示されます。

Wireless Service Alarm List Level：アラームのレベルです。オプションは[Critical]、[Major]、[Minor]、

[Warning]です。 Alarm Source：アラームを生成した AP のラベルです。AP ラベルリンクをクリ

ックすると、未回復ワイヤレスアラームを表示します。 Recovery Status：アラームのリカバリステータスです。[Recovered]か

[Unrecovered]です。 Alarm Description：アラームの説明です。アラームの詳細情報を表示するには、

リンクをクリックします。 Alarm Time：アラームが生成された時刻です。

Wireless Service Alarm List に十分なエントリが含まれている場合は、次のナビゲーシ

ョン支援が表示されます。

Wireless Service Alarms List で[Next Page]アイコンをクリックすると、次の

ページへ移動します。 Wireless Service Alarms List で [Last Page]アイコンをクリックすると、最後

のページへ移動します。 Wireless Service Alarms List に戻るには、[Previous Page]アイコンをクリッ

クします。 Wireless Service Alarms List の最初に戻るには、[First Page]アイコンをクリ

ックします。


11-2

Wireless Service Alarm List の右上にある[8]、[15]、[50]、[100]、または[200]をクリッ

クして、各ページに表示する項目の数を指定します。

Wireless Service Alarms List は、Level フィールド以外のフィールドごとに並べ替える

ことができます。選択したフィールドでリストを並べ替えるには、列ラベルをクリック

します。列ラベルを使用すると、各フィールドの並べ替えオプションを切り替えること

ができます。

11.2 ワイヤレスサービスアラームの照会 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理] > [Wireless Service

Alarm | ワイヤレスサービスアラーム]を選択します。

このページには、すべてのワイヤレスサービスアラームが表示されます。 3) 検索エリアで、次の検索条件の 1 つ以上を指定します。

Level：アラームレベルを選択します。オプションは、[Critical]、[Major]、[Minor]、および[Warning]です。

Recovery Status：リカバリステータスを選択します。オプションは [All] 、 [Recovered] 、 [Unrecovered] です。

4) [Query]をクリックします。リストには、検索条件に一致するすべてのワイヤレスサ

ービスアラームが表示されます。 5) [Reset] をクリックして検索条件をクリアし、すべてのワイヤレスサービスアラーム

を表示します。

11.3 ComwareベースのワイヤレスデバイスのTrap定義

AC Trap、AP Trap、クライアント Trap、セキュリティ Trap、および NMS 定義 Trap など、

コンポーネントベースのデバイスの定義済み Trap を表 11-1に示します。 NMS 定義 Trapは NMS によって生成され、他の Trap はデバイスによって生成されます。

表 11-1 ハードウエアベースのワイヤレスデバイスの Trap 定義

Trap タイプ Trap 名説明

AC Trap AC Load-balance Enable ACロードバランスが有効になっていま

す。 AC Trap Synchronize Time Failure APは時刻同期に失敗しました。 AC Trap AP Work Mode Changed AP操作モードが変更されました。 AC Trap AP Configuration Error AP radioで設定エラーが発生しました。

AC Trap AP Interference Disappears チャネル上の周囲のAPによる干渉は消失

しました。 AP trap AP Interferes With Channel APはチャネルに干渉しました。

AP trap Failed To Write Data Into Flash APはフラッシュにデータを書き込むこと

ができませんでした。 AP trap AP Reboots APが再起動しました。

AP trap CAPWAP Tunnel DOWN ACとAP間のCAPWAPトンネルがDOWNしています。

AP trap CAPWAP Tunnel UP ACとAP間のCAPWAPトンネルがUPしまし

た。


11-3

Trap タイプ Trap 名説明

AP trap Radio Down APのRadioの動作ステータスがDOWNして

います。

AP trap Radio Recovers APのRadioの動作ステータスはUpしまし

た。 AP trap Radio Channel Changed AP上のRadioチャネルが変更されました。

Security trap Detect Weak IV Attack ワイヤレスデバイスがWeak IV攻撃を開始

しています。

Security trap Detect Flood Attack ワイヤレスデバイスがネットワークにフ

ラッディングしています。

Security trap Detect Spoof Attack ワイヤレスデバイスはなりすまし攻撃を

起こしています。 Security trap Detect Unauthorized SSID APは不正なSSIDを検出しました。

Security trap Client Interference Disappears チャネル上の周囲のクライアントによる

干渉は消失しました。

Security trap Client Interferes With Channel クライアントはチャネルに干渉しまし

た。

Security trap Other Device Interference Disappears チャネル上の周囲機器による干渉は消失

しました。

Security trap Other Device Interferes With Channel チャネル上の周囲機器による干渉が発生

しました。

Security trap Wireless Client Association Failure APのradioに接続されているクライアント

でアソシエーション障害が発生しまし

た。

Client trap Wireless Client De-association APのradioに接続されているクライアント

でアソシエーション解除が発生しまし

た。

Client trap Wireless Client Authentication Error APのradioに接続されているクライアント

で認証エラーが発生しました。

Client trap Wireless Client Authorization Success APのradioに接続されているクライアント

が許可されました。

Client trap Wireless Client Authorization Failure APのradioに接続しようとしているクライ

アントは許可されませんでした。

Client trap Wireless Clients Full APに接続しているクライアントの数は、

BSS制限、radioの制限、ACの同時接続の制

限、プロトコルの制限に達しました。

Client trap Wireless Clients Full Recover

APに接続しているクライアントの数は

radioの制限、radioの同時接続、radioのポリ

シー、ACの制限、ACの同時接続の制限、

プロトコルの制限に設定された制限値の

いずれかを下回る値に戻りました。

Client trap Client Station Deassociation Success. APのradioに接続されているクライアント

がAPから切り離されます。

Client trap Wireless Client MIC Error APのradioに接続されたワイヤレスクライ

アントでMIC障害が発生しました。

Client trap AP Device Online APがオンラインであることを検出しまし

た。 NMS-defined trap AP Device Offline APがオフラインであることを検出しまし

た。 NMS-defined trap iNode Client Disobey Access Policy iNodeユーザはこの地域のアクセスポリ

シーに従いませんでした。


11-4

メモ： Comwareベースのワイヤレスデバイスの Trapの出力は ACおよび AP側のサポート状況に依

存します。


i

目次

12 章 WLAN パフォーマンスの監視 ............................................................................................. 12-1 12.1 基本的なパフォーマンス監視インデックス .................................................................. 12-1 12.2 WSM での組み込みモニタインデックスの設定 ............................................................ 12-4 12.3 WSM でのリアルタイム監視 ......................................................................................... 12-9

12.3.1 FIT AP のリアルタイム監視 ................................................................................ 12-9 12.3.2 クライアントのリアルタイム監視 ...................................................................... 12-9

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 12章 WLAN パフォーマンスの監視

12-1

12章 WLAN パフォーマンスの監視

WSM は、次の WLAN パフォーマンス監視機能を提供します。基本的なパフォーマンス監視インデックス無線デバイスのパフォーマンスを監視するには、WSM を QMC プラットフォームのパフ

ォーマンス管理モジュールと統合する必要があります。 WSM の導入後、QMC プラット

フォームは、CPU、メモリ、および無線デバイスのその他のパフォーマンスインデックス

をリアルタイムで監視し、監視情報をグラフで表示できます。

WLAN パフォーマンス監視タスクを作成して、Comware ベースの無線デバイスのこれら

のインデックスタイプを監視できます。 WSM で設定可能な組み込みの監視インデックス WSM には、WLAN パフォーマンス監視用の組み込みの監視インデックスが用意されてい

ます。これらのインデックスは、WLAN サービス概要ページ、QMC ホームページの WLANウィジェット、WLAN サービスレポート、および Web サービスページで設定できます。 WLAN サービス概要ページ、WLAN サービスレポート、Web サービスインタフェース、

およびネットワーク評価ページで、WLAN パフォーマンスインデックスの監視を開始およ

び停止できます。 WSM でのリアルタイム監視 WSM は、管理が容易な Fit AP やオンラインクライアントをリアルタイムで監視します。

次の情報では、WSM での WLAN パフォーマンス監視のための主な管理機能について説明

します。

12.1 基本的なパフォーマンス監視インデックス

QMC プラットフォームは WLAN パフォーマンス監視インデックスをサポートします(表 12-1)。これらのインデックスを追加すると、QMC プラットフォームのパフォーマンス管

理モジュールでワイヤレスデバイスのパフォーマンスを監視できます。

表 12-1 WLAN パフォーマンスモニタインデックス

インデックス種別モニタインデックス

WLAN-AC Statistics

ACに接続しているAPの数

ACに接続しているステーション数

ACでユーザの接続に成功した回数

ACでユーザ接続に失敗した回数

ACでユーザの接続を拒否した回数

ACでユーザの再接続の数

ACでの基準外クライアントの認証取り消しの数


12-2


WLAN-Radio Rate Statistics

無線受信重複フレームレート(フレーム/秒)

無線受信レート(フレーム/秒)

無線受信ブロードキャストレート(フレーム/秒)

無線受信マルチキャストレート(フレーム/秒)

無線受信レート(ビット/秒)

無線受信管理フレームレート(フレーム/秒)

無線受信制御フレームレート(フレーム/秒)

無線受信データフレームレート(フレーム/秒)

無線送信レート(フレーム/秒)

無線送信ブロードキャストレート(フレーム/秒)

無線送信マルチキャストレート(フレーム/秒)

無線送信レート(ビット/秒)

WLAN-Radio Traffic Statistics

無線で受信した重複フレームの数

無線受信フレーム数

無線で受信したブロードキャストフレームの数

無線で受信したマルチキャストフレームの数

無線によって廃棄されるフレームの数

無線で受信したFCSエラーのあるフレーム数

無線受信管理フレーム数

無線受信バイト数

無線受信制御フレーム数

無線受信データフレーム数

無線復号エラーフレーム数

無線送信フレーム数

無線で送信されたブロードキャストフレームの数

無線で送信されたマルチキャストフレームの数

無線で送信された廃棄フレーム数

無線で送信されたバイト数

無線で破棄されたフレームのバイト数

受信したデータフレームのバイト数

送信されたデータフレームのバイト数

無線で受信したエラーフレーム数


12-3


WLAN-Radio Performance Statistics

廃棄された受信フレームのレート(%)

受信したFCSフレームのレート(%)

無線復号エラーの割合(%)

廃棄された送信フレームの割合(%)

成功したRTS送信の数

失敗したRTS送信の数

失敗したACK送信の数

無線で送信に失敗した数

無線で再送した数

受信エラーフレームレート(%)

送信された関連フレームの数

受信した関連フレームの数

物理受信エラー数

MIC検証エラー数

無線リソース使用率(%)

WLAN-Radio Statistics (SSID)

このBSS(SSID)で受信したフレーム数

このBSS(SSID)で受信したフレームのバイト数

このBSS(SSID)で受信したデータフレーム数

このBSS(SSID)で受信したフレームのバイト数

このBSS(SSID)で送信されたフレーム数

このBSS(SSID)で送信されるデータフレームのバイト数

このBSS(SSID)で送信されたデータフレームの数

このBSS(SSID)で送信されたフレームのバイト数

このBSS(SSID)とのユーザ接続の総数

このBSS(SSID)によるユーザの受信数

このBSS(SSID)でのユーザ接続の成功率

このBSS(SSID)での基準外クライアントの認証取り消しの

レート

このBSS(SSID)に関連付けられている現在のクライアント

の数

このBSS(SSID)の受信レート (ビット/秒)

このBSS(SSID)の送信レート (ビット/秒)


12-4


WLAN-Station Traffic Statistics

ステーション受信レート(フレーム/秒)

ステーション送信レート(フレーム/秒)

ステーション廃棄フレームレート(フレーム/秒)

ステーション受信レート(ビット/秒)

ステーション送信レート(ビット/秒)

ステーション廃棄フレームレート(ビット/秒)

ステーションごとの受信フレーム数

ステーションごとの送信フレーム数

ステーションが受信したバイト数

ステーション別送信バイト数

ステーション信号強度(dBm)

ユーザが受信した合計バイト数

受信フレームのS/N比(%)

送信レート(メガビット/秒)

受信レート(メガビット/秒) WLAN-Fit AP Statistics CPU使用率(%)

WLAN-AP Accumulate Statistics

オンラインユーザ数

ユーザの接続成功回数

ユーザの接続失敗回数

ユーザの接続拒否回数

ユーザの再接続回数

このAPでの基準外クライアントの認証取り消しの数

すべてのユーザの継続時間の合計

WLAN-Fit AP Eth Interface Statistics

受信パケット数

受信した破棄パケットの数

受信バイト数(ビット/秒)

送信バイト数(ビット/秒)

受信バイト数

送信バイト数

12.2 WSMでの組み込みモニタインデックスの設定

この情報では、設定可能な監視インデックスについて説明します。

Comware ベースの無線デバイスでは、次の設定可能な監視インデックスを使用できます。 WLAN サービスレポート用の監視インデックス (表 12-2) Web サービスインタフェースのインデックスの監視 (表 12-3) WLAN サービス概要ページ (表 12-4)


12-5

表 12-2 WLAN サービスレポート用の監視インデックス


AP Association Summary Report/AP Association Detail Report

無線が受信したアソシエーションフレームの数

無線によって送信されたアソシエーションフレーム

の数

成功したアソシエーションの数

基準外のアソシエーション解除の数

AP Traffic Summary Report/AP Traffic Detail Report

インタフェースによって受信されたエラーパケット

の数(AC/Fat AP)

インタフェースが受信したバイト数(AC/Fat AP)

インタフェースによって送信されたバイト数(AC/Fat AP)

インタフェースによって送信されたパケットの数(AC/Fat AP)


無線が受信したバイト数

無線によって送信されたバイト数

無線が受信したエラーパケットの数

インタフェースによって受信されたパケットの数(Fit AP)

インタフェースによって受信された破棄パケットの

数(Fit AP)

インタフェースが受信したバイト数(Fit AP)

インタフェースによって送信されたバイト数(Fit AP)

AP Speed Report/Radio Speed Report 無線受信レート

無線伝送レート

Radio Traffic Report 無線が受信したバイト数


Radio Error Report

無線が受信したFCSエラーのあるフレームの数

無線のエラーフレーム比

無線が受信した物理的エラーのあるフレームの数

MICチェックエラーの数

Radio Resource Usage Report 無線リソース使用率

Client Number Trendline Report オンラインユーザ

SSID Statistic Report (hour report) SSIDが受信したバイト数

SSIDによって送信されたバイト数

このBSS(SSID)に現在接続しているクライアントの数


12-6


AC Statistic Report

インタフェース受信レート(AC/Fat AP)

インタフェース送信レート(AC/Fat AP)



無線伝送速度



パケット再送率


オンラインユーザ


アソシエーション失敗の理由

Hotspot Statistic Report

無線受信レート











AP Statistic Report (hour report)







無線のエラーフレーム率


無線によって送信されたアソシエーションフレーム

の数









12-7

表 12-3 Web サービスインタフェースのインデックスの監視


AC Performance


インタフェース送信レート(AC/Fat AP)

インタフェースによって破棄された入力パケットの数(AC/Fat AP)

インタフェースによって破棄された出力パケットの数(AC/Fat AP)



ACに接続されているAPの数

インタフェースによって送信されたユニキャスト数(AC/Fat AP)

インタフェースによって送信されたブロードキャスト

の数(AC/Fat AP)

インタフェースで受信したユニキャスト数(AC/Fat AP)

インタフェースで受信したブロードキャストの数(AC/Fat AP)

AC Performance By SSID

受信フレーム数(SSID)

無線送信フレーム数(SSID)

無線のバイト受信レート(SSID)

無線のバイト送信レート(SSID)


12-8


AP Performance



インタフェースによって破棄された入力パケットの数(AC/Fat AP)



インタフェースによって受信されたパケットの数(AC/Fat AP)


無線送信レート



無線送信フレーム数

無線によって廃棄された送信フレームの数



アソシエーション失敗の数

再アソシエーションの数

ユーザ接続時間

インタフェースによって受信されたパケットの数(Fit AP)

インタフェースによって受信された破棄パケットの数(Fit AP)

インタフェースのバイト受信レート(Fit AP)

インタフェースのバイト伝送速度(Fit AP)



再アソシエーションの総数

無線送信エラーフレーム

認証を通過したクライアントの数

認証要求の数

成功した認証の数

AP Performance By SSID SSIDが受信したバイト数

無線送信フレーム数(SSID)

無線リソース利用率(SSID)

表 12-4 WLAN サービス概要ページ


Online History オンラインユーザ

AP Bandwidth 無線受信レート

無線伝送レート Reasons for Association Failures アソシエーション失敗理由


12-9


Association Failures アソシエーション失敗回数

12.3 WSMでのリアルタイム監視

この情報では、デバイスタイプに基づいて無線デバイスのリアルタイム監視を設定する方

法について説明します。

12.3.1 FIT AP のリアルタイム監視

WSM は、Comware ベースの Fit AP でリアルタイムの監視を提供し、[AP]と[Radio]タブ

に表示します。

12.3.2 クライアントのリアルタイム監視

WSM は、クライアントをリアルタイムで監視します。監視対象オブジェクトは、クライ

アントにWLANアクセスを提供する APのベンダによって異なります。（表 12-5を参照し

てください。）

表 12-5 クライアントのリアルタイム監視オブジェクト

AP ベンダリアルタイム監視オブジェクト

Comware-based

送受信レートのトレンドグラフ

信号強度のトレンドグラフ

受信ノイズのトレンドグラフ

信号雑音強度比のトレンドグラフ

受信パケット

受信レート

送信パケット

送信レート

受信した再送信バイト数

再送信バイト数

信号強度(dBm)

受信ノイズ

ユーザ接続時間

S/N比


i

目次

13 章ワイヤレスビューの管理 ..................................................................................................... 13-1 13.1 ロケーションビューの管理 ............................................................................................ 13-1

13.1.1 ロケーションリストの表示 ................................................................................. 13-1 13.1.2 ロケーションビューの表示 ................................................................................. 13-2 13.1.3 ロケーションビューの詳細表示 .......................................................................... 13-2 13.1.4 ロケーションビューの追加 ................................................................................. 13-4 13.1.5 ロケーションビューの変更 ................................................................................. 13-4 13.1.6 ロケーションビューの削除 ................................................................................. 13-5 13.1.7 サブロケーションビューの追加 .......................................................................... 13-5 13.1.8 サブロケーションビューの変更 .......................................................................... 13-6 13.1.9 サブロケーションビューの削除 .......................................................................... 13-6 13.1.10 ロケーションビューまたはサブロケーションビューへの AP の追加............... 13-7 13.1.11 ロケーションビューまたはサブロケーションビューからの AP の削除 ........... 13-8 13.1.12 ロケーションビューの履歴情報の検索 ............................................................. 13-8 13.1.13 ロケーションビューでの AP のネットワーク接続テスト ............................... 13-12 13.1.14 ロケーショントポロジの表示 ......................................................................... 13-12 13.1.15 ロケーションビューの AP のロケーション .................................................... 13-13 13.1.16 オフライン AP の元のロケーションの復元 .................................................... 13-13

13.2 ワイヤレスカスタムビューの管理 ............................................................................... 13-14 13.2.1 ワイヤレスカスタムビューのリスト表示 ......................................................... 13-14 13.2.2 ワイヤレスカスタムビューの詳細表示 ............................................................. 13-15 13.2.3 ワイヤレスカスタムビューの追加 .................................................................... 13-16 13.2.4 ワイヤレスカスタムビューの変更 .................................................................... 13-16 13.2.5 ワイヤレスカスタムビューの削除 .................................................................... 13-16 13.2.6 ワイヤレスカスタムビューへの Fit AP の追加 ................................................. 13-17 13.2.7 ワイヤレスカスタムビューからの Fit AP の削除 .............................................. 13-17 13.2.8 ワイヤレスカスタムビューでの AC またはオンライン Fit AP のネットワーク接続のテ

スト .............................................................................................................................. 13-18 13.2.9 ワイヤレスカスタムビューで AC の Web マネージャの展開 ........................... 13-18 13.2.10 ワイヤレスカスタムニューの Telnet を使用した AC へのアクセス ............... 13-19 13.2.11 ワイヤレスカスタムビューのトポロジの表示 ................................................ 13-19 13.2.12 ワイヤレスカスタムビューの AC または Fit AP のロケーション ................... 13-20

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 13章ワイヤレスビューの管理

13-1

13章ワイヤレスビューの管理

WSM には、次のビュー管理機能があります。ロケーションビュー：物理的な場所に基づいて AP をグループ化して管理します。 RF

およびワイヤレスロケーションを含むワイヤレス管理の基盤です。カスタムビュー：同じ AC に接続された Fit AP をグループで管理します。カスタム

ビューを使用すると、ターゲットデバイスに焦点を絞り、そのトポロジを表示できま

す。

13.1 ロケーションビューの管理

この機能を使用すると、ロケーションビューを作成してそのビューにデバイスを追加でき

ます。ロケーションビューには、デバイスビューとサブロケーションビューが含まれま

す。各サブロケーションビューには、段数の制限なくデバイスやサブロケーションビュ

ーを含むことができます。ロケーションビューはルートディレクトリに類似します、サ

ブロケーションビューはサブディレクトリに類似します。

13.1.1 ロケーションリストの表示

ロケーションリストには、ステータス、名前、トポロジなどで管理されているすべてのロ

ケーションビューに関する情報が表示されます。Location Views ページでは、ロケーシ

ョンビューを変更および削除できます。

ロケーションリストを表示する手順は、次のとおりです。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View

Management | 表示の管理] > [Location View | ロケーションビュー]を選択します。

Location List には、すべてのロケーションビューが表示されます。

Location List Status：ロケーションビューのステータスです。最高のアラームレベルを持つ AP の

ステータスによって異なります。ロケーションビューにデバイスが含まれていない場

合、そのステータスは Unmanaged です。ステータスアイコンをクリックすると、

未復旧アラーム上位 10 件が表示されます。 Location Name：プラットフォーム上のロケーションビューを識別するロケーショ

ン名です。詳細を表示するには、ロケーションビューの名前をクリックします。 Total APs：AP の総数です。 Online Fit AP：オンライン Fit AP の総数です。 Offline Fit AP：オフライン Fit AP の総数です。 Clients：ロケーションビューで AP に接続されているクライアントの総数です。 View Topology：トポロジを表示する場合、[View Topology]アイコンをクリッ

クします。 Modify：パラメータを変更する場合、[Modify]アイコンをクリックします。 Delete：ロケーションビューを削除する場合、[Delete]アイコンをクリックしま

す。 Location List に十分な数のエントリが含まれている場合は、次のナビゲーション支援が



13-2

[Next Page] アイコンをクリックして、Location List を次に進めます。 [Last Page] アイコンをクリックして、Location List の最後に移動します。 [Previous Page] アイコンをクリックして、Location List の前のページを表示

します。 [First Page] アイコンをクリックして、Location List の最初に戻ります。 Location List の右上にある[8]、[15]、[50]、[100]、または[200]をクリックして、各ペー

ジに表示する項目の数を指定します。

Status フィールド、Location Name フィールドで、Location List を並べ替えることがで

きます。選択したフィールドでリストを並べ替えるには、列ラベルをクリックします。


13.1.2 ロケーションビューの表示

1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View


Location List には、すべてのロケーションビューが表示されます。 3) ロケーションビューを入力します。 WSM では、このフィールドのあいまい検索がサ

ポートされています。 4) [Query]アイコンをクリックします。デバイスリストには、検索条件に一致する

すべてのロケーションビューが表示されます。 5) Query フィールドを消去し、[Query]アイコンをクリックします。すべてのロケ

ーションビューを表示します。

13.1.3 ロケーションビューの詳細表示

この機能を使用すると、ロケーションおよびサブロケーションビューで Fit AP および Fat AP を表示できます。

ロケーションビューに関する詳細情報を表示するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View


Location List には、すべてのロケーションビューが表示されます。 3) ターゲットのロケーションビューの名前をクリックすると、詳細が表示されます。

このページの上部には、Client Count グラフと Count Clients エリアが表示されます。 Client Count：指定した時間範囲内におけるオンラインクライアントの数のトレンド

を表示します。 Count Clients：ベンダ別のクライアントの数と割合です。 Sub-location/Device List には、ロケーションビューのすべてのサブロケーションとデバ

イスが表示されます。

Sub-location/Device List


13-3

Status：AP のサブロケーションビューまたはオンラインステータスで AP の最も高

いアラームステータスです。オプションは次のとおりです。

Online アイコン：Fit AP はオンラインです。

Offline アイコン：Fit AP はオンラインではありません。サブロケーションビューのステータスアイコンをクリックすると、サブロケーション

ビューに未復旧アラーム上位 10 件が表示されます。

Device Status：サブロケーションビューの場合、このフィールドには、ビュー内の

AP によって生成されたアラームの最高レベルが表示されます。 AP の場合、このフ

ィールドには AP のアラームレベルが表示されます。 Device List：サブロケーションビューまたは AP の名前です。デフォルトでは、AP

名は AP の sysname です。サブロケーションビューまたは AP の名前をクリックし

て、その詳細を表示します。 SN：AP のシリアル番号です。サブロケーションの場合、このフィールドは空白で

す。 Model：AP のモデルです。サブロケーションの場合、このフィールドは空白です。 IP Address：AP の IP アドレスです。サブロケーションの場合、このフィールドは

空白です。 IPv6 Address：AP の IPv6 アドレスです。サブロケーションの場合、このフィール

ドは空白です。 MAC Address：AP の MAC アドレスです。サブロケーションの場合、このフィー

ルドは空白です。 Online Clients：ロケーションビューで AP に接続しているオンラインクライアント

の数です。数字をクリックすると、すべてのオンラインクライアントが表示されま

す。サブロケーションの場合、このフィールドは空白です。 Operation：[Operation]アイコンをクリックします。オペレーションメニュー

を表示します。サブロケーションの場合、[Operation]メニューに表示される操作タスクは次のとお

りです。

[Modify | 変更] [Delete | 削除] [View Topology | トポロジの表示]

AP の場合、[Operation]メニューに表示される操作タスクは次のとおりです。 [View Topology | トポロジの表示] [Ping]

Sub-location/Device List に十分な数のエントリが含まれている場合は、次のナビゲーシ

ョン支援が表示されます。

[Next Page] アイコンをクリックして、Sub-location/Device List を次に進めま

す。 [Last Page] アイコンをクリックして、Sub-location/Device List の最後に移動

します。 [Previous Page] アイコンをクリックして、Sub-location/Device List の前のペ

ージを表示します。 [First Page] アイコンをクリックして、Sub-location/Device List の最初に戻り

ます。

Sub-location/Device List の右上にある[8]、[15]、[50]、[100]、または[200]をクリック

して、各ページに表示する項目の数を指定します。


13-4

Operation フィールドを除く各フィールドで、Sub-location/Device List を並べ替えるこ

とができます。選択したフィールドでリストを並べ替えるには、列ラベルをクリックし

ます。列ラベルを使用すると、各フィールドの並べ替えオプションを切り替えることがで

きます。

13.1.4 ロケーションビューの追加



Location List には、すべてのロケーションビューが表示されます。 3) [Add]をクリックします。

Add Location ページが開きます。 4) 必要に応じて、次のパラメータを設定します。 [Location Name]：ロケーションビューを固有に識別する名前を入力します。 [Location Type]：ロケーションビューのタイプを選択します。オプションは次のと

おりです。 [Area] [Building] [Floor] [Room]

Automatically Match Virtual AP：このオプションを選択すると、仮想 AP と同じ名

前の AP がロケーションビューに自動的に追加されます。 AP は、仮想 AP と同じ場

所に配置されます。 Automatically Add AP：このオプションを選択すると、AP がロケーションビューに

自動的に追加されます。 AP 一致ルールを設定する必要があります。 Start IP Address/End IP Address：AP の IP アドレス範囲を入力します。開始 IP

アドレスと終了 IP アドレスは同じフォーマットでなければなりません。 AP Model：AP モデルを入力します。 AP Name：AP 名を入力します。

[Add] をクリックして、一致するルールをさらに追加します。一致するルールを削除

するには、 [Delete] をクリックします。 5) [OK]をクリックします。

13.1.5 ロケーションビューの変更

この機能を使用すると、ロケーションの名前とタイプを変更できます。

ロケーションビューを変更するには、以下の手順に従ってください。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View


Location List には、すべてのロケーションビューが表示されます。 3) ターゲットのロケーションビューの[Modify]アイコンをクリックします。

Modify Location ページが開きます。 4) 必要に応じて、ロケーションビューのパラメータを設定します。


13-5

詳細については、“13.1.4 ロケーションビューの追加”を参照してください。 5) [OK]をクリックします。

13.1.6 ロケーションビューの削除

ロケーションビューを削除すると、そのすべてのサブロケーションビューが削除されます。ロケーションビューおよびそのサブロケーションビュー上のデバイスは、ビューから削除

されますが、WSM からは削除されません。

ロケーションビューを削除するには、以下の手順に従ってください。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View


Location List には、すべてのロケーションビューが表示されます。 3) ターゲットのロケーションビューの[Delete]アイコンをクリックします。 4) 確認ダイアログボックスで[OK]をクリックします。

13.1.7 サブロケーションビューの追加

この機能を使用すると、ロケーションビューまたはサブロケーションビューにサブロケー

ションビューを追加できます。

サブロケーションビューを追加するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View


Location List には、すべてのロケーションビューが表示されます。 3) 次のいずれかの方法で手順を続行します。ターゲットのロケーションビューの名前をクリックします。

Sub-location/Device List ページが開きます。 Sub-location/Device List ページで、ターゲットのサブロケーションビューの名前を

クリックします。

Sub-location/Device List ページが開きます。

4) [More] をクリックし、 [Add Sub-location] を選択します。

Add Location ページが開きます。 5) 次のパラメータを設定します。 Location Name：サブロケーションビューを固有に識別する名前を入力します。 Location Type：サブロケーションビューのロケーションタイプを選択します。オ

プションは次のとおりです。 [Area] [Building] [Floor] [Room] オプションはロケーションタイプによって異なります。


13-6

Automatically Add AP：このオプションを選択すると、サブロケーションビューに

AP が自動的に追加されます。

AP 一致ルールを設定する必要があります。 Start IP Address/End IP Address：AP の IP アドレス範囲を入力します。開始

IP アドレスと終了 IP アドレスは同じフォーマットでなければなりません。 AP Model：AP モデルを入力します。 AP Name：AP 名を入力します。

[Add] をクリックして、一致するルールをさらに追加します。一致するルールを削除

するには、 [Delete] をクリックします。


13.1.8 サブロケーションビューの変更

この機能を使用すると、ロケーションビューのサブロケーションビューを変更できます。

サブロケーションビューを変更するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View





Sub-location/Device List ページが開きます。 4) [Operation]アイコンをクリックし、サブロケーションビューを変更します。 5) メニューから[Modify | 変更]アイコンを選択します。

Modify Location ページが開きます。 6) サブロケーションビューのパラメータを設定します。

詳細については、”13.1.7 サブロケーションビューの追加”を参照してください。 7) [OK]をクリックします。

13.1.9 サブロケーションビューの削除

サブロケーションビューを削除すると、そのサブロケーションビューがすべて削除されま

す。サブロケーションビューおよびそのサブロケーションビューの AP は、他のロケーシ

ョンビューや WSM からではなく、サブロケーションビューから削除されます。

サブロケーションビューを削除するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View




13-7

3) 次のいずれかの方法で手順を続行します。ターゲットのロケーションビューの名前をクリックします。



Sub-location/Device List ページが開きます。 4) 次のいずれかの方法で手順を続行します。削除するサブロケーションビューを選択し、[Remove]をクリックします。削除するサブロケーションビューで[Operation]アイコンをクリックします。シ

ョートカットメニューから[Delete | 削除]アイコンをクリックします。 5) 確認ダイアログボックスで、[OK]をクリックします。

13.1.10 ロケーションビューまたはサブロケーションビューへの AP の追加






Sub-location/Device List ページが開きます。 4) [Add]をクリックします。

Select Devices ページが開きます。 5) 次の検索条件を 1 つ以上入力または選択します。 Device Label：AP のデバイスラベルを入力します。 WSM では、このフィールドの

あいまい検索がサポートされています。 Device Type：AP タイプを選択します。選択肢は Fat AP と Fit AP です。 Serial Number：Fit AP のシリアル番号を入力します。 WSM では、このフィールド

のあいまい検索がサポートされています。 IP Address：Fit AP の IPv4 アドレスの一部または全部を入力します。 WSM では、

このフィールドのあいまい検索がサポートされています。 Model：AP モデルを選択します。オプションは[Unlimited]で、WSM ではすべての

AP モデルを使用できます。 Online Status：Fit AP のオンラインステータスを選択します。オプションは次のと

おりです。 [Unlimited] [Online] [Offline]

AC：Fit AP を管理する AC を選択します。オプションは無制限で、WSM のすべて

の AC です。フィールドが空白の場合や[Unlimited]に設定されたフィールドは、検索条件として

は動作しません。


13-8

6) [Query]をクリックします。Device List には、検索条件に一致するすべての AP が表

示されます。[Reset]をクリックすると、検索条件がクリアされ、現在のロケーショ

ンビューまたはサブロケーションビューにすべての AP が表示されます。 7) 追加する AP を選択します。 8) [OK]をクリックして、選択した AP をロケーションビューまたはサブロケーションビ

ューに追加します。

選択したすべての AP が Sub-location/Device List に表示されます。

メモ： 1 つの APを追加できるのは、1 つのロケーションビューだけです。

13.1.11 ロケーションビューまたはサブロケーションビューからの AP の削除






Sub-location/Device List ページが開きます。 4) ロケーションビューから削除する AP またはサブロケーションビューを選択します。 5) [Remove]をクリックします。 6) 確認ダイアログボックスで、[OK]をクリックします。

メモ：ロケーションビューからデバイスを削除すると、そのデバイスはロケーションビューから

のみ削除され、他のロケーションビューや WSM からは削除されません。デバイスを削除

すると、そのデバイスは WSM から削除されますが、QMC は引き続きそのデバイスを管理

します。

13.1.12 ロケーションビューの履歴情報の検索

この機能を使用すると、指定したデータ収集期間内に次の情報を検索できます。オンラインクライアント統計情報：オンラインクライアントのトレンドグラフ、オン

ラインクライアントの最大数と平均数、およびオンラインクライアントの詳細情報が、

統計情報の収集時間範囲内で表示されます。レート統計情報：送受信レートのトレンドグラフ、ピーク送信レート、ピーク受信レ

ート、平均送信レート、平均受信レート、送受信レートを収集します。


13-9

トラフィック統計情報：統計収集の開始時刻と終了時刻、トラフィック送信時刻、ト

ラフィック受信時刻、およびトラフィック合計を収集します。接続統計情報：AP 数、オフライン率、アソシエーション要求、アソシエーションの

応答、正常なアクセス、異常なオフライン数、アソシエーションの成功率、アソシエ

ーションの失敗率に関する統計情報を収集します。コネクティビティ統計情報：クライアントのオフライン時間、リカバリ時間、オフラ

イン時間を収集します。

ロケーションビュー履歴情報を検索する場合、以下の手順に従ってください。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View





Sub-location/Device List ページが開きます。

4) [More]をクリックし、[History Information]アイコンを選択します。

History Information ページが開きます。 5) 統計情報タイプを選択します。オプションは次のとおりです。 [Online Clients] (デフォルト) [Rate] [Traffic] [Association] [Connectivity] 6) 時間範囲を選択します。オプションは次のとおりです。 [1h] [1d] [1w] [1m] [1y] [Custom] [Custom]を選択した場合は、開いた Custom ウィンドウに開始時間と終了時間を入力す

るか、Start Time/End Time の横にあるフィールドをクリックして、表示されるカレンダ

から開始時間/終了時間を YYYY-MM-DD hh:mm のフォーマットで選択します。終了時刻

は開始時刻より後でなければなりません。

指定した時間範囲の統計情報が表示されます。

Online Clients Statistics

[Online Clients]を選択すると、次の情報が表示されます。 Online Client Trend graph：データ収集時間範囲内のロケーションビューまたはサ

ブロケーションビューのオンラインクライアントのトレンド。 x 座標は時間を示し、

y 座標はオンラインクライアントの数を示します。 x 座標の単位は、統計情報コレク

ションの時間範囲によって変わります。 Peak Number of Online Clients：統計情報の収集時間内のロケーションビューまた

はサブロケーションビューの AP のオンラインクライアントの最大数です。 Average Online Clients：統計情報の収集時間内のロケーションビューまたはサブロ

ケーションビューにある AP のオンラインクライアントの平均数です。


13-10

Client Details

トレンドグラフの上部にある[Online Clients]をクリックして、Details ウィンドウを表示

します。

Time：YYYY-MM-DD hh:mm:ss のフォーマットで統計情報が収集された時刻です。 Clients：統計情報の収集時間範囲内のロケーションビューまたはサブロケーション

ビューの AP に関連付けられているオンラインクライアントの数です。

Rate Statistics

レートの単位は値に応じて変わります。

[Rate]を選択すると、次の情報が表示されます。 Transmission and Receiving rate Trend graph：データ収集時間範囲内のロケーシ

ョンビューまたはサブロケーションビューの AP の送受信レートの傾向です。x 座標

は時間を示し、y座標は送受信レートを示します。 x 座標の単位は、統計情報の収集

時間範囲によって変わります。 Peak Transmission Rate(Kbps)：統計情報の収集時間におけるロケーションビュー

またはサブロケーションビューの AP の最大伝送レートです。測定単位は、データが

変化すると自動的に変わります。 Peak Receiving Rate(Kbps)：統計情報収集時のロケーションビューまたはサブロケ

ーションビューの AP の最大受信レートです。測定単位は、データが変化すると自動

的に変わります。 Average Transmission Rate(Kbps)：統計情報収集時のロケーションビューまたは

サブロケーションビューの AP の平均転送レートです。測定単位は、データが変化す

ると自動的に変わります。 Average Receiving Rate(Kbps)：統計情報の収集時刻のロケーションビューまたは

サブロケーションビューの AP の平均受信レートです。測定単位は、データが変化す

ると自動的に変わります。

Rate Details

トレンドグラフの上部にある[Rate]をクリックして、Details ウィンドウを表示します。 Time：YYYY-MM-DD hh:mm:ss のフォーマットで統計情報が収集された時刻です。 Transmission Rate(bps)：指定した時間におけるロケーションビューまたはサブロ

ケーションビューの AP の伝送レートです。測定単位は、データが変化すると自動

的に変わります。 Receiving rate(bps)：指定した時刻のロケーションビューまたはサブロケーション

ビューでの AP の受信レートです。測定単位は、データが変化すると自動的に変わ

ります。

Traffic Statistics

トラフィック単位は、トラフィックの送受信量に応じて変化します。

[Traffic]を選択すると、次の情報が表示されます。 Start Time：統計情報収集の開始時間です。フォーマットは YYYY-MM-DD hh:mm:ss

です。


13-11

End Time：統計情報収集の終了時間です。フォーマットは YYYY-MM-DD hh:mm:ssです。

Transmitted Traffic(MB)：指定した時間範囲内で、AP がロケーションビューまたは

サブロケーションビューで送信したトラフィックの合計です。測定単位は、データ

が変化すると自動的に変わります。 Received Traffic(MB)：指定した時間範囲内のロケーションビューまたはサブロケー

ションビューで AP が受信したトラフィックの合計です。測定単位は、データが変

化すると自動的に変わります。 Total Traffic(MB)：指定した時間範囲内で、ロケーションビューまたはサブロケーシ

ョンビューの AP が送受信したトラフィックの合計です。統計情報を基準として計

算されており、実際の数値とは若干異なる場合があります。測定単位は、データが

変化すると自動的に変わります。

Association Statistics

[Association]を選択すると、次の情報が表示されます。 APs：指定した時間にロケーションビューまたはサブロケーションビューにある AP

の数です。 Dropping Rate：指定した時間範囲内の正常なログインに対する異常なログオフの割

合です。単位はパーセントです。 Access Requests：指定した時間範囲内で AP が受信したアクセス要求の数です。 Response Count：指定した時間範囲内で AP が送信した応答の数です。 Successful Logins：指定した時間範囲内の成功したログインの数です。 Abnormal Logoffs：指定した時間範囲内で正常にログインしたクライアントの異常

なログオフ数です。 Association Success Rate：AP によって送信されたアクセス応答の数に対する成功

したログインクライアントの数です。指定した時間範囲内のパーセンテージで示しま

す。 Relevant Blocking Rate：AP リソースが不十分なために AP にアクセスできなかっ

たクライアントの数です。指定した時間範囲内で成功したログインクライアントの数

にパーセントで示します。

Connectivity Statistics

[Connectivity]を選択すると、次の情報が表示されます。 AP Name：ロケーションビューまたはサブロケーションビューの AP の名前です。 Logoff Time：Fit AP のログオフ時間、または WSM によって検出された Fat AP 障

害時刻です。YYYY-MM-DD hh:mm:ss のフォーマットで表示されます。 Recovery Time：Fit AP がオンラインに戻ったとき、または WSM が Fat AP が再接

続されたことを検出したときの時間です。YYYY-MM-DD hh:mm:ss のフォーマット

で表示されます。 Logoff Duration：Fit AP のログオフ期間、または WSM によって検出された Fat AP

の失敗期間です。YYYY-MM-DD hh:mm:ss のフォーマットで表示されます。 7) [Close]をクリックします。


13-12

13.1.13 ロケーションビューでの AP のネットワーク接続テスト

この機能を使用すると、サーバからの管理対象 AP の到達可能性をテストし、接続の問題

をトラブルシューティングして特定することができます。

Sub-location/Device List ページから選択した AP の ping を行うには、次の手順に従いま

す。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View





Sub-location/Device List ページが開きます。 4) ping を実行する AP に対して、[Operation]アイコンをクリックします。 5) メニューから[Ping]アイコンを選択します。

[Ping]ダイアログボックスが開きます。 ping 操作の結果を表示します。 6) [OK]をクリックします。

13.1.14 ロケーショントポロジの表示

この機能を使用すると、ロケーションビューとそのサブロケーションビューのトポロジを

表示できます。



Location List には、すべてのロケーションビューが表示されます。 3) 次のいずれかの方法で手順を続行します。表示するトポロジのロケーションビューの[View Topology]アイコンをクリック

します。ターゲットのロケーションビューの Sub-location/Device List ページが表示された

ら、ターゲットのロケーションビューの名前をクリックします。 [More]をクリックし、 [View Topology]アイコンを選択します。または、

[Operation]アイコンをクリックします。[View Topology | トポロジの表示]アイ

コンを選択します。ロケーションビューに含まれるすべてのサブロケーションビューと AP がトポロジ

に表示されます。 4) サブロケーションビューのラベルをダブルクリックします。

トポロジを表示するページが開きます。

ロケーションビュートポロジには、すべてのサブロケーションビューと AP がロケー

ションビューに表示されます。トポロジは必要に応じて変更できます。


13-13

13.1.15 ロケーションビューの AP のロケーション






Sub-location/Device List ページが開きます。 4) ページに移動したい AP の[Operation]アイコンをクリックします。 5) メニューから[View Topology | トポロジの表示]アイコンを選択します。


選択した AP がロケーションビューのトポロジでハイライト表示されます。

13.1.16 オフライン AP の元のロケーションの復元

WSM は、オフライン AP のロケーション履歴を管理し、オンラインに戻ったときに元の

ロケーションビューを復元するかどうかを管理できます。

オフライン AP の元の場所を復元するには以下の手順に従ってください。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View


Location View ページが開きます。 3) [Location History]をクリックします。

Location History ページが開きます。 4) 必要に応じて、[Restore Offline APs' Original Locations]オプションを選択します。このオプションを選択すると、WSM はオフライン AP の位置情報を保存し、オンラ

インに戻ったときに自動的に元のロケーションビューに追加します。このオプションをオフにすると、WSM はオフライン AP の保存された位置情報を削

除し、オフライン AP の位置情報は保存しません。デフォルトでは、このオプショ

ンはオフになっています。 Location History SN/MAC Address：オフライン AP のシーケンス番号または MAC アドレスです。 Location View：オフライン AP があった場所のビューです。 X Coordinate/Y Coordinate：ロケーションビューのオフライン AP の位置座標です。 Offline Time：AP がオフラインになった時刻です。 5) ロケーションリスト内の AP のロケーション情報エントリを手動で削除するには、1

つまたは複数のエントリを選択して [Delete] をクリックします。エントリが削除された後、AP が再びオンラインになったときに、AP がロケーションビュ

ーに自動的に追加されることはありません。


13-14

13.2 ワイヤレスカスタムビューの管理

AC 用に 1 つまたは複数のワイヤレスカスタムビューを作成できます。ワイヤレスカスタ

ムビューは、AC と AC に接続された複数の AP で構成されます。ワイヤレスカスタムビ

ューを使用すると、トポロジ上で目的のデバイスを簡単に見つけて管理できます。

13.2.1 ワイヤレスカスタムビューのリスト表示

Wireless Custom View List ページには、すべてのワイヤレスカスタムビューのステータ

ス、名前、トポロジなど、WSM で管理されているすべてのワイヤレスカスタムビューに

関する情報が表示されます。ワイヤレスのカスタムビューを変更または削除することも

できます。

ワイヤレスカスタムビューのリストを表示するには以下の手順に従ってください。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View

Management | 表示の管理] > [Custom Views | カスタムビュー]を選択します。 Wireless Custom View List ページにはすべてのワイヤレスカスタムビューが表示

されます。

Wireless Custom View List Status：ロケーションビューのステータスです。最高のアラームレベルを持つ Fit AP

のステータスによって異なります。ワイヤレスカスタムビューにデバイスが表示さ

れない場合、ステータスは[Unmanaged]になります。ワイヤレスカスタムビューに

オンラインの Fit AP が表示されない場合、ステータスは[Unknown]です。 Location View：ロケーションビューの名前ですロケーションビューの名前をクリッ

クして詳細を表示し、管理します。 View Topology：[View Topology]アイコンをクリックします。ワイヤレスのカ

スタムビューでトポロジを見ることができます。 Modify：[Modify]アイコンをクリックして設定を変更します。 Delete：[Delete]アイコンをクリックしますワイヤレスのカスタムビューを削除

します。

Wireless Custom View List に十分な数のエントリが含まれている場合は、次のナビゲー

ション支援が表示されます。

[Next Page] アイコンをクリックして、Wireless Custom View List を次に進め

ます。 [Last Page] アイコンをクリックして、Wireless Custom View List の最後に移

動します。 [Previous Page] アイコンをクリックして、Wireless Custom View List の前の

ページを表示します。 [First Page] アイコンをクリックして、Wireless Custom View List の最初に戻

ります。

Wireless Custom View List の右上にある[8]、[15]、[50]、[100]、または[200]をクリッ

クして、各ページに表示する項目の数を指定します。

Status フィールド、Wireless Custom View フィールドで、Wireless Custom View Listを並べ替えることができます。選択したフィールドでリストを並べ替えるには、列ラベ


13-15

ルをクリックします。列ラベルを使用すると、各フィールドの並べ替えオプションを切り

替えることができます。

13.2.2 ワイヤレスカスタムビューの詳細表示



されます。

3) ターゲットのワイヤレスカスタムビューの名前をクリックして、詳細を表示します。

Device List には、ワイヤレスカスタムビューのすべてのデバイスが表示されます。

ワイヤレスカスタムビューには、AC と、Fit AP に接続されているすべての AC が表

示されます。 AC エントリは常にデバイスリストの先頭行に配置され、Fit AP のエン

トリはすべて AC エントリの下に配置されます。

Device List Status：AC または Fit AP の現在のアラームステータスです。 Device List：AC または Fit AP の名前です。デフォルトでは、AC または Fit AP の

名前は AC または Fit AP のシステム名です。 SN：Fit AP のシリアル番号です。 AC の場合、このフィールドは空白です。 Type：AC または Fit AP のデバイスタイプです。 Model：AC または Fit AP のモデルです。 IP Address：AC または Fit AP の管理 IP アドレスです。 IPv6 Address：AC または Fit AP の管理 IPv6 アドレスです。 MAC Address：AC または Fit AP の MAC アドレスです。 Online Clients：AC の場合、このフィールドには、ワイヤレスカスタムビューで Fit

AP に関連付けられているクライアントの総数が表示されます。 Fit AP の場合、この

フィールドには、Fit AP に関連付けられているクライアントの数が表示されます。数字をクリックすると、すべてのオンラインクライアントが表示されます。

Operation：[Operation]アイコンをクリックします。 AC または Fit AP で操作

メニューを表示します。

AC の場合、[Operation]メニューに表示される操作タスクは次のとおりです。 [View Topology | トポロジの表示] [Ping] [Open Web Manager | Web マネージャを開く] [Telnet]

Fit AP の場合、[Operation]メニューに表示される操作タスクは次のとおりです。 [View Topology | トポロジの表示] [Ping]

Device List に十分な数のエントリが含まれている場合は、次のナビゲーション支援が表

示されます。

[Next Page] アイコンをクリックして、Device List を次に進めます。 [Last Page] アイコンをクリックして、Device List の最後に移動します。 [Previous Page] アイコンをクリックして、Device List の前のページを表示し

ます。


13-16

[First Page] アイコンをクリックします。Device List の最初に戻ります。

Device List の右上にある[8]、[15]、[50]、[100]、または[200]をクリックして、各ページ


Operation フィールド以外のすべてのフィールドで、Device List を並べ替えることがで

きます。選択したフィールドでリストを並べ替えるには、列ラベルをクリックします。


13.2.3 ワイヤレスカスタムビューの追加


Management | 表示の管理] > [Custom Views | カスタムビュー]を選択します。 3) Wireless Custom View List ページにはすべてのワイヤレスカスタムビューが表示

されます。 4) [Add]をクリックします。

ワイヤレスカスタムビューの追加ページが開きます。 5) ワイヤレスカスタムビューの名前を入力します。 6) [OK]をクリックします。

13.2.4 ワイヤレスカスタムビューの変更



されます。

4) ターゲットのワイヤレスカスタムビューの[Modify]アイコンをクリックしま

す。 5) ワイヤレスカスタムビューの名前を変更します。 6) [OK]をクリックします。

13.2.5 ワイヤレスカスタムビューの削除

ワイヤレスカスタムビューを削除すると、ワイヤレスカスタムビューから AC とすべての

Fit AP が削除されますが、WSM からは削除されません。

ワイヤレスカスタムビューを削除するには以下の手順に従ってください。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View


されます。 4) ターゲットのワイヤレスカスタムビューの[Delete]アイコンをクリックします。 5) 確認ダイアログボックスで[OK]をクリックします。


13-17

13.2.6 ワイヤレスカスタムビューへの Fit AP の追加

AC の複数の Fit AP をワイヤレスカスタムビューに追加できます。

ワイヤレスのカスタムビューに Fit AP を追加するには以下の手順に従ってください。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View


されます。 3) ターゲットのワイヤレスカスタムビューの名前をクリックして、詳細を表示します。

Device List ページには、ワイヤレスカスタムビューのすべてのデバイスが表示され

ます。

4) [Add]をクリックします。 5) Select Device ダイアログボックスが開きます。 6) 次の検索条件を 1 つ以上入力または選択して、追加する AP を検索します。

AC：Fit AP の AC を選択します。オプションはすべて WSM の AC で利用可能で

す。 Device Label：Fit AP のラベルを入力します。 WSM では、このフィールドのあ

いまい検索がサポートされています。 IP Address：Fit APの IPv4アドレスの一部または全部を入力します。 WSMでは、

このフィールドのあいまい検索がサポートされています。

フィールドが空白の場合、検索条件としては動作しません。 7) [Query]をクリックします。

Device List には、検索の条件に一致するすべての Fit AP が表示されます。

[Reset]をクリックすると、検索条件がクリアされ、すべての Fit AP が表示されます。 8) ワイヤレスカスタムビューに追加する Fit AP を選択します。 9) [OK]をクリックします。

選択したすべての Fit AP が、ワイヤレスカスタムビューの Device List に表示されま

す。

メモ：ワイヤレスのカスタムビューに初めて Fit APを追加すると、対応する ACが自動的に追

加されます。 ACの他の Fit APは次回からしか追加できません。 Fit APは複数のワイヤレスカスタムビューに追加できます。

13.2.7 ワイヤレスカスタムビューからの Fit AP の削除

ワイヤレスのカスタムビューからデバイスを削除すると、そのデバイスは現在のビューか

らのみ削除され、他のビューや WSM からは削除されません。デバイスを削除すると、

デバイスは WSM から完全に削除されます。


13-18

ビュー上のすべての Fit AP が削除されると、WSM はワイヤレスカスタムビューのデバイ

スリストから AC を自動的に削除します。

ワイヤレスカスタムビューから Fit AP を削除するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View

Management | 表示の管理] > [Custom Views | カスタムビュー]を選択します。

Wireless Custom View List ページにはすべてのワイヤレスカスタムビューが表示

されます。

3) ターゲットのワイヤレスカスタムビューの名前をクリックします。

Device List ページが開きます。 4) 削除する Fit AP を選択し、[Remove]をクリックします。 5) 確認ダイアログボックスで、[OK]をクリックします。

13.2.8 ワイヤレスカスタムビューでの AC またはオンライン Fit AP のネットワーク

接続のテスト

この機能を使用すると、QMC サーバから管理対象 AC またはオンライン Fit AP への到達

可能性をテストし、接続の問題のトラブルシューティングと特定を行うことができます。

Device List ページから AC またはオンライン Fit AP に ping を行うには以下の手順に従っ

てください。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View


されます。


Device List ページが開きます。 4) ping を実行する AC またはオンラインの Fit AP で、[Operation]アイコンをクリ

ックします。 5) メニューから[Ping]アイコンを選択します。

[Ping]ダイアログボックスが開きます。 ping の結果を表示します。 6) [OK]をクリックします。

13.2.9 ワイヤレスカスタムビューで AC の Web マネージャの展開

この機能を使うと、管理対象の AC にすばやくアクセスできます。

Webマネージャを使用して Device List から選択した ACにアクセスして管理するには以

下の手順に従ってください。


Management | 表示の管理] > [Custom Views | カスタムビュー]を選択します。


13-19

Wireless Custom View List ページにはすべてのワイヤレスカスタムビューが表示

されます。


Device List ページが開きます。 4) [Operation]アイコンをクリックします。AC の Web マネージャを開きます。 5) メニューから[Open Web Manager | Web マネージャを開く]アイコンを選択し

ます。

Web Manager インタフェースが開きます。 6) Web マネージャのユーザ名とパスワードを入力します。 7) [Login]をクリックします。

13.2.10 ワイヤレスカスタムニューの Telnet を使用した AC へのアクセス

この機能により、管理対象 AC への迅速かつ一元的なアクセスが可能になります。

この機能を使用するには、QMC にアクセスするために使用するコンピュータで Telnet をサポートするオペレーティングシステムまたはアプリケーションが必要です。

Telnet を使用して、Device List ページから選択した AC にアクセスするには、次の手順

に従ってください。



されます。 3) ターゲットのワイヤレスカスタムビューの名前をクリックします。

Device List ページが開きます。 4) Telnet を使用してアクセスする AC で[Operation]アイコンをクリックします。 5) メニューから[Telnet]アイコンを選択します。 6) オペレーティングシステムの指示に従ってアプリケーションをロードし、選択した

AC との Telnet セッションを確立します。

13.2.11 ワイヤレスカスタムビューのトポロジの表示



されます。

3) 次のいずれかの方法で手順を続行します。表示するワイヤレスカスタムビューのトポロジの[View Topology]アイコンをク

リックします。ターゲットのワイヤレスカスタムビューの名前をクリックし、Device List ページで

[View Topology]アイコンをクリックします。



13-20

トポロジには、ワイヤレスカスタムビューの AC とすべての Fit AP が表示されます。トポロジは必要に応じて変更できます。詳細については、 “13.2.4 ワイヤレスカスタムビューの変更”を参照してください。

13.2.12 ワイヤレスカスタムビューの AC または Fit AP のロケーション

この機能を使用すると、ワイヤレスカスタムビューのトポロジで AC または Fit AP に移動

できます。

AC または Fit AP を検索するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View


されます。 3) ターゲットのワイヤレスカスタムビューの名前をクリックします。

Device List ページが開きます。 4) 移動したい AC または Fit AP の[Operation]アイコンをクリックします。 5) メニューから[View Topology | トポロジの表示]アイコンを選択します。


選択した AP がロケーションビューのトポロジでハイライト表示されます。


i

目次

14 章ワイヤレストポロジの管理 .................................................................................................. 14-1 14.1 ワイヤレスデバイストポロジ(Wireless device topology) .............................................. 14-1

14.1.1 ワイヤレスデバイストポロジの表示 ................................................................... 14-1 14.1.2 AC のトポロジの表示 .......................................................................................... 14-2 14.1.3 物理トポロジの表示 ............................................................................................ 14-5

14.2 ロケーションビュートポロジ(Location view topology) ................................................. 14-5 14.3 ワイヤレスカスタムビュートポロジ(Wireless custom view topology) ......................... 14-8 14.4 コンバージドトポロジ(Converged topology) .............................................................. 14-10

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 14章ワイヤレストポロジの管理

14-1

14章ワイヤレストポロジの管理

WSM は、次の種類のワイヤレストポロジをサポートしています。ワイヤレスデバイストポロジ: WSM で管理されているすべての AC と Fat AP を表示

し、Fit AP デバイス AC を介して AC によって管理されているトポロジと、Fat AP デ

バイス Fat AP を介してトポロジに関連付けられているクライアントを表示できます。ロケーションビュートポロジ: ロケーションビューに含まれる AP とその関連クライ

アントを表示します。ワイヤレスカスタムビュートポロジ: カスタムビューに含まれる AC とその管理対象

Fit AP を表示し、Fit AP に関連付けられているクライアントを表示できます。さらに、コンバージドトポロジは、ワイヤレスデバイスや有線デバイス、およびそれらの

接続をネットワークに表示することもできます。

ネイバトポロジは、指定されたホップ内にデバイスとその近隣を含むレイヤ 2 トポロジで

す。物理接続、リンクステータス、デバイスステータスなど、デバイスのネットワーク

構造とステータス情報が表示されます。詳細については、“QX Management Center Platform オペレーションマニュアル“を参照してください。

Open Device Panel、Tools、Root Alarms、Find、Reload、Device Label などの基本

機能は、QMC プラットフォームのトポロジと同じです。この文書では、ワイヤレストポ

ロジに固有の機能についてのみ説明します。基本的なトポロジ操作については、“QX Management Center Platform オペレーションマニュアル“を参照してください。

14.1 ワイヤレスデバイストポロジ(Wireless device topology)

ワイヤレスデバイストポロジは、管理対象のすべての AC と Fat AP を WSM で表示しま

す。 AC が管理する Fit AP を AC デバイストポロジ経由で、Fat AP に関連付けられたクラ

イアントを Fat AP デバイストポロジ経由で表示できます。

ワイヤレスデバイストポロジはさらに以下のタイプに分類されます。 AC デバイストポロジ：AC が管理する Fit AP と中央 AC が管理するローカル AC を

表示し、Fit AP に関連付けられたクライアントを表示できます。 Fat AP デバイストポロジ：Fat AP に関連付けられているクライアントを表示します。物理トポロジ：AC と指定した Fit AP の接続に関連するネットワークデバイスを表示

します。このトポロジは、AC と Fit AP の両方が Comware ベースのデバイスである

場合にのみ利用可能です。

14.1.1 ワイヤレスデバイストポロジの表示

1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [Wireless

Topology | ワイヤレストポロジ]を選択します。

ワイヤレスデバイストポロジには、すべての AC、Fat AP が表示されます。

トポロジから、AC に対して次の操作を行います。


14-2

AC のアイコンをクリックします。ウィンドウには、AC に関する次の情報が表示さ

れます。 Device Label：プラットフォームの AC を識別するデバイスラベルです。 AC の

デバイスラベルをクリックすると、その詳細が表示されます。 IP Address：AC の管理 IP アドレスです。 Device Status：AC の現在のアラームステータスです。 SysName：AC で設定されている名前です。 Vendor：AC のベンダです。 System Up for：AC のシステム稼働時間です。 Online APs：AC が管理する Fit AP の総数です。数字をクリックすると、管理対

象のすべての Fit AP のリストが表示されます。 Associated Wireless Clients：AC が管理する Fit AP に関連するクライアントの

数。数字をクリックすると、すべてのオンラインクライアントのリストが表示さ

れます。 AC のアイコンを右クリックします。

このメニューには、AC に適用できる次のオプションが表示されます。 Open Topology：AC のトポロジデバイスを開くことができます。このデバイス

から、AC が管理する Fit AP と、Fit AP に接続されたクライアントを表示できま

す。 Neighbor Topology：AC のネイバトポロジを表示できます。詳細については、

“QX Management Center Platform オペレーションマニュアル“を参照してくだ

さい。 Fat AP のアイコンをクリックします。ウィンドウには、Fat AP に関する次の情報が

表示されます。 Device Label：プラットフォームの Fat AP を識別するデバイスラベルです。 Fat

AP のデバイスラベルをクリックすると、その詳細が表示されます。 IP Address：Fat AP の管理 IP アドレスです。 Device Status：Fat AP の現在のアラームステータスです。 SysName：Fat AP で設定されている名前です。 Vendor：Fat AP のベンダです。 Clients：Fat AP に関連付けられているクライアントの数です。数字をクリック

すると、すべてのオンラインクライアントのリストが表示されます。 Fat AP のアイコンを右クリックします。

このメニューには、Fat AP に適用できる次のオプションが表示されます。 Open Topology：Fat AP のデバイストポロジを開くことができます。このデバイ

スから、Fat AP に接続されたクライアントを表示できます。 Neighbor Topology：AP のネイバトポロジを表示できます。詳細については、

“QX Management Center Platform オペレーションマニュアル“を参照してくだ

さい。

14.1.2 AC のトポロジの表示

1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) 次のいずれかの方法を使用して、対象の AC を見つけます。

方法 1：

a) ナビゲーションツリーから、[WLAN Manager | 無線LAN管理] > [Wireless Topology | ワイヤレストポロジ]を選択します。

ワイヤレスデバイストポロジには、すべての AC、Fat AP が表示されます。


14-3

b) 空白エリアを右クリックし、ショートカットメニューの[Search]を選択します。

Searchウィンドウが開きます。

c) [Keyword]ボックスに、対象ACのIPアドレスかデバイスラベルを入力します。

d) [Search] をクリックします。

Search Result ウィンドウに対象 AC が表示されます。

e) ACを選択すると、デバイストポロジが表示されます。

方法 2：

a) ナビゲーションツリーから、[WLAN Manager | 無線LAN管理] > [Resource Management | リソース管理] > [AC List] の順に選択します。

b) 対象ACの[Operation]アイコンをクリックします。

c) ショートカットメニューから[View Topology | トポロジの表示]アイコンを選択

します。

システムは、表示されるワイヤレスデバイストポロジ上で自動的にACを検出します。 3) AC のアイコンをダブルクリックするか、AC のアイコンを右クリックして、ショー

トカットメニューの[Open Topology]を選択します。 AC のデバイストポロジが表示され、選択した AC とそのすべての管理対象 Fit AP が


AC デバイストポロジから、AC で次の操作を行います。 AC のアイコンをクリックします。ウィンドウには、デバイスラベル、IP アドレス、

デバイスの状態、Sysname、ベンダ、システムのアップタイム、オンライン AP、接

続ワイヤレスクライアント、といった AC に関する基本情報が表示されます。これ

らのパラメータの説明については、“14.1.1 ワイヤレスデバイストポロジの表示”

を参照してください。

AC デバイストポロジから、Fit AP で次の操作を行います。 Fit AP のアイコンをクリックします。ウィンドウには、Fit AP に関する次の情報が表

示されます。 Device Label：WSM で Fit AP を識別するデバイスラベルです。 Fit AP のデバイ

スラベルをクリックして詳細を表示します。 IP Address：AC が取得した Fit AP の IP アドレスです。 Device Status：Fit AP の状態です。オプションは Online、または Offline です。 Associated Wireless Clients：Fit AP に接続しているクライアントの数です。数

字をクリックすると、すべてのオンラインクライアントのリストが表示されます。 Fit AP のアイコンを右クリックします。

このメニューには、Fit AP に適用できる次のオプションが表示されます。 View Physical Topology：Fit AP と AC 間の物理的な接続を表示できます。この

オプションは、Fit AP と AC の両方が Comware ベースのデバイスである場合にの

み使用できます。 Lock/Unlock：トポロジ上の Fit AP の位置をロックまたはロック解除できます。

ロックされた Fit AP は移動できません。

AC と指定した Fit AP 間のリンクで、次の操作を行います。 AC と Fit AP の間のプライマリリンクを右クリックします。

ウィンドウには、次のリンク情報が表示されます。


14-4

Control Channel Security Policy：AC と Fit AP の間の CAPWAP トンネルで使

用されるコントロールチャネルのセキュリティポリシーです。 Control Channel Startup Time：AC と Fit AP 間の CAPWAP トンネルで使用さ

れるコントロールチャネルの開始時間です。 Data Channel Security Policy：AC と Fit AP の間の CAPWAP トンネルで使用さ

れるデータチャネルのセキュリティポリシーです。 Data Channel Startup Time：AC と Fit AP 間の CAPWAP トンネルで使用される

データチャネルの開始時間です。

トポロジの空白エリアを右クリックすると、設定枠のメニューが表示されます。 [Show Devices]を選択し、次のいずれかのオプションを選択して、トポロジに表示

するデバイスのタイプを決定します。 [Show Onlines Only]：Online 状態の管理対象 Fit AP のみを表示します。 [Show Offlines Only]：Offline 状態の管理対象 Fit AP のみを表示します。 [Show ALL Clients]：AC で管理されている Fit AP に接続しているすべてのクラ

イアントを表示します。 [Client Link Label]を選択し、次のいずれかのオプションを選択して、Fit AP とクラ

イアント間のリンクのラベルを決定します。 [Show Radio Type]：Fit AP の radio タイプをリンクラベルとして使用します。 [Show Signal Strength]：無線クライアントの信号強度をリンクラベルとして使

用します。 [Show RSSI]：ワイヤレスクライアントの受信信号強度インジケータをリンクラ

ベルとして使用します。 [Show Channel]：ワイヤレスクライアントが使用するチャンネルをリンクラベル

として使用します。 [No Label]：リンクラベルを使用しません。

マウスの右クリックメニューから[Show Devices] > [Show ALL Clients]を選択して、ACが管理するFit APに関連付けられたすべてのクライアントを表示するようにACデバイス

トポロジを設定すると、トポロジからクライアントに対して次の操作をさらに実行できま

す。クライアントのアイコンをクリックします。

ウィンドウには、クライアントに関する次の情報が表示されます。 MAC Address：クライアントの MAC アドレスです。クライアントの MAC アド

レスをクリックして、クライアントの詳細を表示します。 Username：クライアントの名前です。 SSID Name：クライアントがネットワークにアクセスするために使用する SSID

です。 Radio Type：クライアントがネットワークにアクセスする際に使用する Fit AP

の無線タイプです。 Signal Strength：クライアントのシグナル強度です。 RSSI：クライアントの信号の RSSI 値です。 Channel：クライアントが使用するチャネルです。

クライアントのアイコンを右クリックします。

このメニューには、クライアントに適用できる次のオプションが表示されます。 Client Information：MAC アドレス、クライアント名、接続時間、信号強度、SSID、

チャネルなど、クライアントに関する詳細情報を表示できます。 Comware ベースの

デバイスでは、認証モード、AKM タイプ、暗号化モード、およびデータレートを表

示できます。


14-5

Lock/Unlock：トポロジ上のクライアントの位置をロックまたはロック解除できます。ロック後にクライアントを移動することはできません。

14.1.3 物理トポロジの表示

物理トポロジには、AC と指定した Fit AP の接続に関連するネットワークデバイスが表示

されます。このトポロジは、AC と Fit AP の両方が Comware ベースのデバイスである場

合にのみ利用可能です。

AC と指定した Fit AP の間の物理的なトポロジを表示するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) 次のいずれかの方法を使用して、ロケーションビュートポロジに入ります。

方法 1：


b) 空白エリアを右クリックし、ショートカットメニューの[Search]を選択します。

Searchウィンドウが開きます。

c) [Keyword]ボックスに、対象ACのIPアドレスかデバイスラベルを入力します。

d) [Search] をクリックします。

Search Result ウィンドウに対象 AC が表示されます。

方法 2：

a) ナビゲーションツリーから、[WLAN Manager | 無線LAN管理] > [Resource Management | リソース管理] > [AC List] の順に選択します。

b) 対象ACの[Operation]アイコンをクリックします。

c) メニューから[View Topology | トポロジの表示]アイコンを選択します。

システムは、表示されたワイヤレスデバイストポロジ上でACを自動的に検索します。 3) AC のアイコンをダブルクリックするか、AC のアイコンを右クリックして、ショー

トカットメニューの[Open Topology]を選択します。 AC デバイスのトポロジが表示され、AC とそのすべての管理対象 Fit AP が表示され

ます。 4) Fit AP のアイコンを右クリックし、ショートカットメニューの[View Physical

Topology]を選択します。 View Physical Topology(Snapshot)ウィンドウが開き、AC トポロジと Fit AP 間の

物理的な接続が表示されます。

14.2 ロケーションビュートポロジ(Location view topology)

ロケーションビュートポロジには、ロケーションビューに含まれるすべての Fit AP と Fat AP、およびそれらに関連付けられたクライアントが表示されます。同じロケーションビ


14-6

ューに近接して配置された AP を追加し、トポロジのロケーションビューから直接集中管

理および視覚化管理を実行できます。

また、ロケーションビューのトポロジでは、無線 RF 管理機能も提供しています。

ロケーションビューのトポロジを表示するには以下の手順に従ってください。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) 次のいずれかの方法を使用して、ロケーションビュートポロジに入ります。

方法 1：


b) 左側のナビゲーションツリーで、[Topology] > [Wireless Topology] > [Location View]の順に選択します。

ロケーションビュートポロジには、すべてのロケーションビューが表示されます。

c) 対象のロケーションビューのアイコンをダブルクリックするか、ロケーションビュー

のアイコンを右クリックしてショートカットメニューの[Open Topology]を選択し

ます。

ロケーションビューのトポロジが表示され、ロケーションビューに含まれるすべての

サブロケーションビュー、Fit AP、および Fat AP が表示されます。

方法 2：

a) ナビゲーションツリーで、[WLAN Manager | 無線LAN管理] > [View Management | 表示の管理] > [Location View | ロケーションビュー]を選択します。


b) 表示するトポロジのロケーションビューの[View Topology]アイコンをクリックします。

ロケーションビューのトポロジが表示され、ロケーションビューに含まれるすべての

サブロケーションビュー、Fit AP、および Fat AP が表示されます。

サブロケーションビューでは、次のタスクを実行できます。ロケーションビューのアイコンをクリックします。ウィンドウには、ロケーションビ

ューに関する次の情報が表示されます。 View Name：ビューの名前です。 View Status：ビュー内のデバイスとそのサブビューの中で最も高いアラームレベ

ルです。ビューとそのサブビューにデバイスが含まれていないか、管理されてい

ないデバイスのみが含まれている場合、このフィールドには[Unmanaged]と表示

されます。ロケーションビューのアイコンを右クリックします。

このメニューには、次のオプションが表示されます。 Open Topology：ロケーションビューのトポロジを開くことができます。 Delete：ロケーションビューを削除できます。ロケーションビューを削除すると、

そのすべてのサブビューが削除されます。また、これらのビューからはすべての

デバイスが削除されますが、WSM からは削除されません。 Modify Label：ビューのラベルを修正できます。 Lock/Unlock：ポロジー上のロケーションビューの位置をロックまたはロック解

除できます。ロック後にロケーションビューを移動することはできません。


14-7

Fit AP では、次のタスクを実行できます。 Fit AP のアイコンをクリックします。チップウィンドウには、デバイスラベル、IP

アドレス、デバイスステータス、クライアントなど、Fit AP に関する基本情報が表示

されます。 Fit AP のアイコンを右クリックします。

このメニューには、次のオプションが表示されます。 View Physical Topology：Fit AP と AC 間の物理的な接続を表示できます。この

オプションは、AC と Fit AP の両方が Comware ベースのデバイスである場合にの

み使用できます。 Device Information：Fit AP に関する詳細情報を表示できます。 Modify AP：Fit AP の無線のアンテナタイプと角度を修正して、そのカバーエリ

アを調整できます。 Delete Device from this Location：現在のロケーションビューから Fit AP を削

除できます。 Lock/Unlock：トポロジ上の Fit AP の位置をロックまたはロック解除できます。

ロックすると Fit AP を移動できなくなります。

Fat AP では、次のタスクを実行できます。 Fat AP のアイコンをクリックします。チップウィンドウには、デバイスラベル、IP

アドレス、デバイスステータス、システム名、ベンダ、クライアントなど、Fat APに関する基本情報が表示されます。

Fat AP のアイコンを右クリックします。

このメニューには、次のオプションが表示されます。 Device Information：Fat AP に関する詳細情報を表示できます。 Delete Device from this Location：現在のロケーションビューから Fat AP を削

除できます。 Lock/Unlock：トポロジ上の Fat AP の位置をロックまたはロック解除できます。

ロック後、Fat AP は移動できません。トポロジの空白エリアを右クリックすると、設定枠のメニューが表示されます。

Add Location：サブロケーションビューを現在のロケーションビューに追加でき

ます。 Add Devices：デバイスをロケーションビューに追加できます。 Add Virtual APs：仮想 AP をロケーションビューに追加できます。仮想 AP は、

ネットワークプラニングで使用されます。 Modify Virtual AP Labels：仮想 AP 一括設定のラベルを変更できます。このオ

プションは、仮想APがロケーションビューに存在する場合にのみ表示されます。 Delete All Virtual APs：すべての仮想 AP をロケーションビューから削除できま

す。このオプションは、ロケーションビューに仮想 AP が含まれていない場合は

表示されません。 Show Interference Devices：トポロジ上の干渉デバイスを表示するには、この

オプションを選択します。 Show Channel Quality：5G または 2.4G を選択して、5GHz 周波数帯域または

2.4GHz 周波数帯域のチャネルの品質を表示します。 Fit AP または Fat AP のチャ

ンネル品質はデバイスアイコンの右側に表示され、チャンネル品質が低下すると

色が明るくなります。 WSM は、RF 分析をサポートする Fit AP または Fat AP のチャネル品質のみを表

示できます。 Hide Channel Quality：トポロジのチャネル品質を非表示にするには、このオプ

ションを選択します。


14-8

Generate Network Planning Report：ロケーションビューのネットワークプラニ

ングレポートを生成できます。このオプションは、ロケーションビューに仮想

AP が含まれていない場合は表示されません。 Display Coverage Area：信号強度、データレート、チャンネル、または SSID

でシグナルカバーエリアを表示できます。 Area Policy Configuration：アクセスエリアの設定モードに入ることができます。 Color Settings：AP の信号強度、データレート、およびチャネルのカラーを設定

できます。 Show/Hide Clients：現在のロケーションビューで、AP に関連付けられているク

ライアントの表示と非表示を切り替えることができます。 Display Client Quantity ：クライアント数の表示モードを設定できます。オプシ

ョンには、[Star]、[Number]、[Heat Map]があります。 [Set Parameter] を選択

して、1 つのスターで表されるクライアント数とスターの色を設定します。 [Region Mgt]を選択して、クライアント数が表示される範囲を設定します。

Show/Hide Radio Information：AP のチャネルと送信電力を表示または非表示に

します。 Generate BOM File：ロケーションビューの BOM ファイルを生成できます。 BOM

ファイルには、AP の数、AP モデル、AP の位置、信号強度などの情報が含まれ

ます。 BOM ファイルのダウンロードアイコンをクリックすると、生成された

ファイルをダウンロードします。

クライアントの場合、トポロジから次のタスクを実行できます。クライアントのアイコンをクリックします。ウィンドウには、MAC アドレス、クラ

イアント名、SSID、radio タイプ、信号強度、RSSI など、クライアントに関する基

本情報が表示されます。クライアントのアイコンを右クリックすると、[Client Information]、[Locate]、

[Lock/Unlock]の各オプションが表示されます。

ロケーションビューの上にあるツールバーでは、次のタスクを実行できます。背景画像を追加するには、 [Add Background] アイコンをクリックします。背景画像を削除するには、 [Remove Background] アイコンをクリックします。背景画像のスケールを設定するには、 [Set Scale] アイコンをクリックします。障害物を描画するには、[Add Obstacle]アイコンをクリックします。 AP の個別計算機能を使用するには、 [AP Calculator] アイコンをクリックします。ロケーションビュー情報をエクスポートするには、 [Export Location] アイコン

をクリックします。位置表示情報には背景画像と障害物が含まれますが、AP 情報は

含まれません。ロケーションビュー情報をインポートするには、 [Import Location] アイコンを

クリックします。位置表示情報には背景画像と障害物が含まれますが、AP 情報は含

まれません。 BOM ファイルをダウンロードするには、[Download BOM File]アイコンをクリ

ックします。開いたウィンドウで、部品表ファイルが生成された時刻を表示し、生

成されたファイルをサーバーから削除できます。

14.3 ワイヤレスカスタムビュートポロジ(Wireless custom view topology)

ワイヤレスカスタムビューであるトポロジは、ワイヤレスカスタムビューに基づいて、カ

スタムビューに含まれる AC が管理する Fit AP、つまり Fit AP に関連付けられたクライア


14-9

ントを表示します。ワイヤレスのカスタムビュートポロジは、主に次のシナリオで使用

されます。多数の Fit APが同じ ACに接続されている場合、特別な注意を必要とする Fit APをカスタムビューに追加できます。これで、カスタムビューのトポロジから、関連する

Fit AP を直接検索して管理できます。

ワイヤレスカスタムビューのトポロジを表示するには以下の手順に従ってください。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [Wireless

Topology | ワイヤレストポロジ]を選択します。

ワイヤレスデバイストポロジが開きます。 3) 左側のナビゲーションツリーで、 [Topology] > [ Wireless Topology] > [Wireless

Custom View]の順に選択します。

トポロジのカスタムビューには、すべてのカスタムビューが表示されます。

カスタムビューでは、次のタスクを実行できます。カスタムビューのアイコンをクリックします。

ウィンドウには、ビューに関する次の情報が表示されます。 View Name：ビューの名前です。 View Status：ビューのステータスです。ステータスは、ビュー内で最も高いア

ラームレベルを持つデバイスによって決定されます。ビューにデバイスが含まれ

ていないか、管理対象外のデバイスのみが含まれている場合、このフィールドに

は Unmanaged と表示されます。カスタムビューのアイコンを右クリックします。

このメニューには、次のオプションが表示されます。 Open Topology：カスタムビューのトポロジを開くことができます。 Delete：カスタムビューを削除できます。ビューを削除すると、ビューからすべ

てのデバイスが削除されますが、WSM からは削除されません。 Modify Label：ビューのラベルを修正できます。 Lock/Unlock：トポロジ上のカスタムビューの位置をロックまたはロック解除で

きます。カスタムビューはロック後に移動できません。新しいカスタムビューを作成するには、空白エリアを右クリックし、ショートカット

メニューから [Add Wireless Custom View] を選択します。 4) カスタムビューのアイコンをダブルクリックするか、カスタムビューのアイコンを右

クリックして、ショートカットメニューの[Open Topology] を選択します。カスタ

ムビューのトポロジには、ビューに含まれる AC とその管理対象 Fit AP が表示されま

す。

AC では、トポロジから次のタスクを実行できます。 AC のアイコンをクリックします。

チップウィンドウには、デバイスラベル、IP アドレス、デバイスステータス、sysname、ベンダ、システム稼働時間、AP の合計、クライアントなど、AC に関する基本情報が


Fit AP では、トポロジから次のタスクを実行できます。 Fit AP のアイコンをクリックします。

チップウィンドウには、デバイスラベル、IP アドレス、デバイスステータス、クライ

アントなど、Fit AP に関する基本情報が表示されます。

Fit AP のアイコンを右クリックします。

このメニューには、次のオプションが表示されます。


14-10

Device Information：Fit AP に関する詳細情報を表示できます。 View Physical Topology：Fit AP と AC の間にある物理トポロジを表示できます。

このオプションは、AC と Fit AP の両方が Comware ベースのデバイスである場合

にのみ使用できます。 Delete Device from this View：現在のカスタムビューから Fit AP を削除できま

す。 Lock/Unlock：トポロジ上の Fit AP の位置をロックまたはロック解除できます。

ロック後、Fit AP は移動できません。

トポロジのカスタムビューからアクセスできるその他のオプションを以下に示します。 Fit AP のアイコンをダブルクリックして、関連付けられているすべてのクライアント

を表示します。 Fit AP アイコンをもう一度ダブルクリックして、クライアントを非

表示にします。

トポロジからクライアントに対して次の操作を実行できます。クライアントのアイコンをクリックします。

ヒントウィンドウには、MAC アドレス、ユーザー名、SSID 名、radio タイプ、信号

強度、RSSI など、クライアントに関する基本情報が表示されます。

クライアントのアイコンを右クリックします。ショートカットメニューには、クライアントに適用できる管理オプションとして、 [Client Information]、[Locate]、[Lock/Unlock] があります。

AC と Fit AP の間のプライマリリンクを右クリックし、ショートカットメニューの [Link Information] を選択します。

ウィンドウが開き、次のようなリンクに関する情報が表示されます。 Control Channel Security Policy Control Channel Startup Time Data Channel Security Policy Data Channel Startup Time

トポロジの空白エリアを右クリックし、ショートカットメニューから [Add Devices

to this View] を選択します。 Select Devices ウィンドウで、ビューに追加する Fit AP を選択し、[OK]をクリック

します。

14.4 コンバージドトポロジ(Converged topology)

コンバージドトポロジは、ワイヤレス機器と有線機器、およびそれらのネットワーク接続

を表示します。必要に応じてデバイスをトポロジに追加し、トポロジから直接ワイヤレ

スデバイスを監視および管理できます。

WLAN の管理にはクラウドを使用し、ワイヤレスサービスの管理にはサブビューを使用す

ることを推奨します。

ここでは、ワイヤレスデバイスの基本的な操作についてのみ説明します。詳細について

は、“QX Management Center Platform オペレーションマニュアル“を参照してください。

Converged topology を表示するには、次の手順に従います。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。


14-11

2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [Wireless Topology | ワイヤレストポロジ]を選択します。

3) 左側のナビゲーションツリーで、[Topology] > [Converged Topology]を選択します。

Converged topology は、すべての Converged View を表示します。 4) [Converged topology]アイコンをダブルクリックします。

Converged topology には、有線デバイスとワイヤレスデバイスが表示されます。 5) [Add Wireless Device to this View] アイコンをクリックします。ワイヤレスデ

バイスをビューに追加します。

AC または Fat AP では、トポロジから次のタスクを実行できます。 AC または Fat AP のアイコンをクリックします。

チップウィンドウには、デバイスラベル、IP アドレス、デバイスステータス、システ

ム名、ベンダ、実行時刻、前回のポーリング時刻など、AC または Fat AP に関する基

本情報が表示されます。これらのパラメータについては、“QX Management Center Platform オペレーションマニュアル“を参照してください。

AC または Fat AP のアイコンを右クリックします。

このメニューには、次のオプションが表示されます。 [Performance at a Glance] [Create Performance View] [Real-Time Monitor] [Create Subview] [Device Information] [Tools] [Delete Device from This View] [Synchronize]

これらのパラメータの詳細については、“QX Management Center Platform オペレーショ

ンマニュアル“を参照してください。

Fit AP では、トポロジから次のタスクを実行できます。 Fit AP のアイコンをクリックします。

チップウィンドウには、Fit AP に関する次の基本情報が表示されます。 Device Label：AP のラベルです。デバイスラベルをクリックすると、AP に関す

る詳細情報が表示されます。 AP Name：AP の名前です。 AP Alias：AP のエイリアスです。 MAC Address：AP の MAC アドレスです。 IP Address：AP の IP アドレスです。 Location：AP が配置されているロケーションビューです。 Device Status：AP、Online、Offline のステータスです。 Associated Wireless Clients：AP に関連付けられているクライアントの数です。

番号をクリックして、AP のクライアントリストを表示します。 Fit AP のアイコンを右クリックします。

このメニューには、次のオプションが表示されます。 [Energy Policy Management]：Energy Policy Management ページに移動でき

ます。 [Reset]：Fit AP をリセットできます。

トポロジの空白エリアを右クリックすると、設定枠のメニューが表示されます。 [Display Client Quantity]：クライアント数量の表示モードを設定できます。オ

プションは[Star]と[Number]です。


14-12


i

目次

15 章ネットワークプラニング ..................................................................................................... 15-1 15.1 ロケーションビュートポロジへの入力 .......................................................................... 15-1 15.2 背景画像の追加 .............................................................................................................. 15-1 15.3 スケールの設定 .............................................................................................................. 15-2 15.4 障害物の描画 ................................................................................................................. 15-2

15.4.1 障害物の追加 ....................................................................................................... 15-2 15.4.2 障害物の修正 ....................................................................................................... 15-3 15.4.3 障害物の削除 ....................................................................................................... 15-4

15.5 ネットワークプラニングの有効化 ................................................................................. 15-4 15.6 仮想 AP の信号到達範囲の表示 ..................................................................................... 15-5 15.7 仮想 AP の配置............................................................................................................... 15-5

15.7.1 現在の場所への仮想 AP の追加 .......................................................................... 15-5 15.7.2 仮想 AP の変更 .................................................................................................... 15-5 15.7.3 仮想 AP の削除 .................................................................................................... 15-6 15.7.4 すべての仮想 AP の削除 ..................................................................................... 15-6

15.8 ネットワークプラニングレポートの作成 ...................................................................... 15-6 15.9 AP 個数算出機能 ............................................................................................................ 15-7

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 15章ネットワークプラニング

15-1

15章ネットワークプラニング

WLAN 導入にあたり、AP モデルや送信電力、条件に従ってネットワーク内の AP の場所

と個数をプラニングすることができます。また、結果をレポートとして作成、出力する機

能があります。ロケーションビューの作成ロケーションビュートポロジへの入力背景画像の追加障害物の描画ネットワークプラニングの有効化仮想 AP のシグナルカバーの表示仮想 AP の配置ネットワークプラニングレポートの作成

なお、この章の動作は、すべてロケーションビューで実行します。

15.1 ロケーションビュートポロジへの入力 1) [Service]タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View

Management | 表示の管理] > [Location View | ロケーションビュー]を選択します。 3) 次のいずれかの方法で、ロケーションビューに移動します。

[View Topology]アイコンをクリックし、表示したいトポロジのあるロケーシ

ョンビューに移動します。対象ロケーションビューの名前リンクをクリックし、開いているページで[View

Topology] アイコンをクリックします。

ロケーションビュートポロジは現在のロケーションビュー内に、すべてのサブロケーショ

ンおよび AP を表示します。

15.2 背景画像の追加 1) トポロジページの上部にあるツールバーの [Add background] アイコンをクリ

ックします。

Topo Background-Picture Setting ウィンドウが開きます。 2) 次のいずれかの方法を使用して、背景画像を選択します。

ローカル画像を設定します。

a) [Upload Image]を選択し、ページの[Choose File | 参照]をクリックします。

b) 画像を選択し、[Open | 開く]をクリックします。

c) Topo Background-Picture Settingウィンドウで、[Preview]をクリックすると、選

択した画像がウィンドウに表示されます。

別の画像を選択するには[Close]をクリックします。


15-2

a) [Set]をクリックすると、背景画像がロケーションビューに反映されます。

QMC のデフォルト画像を使用する場合、以下の手順に従ってください。

a) [Select from Gallery]を選択します。

b) 図を選択し、[Set]をクリックします。

選択した画像がロケーションビューに反映されます。

CAD ファイルを使用する場合、以下の手順に従ってください。

a) [Upload CAD File]を選択し、ページの[Choose File | 参照]をクリックします。

ウィンドウが開きます。

b) CADファイルを選択し、[Open | 開く]をクリックします。

c) Topo Background-Picture Settingウィンドウで、[Merge into Picture]をクリック

すると、選択したファイルがロケーションビューに反映されます。

3) [Close]をクリックします。

15.3 スケールの設定

ネットワークプラニングに必要なスケールを設定します。

設定方法は以下のとおりです。 1) トポロジページの上部にあるツールバーで、[Set Scale] アイコンをクリックしま

す。 2) 背景画像に線を描きます。

Specify the actual distance ウィンドウが開きます。 3) Actual Distance フィールドに値を入力し、スケール単位を選択します。オプション

は[Meter]と[Feet]です。 4) [OK]をクリックします。

15.4 障害物の描画

ドア、窓、エレベータなどの事前定義された障害物をロケーションビューに追加すること

ができます。

15.4.1 障害物の追加

1) トポロジページ上部のツールバーで、[Add Obstacle]アイコンをクリックします。

Add Obstacle ウィンドウが開きます。 2) 次のパラメータを設定します。 Shape：次の中から障害物の形状を選択します。

[Line]：線 [Polyline]：ポリライン


15-3

[Rectangle]：長方形 [Polygon]：多角形 [Rectangle Area]：長方形エリア

Type：次の中から障害物タイプを選択します。 [Concrete (24dB/m)]：コンクリート(24dB/m) [Brick Wall (33dB/m)]：レンガ壁(33dBm/m) [Dry Wall (30dB/m)]：ドライウォール(30dB/m) [Window (200dB/m)]：窓(200dB/m) [Elevator Shaft (150dB/m)]：エレベータシャフト(150dB/m) [Cubicle (10dB/m)]：パーティション(10dB/m) [Thin Door (25dB/m)]：薄いドア(25dB/m) [Bookshelf (5.7dB/m)]：本棚(5.7dB/m)

Thickness (m)：障害物の厚みをメートル単位で入力します。 Attenuation (dB)：障害物のタイプと厚さに基づいて自動的に計算されます。 3) [OK]をクリックします。

描画モードになっています。 4) カーソルをドラッグして障害物を描画します。 5) ダブルクリックして障害物の描画を終了します。

描画モードでは、カーソルをドラッグアンドドロップして、同じ種類の障害物を追加

できます。

6) トポロジページ上部のツールバーで、[Exit Edit Mode]アイコンをクリックして描画

モードを終了します。

15.4.2 障害物の修正

1) 修正する障害物を右クリックし、ショートカットメニューの[Modify]を選択します。 2) 次のパラメータを変更します。 [Serial]：修正できません。 [Shape]：修正できません。 [Type]：障害物タイプを修正します。

Concrete (24dB/m)：コンクリート(24dB/m) Brick Wall (33dB/m)：レンガ壁(33dB/m) Dry Wall (30dB/m)：ドライウォール(30dB/m) Window (200dB/m)：窓(200dB/m) Elevator Shaft (150dB/m)：エレベータシャフト(150dB/m) Cubical (10dB/m)：パーティション(10dB/m) Thin Door (25dB/m)：薄いドア(25dB/m) Bookshelf (5.7dB/m)：本棚(5.7dB/m)

[Thickness (m)]：障害物の厚みをメートル単位で修正します。 [Attenuation (dB)]：障害物のタイプと厚さに基づいて自動的に計算されます。 3) [OK]をクリックします。

修正された障害物がロケーションビューに表示されます。


15-4

15.4.3 障害物の削除

描画モードで障害物を削除することはできません。障害物を削除する前に、トポロジペ

ージ上部のツールバーに、[Pointer]アイコンではなく [Hand]アイコンがあること

を確認してください。

障害を削除するには、次の手順に従います。 1) 削除する障害物を右クリックして[Delete]を選択します。 2) 確認ダイアログボックスで、[OK]をクリックします。

15.5 ネットワークプラニングの有効化

ネットワークプラニングを有効にすると、WSM はネットワーク内の AP の数と位置を自

動的に計画し、ネットワークプラニングレポートを生成します。

ネットワークプラニングを有効にする前に、ロケーションビューですべての仮想 AP (存在

する場合) を削除します。新しいエリアを作成することも、古いエリアを使用することも

できます。

ネットワークプラニングを有効にする手順は、次のとおりです。 1) 空白エリアを右クリックして、ショートカットメニューから[Plan Network] > [Draw

Covered Area] を選択します。

Auto Plan Parameters ウィンドウが開きます。 2) 次のパラメータを設定します。 2.4G：2.4GHz 無線を有効にするには、このオプションを選択します。このオプシ

ョンを選択する場合は、radio タイプを選択する必要があります。オプションは、

[802.11b]、[802.11g]、および[802.11gn]です。 5G：5GHz 無線を有効にするには、このオプションを選択します。このオプション

を選択する場合は、radio タイプを選択する必要があります。オプションは、[802.11a]および[802.11an]です。

AP Vendor：仮想 AP にベンダを選択します。 AP Model：仮想 AP モデルを選択します。 AP モデルは自動的に更新され、AP ベン

ダとの整合性が保たれます。 Minimum Signal Strength (dBm)：最小信号強度値を入力します。デフォルトは－

70dBm です。－75dBm を超える信号でデバイスを検出する必要があります。信号検

出レベルが－75dBm 未満のアクセスポイントが 3 つ以上必要です。 Concurrent Online User Count：同時オンラインユーザの最大許容数を入力します。

このオプションは、プラニング領域の各ユーザの帯域幅を保証します。 Per-User Bandwidth (Mbps)：ユーザごとの最小帯域幅を入力します。プラニング

中の領域におけるユーザの平均帯域幅は、ユーザあたりの最小帯域幅を下回ることが

できません。 Power Usage(%)-2.4GHz：ロケーションビューのすべての AP のリストから、2.4

GHz 帯の電力使用値を選択します。このパラメータは、ロケーション全体に適用さ

れます。たとえば、ロケーションビューのある領域の消費電力を変更すると、別の

領域の消費電力も変更されます。 Power Usage(%)-5GHz：ロケーションビューのすべての AP のリストから 5GHz 帯

の電力使用値を選択します。このパラメータは、ロケーション全体に適用されます。たとえば、ロケーションビューのある領域の消費電力を変更すると、別の領域の消費

電力も変更されます。


15-5


ネットワーク領域のプラニングモードとなります。 4) 背景画像上でカーソルをクリックしてドラッグし、目的の位置をクリックしてネット

ワークプラニングエリアを描画します。 5) ネットワーク領域のプラニングモードを手動で終了する場合、トポロジページのトッ

プで[Exit Edit Mode]アイコンをクリックします 6) ダブルクリックして、ネットワークプラニングエリアの描画を終了します。

システムはネットワーク領域のプラニングモードを自動的に終了します。ネットワ

ークプラニングエリアが背景画像で強調表示されます。

7) 空白エリアを右クリックし、ショートカットメニューから[Plan Network] > [Auto Lay APs] の順に選択します。

8) 青い AP アイコンは、AP を配置する場所を示します。

15.6 仮想APの信号到達範囲の表示

ネットワークプラニング実行後、仮想 AP の信号到達範囲を表示し、信号到達範囲に基づ

いて AP 数や AP の位置を調整できます。

15.7 仮想APの配置

信号到達範囲に基づいて AP の配置を調整することができます。

15.7.1 現在の場所への仮想 AP の追加

ネットワークプラニング機能を有効にすると、1 つまたは複数の仮想 AP を手動で場所に

追加して、無線配備を完成させることが可能です。

現在の場所に仮想 AP を追加するには以下の手順に従ってください。 1) 空白エリアを右クリックし、ショートカットメニューから [Add Virtual APs] を選択

します。

Select AP Model ウィンドウが開きます。 2) AP モデルを選択し、[OK]をクリックします。

ロケーションビューに戻り、仮想 AP モードの追加に入ります。 3) 仮想 AP を追加する場所をクリックします。

追加された仮想 AP がその場で表示されます。 4) [Exit Current Mode]からモードを終了します。

15.7.2 仮想 AP の変更

1) 変更する仮想 AP を右クリックし、ショートカットメニューから[Modify Virtual AP]を選択します。

2) AP Label フィールドに新しい AP ラベルを入力します。


15-6

3) radio 設定を変更します。仮想 AP モデルによっては、1 つまたは複数の radio 設定タブが表示される場合があ

ります。設定の方式はすべての radio で同じです。次の使用例は、[Radio 1]のパラ

メータを変更します。

Model：変更できません。 Enable：radio を有効または無効にします。 Radio Type：次のいずれかの radio タイプを選択します。

802.11a 802.11b 802.11g 802.11an 802.11gn

Channel：radio を動作させるチャンネルを選択します。 Power(dBm)：radio の電力を dBm で入力します。 Bandwidth Mode：帯域幅モードを選択します。オプションは[20MHz]と[40MHz]

です。このオプションは、radio タイプの 802.11an および 802.11gn でのみ使用で

きます。 A-MPDU：MPDU を有効または無効にします。このオプションは、radio タイプの

802.11an および 802.11gn でのみ使用できます。 A-MSDU：A-MSDU を有効または無効にします。このオプションは、radio タイプの

802.11an および 802.11gn でのみ使用できます。 Short GI：Short GI を有効または無効にします。このオプションは、radio タイプの

802.11an および 802.11gn でのみ使用できます。 4) [OK]をクリックします。

15.7.3 仮想 AP の削除

1) 削除する仮想 AP を右クリックし、ショートカットメニューから [Delete Virtual AP] を選択します。

2) 確認ダイアログボックスで、[OK]をクリックします。

15.7.4 すべての仮想 AP の削除

1) 空白エリアを右クリックし、ショートカットメニューから [Delete All Virtual APs] を選択します。

2) 確認ダイアログボックスで、[OK]をクリックします。ネットワークプラニングは、すべての仮想 AP がロケーションビューで削除された後での

み実行できます。

15.8 ネットワークプラニングレポートの作成

ネットワークプラニングおよびシグナルカバーのシミュレーションテストが終了した後

に確認するために、ネットワークプラニングレポートを作成することができます。ネッ

トワークプラニングレポートは、選択した AP とアンテナの番号と説明、AP の配置マッ

プ、および信号到達範囲予測ヒートマップを含む HTML ファイルです。


15-7

ネットワーク計画レポートを生成する手順は、次のとおりです。 1) ネットワークプラニングを有効にしていた場合は、トポロジページ上部のツールバー

で[Pointer]アイコンをクリックしてネットワーク領域のプラニングモードを終了

します。 2) 空白エリアを右クリックし、ショートカットメニューから [Network Planning

Report]を選択します。 3) 表示されたウィンドウで[Result]をクリックし、ファイルを保存します。

15.9 AP個数算出機能

WSM は、特定のパラメータに基づいて、エリア内に必要な AP 数を高速に算出する AP個数算出機能を提供します。ネットワークプラニングと比べ、AP 個数算出機能は複雑な

計画プロセスを必要としません。

AP 個数算出機能を使用するには以下の手順に従ってください。

1) トポロジのロケーションビューの上にあるツールバーで、[AP Calculator] をクリ

ックして、AP 個数算出機能を開きます。 2) 表示されるダイアログボックスで、次のパラメータを設定します。 2.4G：2.4GHz 無線を有効にするには、このオプションを選択します。このオプシ

ョンを選択する場合は、radio タイプを選択する必要があります。オプションは、

[802.11b]、[802.11g]、および[802.11gn]です。 5G：5GHz 無線を有効にするには、このオプションを選択します。このオプション

を選択する場合は、radio タイプを選択する必要があります。オプションは、[802.11a]、[802.11an]、および[802.11ac/n/a]です。

AP Vendor：AP ベンダを選択します。 AP Model：AP モデルを選択します。オプションは、AP ベンダによって異なります。 Minimum Signal Strength(dBm)：プラニング領域で必要な最小信号強度を入力しま

す。デフォルト値は－70dBm です。 Total Area(m^2)：プラニング領域の合計領域を入力します。無線信号は全領域をカ

バーする必要があります。 Concurrent Online User Count：同時オンラインユーザの予想数を入力します。各

ユーザの帯域幅が同時に確保されている場合は、プラニング領域の同時オンラインユ

ーザ数が、予想される数以上であることを確認してください。 Per-User Bandwidth(Mbps)：ユーザごとの最小帯域幅を入力します。計画中の領

域におけるユーザの平均帯域幅は、ユーザあたりの最小帯域幅を下回ってはいけませ

ん。 3) [Calculate] をクリックします。 Recommended AP Count フィールドに上記の要件

を満たすために必要な AP の数が表示されます。 4) 個数算出機能を終了するには[Cancel]をクリックします。


i

目次

16 章 RF の管理 ............................................................................................................................. 16-1 16.1 ロケーションビュートポロジへの入力 .......................................................................... 16-1 16.2 背景画像の追加 .............................................................................................................. 16-1 16.3 スケールの設定 .............................................................................................................. 16-2 16.4 障害物の描画 ................................................................................................................. 16-2

16.4.1 障害物の追加 ....................................................................................................... 16-2 16.4.2 障害物の修正 ....................................................................................................... 16-3 16.4.3 障害物の削除 ....................................................................................................... 16-4

16.5 ヒートマップの表示 ....................................................................................................... 16-4 16.5.1 マップ上の信号強度の表示 ................................................................................. 16-4 16.5.2 マップ上の伝送速度の表示 ................................................................................. 16-4 16.5.3 マップ上の AP 操作チャンネルの表示 ................................................................ 16-5 16.5.4 マップ上で特定の SSID を使用した AP の表示 .................................................. 16-6 16.5.5 RF ヒートマップの更新 ...................................................................................... 16-7 16.5.6 信号到達範囲の非表示 ........................................................................................ 16-7

16.6 色の設定 ......................................................................................................................... 16-7 16.6.1 信号強度の色の設定 ............................................................................................ 16-7 16.6.2 レートの色の設定................................................................................................ 16-8 16.6.3 チャネルの色の設定 ............................................................................................ 16-9

16.7 信号到達パラメータの設定 ............................................................................................ 16-9

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 16章 RF の管理

16-1

16章 RF の管理

WSM RF 管理では、メンテナンスのためにワイヤレス信号到達範囲を表示できます。

ワイヤレス信号到達範囲を表示するには、次の情報を参照してください。ロケーションビュートポロジへの移動背景画像の追加スケールの設定障害物の描画ワイヤレス信号到達範囲の表示

メモ：ヒートマップには、AP の無線を有効にしているかどうかに関係なく、AP の信号到達範囲

を表示できます。

16.1 ロケーションビュートポロジへの入力 1) [Service]タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View


Location List には、すべてのロケーションビューが表示されます。 3) 次のいずれかの方法でロケーションビューを入力します。入力するトポロジの[View Topology]アイコンをクリックします。ターゲットのロケーションビューの名前リンクをクリックし、開いているページで

[View Topology]アイコンをクリックします。ロケーションビュートポロジには、現在のロケーションビューにあるすべてのサブロ

ケーションと AP が表示されます。

16.2 背景画像の追加 1) [Service]タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 ] > [View



ローカル画像を使用するには以下の手順に従ってください。

a) [Upload Image]を選択し、ページの[Choose File | 参照]をクリックします。


b) 画像を選択し、[Open | 開く] をクリックします。

c) Topo Background-Picture Setting ウィンドウで、[Preview]をクリックします。

選択した画像がウィンドウに表示されます。


16-2

別の画像を選択するには、[Close]をクリックします。

a) [Set]をクリックします。背景画像がロケーションビューに表示されます。

サーバの画像を使用するには、次の手順に従ってください。

a) [from Gallery]を選択します。

b) 画像を選択し、[Set]をクリックします。

選択した画像がロケーションビューに表示されます。

CAD ファイルを使用するには、以下の手順に従ってください。

a) [Upload CAD File]を選択し、ページの[Choose File | 参照]をクリックします。


b) CADファイルを選択し、[Open]をクリックします。

c) Topo Background-Picture Setting ウィンドウで、[Merge into Picture]をクリック

します。

選択した画像がロケーションビューに表示されます。 3) [Close] をクリックします。

16.3 スケールの設定

信号到達をテストしたり、無線ネットワークを計画したりするための適切なスケールを設

定します。

スケールを設定するには以下の手順に従ってください。

1) トポロジページ上部のツールバーで、[Set Scale]アイコンをクリックします。 2) カーソルが[Plus]記号に変わったら、背景画像に線を引きます。

Specify the actual distance ウィンドウが開きます。 3) Actual Distance フィールドに値を入力し、計測単位を選択します。オプションは、

[Meter]と[Feet]です。 4) [OK]をクリックします。

16.4 障害物の描画

WSM には、ドア、窓、エレベータなどの障害物があらかじめ定義されています。ロケー

ションビューに障害物を追加できます。

16.4.1 障害物の追加

1) トポロジページ上部のツールバーで、[Add Obstacle]アイコンをクリックします。

Add Obstacle ウィンドウが開きます。 2) 次のパラメータを設定します。 Shape：次の中から障害物の形状を選択します。


16-3

[Line]：線 [Polyline]：ポリライン [Rectangle]：長方形 [Polygon]：多角形 [Rectangle Area]：長方形エリア

Type：次の中から障害物タイプを選択します。 [Concrete (24dB/m)]：コンクリート(24dB/m) [Brick Wall (33dB/m)]：レンガ壁(33dB/m) [Dry Wall (30dB/m)]：ドライウォール(30dB/m) [Window (200dB/m)]：窓(200dB/m) [Elevator Shaft (150dB/m)]：エレベータシャフト(150dB/m) [Cubicle (10dB/m)]：パーティション(10dB/m) [Thin Door (25dB/m)]：薄いドア(25dB/m) [Bookshelf (5.7dB/m)]：本棚(5.7dB/m)

Thickness (m)：障害物の厚みをメートル単位で入力します。 Attenuation (dB)：障害物のタイプと厚さに基づいて自動的に計算されます。 3) [OK]をクリックします。

描画モードになっています。 4) カーソルをドラッグして障害物を描画します。 5) ダブルクリックして障害物の描画を終了します。

描画モードでは、カーソルをドラッグアンドドロップして、同じ種類の障害物を追加

できます。 6) トポロジページ上部のツールバーで、[Exit Edit Mode]アイコンをクリックして描画

モードを終了します。

16.4.2 障害物の修正

1) 修正する障害物を右クリックし、ショートカットメニューの[Modify]を選択します。 2) 次のパラメータを変更します。 Serial：修正できません。 Shape：修正できません。 Type：障害物タイプを修正します。

[Concrete (24dB/m)]：コンクリート(24dB/m) [Brick Wall (33dB/m)]：レンガ壁(33dB/m) [Dry Wall (30dB/m)]：ドライウォール(30dB/m) [Window (200dB/m)]：窓(200dB/m) [Elevator Shaft (150dB/m)]：エレベータシャフト(150dB/m) [Cubicle (10dB/m)]：パーティション(10dB/m) [Thin Door (25dB/m)]：薄いドア(25dB/m) [Bookshelf (5.7dB/m)]：本棚(5.7dB/m)

Thickness (m)：障害物の厚みをメートル単位で修正します。 Attenuation (dB)：障害物のタイプと厚さに基づいて自動的に計算されます。 3) [OK]をクリックします。

修正された障害物がロケーションビューに表示されます。


16-4

16.4.3 障害物の削除

描画モードで障害物を削除することはできません。障害物を削除する前に、トポロジペ

ージのトップのツールバーで[Pointer]アイコンが表示されず、[Hand]アイコンが表

示されることを確認してください。

障害を削除するには、次の手順に従います。 1) 削除する障害物を右クリックして[Delete]を選択します。 2) 確認ダイアログボックスで、[OK]をクリックします。

16.5 ヒートマップの表示

管理者は、信号到達範囲に基づいて AP の配置場所を調整することができます。

16.5.1 マップ上の信号強度の表示

マップに信号強度を表示するには、次の方法があります。

空白エリアを右クリックし、ショートカットメニューから次のいずれかを選択します。 [Show Signal Coverage] > [By Signal] > [2.4GHz] [Show Signal Coverage] > [By Signal] > [5GHz] マップには、各 AP の信号到達範囲が表示されます。クリックして、信号強度を表示しま

す。図 16-1を参照してください。

図 16-1 信号強度の表示（2.4GHz）

16.5.2 マップ上の伝送速度の表示

次の方法で、マップに伝送速度を表示できます。


16-5

空白領域を右クリックし、ショートカットメニューから次のいずれかを選択します。 [Show Signal Coverage] > [By Rate] > [2.4GHz] [Show Signal Coverage] > [By Rate] > [5GHz] このマップには、各 AP の信号到達範囲が表示されます。クリックすると、図 16-2に示

すように、転送レートが表示されます。

図 16-2 伝送速度の表示（2.4GHz）

16.5.3 マップ上の AP 操作チャンネルの表示

次の方法で、マップ上に AP 操作チャネルを表示できます。

空白領域を右クリックし、ショートカットメニューから次のいずれかを選択します。 [Show Signal Coverage] > [By Channel] > [2.4GHz] [Show Signal Coverage] > [By Channel] > [5GHz] [Show Signal Coverage] > [By Channel] > [Single Channel] [Single Channel]を選択すると、Set Channel ウィンドウが開きます。チャンネル番号

を入力し、[OK]をクリックします。

このマップには、各 AP の信号到達範囲が表示されます。クリックすると、図 16-3に示

すように、AP の動作チャネルが表示されます。


16-6

図 16-3 操作チャンネルの表示(2.4 GHz)

16.5.4 マップ上で特定の SSID を使用した AP の表示

次の方法で、マップ上の特定の SSID を使用して AP を表示できます。

空白エリアを右クリックし、ショートカットメニューから次のいずれかを選択します。 [Show Signal Coverage] > [By SSID] > [2.4GHz] [Show Signal Coverage] > [By SSID] > [5GHz] 表示されるウィンドウの SSID List から SSID を選択します。

マップには、選択した SSID を使用する AP の信号到達範囲が表示されます。クリックし

て信号強度を表示します。図 16-4を参照してください。


16-7

図 16-4 マップ上で特定の SSIDを使用した APの表示

16.5.5 RF ヒートマップの更新

ツールバーの[Refresh]アイコンをクリックします。

16.5.6 信号到達範囲の非表示

空白エリアを右クリックし、ショートカットメニューから [Hide Signal Cover Area] を選択します。

16.6 色の設定

信号到達予測マップの信号強度、レート、チャネルごとの色を設定することができます。

16.6.1 信号強度の色の設定

1) 空白エリアを右クリックし、ショートカットメニューから[Color Settings] > [Set Signal Strength Color]を選択します。

信号強度の色を設定するウィンドウが開き、図 16-5に示すように、信号強度の値と

関連付けられた色が表示されます。


16-8

図 16-5 シグナル信号強度の色の設定

2) 変更する色のブロックをクリックします。

色を変更するためのウィンドウが開きます。 3) 色を選択します。 4) [OK]をクリックします。

16.6.2 レートの色の設定

1) 空白エリアを右クリックし、ショートカットメニューから[Color Settings] > [Set Rate Color]の順に選択します。

レートの色を設定するためのウィンドウが開き、図 16-6に示すように、レートの値

と関連付けられた色が表示されます。

図 16-6 レートの色の設定


16-9

2) 変更する色のブロックをクリックします。

色を変更するためのウィンドウが開きます。 3) 色を選択します。 4) [OK]をクリックします。

16.6.3 チャネルの色の設定

1) 空白エリアを右クリックし、ショートカットメニューから[Color Settings] > [Set Channel Color]の順に選択します。チャネルの色を設定するためのウィンドウが開き、図 16-7に示すように、チャネル

の値と関連付けられた色が表示されます。

図 16-7 チャンネルの色の設定

2) 変更する色のブロックをクリックします。 3) 色を変更するためのウィンドウが開きます。

色を選択します。 4) [OK]をクリックします。

16.7 信号到達パラメータの設定

WSM を使用すると、ロケーションビューにおける信号受信感度と電力使用量を設定する

ことができます。


16-10

Receive sensitivity: ロケーションビューの最小 AP 信号強度です。 WSM では、ロ

ケーションビューの AP と仮想 AP の両方について、Show Signal Coverage パラメ

ータで指定された値よりも弱い信号は表示されません。 Power Usage(%): ロケーションビューでのAPおよび仮想APの帯域内の電力使用率

です。

信号到達パラメータを設定するには、次の手順に従います。

1) トポロジのツールバーで、[Signal Coverage Parameters]アイコンをクリックし

ます。

Signal Coverage Parameters ダイアログボックスが開きます。 2) 次のパラメータを設定します。 Cut Off Signal: 値を入力するか、スクロールバーを移動して、ロケーションビュー

に表示する最小信号強度を設定します。 Power Usage(%)-2.4GHz: ロケーションビューで 2.4GHz 帯の電力使用率を入力し

ます。 Power Usage(%)-5GHz: ロケーションビューで5GHz帯の電力使用率を入力します。 3) [OK]をクリックします。


i

目次

17 章ワイヤレスサービスレポート .............................................................................................. 17-1 17.1 リアルタイムレポート ................................................................................................... 17-1

17.1.1 リアルタイムレポートの表示 ............................................................................. 17-1 17.1.2 AC 統計情報レポート(AC Statistics Report) ....................................................... 17-1 17.1.3 AP アソシエーションサマリレポート(AP association summary report) ............ 17-3 17.1.4 AP 可用性サマリレポート(AP availability summary report) ............................... 17-4 17.1.5 AP トラフィックサマリレポート(AP traffic summary report) ............................ 17-6 17.1.6 AP ログオフサマリレポート(AP logoff summary report) .................................... 17-7 17.1.7 Radio エラーレポート(Radio error report) .......................................................... 17-8 17.1.8 クライアントサマリレポート(Client summary report) ..................................... 17-10

17.2 ワイヤレスサービスレポートテンプレートリストの表示 ........................................... 17-11 17.3 ワイヤレスサービスレポートテンプレートの検索 ..................................................... 17-11

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 17章ワイヤレスサービスレポート

17-1

17章ワイヤレスサービスレポート

WSM レポートは、WSM サービス統計情報をテーブルとグラフで表示します。

WSM には、多数のリアルタイムレポートとスケジュールレポートがあらかじめ定義され

ています。

リアルタイムレポート：オペレータは、デバイス、クライアント、およびサービスに

関する特定の時間範囲で現在の統計情報または統計情報を表示したり、レポートを印

刷したり、後で表示およびダウンロードできるように WSM サーバに保存したりでき

ます。スケジュールレポート：オペレータは、生成期間とレポートテンプレートを事前定義

することができます。オペレータは、データ比較およびトレンド分析のために異な

る期間に生成されたレポートを表示できます。 WSM は、電子メールによるオペレー

タへのレポートの送信をサポートしています。

ショートカットの追加、変更、削除、WSM レポートのエクスポートや印刷などの基本的

な機能は、プラットフォームレポートと同じです。このドキュメントでは、スケジュー

ルされたレポートを追加し、リアルタイム/スケジュールされたレポートを表示する機能

についてのみ説明します。基本的なレポートの操作については、“QX Management Center Platform オペレーションマニュアル“を参照してください。

17.1 リアルタイムレポート

リアルタイムレポートを使用すると、オペレータは特定の時間範囲内で現在の統計情報ま

たは統計情報を表示できます。

17.1.1 リアルタイムレポートの表示

1) [Report | レポート] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーで、[Reports | レポート管理] > [Report Template List | レポ

ートテンプレートリスト]を選択して、Report Template List ページに移動します。 3) Query Template エリアで、Type リストから [Wireless Service Report] を選択し、

[Query] をクリックします。

Report Template List には、すべてのワイヤレスサービスレポートが表示されます。 4) 表示するレポートテンプレートに名前がついているリンクをクリックします。

レポートを生成するためのパラメータを設定するページが開きます。 5) 必要なパラメータを設定し、[OK]をクリックします。

パラメータは、レポートテンプレートによって異なります。次の情報では、各レポ

ートおよびレポートの内容を表示するために必要なパラメータについて説明します。

17.1.2 AC 統計情報レポート(AC Statistics Report)

AC 統計情報レポートを表示するには、次のパラメータを設定します。


17-2

Parameter "Begin Time and End Time"：リストから統計情報の収集時間範囲を選

択します。[Last Hour]、[Last Day]、[Last Week]、[Last Month]などの特定の時間

範囲を選択するか、[Custom Range]を選択し、開始時間と終了時間を手動で指定で

きます。 Begin Time/End Time：これらの 2 つのパラメータは、[Custom Range]を選択した

場合にのみ表示されます。[Begin Time/End Time]の横にあるフィールドをクリック

して、表示されるカレンダーから開始時刻/終了時刻を YYYY-MM-DD hh:mm のフォ

ーマットで選択します。終了時刻は開始時刻より後でなければなりません。

図 17-1に AC 統計情報のレポートの例を示します。

図 17-1 AC統計情報のレポート

AC 統計情報レポートのフィールドを示します。 Report Period：統計情報が収集された期間です。 AC Name：AC の名前です。 IP Address：AC の IPv4 アドレスです。 AP Number：AC によって管理されている AP の総数です。 Online/M APs：AC が管理するマスターAP の数です。 Online/B APs：AC が管理するバックアップ用オンライン AP の数です。 Availability(%)：AC によって管理されている AP が利用可能な時間の割合です。 Busy AP：AC が管理するビジーAP の数です。 AP は、接続されたクライアント数

または転送レートが指定されたしきい値に達したときにビジーと見なされます。 Idle APs：AC が管理するアイドル状態の AP の数です。 AP は、接続されたクライ

アント数または転送レートが指定したしきい値以下の場合、アイドル状態と見なされ

ます。 Worst APs：AC が管理する Worst AP の数です。 AP は、その非稼働率または接続

の輻輳レートが指定したしきい値に達したときに Worst と見なされます。 Transmitted Traffic(MB)：AC が送信したトラフィックの合計です。 Received Traffic(MB)：AC が受信したトラフィックの合計です。 Packet Retransmit Ratio(%)：送信パケット総数に対する再送信されたパケット数

の割合です。


17-3

Error Frame Ratio(%)：AC が受信したフレーム合計数に対するエラーフレーム数の

割合です。 Max Transmit Speed (Mb/s)：AC の最大伝送速度です。 Avg Transmit Speed(Mb/s)：AC の平均転送速度です。 Max Receive Speed (Mb/s)：AC の最大受信速度です。 Avg Receive Speed(Mb/s)：AC の平均受信速度です。 Max Online Client Number：AC におけるオンラインクライアントの最大数です。 Avg Online Client Number：AC におけるオンラインクライアントの平均数です。 AP Average Utilization (%)：AC で管理している Fit AP の平均使用率です。Avg

Online Client Number/X で計算されます。X は設定ファイルで指定されている AP使用率の値です。

AP Peak Utilization(%)：AC が管理する Fit AP のピーク使用量です。Max Online Client Number/X で計算されます。X は設定ファイルで指定された AP 使用数の値で

す。 Total Client Online Duration：クライアントの合計オンライン期間です。 Avg Client Online Duration：クライアントの平均オンライン継続時間です。 Successful Accesses：クライアントが AC で管理している AP に正常に接続した回

数の合計です。 Success Rate(%)：アクセス要求の合計数に対する成功したアクセスの割合です。 Association Congestion Rate(%)：AC のクライアントアソシエーションの輻輳率で

す。これは、アソシエーション要求の合計数に対するアソシエーション失敗の割合で

す。 Client Dropping Rate (%)：AC のクライアント廃棄率です。これはオンラインクラ

イアントの総数に対するクライアントの異常なログアウトとの割合です。

17.1.3 AP アソシエーションサマリレポート(AP association summary report)

このレポートには、すべての AP または AP のクライアントアソシエーションの統計情報

のサマリがロケーションビューに表示されます。ロケーションビューにサブロケーショ

ンがある場合、このレポートには、ロケーションビューおよびそのサブロケーションのサ

マリおよび上位 10 クライアントのアソシエーションの統計情報も表示されます。

AP アソシエーションサマリレポートを表示するには、次のパラメータを設定します。 Parameter "Begin Time and End Time"：リストから統計情報収集時間範囲を選択

します。[Last Hour]、[Last Week]、[Last Month]などの特定の時間範囲を選択する

か、[Custom Range]を選択し、開始時間と終了時間を手動で指定できます。 Location：統計情報の収集の特定のロケーションビューを選択するか、[All AP

Devices]を選択します。 Begin Time/End Time：これらの 2 つのパラメータは、[Custom Range]を選択した

場合にのみ表示されます。Begin Time/End Time の横にあるフィールドをクリック



図 17-2に AP アソシエーションサマリレポートの例を示します。


17-4

図 17-2 APアソシエーションサマリレポート

AP アソシエーションレポートのパラメータを示します。 Report Period：統計情報が収集される期間です。 Location：統計情報が収集されるロケーションビューの名前、または All AP Devices

です。

AP アソシエーションサマリレポートのフィールドを示します。 Location：ロケーションビューの名前または All AP Devices です。 AP Number：ロケーションビューに含まれる AP の数、またはすべての AP の総数で

す。 Access Requests：クライアントアクセス要求回数の合計です。 Access Responses：AP が要求側クライアントに送信した応答回数の合計です。 Successful Accesses：クライアントが AP に正常に接続した回数の合計です。 Abnormal Logouts：AP に接続したクライアントが異常にログアウトした回数の合

計です。 Client Dropping Rate (%)：AP のクライアント廃棄率です。これはオンラインクラ

イアントの総数に対するクライアントの異常なログアウトとの割合です。 Success Rate(%)：アクセス要求の合計数に対する成功したアクセスの割合です。 Association Congestion Rate(%)：クライアントアソシエーションの輻輳率です。

これは、アソシエーション要求の合計数に対するアソシエーション失敗の割合です。

17.1.4 AP 可用性サマリレポート(AP availability summary report)

このレポートには、すべての AP または AP の可用性の統計情報のサマリがロケーション

ビューに表示されます。ロケーションビューにサブロケーションがある場合、このレポ

ートには、ロケーションビューとそのサブロケーションと可用性のサマリの上位 10 の統

計情報も表示されます。

AP 可用性サマリレポートを表示するには、次のパラメータを設定します。 Parameter "Begin Time and End Time"：リストから統計情報収集時間範囲を選択

します。[Last Hour]、[Last Day]、[Last Week]、[Last Month]などの特定の時間範

囲を選択するか、[Custom Range]を選択し、開始時間と終了時間を手動で指定でき

ます。 Location：統計情報の収集の特定のロケーションビューを選択するか、[All AP

Devices] を選択します。 Begin Time/End Time：これらの 2 つのパラメータは、[Custom Range]を選択した

場合にのみ表示されます。 Begin Time/End Time の横にあるフィールドをクリック



図 17-3に、AP 可用性サマリレポートの例を示します。


17-5

図 17-3 AP可用性サマリレポート

AP 可用性サマリレポートパラメータを示します。 Report Period：統計情報が収集された期間です。 Location：統計情報が収集されるロケーションビューの名前、または All AP Devices

です。

AP 可用性サマリレポートのフィールドを示します。 Availability Highest Top 10：可用性が最も高い上位 10 のロケーションビューが棒

グラフで表示されます。 Availability Lowest Top 10：可用性が最も低い上位 10 のロケーションビューが棒

グラフで表示されます。 Location：ロケーションビューの名前または All AP Devices です。 AP Number：AP の総数です。 Total Unavailable Time：AP の使用不可時間の合計です。 Total Available Time：AP の使用可能時間の合計です。


17-6

Availability：AP が使用可能な時間の割合です。

17.1.5 AP トラフィックサマリレポート(AP traffic summary report)

このレポートでは、すべての AP または AP のトラフィック統計情報のサマリがロケーシ

ョンビューに表示されます。ロケーションビューにサブロケーションがある場合、レポ

ートにはサブロケーションのトラフィック統計情報の概要と、有線/無線トラフィックボ

リュームが最も高い上位 10のロケーションビューも表示されます。これらの統計情報は、

将来の拡張性ニーズに備えた容量計画を支援します。

AP トラフィックサマリレポートを表示するには、次のパラメータを設定します。 Parameter "Begin Time and End Time"：リストから統計情報収集時間範囲を選択

します。[Last Hour]、[Last Day]、[Last Week]、[Last Month]などの特定の時間範

囲を選択するか、[Self-Defined]を選択してから、開始時間と終了時間を手動で指定

できます。 Location：統計情報の収集の特定のロケーションビューを選択するか、[All AP





図 17-4は、AP トラフィックサマリレポートの例を示します。

図 17-4 APトラフィックサマリレポート

AP トラフィックサマリレポートのパラメータを示します。 Report Period：統計情報が収集される期間です。 Location：統計情報が収集されるロケーションビューの名前、または All AP Devices

です。

AP トラフィックサマリレポートのグラフを示します。


17-7

Core Traffic Top10：有線トラフィック量上位 10 個のロケーションビューを棒グラ

フで表示します。 Radio Traffic Top10：無線トラフィック量上位 10 個のロケーションビューを棒グラ

フで表示します。 Location：ロケーションビューの名前または All AP Devices です。 AP Number：ロケーションビューに含まれる AP の数、またはすべての AP の総数で

す。 Core Frames Reception：AP が有線ネットワークから受信したフレームの総数です。 Core Errors Reception：有線ネットワークから AP が受信したエラーパケットの総

数です。 Core Traffic Reception(MB)：有線ネットワークから AP が受信した合計トラフィッ

クです。 Core Traffic Transmission(MB)：AP から有線ネットワークに送信された合計トラ

フィックです。 Radio Frames Reception：無線ネットワークから AP が受信したフレームの総数で

す。 Radio Application Reception：AP が無線ネットワークから受信したエラーパケッ

トの総数です。 Radio Traffic Reception(MB)：AP が無線ネットワークから受信した合計トラフィッ

クです。 Radio Traffic Transmission(MB)：AP から無線ネットワークに送信された合計トラ

フィックです。

17.1.6 AP ログオフサマリレポート(AP logoff summary report)

このレポートには、すべての AP または AP のログオフの統計情報のサマリがロケーショ

ンビューで表示されます。ロケーションビューにサブロケーションがある場合、レポー

トには、ロケーションビューとそのサブロケーションのサマリと上位 10 ログオフの統計

情報も表示されます。

AP ログオフサマリレポートを表示するには、次のパラメータを設定します。 Parameter "Begin Time and End Time"：リストから統計情報の収集時間範囲を選



きます。 Location：統計情報の収集の特定のロケーションビューを選択するか、[All AP




ーマットで選択します。終了時刻は開始時刻より後でなければなりません。 Logoff Time(Hour)：オフライン時間を時間単位で指定します。値は整数でなければ

なりません。レポートには、AP のオフライン期間が指定した値に達した回数が表示

されます。

図 17-5に、AP ログオフサマリレポートの例を示します。


17-8

図 17-5 APログオフサマリレポート

AP ログオフサマリレポートのパラメータを示します。 Report Period：統計情報が収集される期間です。 Location：統計情報が収集されるロケーションビューの名前または All AP Devices

です。

AP ログオフサマリレポートのフィールドを示します。 Offline Count Top10：AP のオフライン回数が最も高い上位 10 個のロケーションビ

ューを表示します。 Count of Offline(Duration>=0 Hour) Top10：AP オフライン回数が最も多く、継続

時間が 0 時間に達する上位 10 のロケーションビューを表示します。0 はログオフ時

間です。 Location：ロケーションビューの名前または All AP Devices です。 AP Number：ロケーションビューに含まれる AP の数、またはすべての AP の総数で

す。 Total Offline Count：ロケーションビューに含まれる AP またはすべての AP の合計

オフラインカウントです。 Count of Offline(Duration>=0 Hour)：AP のオフライン期間が 0 時間に達した合計

回数です。ここで、0 は Logoff Time に指定されています。 Total Offline Duration：ロケーションビューに含まれる AP またはすべての AP のオ

フライン期間の合計です。

17.1.7 Radio エラーレポート(Radio error report)

このレポートには、AP 無線が受信したエラーフレームの数が表示されます。


17-9

radio エラーレポートを表示するには、次のパラメータを設定します。 Parameter "Begin Time and End Time"：リストから統計情報の収集時間範囲を選




Devices] を選択します。 Begin Time/End Time：これらの 2 つのパラメータは、[Custom Range]を選択した




図 17-6に、radio エラーレポートの例を示します。

図 17-6 radio エラーレポート

無線エラーレポートのフィールドを示します。 Report Period：統計情報が収集される期間です。 Location：統計情報が収集されるロケーションビューの名前または All AP Devices

です。 AP Name：アクセスポイント名です。 Radio ID：Radio ID です。 AP Location：AP が属するロケーションビューです。 FCS Error Frames：AP radio が受信した FCS エラーフレームの数です。 PHY Error Frames：AP radio が受信した PHY エラーフレームの数です。 MIC Error Frames：AP radio が受信した MIC エラーフレームの数です。


17-10

Error Ratio：AP radio が受信したフレームの合計数に対する、FCS、PHY、および

MIC エラーフレームの合計数の比率です。

17.1.8 クライアントサマリレポート(Client summary report)

このレポートには、クライアントの合計接続時間と継続時間が MAC アドレス別に表示さ

れます。また、最大の合計接続時間を持つ上位 10 クライアントが表示されます。

クライアントサマリレポートを表示するには、次のパラメータを設定します。 [Parameter "Begin Time and End Time"：リストから統計情報の収集時間範囲を選





場合にのみ表示されます。 Begin Time/End Time の横にあるフィールドをクリック


ーマットで選択します。終了時刻は開始時刻より後でなければなりません。 Online Duration：収集するクライアントのオンライン期間を入力します。このレポ

ートは、指定された時間よりもオンライン時間が長いクライアントについて統計情報

を収集します。 Column name：レポートをソートする列を選択します。 Order：ソート順を選択します。オプションには、 [Ascending] と [Descending] が

あります。

図 17-7にクライアントサマリレポートの例を示します。

図 17-7 クライアントサマリレポート


17-11

クライアントサマリレポートのパラメータを示します。 Report Period：統計情報が収集される期間です。 Location：統計情報が収集されるロケーションビューの名前、または All AP Devices

です。

クライアントサマリレポートのフィールドを示します。 Total Associated Duration Top10：関連付けられた最長期間を持つ上位 10 のクラ

イアントを表示します。 MAC Address：クライアントの MAC アドレスです。 Client Name：クライアントの名前です。 Online Times：クライアントがオンライン接続を開始した合計回数です。 Total Associated Duration：クライアントの合計アソシエーション期間です。 Avg Associated Duration：クライアントの平均アソシエーション期間です。 Received Traffic(MB)：クライアントが受信した合計トラフィックです。 Send Traffic(MB)：クライアントによって送信された合計トラフィックです。 Total Traffic(MB)：クライアントが送受信したトラフィックの合計。

17.2 ワイヤレスサービスレポートテンプレートリストの表示 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、[WLAN Manager | 無線 LAN 管理]>[Report Template

List | ワイヤレスサービスレポート]の順に選択します。レポートテンプレートリス

トには、すべてのワイヤレスサービスレポートテンプレートが表示されます。 Template Name：テンプレートの名前です。 Sub Type：テンプレートのサブタイプです。

17.3 ワイヤレスサービスレポートテンプレートの検索 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、[WLAN Manager | 無線 LAN 管理]>[Report Template

List | ワイヤレスサービスレポート]の順に選択します。レポートテンプレートリス

トには、すべてのワイヤレスサービスレポートテンプレートが表示されます。 3) Report Template List ページで、検索フィールドに 1 つ以上の条件を入力または選

択します。 Template Name：テンプレートの名前を入力します。 WSM では、このフィールド

のあいまい検索がサポートされています。 Sub Type：テンプレートのサブタイプを選択します。オプションには、[AP

Statistics Report]、[Radio Statistics Report]、[Client Statistics Report]、[WLAN Statistics Report]、 [Wireless Asset Statistics Report]、 [Security Statistics Report]があります。

4) [Query]をクリックします。Report Template List には、検索条件に一致するすべて

のレポートテンプレートが表示されます。 5) [Reset]をクリックして検索条件をクリアし、すべてのレポートテンプレートを表示

します。


i

目次

18 章ネットワーク管理の構成 ..................................................................................................... 18-1 18.1 ワイヤレス監視設定 ....................................................................................................... 18-1

オペレーションマニュアル – WSM QX Management Center 18章ネットワーク管理の構成

18-1

18章ネットワーク管理の構成

WSM には、次のネットワーク管理機能があります。ワイヤレス監視設定: ワイヤレスネットワークで監視するパフォーマンスインデック

スを選択できます。しきい値設定: ワイヤレスパフォーマンスインデックスのしきい値を設定できます。

収集されたデータが選択した項目のしきい値を超えると、WSM はアラームを生成し

ます。ネットワーク管理: プライマリおよびバックアップ AC をグループ化し、ポリシーテ

ンプレートを管理します。 AC コンフィグレーション管理: 次の項目を設定します。

基本設定 AP テンプレート radio ポリシー radio 一括設定ワイヤレス論理インターフェースサービステンプレート

18.1 ワイヤレス監視設定

ワイヤレスネットワークのパフォーマンスを監視するためのワイヤレスパフォーマンス

インデックスを有効または無効にすることができます。次のタブでインデックスを有効

にできます。 By Report By Web Service By Overview パフォーマンスインデックスが複数のタブに表示される場合があります。インデックスの

監視を停止するには、すべてのタブでそのインデックスが無効になっていることを確認し

てください。

ワイヤレス監視設定を構成するには以下の手順に従ってください。 1) [Service | サービス] タブをクリックします。 2) ナビゲーションツリーから、 [WLAN Manager | 無線 LAN 管理 > [Configuration

Management | コンフィグ管理] を選択します。

Configuration Management ページが開きます。 3) [Common] タブをクリックします。 4) Network Management エリアで、 [Wireless Monitoring Settings] リンクをクリッ

クします。

Wireless Monitoring Settings ページが開きます。 5) [By Report]、[By Web Service]、[By Overview]の各タブをクリックし、各タブの

モニター項目リストから監視するパフォーマンスインデックスを選択します。 6) [OK] をクリックします。WSM は、タブで選択したパフォーマンスインデックスを

監視します。 7) カウンタをリセットするには、ページの右上にある[Re-collect]リンクをクリックし

ます。 WSMは、ページのMonitored Item Numberフィールドと Monitored Instance Number フィールドをリセットします。

オペレーションマニュアル - NEC(Japan)...WSM は、他のQX Management Center(...

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