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FA-10RU for FA-9600 リモートコントロールユニット Remote Control Unit 4 th Edition - Rev. 6 Software Version 8.81 Higher 取扱説明書

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FA-10RU for FA-9600 リモートコントロールユニット

Remote Control Unit

4th Edition - Rev. 6

Software Version 8.81 Higher

取扱説明書

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2

改訂履歴

Edit. Rev. 年月日 改訂内容 章/ページ

1 - 2017/09/15

2 - 2017/09/25 機能変更 全般

2 1 2017/11/28 USF-106UDC/DC-12Gのイベントメモリ機能を修正 9章

2 2 2018/04/16 Directional Interpolation 初期値変更 Disable→Enable

VIDEO PAYLOAD IDの初期値変更 (FS1および FS2) Pass→Overwriteに変更

FA-96EX12G06オプション対応

5-18

5-22

5-13, 5-35

3 - 2018/09/10 FA-9600 Version 2対応

4 - 2019/04/12 FA-9600 Version 3対応

4 1 2019/05/09 FA-9600 Version 3.20対応

4 2 2019/06/17 外部コマンド制御にコマンド追加 11

4 3 2019/08/21 FA-9600 Version3.30対応

4 4 2019/09/24 FA-9600 Version3.40対応 5-42, 6-24, 他

4 5 2019/11/14 FA-9600 Version3.50対応 5-36, 5-38, 他

4 6 2020/02/18 FA-9600 Version3.60対応 6, 他

対応ソフトウェアバージョン一覧

FA-10RU バージョン 新規対応オプション 備考

FPGA1: 1.00

FPGA2: 1.00

Soft: 6.00

FA-96PS

FA-96EX3G44-R (Slot A)

FA-96AES-UBL (Slot B)

FA-96GPI (SlotB/C)

FA-964K

FA-96UDC

FA-96AHDR

FPGA1: 1.00

FPGA2: 1.00

Soft: 6.10

FA-96AES-UBLC (Slot B/C)

FA-96DB9-CBL (Slot E)

FA-9600機能変更に伴う更新

FPGA1: 1.00

FPGA2: 1.00

Soft: 7.00

USF-10UDC-AHDR

USF-10DC-AHDR

FA-10RUでは USF-106UDC/DC-12Gのイベントメモリは保存できません。

FPGA1: 1.00

FPGA2: 1.00

Soft: 7.10

USF-106UDC/DC-12Gの

イベントメモリ機能を修正

FA-10RUで USF-106UDC/DC-12Gのイベントメモリが保存できるように変更

誤記を修正

FPGA1: 1.00

FPGA2: 1.00

Soft: 7.30

FA-96EX12G06 (Slot A)

FA-9600 メニュー初期値変更

FA-96EX12G06 オプション対応

FPGA1: 1.00

FPGA2: 1.00

Soft: 7.40

FA-96DIN4-CBL(Slot D) FA-9600 Version 2対応

FPGA1: 1.00

FPGA2: 1.00

Soft: 8.30

FA-96AHDR2 FA-9600 Version 3対応

コマンド制御 (MU SELECT コマンド) 対応

FPGA1: 1.00

FPGA2: 1.00

Soft: 8.40

FA-9600 Version 3.20対応

Sony SR-Live対応 (完全版)

FPGA1: 1.00

FPGA2: 1.00

Soft: 8.44

FS指定対応 (MU Select コマンド)

接続状態要求コマンド対応

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3

FPGA1: 1.00

FPGA2: 1.00

Soft: 8.50

FA-96SFPC4(Slot A)

FA-96ANA-AUD(Slot B)

FA-9600 Ver.3.30対応

FA-96SFPC4/96ANA-AUDオプション対応

FPGA1: 1.00

FPGA2: 1.00

Soft: 8.60

FA-9600 Ver.3.40対応

FPGA1: 1.00

FPGA2: 1.00

Soft: 8.70

FA-9600 Ver.3.50対応

FPGA1: 1.00

FPGA2: 1.00

Soft: 8.81

FA-96MADI FA-9600 Ver.3.60対応

FA-10RUのバージョンは、「8-6. FA-10RU INFORMATION」で確認できます。

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4

使用上の注意

安全に正しくお使いいただくために必ずお守りください。

[電源電圧・電源コード]

禁止

指定電圧以外の電源電圧は使用しないでください。

プラグを抜く

電源コードを抜くときは必ずプラグを持って抜いてください。コードが傷つく恐れがあります。コードが傷ついたまま使用すると、火災や感電の原因になります。

注意

電源コードに重いものをのせたり落としたりしてコードを傷つけないでください。コードが傷ついたまま使用すると、火災や感電の原因になります。

注意

電源コードの被ふくが溶けたり、コードに傷がついたりしていないか、定期的にチェックしてください。

注意

電源コードのプラグおよびコネクタは奥までしっかりと差し込んでください。

[接地]

必ず行う

感電を避けるためアースをとってください。

禁止

アースは絶対にガス管に接続しないでください。爆発や火災の原因になることがあります。

[内部の設定変更が必要なとき]

必ず行う

電源を切ってから、設定変更の操作を行ってください。電源を入れた状態で設定が必要な場合は、サービス技術者が行ってください。

触らない

過熱部分には触らないでください。やけどをする恐れがあります。

注意

パネルやカバーを取り外したままで保管や使用をしないでください。内部設定終了後は必ずパネルやカバーを元に戻してご使用ください。

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5

[使用環境・使用方法]

禁止

高温多湿の場所、塵埃の多い場所や振動のある場所に設置しないでください。使用条件以外の環境でのご使用は、動作の異常、火災や感電の原因になることがあります。

禁止

内部に水や異物を入れないでください。水や異物が入ると火災や感電の原因になることがあります。万一、異物が入った場合は、すぐ電源を切り、電源コードや接続コードを抜いて内部から取り出すか、販売代理店、サービスセンターへご相談ください。

禁止

筐体の中には高圧部分があり、感電の恐れがあります。通常はカバーを外したり分解したりしないでください。

禁止

通風口を塞がないでください。この機器を正常に動作させるために、適量の空冷が必要です。機器の前面と背面は、他の物から 5cm以上離してください。

[運搬・移動]

注意

運搬時などに外部から強い衝撃を与えないように注意してください。機器が故障することがあります。機器を他の場所へ移動するときは、専用の梱包材をご使用ください。

[異常時の処置]

必ず行う

電源が入らない、異臭がする、異常な音が聞こえるときは、内部に異常が発生している恐れがあります。すぐに電源を切り、販売代理店、サービスセンターまでご連絡ください。

[ラック取付金具、アース端子、ゴム足の取り付け]

必ず行う

ラック取付金具、アース端子、ゴム足を取り付ける場合は、必ず付属の専用部品および付属のネジを使用し、それ以外のものは使用しないでください。内部の電気回路や部品に接触し、故障の原因になります。また、ゴム足付きの製品の場合は、ゴム足を取り外した後にネジだけをネジ穴に挿入することは絶対にお止めください。

[消耗部品]

注意

消耗部品が使用されている機器では、定期的に消耗部品を交換してください。消耗部品・交換期間の詳しい内容については、取扱説明書の最後にある仕様でご確認ください。なお、消耗部品は使用環境で寿命が大きく変わりますので、早めの交換をお願いいたします。消耗部品の交換については、販売代理店へお問い合わせください。

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6

保証

弊社製品のご購入において製品の修理・保守等について御連絡申し上げます。

1) 通常のお取り扱いにおいて発生した製品故障に関し、購入後 1年間無償にて修理の対応を致します。

2) お取り扱い上の不注意、天災等による損傷の場合は実費を頂きます。

3) ご自分で修理・調査・改造されたものは、保証いたしかねる場合があります。《また、特別な使用環境でご使用

になられる場合、保証期間中といえども、別途有償保守契約の締結をお願いする場合があります。》

4) 修理はセンドバック対応となります。

5) 修理期間は、弊社にて故障及び修理内容確認後の回答となります。

6) 修理期間中の代替機ご提供の保証はいたしかねる場合があります。尚、代替機ご提供の場合は代替機使用

料金が必要となります。

7) 製品の保守に関しましては、製品出荷後原則 7年間とさせて頂いています。但し、出荷後 7 年間を過ぎまして

も、保守部品を保有している場合、もしくは部品入手が可能な場合は修理をお受け致しています。

8) 製品の故障に起因する派生的、付随的および間接的損害、逸失利益、ならびにデータ損害の補償等について

は、全てご容赦頂きます。

9) 他社製品の修理・保守等については、別段の指定がない限り、他社の保証・保守条件によります。

10) 本保証は日本国内においてのみ有効です。

11) 詳細につきましては、その都度修理部門にお問合せ頂きますようお願い申し上げます。

※ 特別な修理対応を御希望の場合は、別途御相談させて頂きます。

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7

開梱および確認

このたびは、FA-10RU リモートコントロールユニットをお買い上げ頂きまして、誠にありがとうございます。構成表を参照

し、品物に間違いがないかどうかご確認ください。万一、品物に損傷があった場合は、直ちに運送業者にご連絡くださ

い。品物に不足や間違いがあった場合は、販売代理店までご連絡ください。

構成表

品名 数量 備考

FA-10RU 1

電源ケーブル 1セット 抜け止め具を含む

ラック取付金具 1セット EIA標準ラック取付用

CD-ROM 1 FA GPIO Editor インストレーションディスク

取扱説明書 (PDF) を含む

セットアップガイド 1

点灯色識別シール 1

登録商標

Microsoft、Windows、Internet Explorer、およびWindows Mediaは米国Microsoft Corporation の、

米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。

Firefoxは Mozilla Foundationの登録商標です。

Dolbyおよびドルビーは、ドルビーラボラトリーズの登録商標です。

コードクランプ取付方法

電源ケーブルと同梱されている AC コードクランプで電源ケーブルが筐体から抜けるのを防ぎます。

AC コードクランプの取付

1) AC コードクランプのアンカー部分を筐体に向けた状態で、電源ケーブルを AC コードクランプの輪に通しま

す。

2) AC コードクランプのアンカー部分を AC IN横の穴に差し込みます。

3) AC コードクランプの輪を軽く締め付けます。

4) 電源ケーブルを AC INに差し込みます。

5) ベルトを押さえながら、AC コードクランプの輪を電源ケーブルの根元までスライドさせます。

6) 再度 AC コードクランプの輪を強く締め付け緩みが無いことを確認します。

7) 電源ケーブルを軽く引っ張り電源ケーブルが抜けないことを確認します。

2)

4) 3)

5) 6)

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8

AC コードの取り外し

AC コードクランプの輪のレバーを押し、輪を開放します。

AC コードクランプの輪の根元にある、レバーを持ち上げながら輪をスライドさせます。

AC コードクランプが緩んだ状態から ACケーブルを筐体から引き抜きます。

点灯色識別シール

点灯色識別シールが付属されています。必要に応じて下記の部分に貼って使用してください。

1) 2)

POWER

ON

OFF

MU SELLOCK

FS SELFS LINK

EVENT

GENLOCK

FREEZE

TEST SIGNAL

BY-PASS

FAN ALARM

DC POWER

REMOTE CONTROL UNIT FA-10RU

DISPLAY AREAF1 F2 F3 F4

UNITY UNITY UNITY UNITY

1 2 3 4

5 6 7

9 10 0

OPTION8

PROCEMB

CCSETUP

CLIPDWN MIX

BY-PASSMAPPING

INPUTAES

CLN SWGAINI

OUTPUTDELAY

ANC

ANALOGSYSTEM STATUS

VIDEO

AUDIO

MU /FS

VIDEO

AUDIO

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目次

1. 概要および特長 .....................................................................................................................................13 1-1. 概要 ...........................................................................................................................................13 1-2. 特長 ...........................................................................................................................................13 1-3. この取扱説明書について ...............................................................................................................13

2. 各部の名称と機能 .................................................................................................................................14 2-1. 前面パネル ..................................................................................................................................14 2-2. 背面パネル ..................................................................................................................................15 2-3. 内部の設定 .................................................................................................................................16

2-3-1. ディップスイッチ設定 ................................................................................................................16

3. 接続 .....................................................................................................................................................17 3-1. 基本的な接続 .............................................................................................................................17 3-2. オプション/拡張接続 ...................................................................................................................18 3-3. PC環境 (Webブラウザ制御) .......................................................................................................18

4. 前面パネルの操作 .................................................................................................................................19 4-1. 電源を入れる ...............................................................................................................................19 4-2. FA-9600 との接続 .......................................................................................................................19

4-2-1. ユニット IDを使う ...................................................................................................................19 4-2-2. IPアドレスを使う ...................................................................................................................20 4-2-3. CONNECT STATE メニュー .................................................................................................20

4-3. 基本操作 ....................................................................................................................................21 4-3-1. メニューを選択する .................................................................................................................21 4-3-2. 矢印ボタン操作について .........................................................................................................22 4-3-3. 設定値の連続確認 ...............................................................................................................22 4-3-4. 3つの FA-9600動作モード ...................................................................................................22 4-3-5. メニュー一覧 .........................................................................................................................23 4-3-6. 設定値の変更 ......................................................................................................................25 4-3-7. 初期値に戻す .......................................................................................................................26 4-3-8. FSの切り替え ......................................................................................................................26

5. VIDEO関連設定 .................................................................................................................................27 5-1. VIDEO PROCESS AMPLIFIER ................................................................................................27 5-2. GAMMA/COLOR .......................................................................................................................28 5-3. IN/OUT GAMMA/COLOR..........................................................................................................29 5-4. OOTF FOR HLG (INPUT SIDE)(OUTPUT SIDE) .....................................................................29 5-5. OPTIONAL FUNCTION (FA-96AHDR2) ...................................................................................30

5-5-1. OOTF関連の設定ついて ......................................................................................................31 5-6. AREA MARKER (FA-96AHDR/96AHDR2) ...............................................................................31 5-7. DYNAMIC RANGE GAIN CONTROL .......................................................................................32 5-8. COLOR CORRECTION (BALANCE) ........................................................................................32 5-9. COLOR CORRECTION (DIFF) .................................................................................................33 5-10. KNEE (RGB CLIP) White/Black ..............................................................................................33 5-11. YCbCr CLIP ............................................................................................................................34 5-12. SDI BYPASS ...........................................................................................................................35 5-13. INPUT SELECT(Sync) ............................................................................................................35 5-14. INPUT SELECT(Proc) / LINKAGE ..........................................................................................37 5-15. OUTPUT SELECT ..................................................................................................................38 5-16. OUTPUT SELECT (Slot A) .....................................................................................................38 5-17. FORMAT CONVERT (FA-96UDC) .........................................................................................41 5-18. ADJUST TIMING (FA-96UDC) ...............................................................................................42 5-19. RESIZE (FA-96UDC) ..............................................................................................................43 5-20. IMPROVEMENT IN CONVERTER (FA-96UDC) ....................................................................44 5-21. FILTER SETTINGS (FA-96UDC) ............................................................................................44 5-22. ANTIALIAS H/V (FA-96UDC) ..................................................................................................45

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5-23. ENHANCE H/V (FA-96UDC) ..................................................................................................45 5-24. NOISE REDUCER (FA-96UDC) .............................................................................................46 5-25. UHD UPCONVERSION (FS1) (FA-96UDC/964K) .................................................................46 5-26. GPI UTILITY (FA-96GPI/96DB9-CBL) ....................................................................................47 5-27. SLOT B / SLOT C GPI FUNCTION (FA-96GPI) .....................................................................47 5-28. SLOT E GPI FUNCTION (FA-96DB9-CBL) ............................................................................49 5-29. ANCILLARY MULTIPLEX .......................................................................................................50 5-30. VIDEO PAYLOAD ID ..............................................................................................................50 5-31. TIME CODE MULTIPLEX .......................................................................................................51 5-32. TCG1-1(LTC), TCG2-1(LTC) ..................................................................................................51 5-33. TCG1-2 (VITC/DVITC), TCG2-2 (VITC/DVITC)......................................................................52 5-34. TCG CONTROL (Color Processor1/2) ....................................................................................52 5-35. LTC OUTPUT SELECT (OP) (FA-96DIN4-CBL) ....................................................................53 5-36. ANC DATA INSERTION .........................................................................................................53 5-37. VIDEO PAYLOAD ID LINKAGE ..............................................................................................54 5-38. ANC USER PACKET (将来対応予定) .....................................................................................54 5-39. ANC USER PACKET INSERTION (将来対応予定) ................................................................55 5-40. SYNCHRONIZER FORMAT ...................................................................................................56 5-41. SYNCHRONIZER ...................................................................................................................56 5-42. VIDEO FREEZE ......................................................................................................................57 5-43. VIDEO TEST SIGNAL .............................................................................................................57 5-44. FRAME DELAY .......................................................................................................................58 5-45. VIDEO INPUT STATUS ..........................................................................................................59 5-46. VIDEO INPUT STATUS (Slot A) .............................................................................................59 5-47. PROCESS SIGNAL STATUS .................................................................................................60 5-48. VIDEO OUTPUT STATUS ......................................................................................................60 5-49. INPUT PAYLOAD ID ...............................................................................................................61 5-50. INPUT PAYLOAD ID (SLOT A) ..............................................................................................62 5-51. INPUT TIME CODE DETECTION ..........................................................................................62 5-52. INPUT ANCILLARY DETECTION 1-3 ....................................................................................63 5-53. OUTPUT PALYLOAD ID .........................................................................................................63 5-54. OUTPUT PAYLOAD ID (SLOT A) ..........................................................................................64 5-55. INPUT ARIB B39 VIDEO MODE ............................................................................................64 5-56. SFPC4 MODULE STATUS .....................................................................................................64 5-57. MAIN UNIT STATUS / INFORMATION / VERSION ...............................................................65 5-58. OPTION SLOT A-D/E INFORMATION ...................................................................................66 5-59. MU OPERATION INFORMATION ..........................................................................................66

6. AUDIO関連設定 .................................................................................................................................67 6-1. EMBEDDED AUDIO DEMULTIPLEXER ..................................................................................67 6-2. EMBEDDED AUDIO MULTIPLEXER .......................................................................................67 6-3. AUDIO MUX. MODE (ARIB STD-B39) .....................................................................................68 6-4. EMBEDDED AUDIO IN POLARITY ..........................................................................................69 6-5. SOURCE AUDIO SELECT .......................................................................................................69 6-6. SAMPLING RATE CONVERTER (SRC) ..................................................................................70 6-7. MONO SUM SETTINGS (1-16) ................................................................................................70 6-8. AUDIO DOWN MIX1-2 ..............................................................................................................71 6-9. EMB. AUDIO OUTPUT MAPPING ...........................................................................................72 6-10. AES AUDIO MAPPING ...........................................................................................................72 6-11. ANALOG AUDIO MAPPING (FA-96ANA-AUD) .....................................................................73 6-12. HDMI AUDIO OUTPUT SELECT ............................................................................................73 6-13. MADI OUTPUT MAPPING (FA-96MADI) ...............................................................................74 6-14. MADI OUTPUT SETTINGS (FA-96MADI) ..............................................................................74 6-15. AES AUDIO INPUT HYSTERESIS .........................................................................................75 6-16. AES TERMINAL IN/OUT SET ................................................................................................75 6-17. AES AUDIO INPUT POLARITY ..............................................................................................76

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6-18. EMBEDDED AUDIO OUTPUT GAIN ......................................................................................76 6-19. AES AUDIO OUTPUT GAIN ...................................................................................................76 6-20. ANALOG AUDIO INPUT/OUTPUT GAIN (FA96ANA-AUD) ............................................................77 6-21. MADI OUTPUT GAIN (FA-96MADI) .......................................................................................77 6-22. AUDIO INPUT DELAY ............................................................................................................78 6-23. Dolby E ALIGNMENT ..............................................................................................................78 6-24. ADDITIONAL AUDIO DELAY (FA-96UDC) ............................................................................79 6-25. ANALOG AUDIO INPUT/OUTPUT LEVEL (FA-96ANA-AUD) ..............................................................79 6-26. ANALOG AUDIO INPUT POLARITY (FA-96ANA-AUD) ........................................................80 6-27. ANALOG AUDIO SETTINGS (FA-96ANA-AUD) ....................................................................80 6-28. AUDIO SYSTEM .....................................................................................................................81 6-29. AUDIO MUTE/TEST SIGNAL .................................................................................................82 6-30. EMBEDDED1-2 AUDIO INPUT STATUS ...............................................................................83 6-31. AES AUDIO INPUT STATUS .................................................................................................83 6-32. ANALOG AUDIO INPUT STATUS (FA-96ANA-AUD) ............................................................83 6-33. MADI AUDIO INPUT STATUS (FA-96MADI) .........................................................................84 6-34. EMB.AUDIO PHASE ERROR .................................................................................................84 6-35. INPUT ARIB B39 AUDIO MODE ............................................................................................84 6-36. EMB1-2 AUDIO OUTPUT STATUS ........................................................................................85 6-37. HDMI AUDIO OUTPUT STATUS ...........................................................................................85 6-38. AES AUDIO OUTPUT STATUS .............................................................................................85 6-39. ANALOG AUDIO OUTPUT STATUS (FA-96ANA-AUD) ........................................................86 6-40. MADI AUDIO OUTPUT STATUS (FA-96MADI) .....................................................................86

7. イベントメモリ ..........................................................................................................................................87 7-1. LOAD EVENT MEMORY ..........................................................................................................87 7-2. SAVE EVENT MEMORY ..........................................................................................................87

8. FA-10RUの SYSTEM メニュー ..............................................................................................................88 8-1. LOAD GPI INPUT PATTERN ...................................................................................................88 8-2. GPI INPUT PORT FUNCTION..................................................................................................89

8-2-1. Setting 1-4一覧..................................................................................................................89 8-2-2. Settings 1-4 詳細................................................................................................................91 8-2-3. GPI OUTPUT PORT FUNCTION ......................................................................................98 8-2-4. GPI OUTPUT機能詳細 ......................................................................................................99

8-3. GPI OUTPUT BRIGHTNESS ....................................................................................................99 8-4. FRONT PANEL SET ...............................................................................................................100 8-5. STATUS LED MODE SETTINGS ...........................................................................................100 8-6. FA-10RU INFORMATION .......................................................................................................101 8-7. FA-10RU NETWORK INFORMATION ...................................................................................101

9. Webブラウザ設定 ...............................................................................................................................102 9-1. Information ..............................................................................................................................103 9-2. Network Settings .....................................................................................................................104 9-3. User Account Settings .............................................................................................................104 9-4. Unit ID Assignment .................................................................................................................105 9-5. Event Naming ..........................................................................................................................105 9-6. Backup & Restore ...................................................................................................................106

9-6-1. コンフィグデータのバックアップ ..................................................................................................106 9-6-2. イベントデータのバックアップ ....................................................................................................107

9-7. Restart .....................................................................................................................................107

10. GPI インターフェース ............................................................................................................................108 10-1. FA GPIO Editor .....................................................................................................................108

10-1-1. インストール.......................................................................................................................108 10-1-2. GPIO Editorのバージョン確認 ...........................................................................................110 10-1-3. FA GPIO Editor と FA-10RUの接続 ................................................................................111 10-1-4. GPIの機能設定 ...............................................................................................................112

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12

10-1-5. ファイルへのエクスポート / インポート ......................................................................................113 10-2. GPI Input Pattern一覧 ..........................................................................................................114 10-3. GPI1-GPI3端子配列 .............................................................................................................118

11. 外部コマンド制御 ...............................................................................................................................120 11-1. 通信方式 ................................................................................................................................120 11-2. コマンド ....................................................................................................................................120

11-2-1. Power On .......................................................................................................................120 11-2-2. MU切り替え (MU Select) ................................................................................................120 11-2-3. 接続状態要求コマンド (Status) .........................................................................................121

12. FA-10RUの初期化 ..........................................................................................................................122

13. 仕様および外観図 .............................................................................................................................123 13-1. 仕様 .......................................................................................................................................123 13-2. 外観図....................................................................................................................................123

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13

1. 概要および特長

1-1. 概要

FA-10RUは、下記のフレームシンクロナイザ及びUSFモジュール基板を遠隔操作するためのネットワーク リモート

コントロール ユニットです。

FA-505

FA-1010

FA-9600

USF-106UDC-12G、USF-106DC-12G

USF-1043FS

本取扱説明書では、FA-9600の操作方法について説明します。

他の機器の操作については、各機器専用の FA-10RU取扱説明書を参照してください。

1-2. 特長

イーサ ネットワーク接続による FA-9600の制御が可能

最大 100台までの FA-9600の登録選択制御が可能

FA-9600の IPアドレスによる選択制御が可能

1台の FA-9600に対し、FA-10RUは最大 5台 (FA-9600GUIの接続を含む) まで同時にアクセス可能

100個の設定イベントを保存/呼び出し可能

30個の GPI入出力機能を搭載

外部 (LAN) コマンド制御による MU切り替えが可能

FA-AUX30オプションと接続することで制御スイッチの拡張が可能

1-3. この取扱説明書について

本製品を正しくご使用して頂くために、この取扱説明書をよくお読みください。また、本書はお読みになった後も大

切に保管してください。

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14

2. 各部の名称と機能

2-1. 前面パネル

番号 名称 説明 参照

1 電源スイッチ 電源スイッチです。「|」側に倒すと電源が入ります。

2 MU SELECT LOCK ボタン

制御する FA-9600を選択するメニューが表示されます。

長押しすると、フロントパネル操作がロックされます。

LOCK中は、オレンジ色に点灯します。

ロックを解除するには、再度 LOCKボタンを長押しします。

4-2

3 FS SEL FS LINK ボタン

FA-9600 と接続後、9のメニューボタンの動作を切り替えます。

消灯: メニュー項目の選択として動作します。

赤点灯: 9のメニューボタンが動作し、FS1/FS2を切り替えます。

4-3-8

4 EVENT ボタン

イベントメモリ操作に使用します。 7

5 ステータス ランプ

GENLOCK

緑点灯 接続先の FA-9600の外部同期信号が入力されています。

5-45 消灯

緑点滅

(*1)

接続先の FA-9600の外部同期信号が入力されていません。

FREEZE

緑点灯

緑点滅

(*1)

接続先の FA-9600の FS1-FS2の少なくとも 1つが FREEZE On状態です。

5-42

消灯 接続先のFA-9600のFS1、FS2の全てが FREEZE Off状態です。

TEST SIGNAL

緑点灯

緑点滅

(*1)

接続先の FA-9600の少なくとも 1つがVIDEOまたは AUDIOのテスト信号がOn状態です。 5-43

6-29

消灯 接続先の FA-9600の全ての VIDEO とAUDIOのテスト信号が Off状態です。

BY-PASS

緑点灯

緑点滅

(*1)

接続先の FA-9600の少なくとも 1つでSDI VIDEO BY-PASSまたはカラーコレクタバイパスが On (処理をバイパス) 状態です。 5-12

消灯 SDI VIDEO BY-PASS と COLOR CORRECTION BY-PASSが、全てOff状態です。

FAN ALARM

赤点灯

赤点滅

(*1)

FA-10RUの冷却ファンまたは、接続先のFA-9600の冷却ファンに異常があります。電源を切り、必要な場合はファンを交換してください。

5-56

8-6

消灯 冷却ファンは正常に動作しています。

消灯 正常に動作しています。

POWER

ON

OFF

MU SELLOCK

FS SELFS LINK

EVENT

GENLOCK

FREEZE

TEST SIGNAL

BY-PASS

FAN ALARM

DC POWER

REMOTE CONTROL UNIT FA-10RU

DISPLAY AREAF1 F2 F3 F4

UNITY UNITY UNITY UNITY

1 2 3 4

5 6 7

9 10 0

OPTION8

PROCEMB

CCSETUP

CLIPDWN MIX

BY-PASSMAPPING

INPUTAES

CLN SWGAINI

OUTPUTDELAY

ANC

ANALOGSYSTEM STATUS

VIDEO

AUDIO

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15

番号 名称 説明 参照

5 ステータス ランプ

DC POWER

(*2)

赤点灯

赤点滅

(*1)

電源に異常があります。

電源をオフにし、販売代理店までご連絡ください。

5-56

消灯 正常に動作しています。

6 表示パネル メニューの表示/設定に使用します。 4-3

7

コントロール (F1-F4)

UNITY

メニュー設定に使用します。コントロールを回して設定値を変更します。初期値に設定したい場合は、UNITY を押します。

4-3

8 矢印ボタン

シングル メニュー内の設定項目移動に使用します。 (移動できる方向の矢印が点灯します。)

4-3

ダブル メニューの移動に使用します。

(移動できる方向の矢印が点灯します。) 4-3

9 メニュー

ボタン 設定項目のメニュー選択ボタンです。

4-3-1

4-3-5 (*1) 表示方法で、消灯/点滅または、点灯/点滅の選択ができます。「8-5. STATUS LED MODE SETTINGS」を参照して設定してください。出荷時は、点灯に設定されています。

(*2) FA-9600本体に、FA-96PSが実装されている場合にのみ機能します。

2-2. 背面パネル

番号 名称 説明 参照

1 TO MU

FA-9600を制御する LAN端子です。

ネットワーク上の機器と IPアドレスが競合しないよう注意し、ネットワークに接続してください。

3

2 GPI 1-GPI 3 オプションの FA-AUX30または、外部の拡張スイッチパネルと接続します。

3-2

8-1

8-2

8-3

10

3 FAN FA-10RU内部の発熱による温度上昇を抑えるためのファンです。内部の空気を吹き出しますので、出口を塞がないように設置してください。停止した場合、前面の FAN ALARMが点灯します。

8-6

4 Ground Terminal

FA-10RUを安全に使用して頂くために、アースを設置して使用してください。

5 AC コードクランプ受け穴

AC コードクランプのアンカーをここに挿入してください。

6 AC IN AC電源を入力してください。 (AC100V-240V 50/60Hz)

AC100-240V 50/60Hz IN

GPI3GPI2GPI1TO MU

(10/100/1000BASE-T)

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16

2-3. 内部の設定

注意

内部の設定は変更しないでください。誤って変更してしまった場合は、この章の工場出荷時設定を参照して、正しい設定に戻してください。

なお、本体ケースを開けて設定や調整を行う場合は、必ず専門の知識もった方が行うか、または代理店にご連絡ください。

注意

本体内部基板などに触れるときは、感電防止のため、必ず本体の電源スイッチを OFFにしてから、前面パネルおよび後面のユニットを引き抜いてください。静電気による部品の損傷を防ぐため、基板上の部品にはふれないようにしてください。

2-3-1. ディップスイッチ設定

GPI OUT1-30については、「10-3. GPI1-GPI3端子配列」を参照してください。

ディップスイッチ S3 設定

スイッチ番号 初期設定 設定

1-8 OFF 設定変更不可

ディップスイッチ S101 設定

スイッチ番号 初期設定 設定

1-8 OFF OFF:GPI OUT1-8が、オープンコレクタ出力されます。

ON: GPI OUT1-8が、+5V TTLレベル出力されます。

ディップスイッチ S102 設定

スイッチ番号 初期設定 設定

1-8 OFF OFF:GPI OUT9-16が、オープンコレクタ出力されます。

ON: GPI OUT9-16が、+5V TTLレベル出力されます。

ディップスイッチ S103 設定

スイッチ番号 初期設定 設定

1-8 OFF OFF:GPI OUT17-22が、オープンコレクタ出力されます。

ON: GPI OUT17-22が、+5V TTLレベル出力されます。

ディップスイッチ S104 設定

スイッチ番号 初期設定 設定

1-6 OFF OFF:GPI OUT26-30が、オープンコレクタ出力されます。

ON: GPI OUT26-30が、+5V TTLレベル出力されます。

7 OFF 設定変更不可

8 OFF 設定変更不可

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17

3. 接続

3-1. 基本的な接続

ネットワーク上の IPアドレスが競合しないよう、IPアドレスの設定を行ってください。

IPアドレスの設定方法は、「9-2. Network Settings」を参照してください。

1台の FA-9600に対し、同時に 5台の FA-10RU/FA-10DCCRUから制御することができます。

6台目以降は接続が拒否されます。

AC100-240V 50/60Hz IN

GPI3GPI2GPI1TO MU

(10/100/1000BASE-T)

AC100-240V 50/60Hz IN

GPI3GPI2GPI1TO MU

(10/100/1000BASE-T)

AC100-240V 50/60Hz IN

GPI3GPI2GPI1TO MU

(10/100/1000BASE-T)

AC100-240V 50/60Hz IN

GPI3GPI2GPI1TO MU

(10/100/1000BASE-T)

AC100-240V 50/60Hz IN

GPI3GPI2GPI1TO MU

(10/100/1000BASE-T)

Ethernetハブ FA-9600GUI(PC)

FA-10RU FA-9600

PC

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3-2. オプション/拡張接続

オプション FA-AUX30 との接続

製作したスイッチ BOX との接続

GPI端子の詳細は、「10. GPI インターフェース」を参照してください。

3-3. PC環境 (Webブラウザ制御)

FA-10RUをWebブラウザから制御する場合に必要な PC環境

OS Windows® 7 /8.1

Professional (32/64bit)

Windows® 10

Professional (32/64bit)

CPU Intel® Core™ 2 Duo processor

2GHz以上

Intel® Core™ 2 Duo processor

2GHz以上

Web browser Internet Explorer® 11 Firefox®54

Chrome®59

Opera®46

Internet Explorer® 11 Firefox®24

Chrome®59

Opera®46

メモリ 2GB以上 4GB以上

ディスプレイ 解像度 1024×768 pixels以上。フルカラー (24 ビット) 表示可能であること。

ネットワークポート Ethernet 1ポート以上

100BASE-TX/1000BASE-T

ネットワークケーブル 100BASE-TX: カテゴリ 5以上

1000BASE-T: カテゴリ 6、またはエンハンストカテゴリ 5

GPI1 GPI2 GPI3

FA-AUX30

FA-AUX30付属ケーブル ×3

AC100-240V 50/60Hz IN

GPI3GPI2GPI1TO MU

(10/100/1000BASE-T)

FA-10RU

GPI1-GPI3端子と接続

AC100-240V 50/60Hz IN

GPI3GPI2GPI1TO MU

(10/100/1000BASE-T)

FA-10RU

FS1

FS2

FS3

FS4

FS5

FS6

FS7

FS8

FS9

FS10

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19

4. 前面パネルの操作

4-1. 電源を入れる

全ての機器が正しく接続されたのを確認して電源を入れます。

起動中は ALARM ランプを含めランプ類が点灯し、起動が完了すると消灯します。

FA-9600 と接続されていない場合、メニューディスプレイには、UNIT ID MU SELECT メニューが表示されます。

--- UNIT ID MU SELECT --- P801 F1 Main Unit ID: 3 IP Address: 192.168. 0. 10 Port:50100 NAME:FA-9600 Default Push F3 Unity SW Connect to Main Unit Push F4 Unity SW Cancel

4-2. FA-9600 との接続

制御する FA-9600 と接続するまで、FA-10RUの操作はできません。

FA-9600 との接続には、ID番号 1-100で選択するユニット IDセレクトモードと、FA-9600の IPアドレスを指定

して選択する IPアドレスセレクトモードの 2つの方法があります。

4-2-1. ユニット IDを使う

ユニット IDを使って接続する場合は、予め FA-9600を FA-10RUに登録しておいてください。

登録については、「9-4. Unit ID Assignment」を参照してください。

FA-9600 と接続する

1) MU SEL ボタンを押すと UNIT ID MU SELECT メニューが表示されます。

--- UNIT ID MU SELECT --- P801 F1 Main Unit ID: 3 IP Address:192.168. 0. 10 Port:50 100 NAME:FA-9600 Default Push F3 Unity SW Connect to Main Unit Push F4 Unity SW Cancel

2) コントロール F1 を回し、Main Unit IDの 1-100で接続したい FA-9600を選択します。

登録されている IPアドレス、TCPポート番号、Unit Nameが表示されます。

3) F3 UNITY を押すと、選択した FA-9600 との接続を開始します。接続を開始すると、自動的に MU

CONNECT STATE メニューに移動します。途中で接続をやめる場合は、F4 UNITY (Cancel) を

押します。設定前の状態に戻ります。

4) FA-9600 と接続すると、メニューの Stateに“Connected” と表示されます。

FA-9600 との接続を切断する

コントロール F1 で Disconnect を選択し、F3 UNITY を押します。

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20

4-2-2. IPアドレスを使う

FA-9600 と接続する

1) MU SEL ボタンを押し UNIT ID SEL メニューを表示します。

2) 下ダブル矢印ボタンを押し、IP ADDRESS MU SELECT メニューを表示します。

--- IP ADDRESS MU SELECT --- P802 F1-F4 IP Address:192.168.0.10 TCP Port :50016 NAME : FA-9600 Default F1 to F4 IP Address set Push F3 Unity SW Connect to Main Unit Push F4 Unity SW Cancel

3) 1行目で、接続したい FA-9600の IPアドレスを設定します。コントロール F1 - F4 を回して設定しま

す。 (FA-9600が登録されていると、Unit Nameが表示されます。)

4) 2行目で、FA-9600の TCPポート番号を設定します。F1 と F2 を回して設定します。 (F1では 100

ずつ、F2 では 1ずつ増減します) 。

5) F3 UNITY を押すと、選択した FA-9600 との接続を開始します。接続を開始すると、自動的に MU

CONNECT STATE メニューに移動します。途中で接続をやめる場合は、F4 UNITY (Cancel) を

押します。設定前の状態に戻ります。

6) FA-9600 と接続すると、メニューの Stateに“Connected” と表示されます。

4-2-3. CONNECT STATE メニュー

FA-9600 との接続状態を MU CONNECT STATE メニューで表示します。 --- MU CONNECT STATE --- P803 IP Address:192.168. 0. 10 Port:50100 State:Connected ID:FA-9600 Default Unit Name:FA-9600

項目 説明

IP Address FA-9600の IPアドレスが表示されます。

Port FA-9600の TCPポート番号が表示されます。

State

Disconnected: 無接続状態です。

Connected: 指定した IPアドレスの FA-9600に接続状態です。

No Connection: 指定した FA-9600 と接続できない状態です。

Over Limit: 指定したFA-9600への接続上限台数 5台を超えて接続しようとしているため、接続できない状態です。

ID 「9-4. Unit ID Assignment」に登録されている Unit Nameが表示されます。

登録が無い場合は、NO NAME と表示されます。

Unit Name FA-9600本体に登録されている名前が表示されます。 (*1) (*1) FA-9600の Unit Nameの登録は、FA-9600の取扱説明書を参照してください。

注意

FA-9600の Remote Control Unit Setting メニューの Remote Unitが Refuse (RUからの操作受付不可) に設定されているときは、FA-9600 は FA-10RU から制御できません。そのとき、FA-10RU のCONNECT STATE メニュー下部には、「*MU refuses FA-10RU commands.」と表示されます。

FA-10RUからの制御を有効とするには、FA-9600で Remote Unit設定を Accept (RUからの操作受付可能) に変更してください。詳細は、FA-9600取扱説明書「Remote Control Unit Setting」を参照してください。

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4-3. 基本操作

この章では FA-10RUの前面メニューの選択/パラメータ設定等の基本操作の方法について説明します。

ほとんどのメニューは、基本操作で設定可能ですが、一部基本操作と異なる方法で設定する場合があります。

各メニューの説明を参照してください。

注意

操作を始める前に、前面の LOCKボタンがオレンジ点灯していないことを確認してください。 LOCKボタンがオレンジ点灯中は、前面パネルがロック状態で操作できません。前面の MU SEL/LOCKボタンを長押ししてロックを解除してください。基本操作の説明は、FA-9600 との接続が完了しているものとして説明しています。FA-9600 との接続方法は、「4-2. FA-9600 との接続」を参照してください。

4-3-1. メニューを選択する

メニューを表示する

メニューは、カテゴリ別に分けられています。メニューボタン (カテゴリ) を押すと、

各カテゴリのトップメニューがディスプレイに表示されます。

次のメニューを表示する (カテゴリ内)

二重矢印ボタンが点灯しているときは、ボタンを押すと次のメニューが表示されます。

VIDEO モードと AUDIO モードの切り替え

メニューボタン右下の VIDEO/AUDIOボタンを押す毎に、VIDEO関連メニューか、AUDIO関連メニューか

の切り替えをします。VIDEO関連メニュー選択時は、緑色に点灯 (*1) します。AUDIO関連のメニュー時は、

オレンジ色に点灯します。

VIDEO 関連メニュー選択 (緑点灯) 時は、各メニューボタンのシルク上側の内容が選択可能となります。

AUDIO関連メニュー選択 (オレンジ点灯) 時は、各メニューボタンのシルク下側の内容が選択可能となりま

す。

メニューボタン選択時に複数のページ設定がある場合は、上下ダブル矢印ボタンでメニュー移動して設定を

行います。上下ダブル矢印ボタンが消灯している場合は、移動できません。

(*1) VIDEO関連メニュー選択時、0 STATUS ボタンは 4k Input Modeが Auto、2SIのどちらかである

場合にエラーを検出すると緑点滅します。詳細は「5-49. PAYLOAD ID INPUT STATUS」を参照

してください。

ON

OFF

POW ERLOCK

FS LINK

MU SEL

FS SEL

EV ENT

GENLOCK FAN ALARM

FREEZE DC POWER

TEST SIGNAL

BY-PASS

DISPLAY AREA

F A - 1 0 R UR E M O T E C O N T R O L U N I T

F1

UN ITY

F2

UNITY

F3

UNITY

F4

UN ITY

PR OC

EMB

INP UT

A ES

A NC

ANA LOG

CC

SE TUP

CLN SW

GAIN

10 SYSTEM9

5

1 2

6

CL IP

DWN MIX3

OUT PUT

DE LAY7

STA TUS0

BY-P ASS

MAP PING4

OPT ION8

VID EO

AU DIO

メニューボタン

VIDEO/AUDIO選択ボタン

LOCKボタン

ON

OFF

POW ERLOCK

FS LINK

MU SEL

FS SEL

EV ENT

GENLOCK FAN ALARM

FREEZE DC POWER

TEST SIGNAL

BY-PASS

DISPLAY AREA

F A - 1 0 R UR E M O T E C O N T R O L U N I T

F1

UN ITY

F2

UNITY

F3

UNITY

F4

UN ITY

PR OC

EMB

INP UT

A ES

A NC

ANA LOG

CC

SE TUP

CLN SW

GAIN

10 SYSTEM9

5

1 2

6

CL IP

DWN MIX3

OUT PUT

DE LAY7

STA TUS0

BY-P ASS

MAP PING4

OPT ION8

VID EO

AU DIO

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4-3-2. 矢印ボタン操作について

上下ダブル矢印ボタンの操作

上下ダブル矢印ボタンを操作すると、メニューページを移動します。

上下シングル矢印ボタンの操作

上下シングル矢印ボタンを操作すると、各ページ内の設定項目を移動します。

移動できる設定項目が無くなると、移動方向の上下シングル矢印ボタンが消灯します。 --- VIDEO PROCESS AMPLIFIER --- P300 F1 FS SEL:FS1 PROCESS:Preprocess Split:Operate Video Level : 100.0% Y Level : 100.0% Chroma Level: 100.0% Black Level : 0.0% Hue : 0.0%

F1 を上下シングル矢印ボタンで、設定したいパラメータに移動させます。

4-3-3. 設定値の連続確認

上または下のダブル矢印ボタンを長押しするとメニューボタンの項目をまたがって上から下へ、または下から上

へ順次設定可能なメニューを表示します。

4-3-4. 3つの FA-9600動作モード

FA-9600には 2つの処理系統 (FS1、FS2) と、Simultaneous 4K/HD、Dual HD、3D-LUTの 3つの

動作モードがあり、動作モードによって操作できる機能が変わります。

FA-9600 の動作モードは、ステータスメニューにて確認可能です。 (「5-59. MU OPERATION

INFORMATION」を参照)

動作モードの詳細は FA-9600本体取扱説明書「MU OPERATION」および「FA-96UDC」関連の章を

参照してください。

・Simultaneous 4K/HD モード

FS1はSD、HD、4K信号対応 (4Kには FA-964Kオプションが必要) 。全コンバータ機能使用可能

FS2は SD、HD信号対応。制限付きコンバータ機能

・Dual HD モード

FS1は SD、HD信号対応。全コンバータ機能使用可能

FS2は SD、HD信号対応。全コンバータ機能使用可能

・3D-LUT モード(FA-96AHDR/AHDR2 オプションが必要)

FS1は 3D-LUTによるダイナミックレンジ/色域変換可能

SD、HD、4K信号対応 (4Kには FA-964Kオプションが必要)。全コンバータ機能使用可能

FS2は使用不可

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23

F A - 1 0 R UR E M O T E C O N T R O L UN I T

4-3-5. メニュー一覧

メニュー選択ボタン

--- VIDEO PROCESS AMPLIFIER --- P300 F1 FS SEL:FS1 PROCESS:Preprocess Split:Operate Video Level : 100.0% Y Level : 100.0% Chroma Level: 100.0% Black Level : 0.0% Hue : 0.0%

上の図の例では、1 PROC/EMB ボタンが押され、VIDEO PROCESS AMPLIFIER メニューが表示され

ています。

メニューボタン右下の VIDEO/AUDIO ボタンで、VIDEO関連の設定と AUDIO関連の切り替えをします。

このボタンを押す毎に、VIDEO (緑点灯) と AUDIO (オレンジ点灯) が切り替わります。メニューボタンに記

載されている、上側が VIDEO関連 (緑点灯) の設定項目で、下側が AUDIO関連 (オレンジ点灯) の設

定項目です。

メニューボタン VIDEO関連 (緑点灯) AUDIO関連 (オレンジ点灯)

1 PROC

EMB VIDEO PROCESS AMPLIFIER

EMBEDDED AUDIO DEMULTIPLEXER

EMBEDDED AUDIO MULTIPLEXER

AUDIO MIX. MODE (ARIB STD-B39)

EMBEDDED AUDIO POLARITY

2 CC

SETUP

GAMMA/COLOR *10

IN/OUT GAMMA/COLOR *11

OOFT FOR HLG (INPUT SIDE) *10

OOFT FOR HLG (OUTPUT SIDE) *10

OPTIONAL FUNCTION *10

AREA MARKER *1 *10

DYNAMIC RANGE GAIN CONTROL

COLOR CORRECTION (BALANCE) *10

COLOR CORRECTION (DIFF) *10

SOURCE AUDIO SELECT(Ch.1-16)

SOURCE AUDIO SELECT(Ch.17-32)

SAMPLING RATE CONV. (Ch.1-16)

SAMPLING RATE CONV. (Ch.17-32)

MONO SUM SETTINGS(1-4)

MONO SUM SETTINGS(5-8)

MONO SUM SETTINGS(9-12)

MONO SUM SETTINGS(13-16)

3 CLIP

DWN MIX

KNEE(RGB CLIP) White *10

RGB CLIP Black *10

YCbCr CLIP

AUDIO DOWNMIX 1(Level)

AUDIO DOWNMIX 1(Assign)

AUDIO DOWNMIX 2(Level)

AUDIO DOWNMIX 2(Assign)

4 BY-PASS

MAPPING SDI BYPASS

EMB. AUDIO OUTPUT MAPPING 1/2-2/2

AES AUDIO OUTPUT MAPPING

OP(AES) AUDIO OUTPUT MAPPING *6

ANALOG AUDIO MAPPING *14

HDMI AUDIO OUTPUT SELECT

PROCEMB

INPUTAES

ANCANALOG

CCSETUP

CLN SWGAIN

10 SYSTEM9

5

1 2

6

CLIPDWN MIX

3

OUTPUTDELAY

7

STATUS0

BY-PASSMAPPING

4

OPTION8

VIDEOAUDIO

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24

MADI OUTPUT MAPPING*15

MADI OUTPUT SETTINGS*15

5 INPUT

AES

INPUT SELECT(Sync)

INPUT SELECT(Proc)/LINKAGE

AES AUDIO INPUT HYSTERESIS

OP(AES) AUDIO HYSTERESIS *6

AES TERMINAL IN/OUT SET

OP(AES) TERMINAL IN/OUT SET *6

AES INPUT POLARITY

OP(AES) INPUT POLARITY *6

6 CLN SW

GAIN 機能しません。

EMBEDDED AUDIO OUTPUT GAIN

AES AUDIO OUTPUT GAIN

OP(AES) AUDIO OUTPUT GAIN *6

ANALOG AUDIO INPUT GAIN *14

ANALOG AUDIO OUTPUT GAIN *14

MADI OUTPUT GAIN*15

7 OUTPUT

DELAY

OUTPUT SELECT

OUTPUT SELECT(Slot A) *8

AUDIO INPUT DELAY(Ch.1-16)

AUDIO INPUT DELAY(Ch.17-32)

Dolby E ALIGNMENT

ADDITIONAL AUDIO DELAY *3

8 OPTION

FORMAT CONVERT *3

ADJUST TIMING *3

RESIZE*3

IMPROVEMENT IN CONVERTER *3

FILTER SETTINGS *3

ANTIALIAS H/V *3

ENHANCE H/V *3

NOISE REDUCER *3

UHD UPCONVERSION (FS1) *3 *12

GPI UTILITY*7

SLOT B GPI FUNCTION SETTINGS *4

SLOT C GPI FUNCTION SETTINGS *4

SLOT E GPI FUNCTION SETTINGS *5

機能しません。

9 ANC

ANALOG

ANCILLARY MULTIPLEX

VIDEO PAYLOAD ID

TIME CODE MULTIPLEX

TCG 1-1(LTC)

TCG 2-1(LTC)

TCG 1-2(VITC/DVITC)

TCG 2-2(VITC/DVITC)

TCG CONTROL(Color Processor 1)

TCG CONTROL(Color Processor 2)

LTC OUTPUT SELECT (OP) *9

ANC DATA INSERTION

VIDEO PAYLOAD ID LINKAGE

ANC USER PACKET

ANC USER PACKET INSERTION

ANALOG AUDIO INPUT LEVEL *14

ANALOG AUDIO OUTPUT LEVEL *14

ANALOG AUDIO INPUT POLARITY *14

ANALOG AUDIO SETTINGS *14

10 SYSTEM

SYNCHRONIZER FORMAT

SYNCHRONIZER

VIDEO FREEZE

VIDEO TEST SIGNAL

FRAME DELAY

AUDIO SYSTEM

AUDIO MUTE/TEST SIGNAL

0 STATUS

*6

VIDEO INPUT STATUS

VIDEO INPUT STATUS(Slot A) *2

VIDEO IN(Slot A) SDI ERROR COUNT*2

PROCESS SIGNAL STATUS

VIDEO OUTPUT STATUS

VIDEO OUTPUT STATUS(SLOT A) *8

INPUT PAYLOAD ID

INPUT PAYLOAD ID (SLOT A) *2

INPUT TIME CODE DETECTION

EMBEDDED 1,2 AUDIO INPUT STATUS

AES AUDIO INPUT STATUS

OP(AES) AUDIO INPUT STATUS *6

ANALOG AUDIO INPUT STATUS *14

MADI AUDIO INPUT STATUS*15

EMB. AUDIO PHASE ERROR

INPUT ARIB B39 AUDIO MODE

EMB 1,2 AUDIO OUTPUT STATUS

HDMI AUDIO OUTPUT STATUS

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25

F A - 1 0 R UR E M O T E C O N T R O L UN I T

パラメータ

メニュータイトル メニューのページ番号 選択されている FS

コントロール F1-F4の割当 設定値

INPUT ANCILLARY DETECTION

OUTPUT PAYLOAD ID

INPUT ARIB B39 VIDEO MODE

SFPC4 MODULE STATUS *13

MAIN UNIT STATUS

MAIN UNIT INFORMATION

MAIN UNIT VERSION INFO.

OPTION SLOT A INFORMATION

OPTION SLOT B INFORMATION

OPTION SLOT C INFORMATION

OPTION SLOT D/E, PS INFORMATION

SOFTWARE OPTION INFORMATION

MU OPERATION INFORMATION

AES AUDIO OUTPUT STATUS

OP(AES) AUDIO OUTPUT STATUS *6

ANALOG AUDIO OUTPUT STATUS *14

MADI AUDIO OUTPUT STATUS*15

VIDEO

AUDIO VIDEO関連の設定 AUDIO関連の設定

*1 FA-96AHDR/96AHDR2 ソフトオプションが必要 *2 FA-96EX3G44-Rが必要 (拡張スロット Aに実装) *3 FA-96UDCソフトオプションが必要 *4 FA-96GPIが必要 *5 FA-96DB9-CBLが必要 (拡張スロット Eに実装) *6 FA-96AES-UBLが必要 (拡張スロット Bに実装) *7 FA-96GPIまたは FA-96DB9-CBLが必要 *8 FA-96EX3G44-Rや FA-96EX12G06、または FA-96SFPC4が必要 (拡張スロット A) *9 FA-96DIN4CBLが必要 (拡張スロット Dに実装) *10 Simultaneous 4K/HD または Dual HDモード時に使用可能 *11 3D-LUTモード時に使用可能 *12 Simultaneous 4K/HD または 3D-LUTモード時に使用可能 *13 FA-96SFPC4が必要(拡張スロット Aに実装) *14 FA-96ANA-AUDが必要(拡張スロット Bに実装) *15 FA-96MADIが必要(拡張スロット Bに実装)

4-3-6. 設定値の変更

変更したいメニューを選択後、コントロール (F1-F4) を使って設定を変更します。

--- VIDEO PROCESS AMPLIFIER --- P300 F1 FS SEL:FS1 PROCESS:Preprocess Split:Bypass Video Level : 100.0% Y Level : 100.0% Chroma Level: 100.0% Black Level : 0.0% Hue : 0.0%

上図の例では、VIDEO側 (VIDEO/AUDIOボタン緑点灯) を選択中に、1 PROC/EMBボタンを押すと、

“VIDEO PROCESS AMPLIFIER”の設定メニューが表示されます。

ON

OFF

POW ERLOCK

FS LINK

MU SEL

FS SEL

EV ENT

GENLOCK FAN ALARM

FREEZE DC POWER

TEST SIGNAL

BY-PASS

DISPLAY AREA

F A - 1 0 R UR E M O T E C O N T R O L U N I T

F1

UN ITY

F2

UNITY

F3

UNITY

F4

UN ITY

PR OC

EMB

INP UT

A ES

A NC

ANA LOG

CC

SE TUP

CLN SW

GAIN

10 SYSTEM9

5

1 2

6

CL IP

DWN MIX3

OUT PUT

DE LAY7

STA TUS0

BY-P ASS

MAP PING4

OPT ION8

VID EO

AU DIO

コントロール F1~F4

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26

点滅表示している F1-F4 を上下シングル矢印ボタンで、設定したいパラメータに移動させます。 (コントロー

ル F1-F4 の周囲が点灯しているとき、設定を変更できます。) 設定メニューが複数あるときは、下ダブルの

矢印ボタンを押し設定メニューを移動します。元のメニューに戻るときは、上ダブルの矢印ボタンを押します。

4-3-7. 初期値に戻す

初期値から変更した場合は、コントロール (F1-F4) 下の UNITY が消灯します。この状態からコントロール

(F1-F4) 下の UNITY を押すと、それに対応するパラメータの値が初期設定に戻り、ランプが点灯します。

再度続けて UNITY を押すと初期値に戻す前の値に戻ります。

4-3-8. FSの切り替え

FS切替が可能なページには、“FS SEL:FS1”, “FS SEL:FS2”が表示されます。

上下シングル矢印ボタンで移動させて FS切替します。

FA-1010/505の操作と同じ様に、FS SEL/FS LINKでの選択操作も可能です。

FS SEL/FS LINKボタンを押すと赤点灯状態になり、メニューボタンの“1, 2”と VIDEO/AUDIOボタンが赤

く点灯します。切り替えたい FS番号を選択します。

注意

動作モードが「3D-LUT」の場合、FS2への切り替えは出来ません。

F1 F2 F3 F4

UNITY UNITY UNITY UNITYUNITYを押すと、初期値に戻り、ランプがオレンジに点灯します。

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27

5. VIDEO関連設定

VIDEO/AUDIO ボタンを押し、緑点灯にします。 (オレンジ点灯のときに押すと緑点灯になります。)

各メニューボタン上側の VIDEO メニューが有効になります。

5-1. VIDEO PROCESS AMPLIFIER

--- VIDEO PROCESS AMPLIFIER --- P300 F1 FS SEL:FS1 Ctl Sel:Pre-process Split:Operate Video Level: 100.0% Chroma Level: 100.0% Hue : 0.0deg. Y Level: 100.0% Black Level: 0.0% KeepW:Disable

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

1PROC

EMB

項目 初期値 設定範囲

(設定単位) 説明

FS SEL FS1 FS1

FS2 FSを選択します。

Ctl Sel - Pre-process

Post--process

設定するプロセスを、2系統から選択します。

(FA-96AHDR/96AHDR2ソフトウエア オプション実装時)

Split Operate

Operate

V-Split

H-Split

Bypass

スプリット表示を使用する場合に設定します。

(下記「スプリット表示設定」参照)

Video Level 100.0% 0.0 - 200.0% ビデオレベルを設定します。

Chroma Level 100.0% 0.0 - 200.0% クロマレベルを設定します。

Hue 0.0deg. -179.8 - 180.0deg.

(0.2 deg.) 色位相を設定します。

Y Level 100.0% 0.0 - 200.0% Yレベルを設定します。

Black Level 0.0% -20.0 - 100.0% ブラックレベルを設定します。

KeepW Disable Disable Enable

Enable を選択すると、Black Levelの設定にしたがって、Y Levelの値が自動的に変わります(Keep White機能) 。

起動時は常に Disable になります。

スプリット表示設定

Operate: 補正後の映像を全画面で出力します。

V-Split: 入力映像と補正後の映像を左右に表示します。

H-Split: 入力映像と補正後の映像を上下に表示します。

Bypass: 入力映像を全画面で出力します。

V-Split Operate H-Split Bypass

入力映像

補正後の映像

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28

5-2. GAMMA/COLOR

--- GAMMA/COLOR --- P303 F1 FS SEL:FS1 Dynamic Range Conv.:Bypass Gamma Curve (EOTF) :U01 SDR2.2BT.1886 In Color Space :Rec.ITU-R BT.709 Gamma Curve (OETF) :U01 SDR2.2BT.1886 Out Color Space :Rec.ITU-R BT.709

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

CC

SETUP2

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1

FS2 FSを選択します。

Dynamic Range Conv.

Bypass Bypass

Operate

Dynamic Range/Color Space変換処理をする場合は Operate に設定します。Operateに設定した場合に、このページで設定されている項目が有効になります。

Bypass に設定した場合、Dynamic Range/Color Space変換処理されません。

以下の項目は Dynamic Range Conv.が Operateのときに操作可能です。

Gamma Curve (EOTF)

U01: SDR 2.2

BT.1886

U01: SDR 2.2 BT.1886

U02: SDR 2.4 BT.1886

U03: HLG BT.2100

U04: HLG (RGB SG1.2)

U05: HLG (RGB SG1.4)

U06: ST 2084 (PQ)

U07: SDR 2.2 BT.709

U08: S-Log3

U09: 01_Canon Log 2

U10: 01_Canon Log 3

S-Log3 Live HDR

SDR(SONY)

入力信号の Gamma Curve を選びます。

U01~U10の Gamma データは、FA-9600付属 CD-ROMに保存されています。この10データの名称および登録内容は FA-9600のWeb GUI から変更できます。 (詳細は FA-9600取扱説明書を参照ください。)

また、10 個の Gamma データは、Input Gamma Curve、Output Gamma Curve で共通です。

S-Log3-Live HDR、SDR(SONY) にはFA-96AHDR2オプションが必要です。

SDR(SONY) を選択したときは、SR-LIVE メニュー (P309) の SDR (SONY) でカーブを選択します。

In Color Space Rec. ITU-R

BT. 709

Rec. ITU-R BT.709

Rec. ITU-R BT.2020

U01: S-Gamut/Gamut3

U02: User2

U03: User3

U04: User4

U05: User5

入力信号の色域を選びます。

U01-U05 の Gamut データの名称および登録内容は FA-9600のWeb GUI から変更できます。 (詳細は FA-9600取扱説明書を参照ください。)

また、5 個の Gamutデータは、Input Gamma Curve、Output Gamma Curve で共通です。

Gamma Curve (OETF)

U01: SDR 2.2

BT.1886

(Gamma Curve (EOTF) と同じ)

出力用のガンマカーブを選択します。

Out Color Space

Rec. ITU-R BT. 709

(In Color Space と同じ) 出力用の色域を選択します。

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29

5-3. IN/OUT GAMMA/COLOR

--- IN/OUT GAMMA/COLOR --- P303 FS SEL:FS1 F1 Conversion :Bypass In >> Out Range :Narrow >> Narrow 3D-LUT :U01 HLG >> 709

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

CC

SETUP2

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1 FS1で固定です。

Conversion Bypass Bypass

Operate

Operate を選択すると 3D-LUT を使用した変換を行います。3D-LUT項目で使用するテーブルを選びます。

In >> Out Range

Narrow >> Narrow

Narrow >> Narrow SDI >> SDI

Narrow >> SDI SDI >> Narrow

3D-LUT処理において、映像データを 0~1の間に正規化するための「入力 >> 出力」の範囲を選択します。

Narrow:0x040 (64) - 0x3AC (940)

SDI :0x004 (4) - 0x3FB (1019)

3D-LUT U01

U01 HLG >> 709 U02 709 >> HLG U03 HLG >> 1886 U04 1886 >> HLG U05 FOR-A (1) U06 FOR-A (2) U07 FOR-A (3) U08 Linear U09 Linear U10 Linear HLGLive >> 709 (*1) 709 >> HLGLive (*1) SL3Live >> HLG (*1)

変換で使用する 3D-LUT テーブルを選択します。F1 を回して選択し、F3 Unity ボタンを押して確定します。

使用中は、データ名の前に「*」マークが表示されます。

U01~U10の 3D-LUTデータは、FA-9600付属CD-ROMに保存されています。この10データの名称および登録内容は FA-9600のWeb GUI から変更できます。 (詳細はFA-9600取扱説明書を参照ください。)

(*1) このデータを使用するにはFA-96AHDR2オプションが必要です。

出荷時の各 3D-LUTデータは、SDI信号のコード値 64-940 の範囲の映像データを 0-1で正規化したものになります。

Input >> Output Rangeは Narrow >> Narrow で使用してください。

5-4. OOTF FOR HLG (INPUT SIDE)(OUTPUT SIDE)

本メニューは Dynamic Range Conv.が Operate のときに操作可能です。(「5-2 GAMMA/COLOR」参照」)

OOTFを Y γ方式 (例:ARIB TR-B43) で使用します。HLGのガンマカーブ (BT.2100) の信号の変換に適し

ています。

入力の場合は OOTFを Enable に、出力の場合は Inverse OOTFを Enable にして調整を行ってください。

--- OOTF FOR HLG(INPUT SIDE) P307 F1 FS SEL:FS1 OOTF : Disable System Gamma : 1.2 Display Peak : 100Cd/m2 Display Black: 0Cd/m2

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

CC

SETUP2

--- OOTF FOR HLG(OUTPUT SIDE) P308 F1 FS SEL:FS1 Inverse OOTF : Disable System Gamma : 1.2 Display Peak : 100Cd/m2 Display Black: 0Cd/m2

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30

(INPUT SIDE)

項目 初期値 設定範囲

(設定単位) 説明

FS SEL FS1 FS1 FS2

FSを選択します。

OOTF Disable Disable Enable

HLG信号から他のGamma Curveに変換する場合は Enable を選択します。HLGの OOTF (BT.2100) を考慮した変換を行います。

本項目の操作に関しては「5-5-1 OOTF関連の設定ついて」を参照ください。

以下の項目は OOTFが Enableのときに操作可能です。

System Gamma

1.2 1.0 - 2.0 OOTFのシステムガンマを設定します。

Display Peak 1000cd/m2 100-10000cd/m2

(100 cd/m2) 出力映像を表示するディスプレイの最大輝度に合わせて設定します。

Display Black 0cd/m2 0-100cd/m2 (10cd/m2)

出力映像を表示するディスプレイの最小輝度に合わせて設定します。

(OUTPUT SIDE)

FS SEL (INPUT SIDE と同じ)

Inverse OOTF Disable Disable

Enable

HLG以外の信号から HLG に変換する場合はEnable を選択します。HLGの OOTF (BT.2100) を考慮した変換を行います。

本項目の操作に関しては「5-5-1 OOTF関連の設定ついて」を参照ください。

以下の項目は Inverse OOTFが Enableのときに操作可能です。

System Gamma (INPUT SIDE と同じ)

Display Peak (INPUT SIDE と同じ)

Display Black (INPUT SIDE と同じ)

5-5. OPTIONAL FUNCTION (FA-96AHDR2)

本メニューは Dynamic Range Conv.が Operate のときに操作可能です。(「5-2 GAMMA/COLOR」参照」)

OOTFを RGBγ方式で使用します。

OOTF RGB項目を選択し、Operationで OOTF または Inverse OOTF を選びます。

--- OPTIONAL FUNCTION --- P309 F1 FS SEL:FS1 OOTF RGB :Adjustment Operation :Disable System Gamma:1.2 SDR(SONY) :STANDARD5

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

CC

SETUP2

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1 FS2

FSを選択します。

OOTF RGB Adjustment Adjustment

SR-Live 操作モードを選択します。

Operation Disable

Disable

Inverse OOTF

OOTF

Disable: OOTFを行いません。

Inverse OOTF: OOTF補正を除去します。

OOTF: OOTF補正を加えます。

本項目の操作に関しては「5-5-1 OOTF関連の設定ついて」を参照ください。

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31

Adjustment モードでは ARIB TR-B43、ITU-R BT.2390の OOTF Adjustmentに対応した変換を行います。

System Gamma値を選択してください。

System Gamma 1.2 1.1~1.5 ガンマ値を選択します。

SR-Live モードでは SONY独自の OOTFの操作を行います。

SDR (SONY)

STANDARD5 STANDARD1-7

HYPER1-4

Gamma CurveにSDR(SONY)を選択したときのカーブを選びます。(「5-2. GAMMA/COLOR」参照)

5-5-1. OOTF関連の設定ついて

次のメニューパラメータは互いに関連しており、設定が制限されますのでご注意ください。

下記の表で網掛け部分は変更できません。

メニュー GAMMA / COLOR OOTF for HLG (INPUT SIDE)

(OUTPUT SIDE) OPTIONAL FUNCTION

参照 5-2 5-4 5-5

パラメータ Dynamic Range

Conv. OOTF Inverse OOTF Operation

設定可能な 組み合わせ

Bypass - - -

Operate

Enable Enable Disable

Disable Enable Disable以外

Enable Disable Disable以外

Enable Enable Disable以外

(OOTF for HLG が優先)

5-6. AREA MARKER (FA-96AHDR/96AHDR2)

--- AREA MARKER --- P311 F1 FS SEL:FS1 Marker:Disable Color:Red Blink:Disable

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

CC

SETUP2

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1

FS2 FSを選択します。

Marker Disable

Disable

Luminance

Gamut

マーカー表示の動作を指定します。

Disable: マーカー表示を OFF します。

Luminance: RGB Clipを有効にしたときに、上限値以上のピクセルをマーカー表示します。

Gamut: RGBが 0~1.0の範囲を超えたピクセルをマーカー表示します。

Color Red Red

Green Blue

マーカーの色を指定します。

Blink Disable Disable

Enable 点滅表示させる場合は、Enable に設定します。

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32

5-7. DYNAMIC RANGE GAIN CONTROL

--- DYNAMIC RANGE GAIN CONTROL--- P312 F1 FS SEL:FS1 Simul Mode:Disable Dynamic Range Gain : 0.00dB SDR Gain : 0.00dB Total Gain : 0.00dB Dynamic Range : Bypass

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

CC

SETUP2

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1 FS2

FSを選択します。

Simul Mode Disable Disable

Enable

FS1とFS2とのRGB信号のゲイン差を固定するモードです。Enable に設定すると、Dynamic Range Gainで設定したゲイン差を保ったまま、Gain、Color Correction (Differential Balance) および Clip (RGB Clip YCbCr Clip) を調整できます。

Dynamic Range Gain

0.00dB -24.00~24.00dB リニア空間での Gain調整を行います。

SDR Gain 0.00dB 0.00~24.00dB

SDR と HDR間の Gain差を設定します。

最終的な Gainは上記の Dynamic Range Gain との合算になります。この設定は SDR間または HDR間の変換では無視されます。

Total Gain - - 変換前後の Gain差を表示します。

Dynamic

Range - -

現在動作中の SDR、HDR間の変換方式を表示します。

5-8. COLOR CORRECTION (BALANCE)

--- COLOR CORRECTION (BALANCE) --- P314 F1 FS SEL:FS1 F2 Ctl Sel:Pre Split:Operate Master:100.0% White R:100.0% G:100.0% B:100.0% Black R:100.0% G:100.0% B:100.0% Gamma R:100.0% G:100.0% B:100.0% Gamma Curve:Center Range:100.0%

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

CC

SETUP2

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1 FS2

FSを選択します。

Ctl Sel Pre Pre Post

リニア空間でのカラーコレクションを、いつ実行するか選択します。

Pre:色域変換前

Post:色域変換後

Split Operate

Operate V-Split H-Split Bypass

スプリット表示を使用する場合に設定します。

詳細は「5-1. VIDEO PROCESS AMPLIFIER」を参照してください。

White Level (RGB)

100.0% 0 - 200.0% Whiteレベルを RGB個別に設定します。F4(Master) で RGBを同時に調整することもできます。

Black Level (RGB)

100.0% 0 - 200.0% Black レベルを RGB個別に設定します。F4 (Master) で RGBを同時に調整することもできます。

Gamma Level (RGB)

100.0% 0 - 200.0% Gammaレベルを RGB個別に設定します。F4(Master) で RGBを同時に調整することもできます。

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33

Gamma Curve Center Center Black White

ガンマカーブを選択します。

Range 100.0% 0.5% - 100.0% Gammaを調整する信号レベルの上限を設定します。下限は 0%固定です。100%は OETF Maximum Input または Outputを基準にした値です。

※ 変換前の SDR映像の黒を調整する場合は、Black Level (Ctrl Sel = Pre) で調整してください。

※ 変換後の SDR映像の黒を調整する場合は、Black Level (Ctrl Sel = Post) で調整してください。

5-9. COLOR CORRECTION (DIFF)

--- COLOR CORRECTION (DIFF) --- P315 F1 FS SEL:FS1 Split:Operate White R:100.0% G:100.0% B:100.0% Black R:100.0% G:100.0% B:100.0%

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

CC

SETUP2

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1 FS2

FSを選択します。

Split Operate

Operate H-Split V-Split Bypass

スプリット表示を使用する場合に設定します。

詳細は「5-1. VIDEO PROCESS AMPLIFIER」を参照してください。

White Level (R-Y,G-Y,B-Y)

100.0% 0.0 - 200.0% Whiteレベルを R-Y,G-Y,B-Y個別に設定します。

Black Level (R-Y,G-Y,B-Y)

100.0% 0.0 - 200.0% Black レベルを R-Y,G-Y,B-Y個別に設定します。

5-10. KNEE (RGB CLIP) White/Black

--- KNEE(RGB CLIP) White--- P319 F1 FS SEL:FS1 F2 Split:Operate Clip :Disable Mode :RGB Knee Output Clip:109.0% Knee Slope : 0.10 Knee Point : 96.0% Saturation :Disable Level : 0 %

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

CLIP

DWN MIX3

--- RGB CLIP Black --- P320 F1 FS SEL:FS1 F2 Split:Operate Clip :Disable Output Clip: 0.0%

KNEE (RGB CLIP) White

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1 FS2

FSを選択します。

Split Operate

Operate H-Split V-Split Bypass

スプリット表示を使用する場合に設定します。

詳細は「5-1. VIDEO PROCESS AMPLIFIER」を参照してください。

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34

Clip Disable Disable

Enable

ニー機能を有効にする場合は、Enable に設定します。Output Clip、Knee Slope、Knee Point が設定可能になります。

Enable にすると下記の項目が設定できます。

Mode RGB Knee

RGB Knee

Y Knee

ニー補正を RGBで行うか、Y (輝度) で行うかを設定します。Y選択時は、高輝度部分の色が、よりはっきり残るようなニー処理になります。

Output Clip (*1) 109.0 % 50.0 - 150.0 % RGB空間で白側の最大レベルを設定します。

Knee Slope 0.10 0.10 - 1.00 ニースロープの傾き (圧縮率) を設定します。

Knee Point (*1) 96.0 % 50.0 - 150.0 % ニースロープの開始点を設定します。

Mode = Y Knee

Saturation Disable Disable Enable

Enableを選択すると、Level項目でSaturation レベルを調整できます。

Level 0 % 0 – 200 % ニー (高輝度部分) 補正時の彩度を調整します。数値が小さいほど白に近付きます。また、100%以上にすると色が濃くなります。

RGB CLIP Black

Clip Disable Disable Enable

RGB Output Clipを調整する場合は、Enable に設定します。

Output Clip (*1) 0.0 % -50.0~50.0 % RGB空間で黒側の最小レベルを設定します。

(*1) ここで設定される数値は SDI信号レベルと同等です。(100%=940)

5-11. YCbCr CLIP

--- YCbCr CLIP --- P322 F1 FS SEL:FS1 Clip :Disable Split:Operate Y White Clip :109.0% Y Black Clip : -7.5% Chroma Clip :113.0%

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

CLIP

DWN MIX3

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1

FS2 FSを選択します。

Clip Disable Disable

Enable

色差クリップの動作させる場合は、Enable に設定します。

Split Operate

Operate

H-Split

V-Split

Bypass

スプリット表示を使用する場合に設定します。

3D-LUT モード時は無効です。

詳細は「5-1. VIDEO PROCESS AMPLIFIER」を参照してください。

Y White Clip 109.0% 50.0 - 109.0% Y信号の上限のクリップを設定します。

Y Black Clip -7.5% -7.5~50.0% Y信号の下限のクリップを設定します。

Chroma Clip 113.0% 50.0 - 113.0% CbCr信号を上下でクリップします。

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5-12. SDI BYPASS

--- SDI BYPASS --- P323 F1 IN1 - OUT1a :Operate IN2 - OUT2a :Operate SLOT A(IN1 – OUT1) :Operate SLOT A(IN2 – OUT2) :Operate SLOT A(IN3 – OUT3) :Operate SLOT A(IN4 – OUT4) :Operate

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

BY-PASS

MAPPING4

項目 初期値 設定範囲 説明

IN1 - OUT1a Operate Operate

Active Through

SDI1出力について、処理回路の通過 (Operate) / 非通過 (Active Through) を設定します。 Active Bypassのため、電源 Off時は出力されません。

IN2 - OUT2a Operate Operate

Relay Bypass

SDI2出力について、 処理回路の通過 (Operate) / 非通過 (Relay Bypass) を設定します。

SLOT A(IN1 – OUT1)

SLOT A(IN4 – OUT4) (*1)

Operate Operate

Relay Bypass

オプションスロット Aに実装されたFA-96EX3G44-RのSDI1~4について、 処理回路の通過 (Operate) / 非通過 (Relay Bypass) を設定します。

(*1) FA-9600 オプションスロット Aに FA-96EX3G44-Rが実装されている場合に表示され、設定可能です。

5-13. INPUT SELECT(Sync)

--- INPUT SELECT(Sync) --- P326 F1 FS SEL:FS1 Source Select :IN1 UHD Input Link :Single Link Terminal Assign :IN1 Loss Mode :Back Color(Link) Back Color :Black

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

INPUT

AES5

<Simultaneous 4K/HD モード時>

<3D-LUT モード時>

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1 FS2

FSを選択します。

Source Select

IN1

IN1 IN2

HDMI IN EX3G IN1~IN4

SFP RX1~RX4

FS1/2に入力する信号を選択します。

EX3G IN1~EX3G IN4: FA-96EX3G44-Rが必要です。

SFP RX1~SFP RX4: FA-96SFPC4が必要です。

UHD Input Link

(FA-964K)

Single Link Single Link Dual Link Quad Link

UHD 4K SDI信号の入力方式を選択します。(Quad Linkは FA-96EX3G44-RまたはFA-96SFPC4が Slot A実装時に有効)

Terminal Assign

- - Source Selectで選択された入力の状態を表示します。

Loss Mode

*1

FA-964Kなし

Back Color

Back Color Auto Freeze

SDI Output Mute

入力映像が欠落したときの出力モードを選びます。

Back Color: 単色 (下記 Back Colorで指定した色) の映像を出力します。

Auto Freeze: 最後の正常な入力映像をフリーズさせて出力します。

SDI Output Mute: 出力を停止します。FA-9600 後段の機器が、信号ロスを検知できるようにします。

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36

FA-964Kあり

Back Color (Link)

Black Color (Link) Black Color (Sep)

Auto Freeze SDI Output Mute

(Link)

SDI Output Mute (Sep)

4K Multi Link 入力のときは下表を参照ください。

Back Color (Link): 単色 (下記 Back Colorで指定した色) の映像を出力します。

Back Color (Sep): 欠落部分を単色 (下記Back Colorで指定した色) で出力します。

SDI Output Mute(Link):出力を停止します。Quad入力の時には 1本でも Lossになると出力を停止します。

SDI Output Mute(Sep):出力を停止します。Quad入力の時には全ての入力が Lossになると出力を停止します。

Back Color

Black Black, Blue, Red, Magenta, Green,

Cyan, Yellow

Loss Mode設定で使用される単色を指定します。

Loss Mode:4K Quad Link 3G入力時に一部が欠落した場合

4K入力 Loss Mode 設定 入力の一部が欠落したときの出力映像

2-Sample

Interleave

Back Color(Link), 失われたリンクを補完して、おおむね正常な映像を出力します。

Back Color (Sepa.) 失われたリンク部分を単色として処理するため輝度が下がります。

Auto Freeze 最後の正常な入力映像をフリーズさせて出力します。(*1)

SDI Output Mute(Link) 出力が停止するまでは、最後の正常な入力映像をフリーズ表示します。 (*1) SDI Output Mute (Sep)

Square

Back Color (Link) 単色の映像を出力します。

Back Color (Sep) 失われたリンク部分を単色として処理し、映像を出力します。

Auto Freeze 最後の正常な入力映像をフリーズさせて出力します。

SDI Output Mute(Link) 出力が停止するまでは、最後の正常な入力映像をフリーズ表示します。 (*1) SDI Output Mute (Sep)

コンバータ使用時には、Back Color (Sep) も Back Color (Link) も単色の映像を出力します。また、SDI Output

Mute(Sep)選択時も SDI Output Mute(Link)で動作します。 (*1) Synchronizer Modeの設定が Frame/AVDLのときのみ。それ以外の設定では、出力が停止されるまでの間は Back Color(Link)と同じ動作になります。

<Dual HD モード時>

項目 初期値 設定 説明

Source Select

IN1 (FS1)

IN2 (FS2)

IN1 IN2

HDMI IN EX3G IN1~IN4

SFP RX1~RX4

FS1/FS2に入力する信号を設定します。

EX3G IN1~EX3G IN4: FA-96EX3G44-Rが必要です。

SFP RX1~SFP RX4: FA-96SFPC4が必要です。

Loss Mode

Back Color Back Color Auto Freeze

SDI Output Mute

入力映像が欠落したときの出力モードを選びます。

Back Color: 単色 (下記 Back Colorで指定した色) の映像を出力します。

Auto Freeze: 最後の正常な入力映像をフリーズさせて出力します。

SDI Output Mute: 出力を停止します。FA-9600 後段の機器が、信号ロスを検知できるようにします。

Back Color

Black Black, Blue, Red, Magenta, Green,

Cyan, Yellow Loss Mode設定で使用される単色を指定します。

HDMI入出力の場合

HDMI入出力 Loss Mode 説明

HDMI入力

Back Color 単色 (Back Colorで指定した色) の映像を出力します。

Auto Freeze Back Color と同じ動作になります。

SDI Output Mute 出力を停止します。FA-9600 後段の機器が、信号ロスを検知できるようにします。

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37

HDMI出力

Back Color (Link)

Back Color (Sep)

Auto Freeze

SDI出力と同じ映像を出力します。

SDI Output Mute 単色 (Back Colorで指定した色) の映像を出力します。

SFP入出力の場合

Loss Mode に SDI Output Mute を選択したときは Auto Freeze と同じ動作になります。

5-14. INPUT SELECT(Proc) / LINKAGE

--- INPUT SELECT(Proc)/LINKAGE --- P327 F1 FS SEL:FS1 Conv.1 Source Sel : Synchronizer1 Source Select : Synchronizer1 Video Standard : SD Linkage Process :Disable ARIB Audio Mode :Disable

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

INPUT

AES5

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1 FS2

FSを選択します。

Conv.1 Source Sel

Synchronizer1 Synchronizer1 Synchronizer2

Converter1のソース信号を選択します。

Simultaneous 4K/HDモード時、FS1のみ有効です。(FA-96UDCが必要)

Source Select

Synchronizer1 (FS1)

Synchronizer2 (FS2)

Synchronizer1 Converter 1

Synchronizer2 Converter 2

FS1/FS2で処理する映像信号を選択します。

Video Standard

SD 720 1080 2160

イベント自動ロードを行うフォーマットを選択します。2160は Simultaneous 4K/HD、3D-LUT モード時、FA-964K装着時に選択可能 (FS1のみ)

Linkage Process

Disable Disable Enable

入力映像と連動したイベント自動ロードを有効/無効にします。

ARIB Audio Mode

Disable Disable Enable

ARIB B39制御信号内の音声モードと連動したイベント自動ロードを有効/無効にします。

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38

5-15. OUTPUT SELECT

--- OUTPUT SELECT --- P328 F1 OUT 1a/1b :SL (Proc.1) F2 OUT 2a/2b :SL (Proc.2) F3 HDMI OUT :Proc.1

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / Proc1)

VIDEO

AUDIO

OUTPUT

DELAY7

< Simultaneous 4K/HD または 3D-LUT モード時>

項目 初期値 設定範囲 説明

OUT 1a/1b SL (Proc.1)

SL (Proc.1) SL (Proc.2)

DL L1/L2(Proc.1) QL L1/L2(Proc.1)

出力するビデオ信号 (カラープロセス出力) を、端子毎に選択します。

SL:Single Link

DL:Dual Link(*1)

QL:Quad Link(*1)

Proc. 1: Color Processor1出力 (FS1) (*1)

Proc. 2: Color Processor2出力 (FS2)

3D-LUT モードでは Proc. 2は使用できません。

OUT 2a/2b SL (Proc.2)

SL (Proc.1) SL (Proc.2)

DL L1/L2(Proc.1) QL L3/L4(Proc.1)

HDMI OUT Proc.1 Proc.1 Proc.2

<Dual HD モード時>

項目 初期値 設定範囲 説明

OUT 1a/1b Proc.1 Proc.1

Proc.2

出力するビデオ信号 (カラープロセス出力) を、端子毎に選択します。

OUT 2a/2b Proc.2

HDMI OUT Proc.1

(*1) 4K出力の場合、端子毎に SDI リンクを選択できます。

HD/SD出力の場合、DL、QL設定に関わらず、同じ映像が分配出力されます。

5-16. OUTPUT SELECT (Slot A)

FA-9600オプションスロット Aにオプション基板が実装されている場合に表示されます。

FA-96EX3G44-Rが実装されている場合 --- OUTPUT SELECT (Slot A) --- P329 F1 OUT1:SL (Proc.1) F2 OUT2:SL (Proc.1) F3 OUT3:SL (Proc.1) F4 OUT4:SL (Proc.1)

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / Proc1)

VIDEO

AUDIO

OUTPUT

DELAY7

<Simultaneous 4K/HD モード時>

項目 初期値 設定 説明

OUT 1~OUT 4 SL (Proc.1)

SL (Proc.1) (*1) SL (Proc.2)

DL L1 (Proc.1) (*2) QL L1 (Proc.1) (*2)

出力信号を選択します。

<Dual HD モード時>

OUT 1a~4 Proc.1 Proc.1

Proc.2 出力信号を選択します。

<3D-LUT モード時>

OUT 1~OUT 4 SL (Proc.1) SL (Proc.1) (*1)

DL L1 (Proc.1) (*2) QL L1 (Proc.1) (*2)

出力信号を選択します。

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FA-96EX12G06が実装されている場合 --- OUTPUT SELECT (Slot A) --- P329 F1 OUT 1a/1b/2 :SL (Proc.1) F2 OUT 3a/3b/4 :SL (Proc.1)

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / Proc1)

VIDEO

AUDIO

OUTPUT

DELAY7

<Simultaneous 4K/HD モード時>

項目 初期値 設定 説明

OUT 1a/1b/2 SL (Proc.1)

SL (Proc.1) SL (Proc.2)

DL L1/L1/L1 (Proc.1) (*2) QL L1/L1/L2 (Proc.1) (*2)

出力信号を選択します。

OUT 3a/3b/4 SL (Proc.1)

SL (Proc.1) SL (Proc.2)

DL L2/L2/L2 (Proc.1) (*2) QL L3/L3/L4 (Proc.1) (*2)

出力信号を選択します。

<Dual HD モード時>

OUT 1a~4 Proc.1 Proc.1

Proc.2 出力信号を選択します。

<3D-LUT モード時>

OUT 1~OUT 4 SL (Proc.1) SL (Proc.1) (*1)

DL L1 (Proc.1) (*2) QL L1 (Proc.1) (*2)

出力信号を選択します。

(*1) SDI Quad Link 4K 出力の場合は、次の 2つの方法のどちらでも使用できます。

出力端子すべてに SL(Proc.1) を割り当てる。4端子にそれぞれ QL L1~4を割り当てる

(*2) 4K出力の場合、端子毎に SDI リンクを選択できます。

HD/SD出力の場合、DL、QL設定に関わらず、同じ映像が分配出力されます。

FA-96SFPC4が実装されている場合 --- OUTPUT SELECT (Slot A) --- P329 F1 OUT1/2 :SL (Proc.1) F2 OUT3/4 :SL (Proc.1) F3 UHD Link:Single Link

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / Proc1)

VIDEO

AUDIO

OUTPUT

DELAY7

<Simultaneous 4K/HD モード時>

項目 (UHD link) 初期値 設定 説明

OUT 1/2

Single SL (Proc.1)

SL (Proc.1) SL (Proc.2)

SL(P1)/SL(P2) SL(P2)/SL(P1)

出力信号を選択します。

Dual - DL L1/L2 (Proc 1) 出力信号 (固定)

Quad - QL L1/L2 (Proc 1)

OUT 3/4

Single SL (Proc.1) (OUT 1/2 と同じ) 出力信号を選択します。

Dual - DL L1/L2 (Proc 1) 出力信号 (固定)

Quad - QL L3/L4 (Proc 1)

UHD Link Single Link Single Link Dual Link Quad Link

Proc 1(FS1) 出力の SDI Link フォーマットを選択します。

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40

<Dual HD モード時>

項目 初期値 設定 説明

OUT 1/2 Proc.1 Proc.1 Proc.2

Proc.1/Proc.2 Proc.2/Proc.1

出力信号を選択します。

OUT 3/4 Proc.1

UHD Link - Single Link SDI Link フォーマット (固定)

<3D-LUT モード時>

項目 (UHD link) 初期値 設定 説明

OUT 1/2

OUT 3/4

Single - SL (Proc.1)

出力信号 (固定) Dual - DL L1/L2(Proc.1)

Quad - QL L1/L2(Proc.1) QL L3/L4(Proc.1)

UHD Link Single Link Single Link Dual Link Quad Link

Proc 1(FS1) 出力の SDI Link フォーマットを選択します。

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5-17. FORMAT CONVERT (FA-96UDC)

変換後のフォーマットを指定します。 --- FORMAT CONVERT --- P332 F1 FS SEL:FS1 Converter:Follow Input Format Standard :1080 Frame/Field Rate:59.94i Level Setting :Level-A Division(UHD) :SQD Horizontal Size :1920/3840(Fixed) Format:1920x1080 59.94i

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

OPTION8

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1

FS2 FSを選択します。

Converter Follow Input Follow Input

Manual

コンバータの出力フォーマットを指定します。

Follow Input: コンバータの入力信号フォーマット

Manual: 以下で指定した信号フォーマット

Format Standard

(*1)

1080

SD

720

1080

2160

変換後の出力フォーマットを指定します。

2160は Simultaneous 4K/HD モード時、FA-964K装着時に選択可能 (FS1のみ)

Frame/Field Rate

(*1)

59.94i

60p, 59.94p 50p, 48p, 47.95p

30p, 29.97p 25p, 24p, 23.98p 60i, 59.94i, 50i

24PsF 23.98PsF

30PsF 29.97PsF

25PsF

フレーム/フィールドレートを指定します。

Level Setting (*1)

Level-A Level-A

Level-B SDI信号のマッピング Levelを指定します。

Division (UHD)

(*1)

2SI SQD

2SI

Format Standardに 2160を選択したとき、SDI信号の映像分割方式を設定します。

Horizontal Size

1920/3840 1920/3840 映像の垂直解像度を表示します。

(設定変更できません。)

Format - -

コンバータで出力されているビデオフォーマットが表示されます。設定により出力できないビデオフォーマットの場合 “Not Supported (output black)”と表示されます。

(*1) Converter が、Manual に設定されている場合に設定変更可能です。

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5-18. ADJUST TIMING (FA-96UDC)

--- ADJUST TIMING --- P333 F1 FS SEL:FS1 Delay Mode :Frame Timing H : 0Clock Timing V : 0Line

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

OPTION8

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1

FS2 FSを選択します。

Delay Mode

Frame

Frame

Minimum

Adjustable

Converter 1 または Converter 2の出力タイミングを選択します。

Frame: FS と同じタイミング (フレーム単位) で出力します。

Minimum: 最小遅延で出力します。

Adjustable: 調整されたタイミングで出力します。以下の Timing H/Vで調整します。

Delay Modeが Adjustable 時、以下のパラメータで出力タイミングを調整します。

Timing H 0 -2750~2750Clock

映像の水平タイミングを調整します。

※フォーマット毎に有効範囲があり、それを超えると内部的に 1 ライン追加/削除されます。詳細は「FA-9600取扱説明書」参照

Timing V 0 -563~563Line

映像の垂直タイミングを調整します。

※フォーマット毎に有効範囲 (下表参照) があり、それを超えると内部的にプラスとマイナスが反転します。詳細は「FA-9600取扱説明書」参照

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5-19. RESIZE (FA-96UDC)

--- RESIZE --- P337 FS SEL:FS1 Scaling:Disable SD Output Aspect:4:3 L 16:9 T

HD Output Aspect:16:9 L>16:9 SD Input Aspect:4:3 Size H:100.0% V:100.0% Pos H: 0Pixel V: 0Line Crop L: 0P R: 0P T: 0L B: 0L

Simultaneous 4K/HD (FS1)

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

OPTION8

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1 FS2

FSを選択します。

Scaling Disable Disable Enable

Enable にすると、下記の Size、Pos (Position)、Cropの設定 (2K サイズまでのスケーリング処理や位置変更) が有効になります。

SD Output Aspect

4:3 F 4:3

4:3 L 16:9 T 4:3 L 14:9 T 4:3 L>16:9 4:3 F 4:3

4:3 L16:9PRTD 4:3 L 14:9

4:3 F ALT14:9 4:3 L ALT14:9 4:3 L ALT 4:3 16:9 L >16:9 16:9 F 16:9 16:9 P 4:3

16:9 F PRTD 16:9 P 14:9

16:9 P ALT 14:9 16:9 F ALT14:9 16:9 F ALT4:3

HD-SDIを SD-SDIに変換する際の、アスペクト比を設定します。

HD Output Aspect

16:9 F 16:9

16:9 L>16:9 16:9 F 16:9 16:9 P 4:3

16:9 F PRTD 16:9 P 14:9

16:9P ALT14:9 16:9F ALT14:9 16:9F ALT4:3

SD-SDIを HD-SDIに変換する際の、アスペクト比を設定します。

SD Input Aspect

4:3 4:3

16:9 SD入力時のアスペクトを設定します。

以下項目は Scalingが Enableの時に設定可能

Size H/V 100.0% 50.0%~150.0% 変換後の映像サイズを設定します。

Pos H (*1) 0 pixel 変換後の映像信号 フォーマットによって変わる

変換後の映像位置を設定します Pos V (*1) 0 Line

Crop L/R (*1) 0 P 入力映像信号 フォーマットによって変わる

出力映像を上下左右 (Top / Bottom / Left / Right) の4方向から切り取ります。 Crop T/B (*1) 0 L

(*1) 映像フォーマットが変わると、初期値に戻ります。

映像信号 Pos H Pos V Crop L/R Crop T/B

2160p -1920~1920 -1080~1080 0-1918 0-1079

1080i/p -960~960 -540~540 0-958 0-539

720p -640~640 -360~360 0-638 0-359

525i (SD NTSC) -360~360 -243~243 0-358 0-243

625i (SD PAL) -360~360 -288~288 0-358 0-287

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5-20. IMPROVEMENT IN CONVERTER (FA-96UDC)

--- IMPROVEMENT IN CONVERTER --- P339 F1 FS SEL:FS1 F2 I/P Motion Sense:Adaptive

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

OPTION8

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1

FS2 FSを選択します。

I/P Motion Sense

Adaptive

Adaptive

Field

Frame (Odd 1st)

Frame (Even 1st)

Adaptive: 入力映像の静止・動きを検知し、最適なプログレッシブ画像を生成します。

Field: インターレースの片方のフィールド画像のみを使用しプログレッシブ画像を生成します。動き適応処理がないため映像の破綻はありませんが、V方向の解像度は良くありません。

Frame (Odd 1st): 入力インターレース映像の (Odd/Even) を1セットとして、プログレッシブ画像を生成します。プログレッシブ撮影された映像がセグメントフレーム形式で FA-9600に入力されている場合に設定してください。

Frame (Even 1st): 入力インターレース映像の (Even/Odd) を1セットとして、プログレッシブ画像を生成します。

5-21. FILTER SETTINGS (FA-96UDC)

--- FILTER SETTINGS --- P340 F1 FS SEL:FS1 F2 HD/SD Details:Disable

Simultaneous 4K/HD (FS1)

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

OPTION8

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1

FS2 FSを選択します。

HD/SD Details

Disable Disable

Enable

2K信号 (2Kから 2Kへの変換) の場合、AntiAlias、Enhance、NoiseReduceの 3機能を、まとめて有効/無効にできます。

ただし、アスペクト変換を行う場合や Scaling(「5-19」参照)がEnableの場合は、この設定に依存せずに3機能が有効となります。一方、4K入出力の場合は無効となります。

詳しくは「FA-9600取扱説明書」を参照してください。

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45

5-22. ANTIALIAS H/V (FA-96UDC)

--- ANTIALIAS H/V --- P341 F1 FS SEL:FS1 Horizontal Mode:Auto Freq.:0.500 Level:100% Vertical Mode:Auto Freq.:0.500 Level:100%

Simultaneous 4K/HD (FS1)

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

OPTION8

項目 初期値 設定範囲

(設定単位) 説明

FS SEL FS1 FS1

FS2 FSを選択します。

Horizontal /Vertical

Mode Auto

Auto

Manual

Frequencyを手動で設定したい場合は、Manualに変更します。

Horizontal / Vertical Freq.

- 0.125~0.500

(0.025)

カットオフ周波数を設定します。

(Unityは動作しません。)

Horizontal / Vertical Level

100% 0~100%

(5%) 原画像のミックス率を設定します。

※ プログレッシブ→インターレース変換の際は、V方向の Frequency設定値を初期値から 0.125 に変更すると、動画映像における妨害が減少します。

5-23. ENHANCE H/V (FA-96UDC)

--- ENHANCE H/V --- P342 F1 FS SEL:FS1 Horizontal |----- Frequency ---| Mode:Disable H: 1 M: 1 L: 1 Vertical |----- Frequency ---| Mode:Disable H: 1 M: 1 L: 1

Simultaneous 4K/HD (FS1)

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

OPTION8

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1

FS2 FSを選択します。

Horizontal /Vertical

Mode Disable

Disable

Enable 水平/垂直エンハンサを有効/無効にします。

Horizontal /Vertical Freq.H

1 0 – 10 サンプリング周波数の 0.29~0.4の範囲のエンハンサを設定します。

Horizontal /Vertical Freq.M

1 0 – 10 サンプリング周波数の 0.17~0.29の範囲のエンハンサを設定します。

Horizontal /Vertical Freq.L

1 0 – 10 サンプリング周波数の 0.03~0.17の範囲のエンハンサを設定します。

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46

5-24. NOISE REDUCER (FA-96UDC)

--- NOISE REDUCER --- P344 F1 FS SEL:FS1 Noise Reducer:Disable Red Level : 8 Green Level : 8 Blue Level : 8

Simultaneous 4K/HD (FS1)

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

OPTION8

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1

FS2 FSを選択します。

Noise

Reducer Disable

Disable Enable

変換処理時のノイズ除去処理の有効/無効を設定します。

Red Level

Green Level

Blue Level

8 1-16

ノイズ除去レベルを RGBで設定します。

Levelの値を上げる (値を大きくする) と、映像信号の高域周波数成分が減衰します。

これは低輝度領域 (暗い部分) のカメラ等で生じる暗部のランダムノイズを除去する機能です。高輝度領域 (明るい部分) のノイズや、圧縮によるブロックノイズ等には効果がありません。Red、Green、Blue Filter Levelの強度を上げる (値を大きくする) と、映像信号の高域周波数成分が減衰します。

5-25. UHD UPCONVERSION (FS1) (FA-96UDC/964K)

FORMAT CONVERTER メニューの Converter項目が Follow Inputのときは設定できません。

--- UHD UPCONVERSION(FS1) --- P345 F1 Directional Interpolation:Disable Edge Detect:Level5

Simultaneous 4K/HD (FS1)

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

OPTION8

項目 初期値 設定範囲 説明

Directional Interpolation

Enable Disable Enable

リサイズ補間処理のエッジ検出感度を有効/無効にします。4K へのアップコンバート時のみ有効となります。

Edge Detect Level5 Level0-10 リサイズ補間処理のエッジ検出感度を設定します。 設定値が小さくなるほど検出感度が上がり、方向性補間処理の領域が増えます。

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47

5-26. GPI UTILITY (FA-96GPI/96DB9-CBL)

--- GPI UTILITY--- P353 F1 GPI Lock :Unlocked

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

OPTION8

項目 初期値 設定範囲 説明

GPI Lock Unlocked Unlocked

Locked

Unlocked: GPI入力が有効となります。

Locked: GPI入力が無効となります。

5-27. SLOT B / SLOT C GPI FUNCTION (FA-96GPI)

--- SLOT B GPI FUNCTION SETTINGS --- P354 F1 Port :Port 1 In Level 1:None In Level 2:None Out Level 1:None Out Level 2:None Polarity :Normal

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

OPTION8

--- SLOT C GPI FUNCTION SETTINGS --- P355 F1 Port : Port 1 In Level 1:None In Level 2:None Out Level 1:None Out Level 2:None Polarity :Normal

項目 初期値 設定範囲 説明

Port Port 1 Port 1- Port 10 FA-96GPIポート番号を指定します。

In Level 1 None

None

Event Save

Event Load

選択したポートに入力機能を割り当てます。

(イベントの場合は「イベント番号+イベント名称」で表示されます。)

In Level 2

- In Level 1が

Event Saveのとき No.001-100 Event1-100

- In Level 1が

Event Load のとき

Default

No.001-100 Event1-100

<GPI入力設定例 1>

Port No.: 1

In Level 1: Event Save

In Level 2: No.001 Event 1

ポート 1が GPI信号を受けとる度に、Event 1に設定が保存されます。

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48

<GPI入力設定例 2>

Port No.: 2

In Level 1: Event Load

In Level 2: Default

ポート 2が GPI信号を受けとる度に、FA-9600は工場出荷時設定に戻ります。

項目 初期値 設定範囲 説明

Out Level 1 None

None

Unit Alarm

Video In

Audio In

Event Tally

Out Level 2

- Out Level 1が

Unit Alarm のとき

FAN1/2/3

FAN1

FAN2

FAN3

DC Power1/2

DC Power1

DC Power2

Any

選択したポートに出力機能を割り当てます。

FAN1/2/3: FA-9600の内蔵ファン 1~3のいずれかに異常があるときアラームを出力します。

FAN1-3: FA-9600の内蔵ファン 1~3、それぞれ単独で異常があるときにアラームを出力します。

DC Power: 電源 1または電源2のDC出力異常時に、アラームを出力します。 (FA-96PS実装時)

DC Power1: 電源 1の DC出力異常時に、アラームを出力します。 (FA-96PS実装時)

DC Power2: 電源2 (FA-96PS) の DC出力異常時に、アラームを出力します。

Any ファン停止、電源 1また電源 2の DC出力異常時に、アラームを出力します。

- Out Level 1がVideo Inのとき

FS1 Video In

FS2 Video In

Reference In

FS 1/2 Video In: 設定した FSに入力がある間、出力します。

Reference In:

Reference信号の入力がある間、出力します。

- Out Level 1がAudio In のとき

FS1 Audio In

FS2 Audio In

AES Audio In

Option B Audio In

FS 1/2 Audio In: 設定した FSに音声入力がある間、出力します。

AES Audio In

AESに音声入力がある間、出力します。

Option B Audio In

オプションBに音声入力がある間、出力します。

- Out Level 1が Event Tally のとき

Default

No.001-100

Event1-100

本体の設定状態が、選択したイベントと一致した際に信号を出力します。

Polarity Normal Normal

Invert

出力信号の論理を、通常、反転から選択します。

FA-96GPIの詳細仕様は、FA-9600の取扱説明書を参照してください。

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49

5-28. SLOT E GPI FUNCTION (FA-96DB9-CBL)

--- SLOT E GPI FUNCTION --- P356 F1 Port :Port 1 I/O :Input In Level 1:None In Level 2:None Out Level 1:None Out Level 2:None Polarity :Normal

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

OPTION8

項目 設定範囲 説明

Port Port1-Port7 FA-9600 Slot Eに実装されている FA-96DB9-CBLコネクタの端子番号を指定します。

I/O Input

Output

Input を選択した場合は、In Level1、2で機能を選びます.

Output を選択した場合は、Out Level1、2で機能を選びます。

In Level 1 設定方法については「5-27. SLOT B / SLOT C GPI FUNCTION」を参照してください。

In Level 2

Out Level 1

設定方法については「5-27. SLOT B / SLOT C GPI FUNCTION」を参照してください。 Out Level 2

Polarity

FA-96DB9-CBL の詳細仕様は、FA-9600の取扱説明書を参照してください。

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50

5-29. ANCILLARY MULTIPLEX

--- ANCILLARY MULTIPLEX --- P358 F1 FS1 H ANC:Overwrite F2 FS1 V ANC:Pass F3 FS2 H ANC:Overwrite F4 FS2 V ANC:Pass

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

9ANC

ANALOG

項目 初期値 設定範囲 説明

FS1/FS2

H ANC Overwrite

Overwrite

Pass

Blank

各 FSの Hアンシラリデータの挿入方法を設定します。

Overwrite: 入力信号の HANCデータを挿入します。その中でオーディオとタイムコードデータだけ再構成されます。

Pass: 入力信号のHANCデータを、再構成せずにそのまま挿入します。入出力信号のフォーマットが異なる場合、Blank動作となります。

Blank: HANC領域を空にします。そこに、再構成した入力信号のオーディオとタイムコードデータを挿入します。

FS1/FS2

V ANC Pass

Pass

ReWrite

各 FSの Vアンシラリデータの挿入方法を設定します。

Pass: 入力信号の VANCデータを、再構成せずにそのまま通過させます。入出力信号のフォーマットが異なる場合、VANC領域は空になります。

ReWrite: VANC領域に黒を出力します。「5-36 ANC DATA INSERTION」の ARIB STD-B37、STD-B39、User Packetが Disable以外に設定され、入力信号にそのパケットが挿入されていた場合、規格に規定された場所に再挿入します。

SDでタイムコードを有効にするためには ReWrite に設定してください。(「5-33. TCG1-2 (VITC/DVITC), TCG2-2

(VITC/DVITC)」参照)

HD/3G/6G/12Gのタイムコードは H ANCの設定に従います。(「5-32. TCG1-1(LTC), TCG2-1(LTC)」参照)

5-30. VIDEO PAYLOAD ID

--- VIDEO PLAYLOAD ID --- P359 F1 FS SEL:FS1 Payload ID :Overwrite DS/DR Embedded:Auto Color Space :Rec.709 Dynamic Range :SDR HD Payload ID :Enable

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

9ANC

ANALOG

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1, FS2 FSを選択します。

Payload ID Overwrite Pass

Overwrite

ペイロード ID情報の挿入方法を設定します。

4Kおよび HD出力の場合は、ペイロード ID情報は、HANC、VANC設定、入力信号のペイロード ID情報とは関係なく、常に挿入されます。

Pass: 入力信号のペイロード ID情報を、処理せずにそのまま挿入します。入出力信号のフォーマットが異なる場合は Overwrite動作となります。

Overwrite: 下記の設定に従ってペイロード ID情報を挿入します。

Overwriteを選択したときは、下記の項目で挿入する情報や方法を指定します。

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51

CS/DR Embedded

Auto Auto

Manual

ダイナミックレンジ、色域情報を Payload IDに挿入する方法を選択します。

Auto: Dynamic Range Conv. (「5-2. GAMMA / COLOR」) の設定にしたがって自動挿入されます。

Bypassの場合は、入力信号のペイロード ID情報が挿入されます。Operateの場合は、出力のガンマ/色域の設定に従って挿入されます。

Manual: 挿入する情報を、下記の Color SpaceおよびDyamic Rangeで設定します。

Color Space

Rec.709

Rec.709 VANC

UHDTV Unknown

挿入する色域を選びます。

Dynamic Range

SDR

SDR HLG PQ

Unspecified

挿入するダイナミックレンジを選びます。

HD Payload ID

Enable Disable Enable

HD-SDI出力に Payload ID情報を挿入するかどうかを選択します。

5-31. TIME CODE MULTIPLEX

--- TIME CODE MULTIPLEX --- P360 F1 Color Processor1 (LTC) :Disable Color Processor1 (VITC) :Disable Color Processor1 (DVITC):Disable Color Processor2 (LTC) :Disable Color Processor2 (VITC) :Disable Color Processor2 (DVITC):Disable

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / Proc1)

VIDEO

AUDIO

9ANC

ANALOG

項目 初期値 設定範囲 説明

Color Processor1/2 (LTC)

Disable Disable

Enable

Color Processor出力に、各タイムコードを重畳するかどうかを選択します。

(DVITCは SDのみ有効)

Color Processor1/2 (VITC)

Color Processor1/2 (DVITC)

5-32. TCG1-1(LTC), TCG2-1(LTC)

このメニューを使用してタイムコードを SDI 出力に挿入する場合は、H ANC 設定を Overwrite (「5-29」)、

ANCILLARY MULTIPLEX」) に、ATC(LTC) を Enable (「5-31. TIME CODE MULTIPLEX」) に設定して

ください。

--- TCG 1-1(LTC) --- P361 F1 FS SEL:FS1 Source :ATC(LTC) Loss Mode :Stay Adjust :0 Drop Frame :Non-Drop Frame FS1 Time1-1(LTC) Status 00:00:00:00 FS2 Time1-2(LTC) Status 00:00:00:00

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

9ANC

ANALOG

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1

FS2

FS1/FS2の LTC用タイムコードジェネレータ (TCG) を選択します。FS1を選択するとタイトルが TCG1-1(LTC) と、FS2を選択すると TCG2-1(LTC) と表示されます。

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52

Source ATC(LTC)

ATC(LTC)

ATC(VITC)

VITC(DVITC)

LTC IN

Generator

タイムコードのソースを選択します。

ATC(LTC): SDI入力に重畳されている ATC(LTC)信号

ATC(VITC): SDI入力に重畳されている ATC(VITC)信号

VITC(DVITC): SD-SDI入力に重畳されているVITC(DVITC)信号

LTC IN: LTC入力 (FA-96DIN4- CBLが必要)

Generator: ジェネレータ自身のタイムコード

Loss Mode

Stay

Stay

Continue

Output Disable

タイムコード欠落時の動作を設定します。

Stay: 欠落した時刻を出力し続けます。

Continue: タイムコードのカウントアップは継続し、連続性を保ちます。

Output Disable: タイムコードを 0にして出力し続けます。

Adjust 0 -16~16

タイムコードの出力時刻をオフセットします。

Frame Adjustを+16に設定しタイムコードが、

0時 0分:0秒 0 フレームになった場合、Frame Adjustで設定した 16 フレーム加算した時刻

Drop Frame

Non-Drop Frame

Non-Drop Frame

Drop Frame

ドロップフレームにする場合は、Drop Frame を選びます。

フレームレートが 29.97/30Hzの場合のみ有効です。

FS1 Time1-1(LTC) Status

FS2 Time1-2(LTC)Status FS1 と FS2 LTC タイムコードが表示されます。

5-33. TCG1-2 (VITC/DVITC), TCG2-2 (VITC/DVITC)

LTC タイムコードメニューを参照して、VITC / DVITC タイムコードを設定してください。このメニューを使用してタイ

ムコードを SDI出力に挿入する場合は、V ANC設定を ReWrite(「5-29. ANCILLARY MULTIPLEX」参照)

に、VITCまたは DVITC を Enable (「5-31. TIME CODE MULTIPLEX」) に設定してください。

--- TCG 1-2(VITC/DVITC) --- P362 F1 FS SEL:FS1 Source :ATC(LTC) Loss Mode :Stay Adjust : 0 Drop Frame :Non-Drop Frame FS1 Time2-1(VITC/DVITC) Status 00:00:00:00 FS2 Time2-2(VITC/DVITC) Status 00:00:00:00

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

9ANC

ANALOG

5-34. TCG CONTROL (Color Processor1/2)

内蔵のタイムコードジェネレータを使ってタイムコードを生成します。タイムコードメニュー (P361, 362) で、

TCG1-1(LTC), TCG2-1(LTC)、TCG2-1 (VITC/DVITC)、TCG2-2 (VITC/DVITC) の Source 設定が

Generatorの場合に使用します。

--- TCG CONTROL(Color Processor1) --- P363 F1 Apply:TSG1-1(LTC) F1-F4 Start Stop Reset Preset Preset Time(LTC) 00:00:00:00 Preset Time(VITC/DVITC) 00:00:00:00 Time(LTC) Status 00:00:00:00 Time(VITC/DVITC) Status 00:00:00:00

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

9ANC

ANALOG

--- TCG CONTROL(Color Processor2) --- P364 F1 Apply:TSG1-1(LTC) F1-F4 Start Stop Reset Preset Preset Time(LTC) 00:00:00:00 Preset Time(VITC/DVITC) 00:00:00:00 Time(LTC) Status 00:00:00:00 Time(VITC/DVITC) Status 00:00:00:00

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53

項目 初期値 設定範囲 説明

Apply TSG1-1

(LTC)

TSG1-1(LTC)

TSG1-2(VITC)

TSG1-1(LTC) & TSG1-2(VITC)

タイムコード発生器を選択します。

メニュー下の Statusに、タイムコードが表示されます。

Preset Time

(LTC)

(VITC/DVITC)

00:00:00:00 00:00:00:00~23:59:59:29 プリセット時刻を設定します。

コマンド ボタン 説明

Start F1 Unity タイムコードをスタートします。

Stop F2 Unity タイムコードを停止します。

Reset F3 Unity タイムコードを 00(H): 00(M): 00(S): 00(F) にします。

Preset F4 Unity タイムコードをプリセット時刻にします。

FS2の設定も同じです。

5-35. LTC OUTPUT SELECT (OP) (FA-96DIN4-CBL)

FA-96DIN4-CBLオプションの LTC出力からは、内部生成したタイムコードが出力されます。

--- LTC OUTPUT SELECT(OP) --- P365 F1 Source:TCG 1-1(LTC)

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

9ANC

ANALOG

項目 初期値 設定範囲 説明

Source TSG1-1(LTC) TSG1-1(LTC)

TSG2-1(LTC)

LTC OUT (FA-96DIN4-CBL) 出力に使用するタイムコードジェネレータを選択します。

5-36. ANC DATA INSERTION

SDI入力の VANCパケットに対して、次の 3種類のみ通過させるかどうかを個別に設定できます。

ARIB STD-B37 (クローズドキャプションデータ)

ARIB STD-B39 (放送局間制御信号)

ユーザパケット (「5-38. ANC USER PACKET」にて選択したもの)(将来対応予定)

それ以外のVANCパケットについては、個別に通過させることはできません。本機能を利用する場合には、「5-29.

ANCILLARY MULTIPLEX - V ANC」を ReWrite に設定してください。

--- ANC DATA INSERTION --- P366 F1 FS SEL:FS1 ARIB STD-B37 :Disable ARIB STD-B39 :Disable User Packet(50/01) :Disable

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

9ANC

ANALOG

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54

項目 初期値 設定 説明

FS SEL FS1 FS1

FS2 FSを選択します。

ARIB STD-B37

Disable Disable

Through

Disable: パケットを挿入しません。

Through: パケットを挿入します。パケットデータを SDI入力から分離し、一切変更を加えず、SDI出力の適切な位置に挿入します。ライン番号は信号フォーマットによって変わります。SDI入力が同期信号と非同期の場合、位相調整のため、パケットの欠落、重複が発生することがあります。

User Packetを挿入するラインは「5-38. ANC USER PACKET」にて指定可能です。

Overwrite: 入力されたデータの一部 (映像モード / (拡張)音声モード) を書き換えて ARIB STD-B39準拠のパケットを挿入します。

ARIB STD-B39

Disable

Disable

Through

Overwrite

User Packet (DID/SDID)

(*1)

Disable Disable

Through

(*1) 将来対応予定です。

<処理遅延について>

本機能では最大 2 フレームの処理時間を要するため、Line/AVDL モード等で、映像信号が低遅延で出力され

る場合には、パケットが映像に対し 2 フレーム遅延する場合があります。これを防ぐにはコンバータのフレームディレ

イ機能を併用し、映像信号に遅延を加算してください。コンバータを使用し、2 フレーム以上映像が遅延する場

合、パケットの遅延は自動で加算されます。

5-37. VIDEO PAYLOAD ID LINKAGE

--- VIDEO PLAYLOAD ID LINKAGE --- P367 F1 FS SEL:FS1 SMPTE ST352 :Disable ARIB Video Mode:Disable

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

9ANC

ANALOG

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1

FS2 FSを選択します。

SMPTE ST352

Disable Disable Enable

イベント自動ロードを有効/無効にします。

SMPTE ST352で規定された Payload IDのビデオ情報と連動させます。

ARIB Video Mode

Disable Disable Enable

イベント自動ロードを有効/無効にします。

ARIB STD-B39で規定された Video Modeデータと連動させます。

(FA-964Kが必要。Dual HD モード時は無効)

SMPTE ST352 と ARIB Video Modeの両方を Enableにしたときは、ARIB Video Modeの情報が優先されます。

5-38. ANC USER PACKET (将来対応予定)

--- ANC USER PACKET --- P368 F1 FS SEL:FS1 F2 DID :*50 F3 SDID :*01 Press F4 Unity to Start Setting

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

9ANC

ANALOG

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55

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1, FS2 FSを選択します。

DID 50 50~5F

(16進数)

入力信号の ANCパケットの中から、ユーザパケットを選択します。

F2 を回して DIDを、F3 を回して SDIDを選択し、F4 Unity ボタンを押して確定します。

DID/SDID値の前に「*」マークがあるときは、既に使用されています。

設定できないときは、F4 Unity ボタンが動作しません。詳細はFA-9600取扱説明書を参照してください。

SDID 01 01~FF

(16進数)

5-39. ANC USER PACKET INSERTION (将来対応予定)

--- ANC USER PACKET INSERTION--- P369 F1 FS SEL:FS1 F2 Standard :525/60 F3 Line :12/275

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

9ANC

ANALOG

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1, FS2 FSを選択します。

Standard -

525/59.94i 625/50i 720p

1080i, PsF/2160PsF 1080p/2160p(1.5G) 1080p/2160p(3G-A) 1080p/2160p(3G-B)

ユーザパケットを挿入する信号の出力フォーマットを選択します。

Line (下表参照) パケットを挿入するライン番号を指定します。

<Line初期値および設定範囲>

Standard

設定

Line Standard

設定

Line

初期値 設定範囲 初期値 設定範囲

525/59.94i 12/275 12/275 - 19/282 1080i, PsF/2160PsF 9/571 9/571 - 20/582

625/50i 8/321 8/321 - 22/335 1080p/2160p(1.5G) 9 9 - 41

720p 9 9 - 25 1080p/2160p(3G-A) 9 9 - 41

1080p/2160p(3G-B) 9/571 9/571 - 20/582

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56

5-40. SYNCHRONIZER FORMAT

FSから出力するフォーマットを指定します。

--- SYNCHRONIZER FORMAT --- P370 F1 FS SEL:FS1 Fmt Setting:Auto Detect Format Standard :1080 Frame/Field Rate:59.94i Level Setting :Follow Input Division(UHD) :Follow Input Horizontal Size :1920/3840(Fixed) Format:1920x1080 59.94i

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

SYSTEM10

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1

FS2 FSを選択します。

Fmt Setting Auto Detect Auto Detect

Manual

FSの出力信号フォーマットを指定します。

Auto Detect: FSの入力信号フォーマット

Manual: 以下で指定した信号フォーマット

Format Standard

(*1)

1080

SD

720

1080

2160

映像の垂直解像度を指定します。

2160は Simultaneous 4K/HD、3D-LUTモード時、FA-964K装着時に選択可能 (FS1のみ)

Frame/Field Rate

(*1)

59.94i

60p, 59.94p, 50p 48p, 47.95p 30p, 29.97p

25p, 24p, 23.98p 60i, 59.94i, 50i

24PsF 23.98PsF

30PsF 29.97PsF

25PsF

フレーム/フィールドレートを指定します。

Level Setting (*1)

Follow Input

Follow Input

Level-A

Level-B

SDI信号のマッピング Levelを指定します。

Division(UHD) (*1)

Follow Input

Follow Input

SQD

2SI

SDI信号の映像分割方式を設定します。 Simultaneous 4K/HD、3D-LUT モード(FS1のみ)時に表示/選択可能

Horizontal Size 1920/3840 1920/3840 映像の垂直解像度を表示します。

(設定変更できません。)

Format - - FSの出力フォーマットが表示されます。指定により出力できないフォーマットの場合は“Not Supported”と表示されます。

(*1) Fmt Settingが、Manual に設定されている場合に設定変更可能です。

5-41. SYNCHRONIZER

--- SYNCHRONIZER --- P371 F1 FS1 Mode:Frame FS1 Timing H: 0Clock V: 0line

FS2 Mode:Frame FS2 Timing H: 0Clock V: 0line Genlock Source :GENLOCK IN

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

SYSTEM10

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57

項目 初期値 設定範囲 説明

FS1 Mode

FS2 Mode Frame

Frame

Line

AVDL

Line (Min)

同期モードを設定します。

ゲンロック信号とビデオ入力信号が非同期の場合は、Frameを使用してください。信号を引き込むときの基準位置 (H:0, V:0) は Timing設定でオフセットできます。したがって、Timing設定により、各モードの引き込み範囲もずれます。引き込み位相範囲について、詳しくは「FA-9600取扱説明書」を参照してください。

Frame: ビデオ入力を、フレームメモリを使用して引き込みます。

Line: ビデオ入力を、1H メモリを使用して引き込みます。

AVDL: ビデオ入力を、内部メモリを使用して引き込みます。

Line(Min): ビデオ入力を、1H メモリを使用して引き込みます。

FS1 Timing H/V

FS2 Timing H/V

H:0

V:0

H:-2750~2750

V: -563~563 映像の水平/垂直タイミングを調整します。

Genlock Source Genlock

In

Genlock In

FS 1 IN

FS 2 IN

Free Run

同期信号ソースを選択します。

Genlock In: GENLOCK IN 端子からの同期信号(BBまたは 3値シンク)

FS 1/2 IN: 各 FSの入力に選択されている信号HDMI選択時は Free Runになります。

Free Run: 内部同期信号 (FS1/FS2共通設定)

5-42. VIDEO FREEZE

--- VIDEO FREEZE --- P372 F1 FS1 Freeze:OFF F2 FS1 Mode :Frame F3 FS2 Freeze:OFF F4 FS2 Mode :Frame

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

SYSTEM10

項目 初期値 設定範囲 説明

FS1 Freeze FS2 Freeze

OFF OFF ON

ビデオフリーズを有効/無効にします。(Synchronizer Mode (Menu P371) 設定が Frameのときのみ)

FS1 Mode

FS2 Mode Frame

Frame Odd Even

インターレース映像信号入力時の、Freezeモードを選択します。

5-43. VIDEO TEST SIGNAL

--- VIDEO TEST SIGNAL --- P373 F1 FS1 Pattern:Disable FS2 Pattern:Disable

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

SYSTEM10

項目 初期値 設定範囲 説明

FS1 Pattern

FS2 Pattern Disable

Disable 100% Color Bar 75% Color Bar

選択したテスト信号を出力します。

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58

5-44. FRAME DELAY

--- FRAME DELAY --- P375 F1 FS SEL:FS1 Mode :Normal Delay(Legacy) :Disable Delay(Normal) :Disable Total Delay(FS1) :33.36 msec Total Delay(FS2) :0 nsec

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

SYSTEM10

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1 FS2

FSを選択します。

Mode Normal Legacy

Normal

フレームディレイ処理モードを設定します。

Legacy:旧版の動作を行います。

Normal:新版の動作を行います。

FS1、FS2共通設定です。

Legacy選択時

Delay (Legacy)

Disable Disable

0.5~8.0 Frames

FS1 (Converter1)、FS2 (Converter2) それぞれに、0.5 フレーム単位でディレイを追加できます。 (FA-96UDCが必要)

Normal選択時

Delay (Normal)

Disable Disable

0.5~8.0 Frames FS1、FS2それぞれに、0.5フレーム単位でディレイを追加できます。

Total Delay (FSx) - - FS1、FS2総ディレイ量を表示します。

※ FRAME DELAY機能の旧版と新版との違いの詳細については、「FA-9600 取扱説明書」を参照して下さい。

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59

5-45. VIDEO INPUT STATUS

--- VIDEO INPUT STATUS --- P379 IN1 :1920x1080 59.94i IN2 :1920x1080 59.94i HDMI IN :1920x1080 59.94i GENLOCK IN:525/60 IN1 SDI ERROR : 0 <F1 Unity Reset> IN2 SDI ERROR : 0 <F2 Unity Reset>

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

項目 説明

IN1

IN2

HDMI IN

GENLOCK IN

入力信号フォーマットが表示されます。

Loss: 信号が入力されていません。

Bypass: 入力信号は出力に直接パススルー (バイパス) されています。

Unknown: 入力信号はサポートされていません。

※IN 2端子に入力された 6G/12G-SDI信号は、Loss と判断されます。

IN1 SDI ERROR: 0 <F1 Unity Reset>

IN2 SDI ERROR: 0 <F2 Unity Reset>

SDI1入力にエラーが発生した場合、エラーカウント数が表示されます。F1 UNITY を押すとエラーカウントがリセットされます。

SDI2入力にエラーが発生した場合、エラーカウント数が表示されます。F2 UNITY を押すとエラーカウントがリセットされます。

5-46. VIDEO INPUT STATUS (Slot A)

FA-9600 Slot Aにオプションの FA-96EX-3G44-Rまたは FA-96SFPC4実装時に表示されます。

FA-96EX3G44-R実装時 --- VIDEO INPUT STATUS (OP) --- P380 SlotA FA-96EX3G44-R IN1:1920x1080 59.94i IN2:1920x1080 59.94i IN3:1920x1080 59.94i IN4:1920x1080 59.94i

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

--- VIDEO IN(OP)SDI ERROR COUNT --- P381 SlotA FA-96EX3G44-R IN1: 0 <F1 Unity Reset> IN2: 0 <F2 Unity Reset> IN3: 0 <F3 Unity Reset> IN4: 0 <F4 Unity Reset>

FA-96SFPC4実装時 --- VIDEO INPUT STATUS (OP) --- P380 SlotA FA-96SFPC4 SFP(RX1):1920x1080 59.94i SFP(RX2):1920x1080 59.94i SFP(RX3):1920x1080 59.94i SFP(RX4):1920x1080 59.94i

--- VIDEO IN(OP)SDI ERROR COUNT --- P381 SlotA FA-96SFPC4 SFP(RX1): 0 <F1 Unity Reset> SFP(RX2): 0 <F2 Unity Reset> SFP(RX3): 0 <F3 Unity Reset> SFP(RX4): 0 <F4 Unity Reset>

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60

項目 説明

IN1 - IN4

スロットAに搭載されたFA-96EX3G44-Rオプション基板の入力信号フォーマットが表示されます。

Loss: 信号が入力されていません。

Bypass: 入力信号は出力に直接パススルー (バイパス) されています。

Unknown: 入力信号はサポートされていません。

IN1: 0 <F1 Unity Reset>

|

IN4 : 0 <F4 Unity Reset>

スロット Aの FA-96EX3G44-Rオプション入力でエラーが発生した場合、エラーカウント数が表示されます。F1 UNITY を押すとエラーカウントがリセットされます。

IN2-IN4入力についても同様です。

SFP(RX1) – SFP(RX4)

スロット Aに搭載されたオプション基板(FA-96SFPC4)の入力信号フォーマットが表示されます。信号選択されていないポートには、ビットレートが表示されます。

Loss: 信号が入力されていません。

Unknown: 入力信号はサポートされていません。

Not Installed: SFPモジュールが挿入されていません。

SFP(RX1): 0 <F1 Unity Reset>

|

SFP(RX4): 0 <F1 Unity Reset>

SFP(RX1-4) のエラー (TRS、CRC) 発生数が表示されます。

エラーカウントをリセットするには、各 Unityボタンを押します。

SFPケージにモジュールが挿入されていないときは、Not Installedと表示されます。

5-47. PROCESS SIGNAL STATUS

--- PROCESS SIGNAL STATUS --- P382 VIDEO FORMAT FS1 OUT :1920x1080 59.94i FS2 OUT :1920x1080 59.94i CONV1 OUT:1920x1080 59.94p CONV2 OUT:1920x1080 59.94p

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

項目 説明

FS1 OUT

FS2 OUT 出力信号フォーマットが表示されます。

CONV1 OUT

CONV2 OUT

コンバータの出力信号フォーマットが表示されます。

(FA-9600にソフトウエア オプション FA-96UDCが実装されている場合)

5-48. VIDEO OUTPUT STATUS

--- VIDEO OUTPUT STATUS --- P383 OUT 1a :1920x1080 59.94i OUT 1b :1920x1080 59.94i OUT 2a :1920x1080 59.94i OUT 2b :1920x1080 59.94i HDMI OUT :1920x1080 59.94i

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

--- VIDEO OUTPUT STATUS(Slot A)--- P384 OUT1 :1920x1080 59.94p OUT2 :1920x1080 59.94p OUT3 :1920x1080 59.94p OUT4 :1920x1080 59.94p

(FA-96EX3G44-R実装時)

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61

--- VIDEO OUTPUT STATUS(Slot A)--- P384 OUT1a/1b:1920x1080 59.94p OUT2 :1920x1080 59.94p OUT3a/3b:1920x1080 59.94p OUT4 :1920x1080 59.94p

(FA-96EX12G06実装時)

--- VIDEO OUTPUT STATUS(Slot A)--- P384 SFP(TX1):1920x1080 59.94p SFP(TX2):1920x1080 59.94p SFP(TX3):1920x1080 59.94p SFP(TX4):1920x1080 59.94p

(FA-96SFPC4実装時)

項目 説明

OUT 1a OUT 1b OUT 2a OUT 2b

SDI出力の信号フォーマットが表示されます。

HDMI OUT HDMI出力の信号フォーマットが表示されます。

OUT1 OUT2 OUT3 OUT4

スロットAに実装されているオプション基板 (FA-96EX3G44-R) の出力信号フォーマットが表示されます。

OUT1a/1b OUT2 OUT3a/3b OUT4

スロット Aに実装されているオプション基板 (FA-96EX12G06) の出力信号フォーマットが表示されます。

SFP(TX1) SFP(TX2) SFP(TX3) SFP(TX4)

スロット Aに実装されているオプション基板 (FA-96SFPC4) の出力信号フォーマットが表示されます。

SFPケージにモジュールが挿入されていないときは、Not Installed と表示されます。

5-49. INPUT PAYLOAD ID

--- INPUT PAYLOAD ID --- P385 IN Byte : 1 / 2 / 3 / 4 IN1 LinkA: -- / -- / -- / -- IN1 LinkB: -- / -- / -- / -- IN2 Byte : 1 / 2 / 3 / 4 IN2 LinkA: -- / -- / -- / -- IN2 LinkB: --- / -- / -- / --

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

表示 入力信号フォーマット 表示内容

Link A

SD/HD 表示しません。

3G Level A Y信号に挿入されているペイロード IDを表示します。

3G Level B Link Aに挿入されているペイロード IDを表示します。

Link B

SD/HD 表示しません。

3G Level A C信号に挿入されているペイロード IDを表示します。

3G Level B Link Bに挿入されているペイロード IDを表示します。

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62

5-50. INPUT PAYLOAD ID (SLOT A)

スロット A に実装されているオプション入力のペイロード ID 情報が表示されます (FA-96EX3G44-R または

FA-96SFPC4)。表示内容は「5-49. INPUT PAYLOAD ID」を参照してください。

FA-96EX3G44-R実装時 --- INPUT PAYLOAD ID (SLOT A) 1/2 --- P386 IN1 Byte : 1 / 2 / 3 / 4 IN1 LinkA: -- / -- / -- / -- IN1 LinkB: -- / -- / -- / -- IN2 Byte : 1 / 2 / 3 / 4 IN2 LinkA: -- / -- / -- / -- IN2 LinkB: -- / -- / -- / --

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

--- INPUT PAYLOAD ID (SLOT A) 2/2 --- P387 IN3 Byte : 1 / 2 / 3 / 4 IN3 LinkA: -- / -- / -- / -- IN3 LinkB: -- / -- / -- / -- IN4 Byte : 1 / 2 / 3 / 4 IN4 LinkA: -- / -- / -- / -- IN4 LinkB: -- / -- / -- / --

FA-96SFPC4実装時 --- INPUT PAYLOAD ID (SLOT A) 1/2 --- P386 SFP(RX1) Byte : 1 / 2 / 3 / 4 SFP(RX1) LinkA: -- / -- / -- / -- SFP(RX1) LinkB: -- / -- / -- / -- SFP(RX2) Byte : 1 / 2 / 3 / 4 SFP(RX2) LinkA: -- / -- / -- / -- SFP(RX2) LinkB: -- / -- / -- / --

--- INPUT PAYLOAD ID (SLOT A) 2/2 --- P387 SFP(RX3) Byte : 1 / 2 / 3 / 4 SFP(RX3) LinkA: -- / -- / -- / -- SFP(RX3) LinkB: -- / -- / -- / -- SFP(RX4) Byte : 1 / 2 / 3 / 4 SFP(RX4) LinkA: -- / -- / -- / -- SFP(RX4) LinkB: -- / -- / -- / --

SFPケージにモジュールが挿入されていないときは、Not Installed と表示されます。

5-51. INPUT TIME CODE DETECTION

--- INPUT TIME CODE DETECTION--- P388 FS1 ATC(LTC) :N/A FS1 ATC(VITC):N/A FS1 DVITC :N/A FS2 ATC(LTC) :N/A FS2 ATC(VITC):N/A FS2 DVITC :N/A LTC Input :N/A

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

項目 説明

FS1 ATC(LTC) FS2 ATC(LTC)

FS1/FS2の SDI入力信号に重畳されている LTC タイムコードが表示されます。

検出できない場合は、N/A と表示されます。

FS1 ATC(VITC) FS2 ATC(VITC)

FS1/FS2の SDI入力信号に重畳されている VITC タイムコードが表示されます。検出できない場合は、N/A と表示されます。

FS1 DVITC FS2 DVITC

FS1/FS2のSD-SDI入力信号に重畳されているDVITCタイムコードが表示されます。検出できない場合は、N/A と表示されます。

LTC Input LTC入力 (FA-96DIN4-CBL オプションが必要) のタイムコード検出状況が表示されます。検出できない場合は N/A と表示されます。

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63

5-52. INPUT ANCILLARY DETECTION 1-3

SDI入力信号に重畳されているアンシラリデータの検出状況を表示します。

--- INPUT ANCILLARY DETECTION1--- P388 FS1 FS SEL:FS1 --/-- --/-- --/-- --/-- --/-- --/--

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

5-53. OUTPUT PALYLOAD ID

SDI出力信号に重畳されているペイロード IDの状況を表示します。

--- OUTPUT PAYLOAD ID 1/2--- P392 OUT1a Byte : 1 / 2 / 3 / 4 OUT1a LinkA: -- / -- / -- / -- OUT1a LinkB: -- / -- / -- / -- OUT1b Byte : 1 / 2 / 3 / 4 OUT1b LinkA: -- / -- / -- / -- OUT1b LinkB: --- / -- / -- / --

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

--- OUTPUT PAYLOAD ID 2/2--- P393 OUT2a Byte : 1 / 2 / 3 / 4 OUT2a LinkA: -- / -- / -- / -- OUT2a LinkB: -- / -- / -- / -- OUT2b Byte : 1 / 2 / 3 / 4 OUT2b LinkA: -- / -- / -- / -- OUT2b LinkB: --- / -- / -- / --

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64

5-54. OUTPUT PAYLOAD ID (SLOT A)

スロット Aに実装されているオプション出力のペイロード ID情報が表示されます (FA-96EX-3G44-R、

FA-96EX12G06、または FA-96SFPC4)。

FA-96EX3G44-R または EX12G06実装時 --- OUTPUT PAYLOAD ID (SLOT A) 1/2 --- P394 OUT1 Byte : 1 / 2 / 3 / 4 OUT1 LinkA: -- / -- / -- / -- OUT1 LinkB: -- / -- / -- / -- OUT2 Byte : 1 / 2 / 3 / 4 OUT2 LinkA: -- / -- / -- / -- OUT2 LinkB: -- / -- / -- / --

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

--- OUTPUT PAYLOAD ID (SLOT A) 2/2 --- P395 OUT3 Byte : 1 / 2 / 3 / 4 OUT3 LinkA: -- / -- / -- / -- OUT3 LinkB: -- / -- / -- / -- OUT4 Byte : 1 / 2 / 3 / 4 OUT4 LinkA: -- / -- / -- / -- OUT4 LinkB: -- / -- / -- / --

FA-96SFPC4実装時 --- OUTPUT PAYLOAD ID (SLOT A) 1/2 --- P394 SFP(TX1) Byte : 1 / 2 / 3 / 4 SFP(TX1) LinkA: -- / -- / -- / -- SFP(TX1) LinkB: -- / -- / -- / -- SFP(TX2) Byte : 1 / 2 / 3 / 4 SFP(TX2) LinkA: -- / -- / -- / -- SFP(TX2) LinkB: -- / -- / -- / --

--- OUTPUT PAYLOAD ID (SLOT A) 2/2 --- P395 SFP(TX3) Byte : 1 / 2 / 3 / 4 SFP(TX3) LinkA: -- / -- / -- / -- SFP(TX3) LinkB: -- / -- / -- / -- SFP(TX4) Byte : 1 / 2 / 3 / 4 SFP(TX4) LinkA: -- / -- / -- / -- SFP(TX4) LinkB: -- / -- / -- / --

5-55. INPUT ARIB B39 VIDEO MODE

SDI入力信号に挿入されている ARIB B39 VIDEO MODEを表示します。

--- INPUT ARIB B39 VIDEO MODE --- P396 FS1: -- -- -- -- FS2: -- -- -- --

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

5-56. SFPC4 MODULE STATUS

--- SFPC4 MODULE STATUS --- P397 Rx1/2 :Normal Rx3/4 :Error Tx1/2 :Not Installed Tx3/4 :Not Installed

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

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65

項目 説明

Rx1/2

Rx3/4

Tx1/2

Tx3/4

FA-96SFPC4に搭載されている SFPモジュールのステータス情報を表示します。

Not Installed: SFPモジュールが実装されていません。

Normal: SFPモジュールが正常動作しています。

Warning: SFPモジュールに何らかの問題が発生しています。

Error: SFPモジュールに何らかのエラーが発生しています。Windows GUIソフトで 詳細情報を確認してください。

5-57. MAIN UNIT STATUS / INFORMATION / VERSION

--- MAIN UNIT STATUS --- P398 FAN1 :Normal FAN2 :Normal FAN3 :Normal FPGA1 TEMP:46℃ FPGA2 TEMP:46℃ DC Power1 :Normal DC Power2 :Normal

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

--- MAIN UNIT INFORMATION --- P399 Serial No.:1724001 Unit Name :FA-9600 FS1 Name :FS1 NAME FS2 Name :FS2 NAME

--- MAIN UNIT VERSION INFO.--- P400 F/W 1:Rx.xx.xx_xx/xx/xx F/W 2:Rx.xx.xx_xx/xx/xx FPGA1:Rx.xx.xx_xx/xx/xx FPGA2:Rx.xx.xx_xx/xx/xx FPGA3:Rx.xx.xx_xx/xx/xx

項目 説明

FAN1-3

接続している FA-9600の FANの動作状態が表示されます。

Normal: 正常に動作しています。

Stopped: FANが停止状態です。電源をオフにし、販売代理店へご連絡ください

FPGA1 TEMP FPGA2 TEMP

FA-9600の FPGA温度が表示されます。

DC Power1 DC Power2

FA-9600の電源の動作状況が表示されます (FA-96PS実装時)。

Normal: 正常に動作しています。

Abnormal: 電源に異常があります。電源をオフにし、販売代理店へご連絡ください。

Serial No. 接続している FA-9600シリアル番号が表示されます。

Unit Name FA-9600に設定されている Unit Nameが表示されます。

FS1 Name FS2 Name

FS1/FS2に設定されている Unit Nameが表示されます。

F/W1 F/W2 FPGA1-3

FA-9600のバージョン情報が表示されます。

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66

5-58. OPTION SLOT A-D/E INFORMATION

FA-9600 のスロット A-E に実装されているオプション情報、FA-96PS、オプションソフトウェア実装の有無が表示

されます。 --- OPTION SLOT A INFORMATION --- P401 Model:FA-96EX3G44-R FPGA1 Ver.:1.00 FPGA2:Ver.:1.00 Soft Ver.:

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

--- OPTION SLOT B INFORMATION --- P402 Model:FA-96AES-UBL FPGA1 Ver.:1.00 FPGA2:Ver.:1.00 Soft Ver.:

--- OPTION SLOT C INFORMATION --- P403 Model:FA-96GPI FPGA1 Ver.:1.00 FPGA2:Ver.:1.00 Soft Ver.:

--- OPTION SLOT D/E,PS INFORMATION --- P404 Slot D :FA-96DIN4-CBL Slot E :FA-96DB9-CBL FA-96PS:Installed

--- SOFTWEAR OPTION INFORMATION --- P405 FA-964K :Installed FA-96UDC :Installed FA-96AHDR2:Installed

5-59. MU OPERATION INFORMATION

FA-9600の動作モードが表示されます。

--- MU OPERATION INFORMATION --- P406 MODE:Simultaneous 4K/HD

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

項目 説明

MODE

Simultaneous 4K/HD: 制限付コンバータ (SD、HD、4K) とフル機能コンバータ (SD、HD)

Dual HD: 2つのフル機能コンバータ (SD、HD)

3D-LUT: 制限付コンバータ (SD、HD、4K)、3D-LUTによるダイナミックレンジ/色域変換機能

詳細は「4-3-4. 3つの FA-9600動作モード」を参照してください。

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67

6. AUDIO関連設定

VIDEO/AUDIO ボタンを押し、オレンジ点灯にします。 (緑点灯のときに押すとオレンジ点灯になります。)

各メニューボタン下側の AUDIO メニューが有効になります。

6-1. EMBEDDED AUDIO DEMULTIPLEXER

--- EMBEDDED AUDIO DEMULTIPLEXER --- P408 F1 FS SEL:FS1 Audio Group Alignments:Disable Demultiplex Clock :Auto Input Source SDI 1

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

1PROC

EMB

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1,FS2 FSを選択します。

Audio Group Alignments

Disable Enable

Disable

SDI入力のオーディオグループ間で自動位相調整の有効/無効を設定します。

Enable: 位相調整を行います。

Disable: 位相調整を行いません。 (通常設定)

Demultiplex Clock

Auto

Auto

Sync SDI

Audio Clock

HD/3G/6G/12G -SDI入力時、エンベデッドオーディオの分離方法を設定します。

Auto: エンベデッドオーディオに含まれる音声クロック位相情報を使用して、グループ毎に分離します (同期または非同期分離)。音声クロック位相情報に異常がある場合や、ジッタ量が大きい場合は、全グループを同期音声として処理します。

Sync SDI: 音声クロック位相情報を使用せず、全グループを同期音声として処理します。 SD-SDIの場合は、強制的に Sync SDI での動作となります。

Audio Clock: SDIのエンベデッドオーディオに含まれる音声クロック位相情報を使用して、グループ毎に分離します (同期または非同期分離)。

Input Source

- - Audioにアサインされている入力信号端子の名称を表示します。

6-2. EMBEDDED AUDIO MULTIPLEXER

--- EMBEDDED AUDIO MULTIPLEXER --- P411 F1 FS SEL:FS1 Group1:Enable Clock:Auto Group2:Enable Clock:Auto Group3:Enable Clock:Auto Group4:Enable Clock:Auto

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

1PROC

EMB

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1,FS2 FSを選択します。

Group1-4 Enable Enable

Disable

SDI出力にオーディオを重畳するかどうかを設定します。

Disable: オーディオを重畳しません。

Enable: オーディオを重畳します。

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68

Group1

Clock Auto

Auto Reference

Input CH 1/2 Input CH 3/4

SDI出力にオーディオをエンベデッドするときに使用する、オーディオクロックを選択します。

Auto: 下記のクロックが自動的に選択されます。 1つのチャネルペアがnon-PCMオーディオのときは、そのチャンネルペアのクロック チャネルペアが 2つとも non-PCMオーディオのときは、若い方のチャネルペアのクロック チャネルペアが 2つともPCMオーディオのときは、出力ビデオに同期したクロック

Reference: 出力ビデオに同期したクロックを使用します。 (SRC出力に同期)

CH 1/2-15/16: 指定したチャンネルペアのクロックを使用します。

SD-SDIの場合、設定にかかわらず常に Reference clock動作となります。

Group2

Clock Auto

Auto Reference

Input CH 5/6 Input CH 7/8

Group3

Clock Auto

Auto Reference

Input CH 9/10 Input CH 11/12

Group4

Clock Auto

Auto Reference

Input CH 13/14 Input CH 15/16

6-3. AUDIO MUX. MODE (ARIB STD-B39)

このメニューを使用して情報を SDI出力に挿入するには、ARIB STD-B39を Overwrite に設定してください。

(「5-36. ANC DATA EMBEDDED」参照) --- AUDIO MUX.MODE (ARIB STD-B39)--- P413 F1 FS SEL:FS1 Method :Pass Mode Data:Unused

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

1PROC

EMB

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1,FS2 FSを選択します。

Method Pass Pass

Overwrite

ARIB STD-B39制御信号内の音声モードデータの挿入方法を選択します。

Pass: 入力信号の B39制御信号の音声モードデータを、そのまま重畳します。入出力フォーマットが異なる場合はOverwrite設定と同じ動作になります。

Overwrite: 入力信号にB39制御信号の音声モードデータが重畳されている場合、下記の Mode Data項目で選択したデータに書き換えます

Mode Data Unused (下表参照) 出力信号に挿入する音声モードデータを、下記の表から選びます。

ARIB STD-B39 AUDIO MUX. MODE設定

Unused

M

2M(D)

3M(D+M)

4M(2D)

5M(2D+M)

6M(3D)

7M(3D+M)

8M(4D)

S

2S

3S

4S

3/0

2/1

3/1

2/2

3/2

3/2+LFE(5.1)

S+M

S+2M(S+D)

5.1+S

3/1+S

3/2+S

9M Over(M Only)

5S Over(S Only)

Other

5.1+2S

5.1+3S

5.1+5.1

5.1+5.1+S

5.1+5.1+2S

7.1

7.1+S

7.1+2S

7.1+3S

7.1+5.1

7.1+5.1+S

7.1+5.1+2S

7.1+5.1+5.1

7.1+5.1+5.1+S

22.2

22.2+S

22.2+2S

22.2+3S

22.2+5.1

22.2+5.1+S

M = モノ、S = ステレオ、D = デュアルモノ(2 音声)

X/X: 前方/後方チャネル数

LFE: Low Frequency Effect

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69

6-4. EMBEDDED AUDIO IN POLARITY

--- EMBEDDED AUDIO POLARITY --- P415 F1 FS SEL:FS1 CH CH CH CH 1:NORM 2:NORM 3:NORM 4:NORM 5:NORM 6:NORM 7:NORM 8:NORM 9:NORM 10:NORM 11:NORM 12:NORM 13:NORM 14:NORM 15:NORM 16:NORM

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

1PROC

EMB

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1,FS2 FSを選択します。

CH1-CH16 NORM NORM (Normal)

INV (Invert) オーディオ 入力チャネルの極性を選択します。

6-5. SOURCE AUDIO SELECT

--- SOURCE AUDIO SELECT(Ch.1-16) --- P418 F1 Source 1- 4:EMB.1 In Ch.1- 4 F2 Source 5- 8:EMB.1 In Ch.5- 8 F3 Source 9-12:EMB.1 In Ch.9- 12 F4 Source13-16:EMB.1 In Ch.13- 16

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

CC

SETUP2

--- SOURCE AUDIO SELECT(Ch.17-32) --- P419 F1 Source17-20:EMB.2 In Ch.1- 4 F2 Source21-24:EMB.2 In Ch.5- 8 F3 Source25-28:EMB.2 In Ch.9- 12 F4 Source29-32:EMB.2 In Ch.13- 16

項目 初期値 設定範囲 説明

Source 1-4 EMB.1 In Ch.1-4

EMB1 In Ch.1-4~Ch.13-16 EMB2 In Ch.1-4~Ch.13-16

AES In Ch.1-4~Ch.5-8 OP(AES) In Ch.1-4~Ch.5-8*

OP(ANA:B) In Ch.1-4** OP(MADI) In Ch.1-4~Ch.61-64***

4 ch単位で FA-9600のオーディオソースを選択します。

* OP(AES) In Ch.1-8は、FA- 96AES-UBLオプションの入力です。 チャネルが出力に設定されていた場合は、AESの前に * 印が表示され、音声は使用できません。

**OP(ANA:B) In Ch.1-4は、FA-96ANA-AUDオプションの入力です。

***OP(MADI) In Ch.1-64は、FA-96MADIオプションの入力です。

Source 5-8 EMB.1 In Ch.5-8

Source 9-12 EMB.1 In Ch.9-12

Source 13-16 EMB.1 In Ch.13-16

Source 17-20 EMB.2 In Ch.1-4

EMB1 In Ch.1-4~Ch.13-16 EMB2 In Ch.1-4~Ch.13-16

OP(ANA:B) In Ch.1-4** OP(MADI) In Ch.1-4~Ch.61-64***

Source 21-24 EMB.2 In Ch.5-8

Source 25-28 EMB.2 In Ch.9-12

Source 29-32 EMB.2 In Ch.13-16

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70

6-6. SAMPLING RATE CONVERTER (SRC)

--- SAMPLING RATE CONV.(Ch.1-16) --- P420 F1 CH 1/2 :Auto F2 CH 3/4 :Auto CH 5/6 :Auto CH 7/8 :Auto CH 9/10:Auto CH11/12:Auto CH13/14:Auto CH15/16:Auto

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

CC

SETUP2

--- SAMPLING RATE CONV.(Ch.17-32) --- P421 F1 CH17/18:Auto F2 CH19/20:Auto CH21/22:Auto CH23/24:Auto CH25/26:Auto CH27/28:Auto CH29/30:Auto CH31/32:Auto

項目 初期値 設定範囲 説明

CH1/2~ CH31/32

Auto

Auto

SRC

Bypass

SRC動作モードを設定します。

Auto: SRC回路を通過させます。ただし、non-PCMオーディオの場合は自動的に SRC回路をバイパスします。

SRC: 入力信号が PCM、non-PCMにかかわらず SRC回路を通過させます。ただし、non-PCM信号を SRC回路に通過させた場合は、正常に出力することはできません。 MADI入力の場合は、設定内容に関わらず、SRCで処理されます。

Bypass: SRC回路をバイパスします。non-PCMオーディオの場合は、Bypassに設定してください。また、non-PCMオーディオをSDI出力にエンベッドする場合は、AUDIO MUX CLOCK メニューで同期クロックを適切に選択してください。

HDMI、アナログ、MADI 出力に使用するチャネルは、必ず SRC 回路を通過させてください。

6-7. MONO SUM SETTINGS (1-16)

--- MONO SUM SETTINGS(1-4) --- P424 F1 CH1 L:Source Ch. 1 F2 R:Source Ch. 2 CH2 L:Source Ch. 3 R:Source Ch. 4 CH3 L:Source Ch. 5 R:Source Ch. 6 CH4 L:Source Ch. 7 R:Source Ch. 8

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

CC

SETUP2

|

| --- MONO SUM SETTINGS(13-16) --- P427 F1 CH1 L:Source Ch.25 F2 R:Source Ch.26 CH2 L:Source Ch.27 R:Source Ch.28 CH3 L:Source Ch.29 R:Source Ch.30 CH4 L:Source Ch.31 R:Source Ch.32

項目 初期値 設定範囲 説明

CH1 L / CH1 R |

CH16 L / CH16 R

Source Ch.1 / Source Ch.2 |

Source Ch.31 / Source Ch.32 Source Ch.1-32

16系統の MONO SUM処理部分に入力する信号を、FA-9600 のオーディオソースから選びます。

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71

6-8. AUDIO DOWN MIX1-2

2系統の Downmixのモードおよび使用するオーディオソースを設定します。

Downmix 1は P432、P433で設定します。

Downmix 2は P434、P435で設定します。設定内容は、Downmix1、2 とも同じになります。

--- AUDIO DOWNMIX1 (Level) --- P432 F1 Mode:Stereo F2 Surround Mix Level: -3dB F3 Center Mix Level : -3dB F4 Master Level : -3dB

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

CLIP

DWN MIX3

--- AUDIO DOWNMIX1 (Assign) --- P433 F1 Left CH :Source Ch.1 Right CH :Source Ch.2 Center CH :Source Ch.3 Left Surround CH:Source Ch.5 Right Surround CH:Source Ch.6

項目 初期値 設定範囲 説明

Mode Stereo Stereo

Surround Monaural

ダウンミックスの動作モードを選択します。

Surround Mix Level

-3dB

-3dB -6dB -9dB Off

Ls/Rs (サラウンドチャネル) のレベルを指定します。 Off に設定すると、ミックスの対象から外されます。

Center Mix Level

-3dB -3dB

-4.5 dB -6dB

C (センターチャネル) のレベルを指定します。 センターチャネルの出力レベルをダウンミックス前と同じにする場合は-3dB を選択してください。 センターチャネルが左右各チャネルにミックスされた時、音量的に大きく聞こえる場合があります。そのような場合は、-4.5dB または-6dB を選択してください。

Master Level

-3dB -3dB 0dB Auto

ダウンミックス信号全体のレベルを指定します。 Auto に設定すると、Down MIX Master Level は、Down Mix Mode と Surround Mix Levelにより、下の表のように変化します。

Master Levelを Auto に設定した場合、オーディオレベルは次表のようになります。

Surround Mix Level

Downmix Mode -3dB -6dB -9dB 0 (-∞dB)

Stereo 約-7.7dB 約-6.9dB 約-6.3dB 約-4.6dB

Surround 約-9.9dB 約-8.7dB 約-7.7dB 約-4.6dB

Monaural 約-12.9dB 約-12.0dB 約-11.4dB 約-9.5dB

項目 初期値 設定範囲 説明

Left CH, Right CH Center CH

Left Surround CH Right Surround CH

Source Ch.1-3,5,6 Source Ch.1-32

Silence

Downmix 1処理部へ入力するオーディオソースを選びます。

Source Ch.17 – 19,21,22

Downmix 2処理部へ入力するオーディオソースを選びます。

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72

6-9. EMB. AUDIO OUTPUT MAPPING

--- EMB. AUDIO OUTPUT MAPPING 1/2 --- P438 F1 FS SEL:FS1 CH Assign Source CH Assign Source 1:Source Ch. 1 2:Source Ch.2 3:Source Ch. 3 4:Source Ch.4 5:Source Ch. 5 6:Source Ch.6 7:Source Ch. 7 8:Source Ch.8

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

BY-PASS

MAPPING4

--- EMB. AUDIO OUTPUT MAPPING 2/2 --- P439 F1 FS SEL:FS1 CH Assign Source CH Assign Source 9:Source Ch.9 10:Source Ch.10 11:Source Ch.11 12:Source Ch.12 13:Source Ch.13 14:Source Ch.14 15:Source Ch.15 16:Source Ch.16

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1,FS2 FSを選択します。

CH1 |

CH16

Source Ch.1-16 (FS1)

Source Ch.17-32 (FS2)

Source Ch.1-32 500Hz Tone 1kHz Tone

Silence Downmix1_L Downmix1_R Downmix2_L Downmix2_R

Mono Sum1-16

SDI出力に重畳する音声信号を選択します。

6-10. AES AUDIO MAPPING

--- AES AUDIO MAPPING --- P442 CH Assign Source CH Assign Source 1:Source Ch. 1 2:Source Ch. 2 3:Source Ch. 3 4:Source Ch. 4 5:Source Ch. 5 6:Source Ch. 6 7:Source Ch. 7 8:Source Ch. 8

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

BY-PASS

MAPPING4

FA-96AES-UBLが実装されている場合 --- OP(AES) AUDIO MAPPING --- P443 CH Assign Source CH Assign Source 1:Source Ch. 1 2:Source Ch. 2 3:Source Ch. 3 4:Source Ch. 4 5:Source Ch. 5 6:Source Ch. 6 7:Source Ch. 7 8:Source Ch. 8

項目 初期値 設定範囲 説明

CH1-CH8 (*1) Source Ch.1-8

Source Ch.1-32 500Hz Tone 1kHz Tone

Silence Downmix1_L Downmix1_R Downmix2_L Downmix2_R

Mono Sum1-16

AESに出力する音声信号を設定します。

SDI出力と同じオーディオソースから選択できます。

FA- 96AES-UBLオプションのチャネルが入力に設定されていた場合は、CHの前に * 印が表示され、使用できません。

(*1) チャネルの前に * 印が表示される場合は、入力チャネルとして使われています。出力チャネルには使用できません。

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73

6-11. ANALOG AUDIO MAPPING (FA-96ANA-AUD)

--- ANALOG AUDIO MAPPING --- P444 Slot:B CH Assign Source CH Assign Source 1:Source Ch. 1 2:Source Ch. 2 3:Source Ch. 3 4:Source Ch. 4

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

BY-PASS

MAPPING4

項目 初期値 設定範囲 説明

CH1-CH4 Source Ch.1-4

Source Ch.1-32 500Hz Tone 1kHz Tone

Silence Downmix1_L Downmix1_R Downmix2_L Downmix2_R

Mono Sum1-16

アナログ出力チャネルのオーディオソースを選択します。

6-12. HDMI AUDIO OUTPUT SELECT

HDMI出力のソースを選択します。HDMI出力に選択した Proc.1(FS1)、または Proc.2(FS2)の SDIエンベデ

ッドオーディオ出力チャネルの中から 8チャネルを選択します。

--- HDMI AUDIO OUTPUT SELECT --- P445 F1 Output Enable :Enable F2 Ch.1-4 :EMB. Grp1(Ch.1-4) F3 Ch.5-8 :EMB. Grp2(Ch.5-8) Selected Process :Proc.1

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

BY-PASS

MAPPING4

項目 初期値 設定 説明

Output Enable

Enable Enable Disable

HDMI出力の音声を有効/無効にします。

Ch.1-4 EMB.Grp1 (Ch.1-4)

EMB.Grp1(Ch.1-4) EMB.Grp2(Ch.5-8) EMB.Grp3(Ch.9-12)

EMB.Grp4(Ch.13-16)

HDMIのCh.1-4、Ch.5-8に出力するオーディオソースを 4チャネル単位で選択します。オーディオソースは、Selected Processに表示されているプロセスから選択されます。

Ch.5-8 EMB.Grp2 (Ch.5-8)

Selected Process

- - HDMI出力のプロセス (Proc.1/Proc.2) を表示します。 (「5-15. OUTPUT SELECT」で選択)

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6-13. MADI OUTPUT MAPPING (FA-96MADI)

--- MADI OUTPUT MAPPING(Slot B)--- P446 F1 Page:1 / 4 CH Assign Source CH Assign Source 1:Source Ch. 1 2:Source Ch. 2 3:Source Ch. 3 4:Source Ch. 4 5:Source Ch. 5 6:Source Ch. 6 7:Source Ch. 7 8:Source Ch. 8

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

BY-PASS

MAPPING4

項目 初期値 設定範囲 説明

Page - 1 / 4

| 4 / 4

設定するページ番号を選択します。

1 / 4:CH1~8 2 / 4:CH9~16 3 / 4:CH17~24 4 / 4:CH25~32

CH1-CH32 Source Ch.1-32

Source Ch.1-32 500Hz Tone 1kHz Tone

Silence Downmix1_L Downmix1_R Downmix2_L Downmix2_R

Mono Sum1-16

MADI出力チャネルのオーディオソースを選択します。

6-14. MADI OUTPUT SETTINGS (FA-96MADI)

--- MADI OUTPUT SETTINGS(Slot B)--- P446 F1 Mode : 64ch Mode F2 Output Ch.33-64: Silence

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

BY-PASS

MAPPING4

項目 初期値 設定範囲 説明

Mode 64ch Mode

56ch Mode 64ch Mode

Input Through Output Disable

MADI信号の出力モードを選びます。

56ch Mode: 56チャネルモード 64ch Mode: 64チャネルモード

Input Through: MADI入力信号をそのまま出力します。

Output Disable: MADI信号を出力しません。

Output Ch.33-64

Silence

Silence MADI In Ch.1-32 MADI In Ch.9-40 MADI In Ch.17-48 MADI In Ch.25-56 MADI In Ch.33-64

MADI 出力信号内 Ch.33-64のソースを選択します。

Silence: 無音信号

MADI In Ch.xx-xx: サンプルレートを (他のチャネルと同期するように) 48kHzに変換したMADI入力チャネルソース。ただし、Gainや遅延の調整はできません。

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75

6-15. AES AUDIO INPUT HYSTERESIS

AES入力チャネルをグループに分けて、同位相に引き込むことができます。

この機能は、サラウンドなどのマルチチャネルオーディオを複数の AESを使用して入力するときに有効です。

--- AES AUDIO INPUT HYSTERESIS --- P450 F1 CH1/2:Disable F2 CH3/4:Disable F3 CH5/6:Disable F4 CH7/8:Disable

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

INPUT

AES5

FA-96AES-UBLが実装されている場合 --- OP(AES) AUDIO INPUT HYSTERESIS -- - P451 F1 CH1/2:Disable F2 CH3/4:Disable F3 CH5/6:Disable F4 CH7/8:Disable

項目 初期値 設定範囲 説明

CH1/2 CH3/4 CH5/6 CH7/8

Disable

Disable

Group A

Group B

Disable: この機能を無効にします。

Group A/B: 入力チャネルペアをグループ Aまたはグループ Bに 振り分け、グループ内で一番若い番号のチャネルペアがリファレンスとなり、信号の位相を合わせます。(*1)

(*1) 入力信号がなくなったときは、次に若い番号のチャネルペアがリファレンスになります。リファレンスとなる信号に対して±0.25サンプルまで有効です。同じグループ内のチャネルペアは、同じサンプリング周波数でお互いに同期している必要があります。

6-16. AES TERMINAL IN/OUT SET

FA-9600に FA-96AES-UBLCが実装されている場合、FA-9600本体の AES端子は全て Input側に固定さ

れるため、P452のメニューは表示されません。

--- AES TERMINAL IN/OUT SET --- P452 F1 CH1/2-CH3/4:Input F2 CH5/6-CH7/8:Input

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

INPUT

AES5

FA-96AES-UBLが実装されている場合 --- OP(AES) TERMINAL IN/OUT SET --- P453 F1 CH1/2-CH3/4:Input F2 CH5/6-CH7/8:Input

項目 初期値 設定範囲 説明

CH1/2-CH3/4

CH5/6-CH7/8 Input

Input

Output

各 AES音声信号端子を、入力または出力に設定します。

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76

6-17. AES AUDIO INPUT POLARITY

--- AES AUDIO INPUT POLARITY –-- P454 F1 CH1:NORM F2 CH2:NORM CH3:NORM CH4:NORM CH5:NORM CH6:NORM CH7:NORM CH8:NORM

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

INPUT

AES5

FA-96AES-UBLが実装されている場合 --- OP(AES) AUDIO INPUT POLARITY --- P455 F1 CH1:NORM F2 CH2:NORM CH3:NORM CH4:NORM CH5:NORM CH6:NORM CH7:NORM CH8:NORM

項目 初期値 設定範囲 説明

CH1-CH8 NORM

(Normal)

NORM (Normal)

INV (Invert)

AESオーディオ 入力チャネルの極性を選択します。

6-18. EMBEDDED AUDIO OUTPUT GAIN

--- EMBEDDED AUDIO OUTPUT GAIN --- P458 F1 FS SEL:FS1 CH (dB) CH (dB) CH (dB) CH (dB) 1: 0.0 2: 0.0 3: 0.0 4: 0.0 5: 0.0 6: 0.0 7: 0.0 8: 0.0 9: 0.0 10: 0.0 11: 0.0 12: 0.0 13: 0.0 14: 0.0 15: 0.0 16: 0.0 Master Gain: 0.0dB Mute:Disable

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

6CLN SW

GAINI

項目 初期値 設定範囲 説明

FS SEL FS1 FS1 FS2

FSを選択します。

CH1-16 0.0dB -20.0~+20.0 dB

(0.1 dB) エンベデッドオーディオの各チャネルの出力ゲインを設定します。

Master Gain 0.0dB -20.0~+20.0 dB

(0.1 dB) エンベデッド オーディオの全チャネルの出力オフセットを設定します。

Mute Disable Disable Enable

Enable に設定すると、エンベデッド オーディオの全チャネルがミュートされます。

6-19. AES AUDIO OUTPUT GAIN

--- AES AUDIO OUTPUT GAIN --- P460 F1 Ch1: 0.0dB F2 CH2: 0.0dB Ch3: 0.0dB CH4: 0.0dB Ch5: 0.0dB CH6: 0.0dB Ch7: 0.0dB CH8: 0.0dB Master Gain: 0.0dB Mute:Disable

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

6CLN SW

GAINI

FA-96AES-UBLが実装されている場合 --- OP(AES) AUDIO OUTPUT GAIN --- P461 F1 Ch1: 0.0dB F2 CH2: 0.0dB Ch3: 0.0dB CH4: 0.0dB Ch5: 0.0dB CH6: 0.0dB Ch7: 0.0dB CH8: 0.0dB Master Gain: 0.0dB Mute:Disable

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77

項目 初期値 設定範囲 説明

CH1-8 CH1-8

0.0dB -20.0~+20.0 dB

(0.1 dB) AESオーディオの各チャネルの出力ゲインを設定します。

Master Gain 0.0dB -20.0~+20.0 dB

(0.1 dB) AES オーディオの 8チャネルすべての出力オフセットを設定します。

Mute Disable Disable Enable

Enable に設定すると、選択している AES オーディオの 8チャネルすべてがミュートされます。

6-20. ANALOG AUDIO INPUT/OUTPUT GAIN (FA96ANA-AUD)

--- ANALOG AUDIO INPUT GAIN --- P462 F1 Ch1: 0.0dB F2 CH2: 0.0dB Ch3: 0.0dB CH4: 0.0dB Master Gain: 0.0dB

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

6CLN SW

GAINI

--- ANALOG AUDIO OUTPUT GAIN --- P463 F1 Ch1: 0.0dB F2 CH2: 0.0dB Ch3: 0.0dB CH4: 0.0dB Master Gain: 0.0dB Mute:Disable

項目 初期値 設定範囲 説明

CH1-4 0.0dB -20.0~+20.0 dB

(0.1 dB) アナログオーディオの各入出力チャネルのゲインを設定します。

Master Gain 0.0dB -20.0~+20.0 dB

(0.1 dB)

全入力チャネルのゲインオフセットを設定します。

全出力チャネルのゲインオフセットを設定します。

Mute Disable Disable Enable

Enable に設定すると、全てのアナログオーディオ出力チャネルが無音になります。

6-21. MADI OUTPUT GAIN (FA-96MADI)

--- MADI OUTPUT GAIN(Slot B) --- P464 F1 Page:1 / 2 CH (dB) CH (dB) CH (dB) CH (dB) 1: 0.0 2: 0.0 3: 0.0 4: 0.0 5: 0.0 6: 0.0 7: 0.0 8: 0.0 9: 0.0 10: 0.0 11: 0.0 12: 0.0 13: 0.0 14: 0.0 15: 0.0 16: 0.0 Master Gain: 0.0dB Mute:Disable

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

6CLN SW

GAINI

項目 初期値 設定範囲 説明

Page - 1 / 2 2 / 2

設定するページ番号を選択します。

1 / 2:CH1~16 2 / 2:CH17~32

CH1-32 0.0dB -20.0~+20.0 dB

(0.1 dB) 各出力チャネルのゲインを設定します。

Master Gain 0.0dB -20.0~+20.0 dB

(0.1 dB) すべての MADIオーディオチャネル (Ch. 1-32) のゲインオフセットを設定します。

Mute Disable Disable

Enable

Enableに設定すると、MADIオーディオ出力チャネル (CH. 1-32) がミュート (無音) になります。

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78

6-22. AUDIO INPUT DELAY

--- AUDIO INPUT DELAY(Ch.1-16) --- P465 CH(msec) CH(msec) CH(msec) CH(msec) F1-F4 1: 1 2: 1 3: 1 4: 1 5: 1 6: 1 7: 1 8: 1 9: 1 10: 1 11: 1 12: 1 13: 1 14: 1 15: 1 16: 1 Master: 5ms Video Delay:FS1 16ms

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

OUTPUT

DELAY7

--- AUDIO INPUT DELAY(Ch.17-32) --- P466 CH(msec) CH(msec) CH(msec) CH(msec) F1-F4 17: 1 18: 1 19: 1 20: 1 21: 1 22: 1 23: 1 24: 1 25: 1 26: 1 27: 1 28: 1 29: 1 30: 1 31: 1 32: 1 Master: 5ms Video Delay:FS1 16ms

項目 初期値 設定範囲 説明

CH1-CH16

CH17-CH32 1ms 1ms -1000ms

オーディオソースチャネルのディレイ量を設定します。Master Delay を加算した値が表示されます。

Master 1ms 1ms -1000ms ページ毎に 16チャネルに共通のディレイオフセットを設定します。

Video Delay FS1または FS2の映像遅延量 (ビデオコンバータによる遅延量を除く) が表示されます。

※Masterをシングルボタンで選択中、コントロール F2で FS1 と FS2の選択可能

Masterをシングルボタンで選択すると、最後の行に”Push F3 UNITY, adjust to video delay” メッセージが表

示されます。このとき F3 UNITY を押すと、Masterの値が、表示されている Video Delay の値になります。(上の

P466の状態で、F3 UNITY を押すと Masterの値が 16msecに設定されます。)

6-23. Dolby E ALIGNMENT

この機能は入力された Dolby E信号を出力する時に、Dolby Eのデータバーストの始点を SDI出力で規定さ

れるライン位置に調整する機能です。2系統(A/B)の Dolby E信号の調整が可能です。

Dolby Alignment機能使用時の注意

この機能を使用すると、Dolby E信号が最大で 1 フレームの追加遅延が発生します。

この機能を使用する場合は、Dolby E 信号とビデオ出力信号が同期している必要があります。また、

Dolby E信号とビデオ信号のフレームレートが一致している必要があります。

--- Dolby E ALIGNMENT --- P470 F1 Target:EMB.1 Output(A) F2 FS:FS1

Status:EMB1 CH 1/2(Dolby E L23) Push F4 Unity, adjust to alignment

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

OUTPUT

DELAY7

項目 初期値 設定範囲 説明

Target (*1)

EMB.1 Output(A)

EMB.1 Output(A)

EMB.1 Output(B)

EMB.2 Output(A)

EMB.2 Output(B)

AES Output (A)

AES Output (B)

調整するオーディオ出力を選択します。

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79

FS

(AES出力のみ) FS1

FS1

FS2

選択したオーディオが、AESの場合、基準となる SDI信号を FS1/FS2から選びます。

Status - -

出力時のオーディオチャネル番号と、基準となる SDI信号のライン番号が表示されます。

表示例:“CH 1/2 Line 12”

Dolby Eがフレームレート等の違いで正常に重畳できない場合は、“Error”と表示されます。PCMなど Dolby E以外の信号の場合“No Dolby E”と表示されます。

F4 UNITY を押すと、調整が実行されます。 (*1) Dolby EがEMB.1、EMB.2、AES Outputで、それぞれ 2チャネル以上検出された場合は、一番小さい番号のチャネルがソース (A) に、次のチャネルがソース (B) にアサインされます。

6-24. ADDITIONAL AUDIO DELAY (FA-96UDC)

--- ADDITIONAL AUDIO DELAY 1--- P471 F1 EMB.1 Audio OUT :Same as FS1 F2 EMB.2 Audio OUT :Same as FS2 F3 AES Audio OUT :Same as FS1 F4 OP(AES) Audio Out:Same as FS1

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

OUTPUT

DELAY7

--- ADDITIONAL AUDIO DELAY 2--- P472 F1 OP(ANA:B) Audio OUT :Same as FS1 F3 OP(MADI) Audio OUT :Same as FS1

項目 初期値 設定範囲 説明

EMB.1 Audio OUT Same as

FS1 Disable

Same as FS1

Same as FS1: ビデオ (FS1 ビデオコンバータ出力) とオーディオのタイミングを合わせるため、SDI出力 1に重畳するオーディオに適切な遅延を追加します。

EMB.2 Audio OUT Same as

FS2 Disable

Same as FS2

Same as FS2: ビデオ (FS2 ビデオコンバータ出力) とオーディオのタイミングを合わせるため、SDI出力 2に重畳するオーディオに適切な遅延を追加します。

AES Audio OUT

OP(AES) Audio OUT

OP(ANA:B) Audio OUT

OP(MADI) Audio OUT

Same as FS1

Disable Same as FS1 Same as FS2

AES、アナログ、MADIオーディオ出力と、ビデオ出力との遅延調整です。

※ OP(AES) Audio OUTは、FA-9600に FA-96AES-UBLが実装されている場合に設定可能

※ OP(ANA:B) Audio OUTは、FA-9600に FA-96ANA-AUDが実装されている場合に設定可能

※ OP(MADI) Audio OUTは、FA-9600に FA-96MADIが実装されている場合に設定可能

6-25. ANALOG AUDIO INPUT/OUTPUT LEVEL (FA-96ANA-AUD)

--- ANALOG AUDIO INPUT LEVEL--- P473 Slot:B F1 CH1: +4 dBu F2 CH2: +4 dBu F3 CH3: +4 dBu F4 CH4: +4 dBu

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

9ANC

ANALOG

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80

--- ANALOG AUDIO OUTPUT LEVEL--- P474 Slot:B F1 CH1: +4 dBu F2 CH2: +4 dBu F3 CH3: +4 dBu F4 CH4: +4 dBu

項目 初期値 設定範囲 説明

CH1-4 +4 dBu

-10 dBu 0 dBu +4 dBu +8 dBu

アナログオーディオの各入出力チャネルの信号レベルを設定します。

6-26. ANALOG AUDIO INPUT POLARITY (FA-96ANA-AUD)

--- ANALOG AUDIO INPUT POLARITY--- P475 Slot:B F1 CH1:NORM F2 CH2:NORM CH3:NORM CH4:NORM

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

9ANC

ANALOG

項目 初期値 設定範囲 説明

CH1-4 NORM

(Normal) NORM (Normal)

INV (Invert) アナログオーディオ 入力チャネルの極性を選択します。

6-27. ANALOG AUDIO SETTINGS (FA-96ANA-AUD)

--- ANALOG AUDIO INPUT SETTINGS--- P476 Slot:B F1 Input Impedance:Hi-Z F2 Silence Time :2sec F3 Silence Level :-66dBFS F4 Load Impedance :Hi-Z

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

9ANC

ANALOG

項目 初期値 設定範囲 説明

Input Impedance

Hi-Z Hi-Z

600 Ohm アナログオーディオ端子の入力インピーダンスを設定します。

Silence Time 2sec 1~10sec アナログオーディオ入力を無音と判断するまでの時間を設定します。

Silence Level

-66dBFS

-66 dBFS -60 dBFS -54 dBFS -48 dBFS

アナログオーディオ入力が、Silence と判断するオーディオレベルを設定します。このレベルは、下記の調整後にデジタルレベル値で判定されます。

- ANALOG INPUT LEVEL (「6-25」) - ANALOG INPUT GAIN (「6-20」) - AUDIO REFERENCE LEVEL (「6-28」)

Load Impedance

Hi-Z Hi-Z

600 Ohm

FA-9600が出力するアナログオーディオを受信する機器の入力インピーダンスを選択します。FA-9600は、この選択に合わせて音声レベルを調整します。

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81

6-28. AUDIO SYSTEM

AUDIO SYSTEM メニューの設定は、全てのオーディオチャネル共通です。

--- AUDIO SYSTEM --- P477 F1 Reference Level:-20dBFS Grade : Professional Resolution : 24bit Silence Time : 2sec Silence Level :-72dBFS Error Sensing :Normal Error Fade :Disable

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

SYSTEM10

項目 初期値 設定範囲 説明

Reference Level

-20 dBFS -18 dBFS -20 dBFS

デジタルオーディオの基準レベルを選択します。

テストトーン信号のレベルにも使用されます。FA-96ANA-AUDオプション使用時は、アナログオーディオの 0dBuに対応するデジタルオーディオレベルとしても使用します。

Grade Professional Professional Consumer

オーディオチャネルステータスの形式を選択します。

Professional: 放送用 Consumer: 民生用

Resolution 24 bit 16 bit 20 bit 24 bit

デジタルオーディオ出力信号のビット深度を選択します。

Silence Time 2 sec 1 – 10 sec オーディオを無音と判断するまでの時間を設定します。

Silence Level

(Digital) -72 dBFS

-72 dBFS -66 dBFS -60 dBFS -54 dBFS -48 dBFS

Silence と判断されるデジタルオーディオレベルを設定します。

Error Sensing

Normal

Disable

Normal

Sensitive

Error Fadeに使用する、入力オーディオエラーの検出モードを選択します。

Disable: 入力オーディオエラーを、全てエラーとして検出しません。通常は使用しません。 (*1)

Normal: SDI信号の切り替え、ADP (Audio Data Packet) の変更、DBN (Data Block Number) の切り替えをエラーとして検出します。通常はこの設定を使用します。

Sensitive: 上記に加え、Zプリアンブル周期変化、EDP (Extended Data Packet) 有無 (SD-SDIのみ) の切り替えをエラーとして検出します。

Error Fade Disable Disable

Enable

オーディオ入力エラーを検出したときの処理を選びます。

Disable: 音声をそのまま通過させます。

Enable: エラーを検出すると、フェードアウトしてオーディオをミュートします。正常復帰後、フェードインします。(*2)

(*1) 入力時の自動化処理を禁止して可能な限り音声を通過させます。ただし、入力信号のルーター切換え等によって音声グループ間の遅延量や位相がずれるデメリットが発生する可能性があります。

(*2) 音声をフェードさせるためには AUDIO INPUT DELAYを 5ms以上に設定する必要があります。

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82

6-29. AUDIO MUTE/TEST SIGNAL

--- AUDIO MUTE/TEST SIGNAL --- P478 F1 All Mute :Disable F2 EMB.1 Test Tone :Off F3 EMB.2 Test Tone :Off F4 AES/OP Test Tone :Off

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

SYSTEM10

項目 初期値 設定 説明

All Mute Disable Disable Enable

オーディオ出力の全チャネルをミュートにします。

EMB1. Test Tone

Off Off

500Hz Tone 1kHz Tone

FS1エンベデッドオーディオ出力の全チャネルにテスト信号を出力します。

EMB2. Test Tone FS2エンベデッドオーディオ出力の全チャネルにテスト信号を出力します。

AES/OP Test Tone AESオーディオ出力やアナログオーディオ(オプション)の全チャネルにテスト信号を出力します。

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83

6-30. EMBEDDED1-2 AUDIO INPUT STATUS

エンベデッド オーディオ入力ステータスを表示します。

--- EMBEDDED1 AUDIO INPUT STATUS --- P480 CH CH CH CH 1:Loss 2:Loss 3:Loss 4:Loss 5:Loss 6:Loss 7:Loss 8:Loss 9:Loss 10:Loss 11:Loss 12:Loss 13:Loss 14:Loss 15:Loss 16:Loss S:Silence NP:Non-PCM A:Async D:Dolby E BP:Bypass NS:Not Supported

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

--- EMBEDDED2 AUDIO INPUT STATUS --- P482 CH CH CH CH 1:Loss 2:Loss 3:Loss 4:Loss 5:Loss 6:Loss 7:Loss 8:Loss 9:Loss 10:Loss 11:Loss 12:Loss 13:Loss 14:Loss 15:Loss 16:Loss S:Silence NP:Non-PCM A:Async D:Dolby E BP:Bypass NS:Not Supported

項目 表示内容 説明

CH1-CH16

Loss PCM, PCM (Async)

Silence, Silence (Async) Dolby E, Dolby E (Async)

Non-PCM, Non-PCM (Async) Bypass

Not Supported (HDMI入力時のみ)

FS1または FS2の SDIエンベデットオーディオ、または HDMI各チャネルの入力状況を表示します。

6-31. AES AUDIO INPUT STATUS

AESオーディオ入力ステータス (上記エンベデッド オーディオ入力ステータス参照) を表示します。

表示については、「6-30. EMBEDDED1-2 AUDIO INPUT STATUS」を参照してください。

--- AES AUDIO INPUT STATUS --- P484 CH1:Loss CH2:Loss CH3:Loss CH4:Loss CH5:Loss CH6:Loss CH7:Loss CH8:Loss

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

FA-96AES-UBLが実装されている場合 --- OP(AES) AUDIO INPUT STATUS --- P485 CH1:Loss CH2:Loss CH3:Loss CH4:Loss CH5:Loss CH6:Loss CH7:Loss CH8:Loss

6-32. ANALOG AUDIO INPUT STATUS (FA-96ANA-AUD)

アナログオーディオ入力ステータス (Presentまたは Silence) を表示します。

--- ANALOG AUDIO INPUT STATUS --- P486 SLOT:B CH1:Silence CH2:Silence CH3:Silence CH4:Silence

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

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84

6-33. MADI AUDIO INPUT STATUS (FA-96MADI)

MADI入力ステータスを表示します。

--- ANALOG AUDIO INPUT STATUS --- P486 F1 Page:1 / 8 Signal :Loss CH1 Loss CH2:Loss CH3:Loss CH4:Loss CH5:Loss CH6:Loss CH7:Loss CH8:Loss

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

項目 表示内容 説明

Page 1 / 8:CH 1~8

| 8 / 8:CH57~64

表示するページ番号を選択します。

Signal

Loss Present (32kHz, 56Ch) Present (32kHz, 64Ch)

Present (44.1kHz, 56Ch) Present (44.1kHz, 64Ch) Present (48kHz, 56Ch) Present (48kHz, 64Ch)

Not Supported

MADIオーディオ信号の入力状況を表示します。

Ch.1/2~Ch.63/64 Loss, Present, Silence, Non-PCM MADIオーディオの各チャネルの入力情報を表示します。

6-34. EMB.AUDIO PHASE ERROR

各音声グループの警告とエラーの発生数を表示します。

エラーカウントをリセットするには、F1/F2 Unityボタンを押します。

Wxxx: 音声位相情報にエラーがあったが、修復により影響がない場合にカウントします。

Exxx: 音声位相情報にエラーがあり、修復できずに影響がある場合にカウントします。

--- EMB.AUDIO PHASE ERROR --- P486 FS1 G1:W000/E000 FS2 G1: W000/E000 FS1 G2:W000/E000 FS2 G2: W000/E000 FS1 G3:W000/E000 FS2 G3: W000/E000 FS1 G4:W000/E000 FS2 G4: W000/E000 (F1 Unity Reset) (F2 Unity Reset)

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

6-35. INPUT ARIB B39 AUDIO MODE

音声入力の ARIB B39 AUDIO MODEのステータスを表示します。

--- INPUT ARIB B39 AUDIO MODE--- P487 FS1 MODE :--------------- FS1 DownMix :0dB FS1 Ext.Mode: --------------- FS2 MODE : --------------- FS2 DownMix :0dB FS2 Ext.Mode: ---------------

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

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85

6-36. EMB1-2 AUDIO OUTPUT STATUS

エンベデッド 1 ,2オーディオの出力状況を表示します。

表示については、「6-30. EMBEDDED1,2 AUDIO INPUT STATUS」を参照してください。

--- EMB.1 AUDIO OUTPUT STATUS --- P488 CH CH CH CH 1:PCM 2:PCM 3:PCM 4:PCM 5:PCM 6:PCM 7:PCM 8:PCM 9:PCM 10:PCM 11:PCM 12:PCM 13:PCM 14:PCM 15:PCM 16:PCM NP:Non-PCM A:Async B:Blank D:Dolby E BP:Bypass

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

--- EMB.2 AUDIO OUTPUT STATUS --- P490 CH CH CH CH 1:PCM 2:PCM 3:PCM 4:PCM 5:PCM 6:PCM 7:PCM 8:PCM 9:PCM 10:PCM 11:PCM 12:PCM 13:PCM 14:PCM 15:PCM 16:PCM NP:Non-PCM A:Async B:Blank D:Dolby E BP:Bypass

6-37. HDMI AUDIO OUTPUT STATUS

HDMIオーディオの出力状況を表示します。

表示については、「6-30. EMBEDDED1,2 AUDIO INPUT STATUS」を参照してください。

--- HDMI AUDIO OUTPUT STATUS --- P494 CH1:PCM CH2:PCM CH3:PCM CH4:PCM CH5:PCM CH6:PCM CH7:PCM CH8:PCM

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

6-38. AES AUDIO OUTPUT STATUS

AESオーディオの出力状況を表示します。

表示については、「6-30. EMBEDDED1,2 AUDIO INPUT STATUS」を参照してください。

--- AES AUDIO OUTPUT STATUS --- P495 CH1:PCM CH2:PCM CH3:PCM CH4:PCM CH5:PCM CH6:PCM CH7:PCM CH8:PCM

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

FA-96AES-UBLCが実装されている場合 --- AES AUDIO OUTPUT STATUS (UBLC)--- P495 CH1:PCM CH2:PCM CH3:PCM CH4:PCM CH5:PCM CH6:PCM CH7:PCM CH8:PCM

FA-96AES-UBLが実装されている場合 --- OP(AES) AUDIO INPUT STATUS --- P496 CH1:PCM CH2:PCM CH3:PCM CH4:PCM CH5:PCM CH6:PCM CH7:PCM CH8:PCM

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86

6-39. ANALOG AUDIO OUTPUT STATUS (FA-96ANA-AUD)

アナログオーディオ出力ステータス (Presentまたは Mute) を表示します。

--- ANALOG AUDIO OUTPUT STATUS --- P497 SLOT:B CH1:Mute CH2:Mute CH3:Mute CH4:Mute

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

6-40. MADI AUDIO OUTPUT STATUS (FA-96MADI)

MADIオーディオ出力ステータスを表示します。

--- MADI AUDIO OUTPUT STATUS --- P498 F1 Page:1 / 8 Signal :Output Disable CH1 Output Disable CH2:Output Disable CH3:Output Disable CH4:Output Disable CH5:Output Disable CH6:Output Disable CH7:Output Disable CH8:Output Disable

Simultaneous 4K/HD

Dual HD

3D-LUT (FS1 / EMB1)

VIDEO

AUDIO

STATUS0

項目 表示内容 説明

Page 1 / 8:CH 1~8

| 8 / 8:CH57~64

表示するページ番号を選択します。

Signal

Output Disable Input Through

Present (48kHz, 56Ch) Present (48kHz, 64Ch)

MADIオーディオ信号の出力状況を表示します。

Ch.1/2~Ch.63/64 Output Disable

PCM Mute

MADIオーディオの各チャネルの出力情報を表示します。

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87

7. イベントメモリ

FA-10RUは、100個のイベントデータを保存/呼び出しすることができます。

また、接続されている FA-9600 に保存されている 100 個のイベントデータに対しても保存/呼び出しをすることができ

ます。

FA-9600、FA-1010、FA-505 の設定は、別々のメモリ領域に保存されます。他機種で設定したデータを FA-9600

に Loadすることはできません。

7-1. LOAD EVENT MEMORY

--- LOAD EVENT MEMORY --- P811 F1 Load Mode:All Data F2 Unit:FA-10RU F3 No: 0 Name:Default Press F4 UNITY to start loading

EVENT

項目 初期値 設定範囲 説明

Load Mode All Data All Data FA-9600の場合は、ALL Dataのみです。

Unit FA-10RU FA-10RU

FA-9600 イベントが保存されているユニットを選択します。

No 0 0-100

呼び出すイベント番号を選択します。 0を指定すると、初期値が呼び出しされます。Nameには、各イベント番号に対する名称が表示されます。

F4 UNITY - - F4 UNITY を押して、指定したイベントをロードします。呼び出し中は、“Loading event memory”と表示されます。

FA-10RUのイベント名称設定は、「9-5. Event Naming」を参照してください。FA-9600に保存されているイベント名称の設定は、FA-9600GUIで設定してください。

7-2. SAVE EVENT MEMORY

--- SAVE EVENT MEMORY --- P812 F1 Unit:FA-10RU F2 No: 1 Name:EVENT1 Press F3 UNITY to start saving

EVENT

項目 初期値 設定範囲 説明

Unit FA-10RU FA-10RU FA-9600

イベントを保存するユニットを選択します。

No 1 1-100

保存するイベント番号を選択します。

Nameには、各イベント番号に対する名称が表示されます。

F3 UNITY - - F4 UNITYを押して、指定したイベント番号に現在の設定を保存します。保存中は、“Saving event memory”と表示されます。

FA-10RUのイベント名称設定は、「9-5. Event Naming」を参照してください。FA-9600に保存されているイベント名称の設定は、FA-9600 GUIで設定してください。

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88

8. FA-10RUの SYSTEM メニュー

MU SELECT ボタンを押した後、10 SYSTEM ボタン (赤点灯時) を押すとメニューが表示され、FA-10RUの GPI

機能設定、前面表示設定とバージョンが確認できます。

8-1. LOAD GPI INPUT PATTERN

パターンを使って、GPI機能を一括 (10入力/10出力) で設定します。

GPI端子の配置については「0. GPI1-GPI3端子配列」を参照してください。

機能の一括パターンについては「10-2. GPI Input Pattern一覧」を参照してください。

端子毎に変更する場合は「8-2-1. Setting 1-4設定の詳細」を参照してください。

--- LOAD GPI INPUT PATTERN --- P821 F1 GPI1 BLOCK:None F2 GPI2 BLOCK:None F3 GPI3 BLOCK:None Press F4 UNITY to start pattern loading

MU SELLOCK

SYSTEM10

項目 設定範囲 説明

GPI1 BLOCK

--- None

MU Select FS Select

Process (FS1-FS10) (*1) Video Level (FS1-FS10) (*1)

Chroma Level (FS1-FS10) (*1) Setup/Black (FS1-FS10) (*1)

Hue (FS1-FS10) (*1) CC (FS1-FS10) (*1)

CC White (FS1-FS10) (*1) CC Black (FS1-FS10) (*1)

CC Gamma (FS1-FS10) (*1) BY-PASS (SDI1-SDI10) (*2)

Clean SW (Destination) Clean SW (Source)

Clean SW (Mode/Take) Clean SW (Salvo1-10 Load) Clean SW (Salvo1-10 Save)

Clean SW (Salvo1-5 Load/Save) Time Code Generator Freeze (FS1-FS10) (*1)

Audio Gain (FS1-FS10) (*1) Audio Delay (FS1-FS10) (*1)

Event (No1-10 Load) Event (No1-10 Save)

Event (No1-5 Load/Save) Menu1-4 Select

Status1-2

GPI入出力 1-10に、機能パターンを適用します。

(「10-2. GPI Input Pattern一覧」参照)

GPI2 BLOCK 同上 GPI入出力 11-20に、機能パターンを適用します。 (「10-2. GPI Input Pattern一覧」参照)

GPI3 BLOCK 同上 GPI入出力 21-30に、機能パターンを適用します。 (「10-2. GPI Input Pattern一覧」参照)

(*1) FA-9600接続中に FS3-FS10 を指定した場合は、動作しません。 (*2) FA-9600接続中に BY-PASS (SDI6-SDI10) を設定した場合は、動作しません。

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89

8-2. GPI INPUT PORT FUNCTION

各 GPI入力端子の機能を設定します。

--- GPI INPUT PORT FUNCTION --- P822 F1 Port: GPI1 PORT 1 (FA-AUX30 Left Block) Setting1: None Setting2: None Setting3: None Setting4: None

MU SELLOCK

SYSTEM10

上下矢印ボタンで、設定したい項目を選択します。

選択中の項目は”F1”-”F4”が点滅表示します。

項目 初期値 設定範囲 説明

Port

GPI1 Port 1

(FA-AUX30 Left Block)

GPI1 Port 1-10 (FA-AUX30 Left Block)

GPI2 Port11-20 (FA-AUX30 Center Block)

GPI3 Port21-30 (FA-AUX30 Right Block)

GPI入力端子を選びます。現在割り当てられている機能がSetting1-4に表示されます。

Setting1 |

Setting4 None

「8-2-1. Setting1-4一覧」

「8-2-2. Settings1-4詳細」

を参照してください。

機能を変更します。

8-2-1. Setting 1-4一覧

FA-9600では、All、FS3-FS10は無効です。また 3D-LUT モードでは、FS2 も無効です。

メニューに表示されていても使用できません。下表では使用できない設定は、網掛けになっています。

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

1 None --- --- ---

2 MU Select

Menu

Disconnected

ID1

|

ID100

None

FS1

FS2

FS3-FS10

---

3 FS Select FS1, FS2

FS3-FS10 --- ---

4 Video Process

Video Process Amplifier

Video Level

Chroma Level

Setup/Black level

Hue

Menu

FS1

FS2

FS3-FS10

---

5 Color Corrector

Color Correction

White Level

Black Level

Gamma Level

Menu

FS1

FS2

FS3-FS10

---

6 Freeze (Mode)

Menu

Frame

Odd

Even

None

FS1

FS2

FS3-FS10

None

Menu

7 Freeze (On/Off)

On

Off

On/Off

None

All,

FS1

FS2

FS3-FS10

None

Menu

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90

8 By-pass

Menu

On

Off

On/Off

All

FS1

FS2

FS3-FS10

None

Menu

9 Audio Gain

(Embedded)

Menu

FS1

FS2

FS3-FS10

--- ---

10 Audio Gain (AES)

Menu

Option Slot A

Option Slot B

Option Slot C

Option Slot D

--- ---

11 Audio Gain (Analog) --- --- ---

12 Audio Delay

(Embedded)

Menu

FS1-FS10 --- ---

13 Audio Delay (AES)

14 Audio Delay (Analog)

15 Time Code

Menu

Start

Stop

Reset

Preset

None, Menu

None

FS1 LTC

FS1 VITC

FS1 LTC & VITC

FS2 LTC

FS2 VITC

FS2 LTC & VITC

16 Clean Switch

17 Video Test Signal

Menu --- ---

Video Test Signal (Off)

All

FS1

FS2

FS3-FS10

None

Menu

Video Test Signal (100% CB) On

On/Off

On (with Menu Move)

On/Off (with Menu Move)

Video Test Signal (75% CB)

Video Test Signal (SMPTE CB)

Video Test Signal (RAMP)

18 Audio Test Signal

(Embedded)

Menu --- ---

Audio Test Signal (Off)

FS1

FS2

FS3-FS10

None

Menu

Audio Test Signal (500Hz) On

On/Off

On (with Menu Move)

On/Off (with Menu Move) Audio Test Signal (1kHz)

19 Audio Test Signal

(AES)

Menu

Option Slot A

Option Slot B

Option Slot C

Option Slot D

Audio Test Signal (Off) None

Menu

Audio Test Signal (500Hz) On

On/Off

On (with Menu Move)

On/Off (with Menu Move) Audio Test Signal (1kHz)

20 Audio Test Signal

(Analog)

21 All Audio Test

22 GPI Lock On, Off, On/Off --- ---

23 Memory Load Event

Salvo

Menu

Default

No1

|

No100

FA-10RU

MU

24 Memory Save (上と同じ) (上と同じ) (上と同じ)

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91

25 Menu Move

P000

|

P1499

None

FS1

FS2

FS3-FS10

None

Line1

|

Line8

26 Color Corrector Split

Off

Mode1

Mode2

Mode3

None

FS1

FS2

FS3-FS10

None

Menu

27 Dynamic Range

Converter

On

Off

On/Off

None

FS1

FS2

None

Menu

28 Input Color Space

Rec. ITUR BT.709

Rec. ITUR BT.2020

User1

|

User5

None

FS1

FS2

FS3-FS5

None

Menu

29 Output Color Space

Rec. ITUR BT.709

Rec. ITUR BT.2020

User1

|

User5

None

FS1

FS2

FS3-FS5

None

Menu

30 Input Gamma (EOTF)

Bypass

Pattern0

Pattern1

|

Pattern13

None

FS1

FS2

FS3-FS5

None

Menu

31 Output Gamma (OETF)

Bypass

Pattern0

Pattern1

|

Pattern11

Pattern12

Pattern13

None

FS1

FS2

FS3-FS5

None

Menu

8-2-2. Settings 1-4 詳細

下記の Settting 1-4 には、使用できる設定のみを記載しています。ただし、3D-LUT モードのときは、FS2は使用できません。

None

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

1 None --- --- ---

GPIの入力端子機能設定です。Setting1を None に設定した場合、機能無しに設定されます。

GPI入力端子がメイクしても何も動作しません。

MU Select

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

2 MU Select

Menu

Disconnect

ID1

|

ID100

None

FS1

FS2

---

Setting1 を MU Select に設定し、Setting2で ID を選択すると、 GPI入力端子がメイクしたとき、ID に

登録されている FA-9600に接続され、同時に接続メニューに移動します。

Setting2で Menu を選択した場合は、MU Selectページが表示され接続変更されません。

Setting 2で Disconnect を指定した場合、切断状態にします。

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92

ID1-ID100の詳細は、「4-2-1. ユニット IDセレクトモードでの接続」を参照してください。

接続と同時に、FS切り替えたい場合は、Setting3で制御する FSを指定します。

FS Select

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

3 FS Select FS1

FS2 --- ---

Setting1を FS Select に設定すると、GPI入力端子がメイクしたとき、Setting2で指定される FSに切り

替えます。 FS切り替えの詳細は、「4-3-8. FSの切り替え」を参照してください。

Video Process

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

4 Video Process

Video Process

Amplifier

Video Level

Chroma Level

Setup/Black level

Hue

Menu

FS1

FS2

---

Setting1を Video Process に設定すると、GPI入力端子がメイクしたとき、メニュー を開くか、FSを切り

換えます。

Setting3 で、Menu を選択した場合は、Setting2 でどれを選択しても、VIDEO PROCESS

AMPLIFIERメニューが開きます。Setting3で FS1または FS2を選択した場合は、FSが切り替わります。

Color Corrector

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

5 Color Corrector

Color Correction

White Level

Black Level

Gamma Level

Menu

FS1

FS2

---

Setting1をColor Correctorに設定すると、GPI入力端子がメイクしたとき、メニュー を開くか、FSを切り

換えます。

Setting3 で、Menu を選択した場合は、Setting2 でどれを選択しても COLOR CORRECTION

(BALANCE)メニュー が開きます。Setting3でFS1またはFS2を選択した場合は、FSが切り替わります。

Freeze

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

6 Freeze (Mode)

Menu

Frame

Odd

Even

None

FS1

FS2

None

Menu

7 Freeze (On/Off)

On

Off

On/Off

None

FS1

FS2

None

Menu

Setting1を Freeze に設定し、Setting2で Frame, Odd または Even を選択すると、GPI入力端子が

メイクしたとき、その Freeze動作に切り替えます。

Setting1を Freeze に設定し、Setting2で On, Off または On/Off を選択し、GPI入力端子がメイクし

たとき、Freezeの On/Off を制御します。On/Off を選択した場合は、GPIがメイクする毎に、Freeze On

と Off を繰り返します。

Setting3で制御する FSを選びます。None を選ぶと、選択中の FSになります。

Setting4で Menu を選ぶと、同時に VIDEO FREEZE メニューが開きます。

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93

By-Pass

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

8 By-pass

Menu

On

Off

On/Off

FS1 (IN1-OUT1a)

FS2 (IN2-OUT2a)

None

Menu

Setting1をBypassに設定し、On, OffまたはOn/Offを選択すると、GPI入力端子がメイクしたとき、バ

イパスを On/Off します。On/Off を指定した場合は、GPI がメイクする毎に、Bypass の On と Off を繰り

返します。

Setting3にはバイパスさせる出力端子(IN1-OUT1aの場合には FS1、IN2-OUT2aの場合には FS2) を

指定します。

メイクと同時にメニュー表示を切り替えたい場合は、Setting4でMenu を設定します。

詳細は、「5-12 SDI BYPASS」を参照してください。

Audio Gain (Embedded)

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

9 Audio Gain (Embedded)

Menu

FS1

FS2

--- ---

Setting1を Audio Gain (Embedded) に設定し、Setting2で Menu を選択すると、GPI入力端子が

メイクしたとき、EMBEDDED AUDIO OUTPUT GAIN メニューが開きます。

Setting1を Audio Gain (Embedded) に設定し、Setting2で FSを選ぶと、GPI入力端子がメイクした

とき、指定した FSに切り替わります。

Audio Gain (AES)

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

10 Audio Gain (AES) Menu

Option Slot B --- ---

Setting1を Audio Gain (AES) に設定し、Setting2で Menu を選択すると、GPI入力端子がメイクし

たとき、AES AUDIO OUTPUT GAIN メニューが開きます。

Setting1を Audio Gain (AES) に設定し、Setting2で Option Slot B (FA-96AES-UBLが必要) を

選ぶと、GPI入力端子がメイクしたとき、オプションの AES GAIN メニューが開きます。

Audio Gain (Analog)

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

11 Audio Gain (Analog) --- --- ---

Setting1を Audio Gain (Analog) に設定し、GPI入力端子がメイクしたとき、Audio Gain (Analog) メ

ニューに切り替えます。FA-96ANA-AUDオプションが必要です。

詳細は、「6-20 ANALOG AUDIO INPUT/OUTPUT GAIN」を参照してください。

Audio Delay (Embedded)

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

12 Audio Delay (Embedded) Menu --- ---

Setting1を Audio Delay (Embedded) に設定し、Setting2でMenuを選択すると、GPI入力端子が

メイクしたとき、AUDIO INPUT DELAY メニューが開きます。

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94

Time Code

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

15 Time Code

Menu

Start

Stop

Reset

Preset

---

None

Menu

None

FS1 LTC

FS1 VITC

FS1 LTC & VITC

FS2 LTC

FS2 VITC

FS2 LTC & VITC

Setting1を Time Codeに設定し、Setting2で Start、Stop、Resetまたは Presetを選択すると、GPI

入力端子がメイクしたとき、Time Code ジェネレータが動作します。

GPI入力端子のメイクと同時にメニュー表示をさせたい場合は、Setting3で Menu を設定します。

Setting4でタイムコードを選んでください。

詳細は、「5-34. TIMECODE CONTROL (FS1/FS2)」, を参照してください。

Video Test Signal

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

17 Video Test Signal

Menu --- ---

Video Test Signal (Off)

FS1

FS2

None

Menu

Video Test Signal (100% CB) On

On/Off

On (with Menu Move)

On/Off (with Menu Move) Video Test Signal (75% CB)

Setting1を Video Test Signal に設定し、Setting2でテスト信号を選び、Setting 4で On または On

(with Menu Move) を選択すると、GPI入力端子がメイクしたとき、テスト信号を出力します。

Setting2で Video Test Signal (Off) を選ぶと、テスト信号の出力を停止します。

Setting3で制御する FSを設定します。

Setting4でOn/Offを選択した場合、GPI入力端子がメイク毎にOn/Offを繰り返します。On/Off (with

Menu Move) のときは、同時に VIDEO TEST SIGNAL メニューを開きます。

Audio Test Signal (Embedded)

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

18

Audio Test

Signal

(Embedded)

Menu --- ---

Audio Test Signal (Off)

FS1

FS2

None

Menu

Audio Test Signal (500Hz) On

On/Off

On (with Menu Move)

On/Off (with Menu Move) Audio Test Signal (1kHz)

19 Audio Test

Signal (AES)

Menu --- ---

Audio Test Signal (Off)

---

None

Menu

Audio Test Signal (500Hz) On

On/Off

On (with Menu Move)

On/Off (with Menu Move) Audio Test Signal (1kHz)

Setting1を Audio Test Signal (Embedded) に設定し、Setting2でテスト信号を選び、Setting 4で

On または On (with Menu Move) を選ぶと、GPI入力端子がメイクしたとき、テスト信号を出力します。

Setting2で Audio Test Signal (Off) を選ぶと、テスト信号の出力を停止します。

Setting3で制御する FSを選びます。

Setting4でOn/Offを選択した場合、GPI入力端子がメイク毎にOn/Offを繰り返します。On/Off (with

Menu Move) のときは、同時に AUDIO MUTE/TEST SIGNAL メニューも開きます。

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95

GPI Lock

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

22 GPI Lock

On

Off

On/Off

--- ---

Setting1 を GPI Lock に設定し、Setting2で On または Off を選ぶと、GPI入力端子がメイクしたとき、

全 GPI入力をロックまたはロック解除します。 Setting2で On/Off を指定した場合、GPI入力端子がメイ

ク毎に On/Off を繰り返します。

Memory Load

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

23 Memory Load Event

Menu

Default

No1

|

No100

FA-10RU

MU

24 Memory Save (上と同じ) (上と同じ) (上と同じ)

Setting1を Memory Load に設定し、Setting2を Event、Setting3を No1~100 、Setting4を MU

にすると、GPI 入力端子がメイクしたとき、FA-9600 に保存されている、指定したイベント番号のデータがロ

ードされます。

Setting1を Memory Save に設定し、Setting2を Event、Setting3を No1~100 、Setting4を MU

にすると、GPI 入力端子がメイクしたとき、現在の設定が FA-9600 の指定したイベント番号に保存されま

す。

Setting3では、メモリ番号を指定します。 (LOAD EVENT MEMORY メニューを開くときは、Menu を選

択します。)

Setting4では、イベントの保存先を選択できます。

Menu Move

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

25 Menu Move

P000

|

P1499

None

FS1

FS2

None

Line1

|

Line8

Setting1 を Menu Move に設定すると、GPI入力端子がメイクしたとき、Setting2-4 で指定されるメニュ

ーに表示を切り替えます。

Setting2には、メニュー番号を指定します。

Setting3で制御する FSを選びます。

Setting4には、切り替え先のメニューでカーソルを表示する Line番号を指定します。表示画面の上から順

に Line1,Line2…Line8となります。なお、Line1はメニュータイトル部となるので、実質は Line2~8が有

効範囲となります。(指定先 Line にカーソルを移動できない場合、メニュー移動のみ実施しエラー音が鳴り

ます)

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96

Color Correction Split

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

26 Color Correction Split

Off (Operate)

Mode1 (H-Split)

Mode2 (V-Split)

Mode3 (Bypass)

None

FS1

FS2

None

Menu

Setting1を Color Correction Splitに設定すると、GPI入力端子がメイクしたとき、Setting2-4の指定

にしたがって Splitを設定します。

Setting2では、Splitモードを指定します。Setting 2は、下記のように、メニューの値に対応しています。

Off → Operate、Mode1 → H-Split、Mode2 → V-Split、Mode3 → Bypass

Setting3で制御する FSを選びます。None を選ぶと、選択中の FSになります。

Setting4 で Menu を指定すると、同時にメニューも切り替わります。(3D-LUT モードでは VIDEO

PROCESS AMPLIFIER」メニュー、他のモードでは COLOR CORRECTION (BALANCE)」メニュー)

Dynamic Range Converter

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

27 Dynamic Range Converter

On (Operate)

Off (Bypass)

On/Off (Operate) / (Bypass)

None

FS1

FS2

None

Menu

Setting1をDynamic Range Converterに設定すると、GPI入力端子がメイクしたとき、下記の項目の

On/Off を Setting2-4の指定にしたがって実施します。(「5-2 GAMMA/COLOR」参照)

3D-LUT モード:Conversion

その他のモード: Dynamic Range Conv.

Setting2のOn, Offは、それぞれ対象項目のOperate, Bypassになります。On/Offを選択した場合は、

GPIがメイクする毎に、On (Operate) と Off (Bypass) が切り替わります。

Setting3で制御する FSを選びます。None を選ぶと、選択中の FSになります。

Setting4で Menu を指定すると、メニューも同時に切り替わります。

Input Color Space

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

28 Input Color Space

Rec. ITUR BT.709

Rec. ITUR BT.2020

User1

|

User5

None

FS1

FS2

None

Menu

Setting1を Input Color Spaceに設定すると、GPI入力端子がメイクしたとき、In Clolor Space項目

を、Setting2-4の指定にしたがって設定します。(「5-2. GAMMA/COLOR」参照)

Setting3で制御する FSを選びます。None を選ぶと、選択中の FSになります。

Setting4で Menu を指定すると、メニューも同時に切り替わります。

Output Color Space

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

29 Output Color Space

Rec. ITUR BT.709

Rec. ITUR BT.2020

User1

|

User5

None

FS1

FS2

None

Menu

Setting1を Output Color Space に設定すると、GPI入力端子がメイクしたとき、Out Clolor Space

項目を、Setting2-4の設定内容にしたがって設定します。(「5-2. GAMMA/COLOR」参照)

Setting3で制御する FSを選びます。None を選ぶと、選択中の FSになります。

Setting4で Menu を指定すると、メニューも同時に切り替わります。

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97

Input Gamma (EOTF)

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

30 Input Gamma (EOTF)

Pattern1

|

Pattern13

None

FS1

FS2

None

Menu

Setting1 を Input Gamma (EOTF) に設定すると、GPI 入力端子がメイクしたとき、下記の項目を、

Setting2-4の指定にしたがって設定します。

3D-LUT モード:3D-LUT (「5-3. IN/OUT GAMMA/COLOR」参照)

(Pattern 1~13 は U01 HLG >> 709~SL3Live >> HLG に相当)

その他のモード:Gamma Curve (EOTF) (「5-2. GAMMA/COLOR」参照)

(Pattern 1~11、13 は U01: SDR 2.2 BT.1886~S-Log3 Live HDR、SDR(SONY) に相当)

Setting3で制御する FSを選びます。None を選ぶと、選択中の FSになります。

Setting4で Menu を指定すると、メニューも同時に切り替わります。

Output Gamma (OETF)

No Setting1 Setting2 Setting3 Setting4

31 Output Gamma (OETF)

Pattern1

|

Pattern11

Pattern13

None

FS1

FS2

None

Menu

Setting1を Input Gamma (EOTF) に設定すると、GPI入力端子がメイクしたとき、Output Gamma

(OETF)を Setting2-4の指定にしたがって設定します。

Pattern 1~11、13 は U01: SDR 2.2 BT.1886~S-Log3 Live HDR、SDR(SONY) に相当します。

Setting3で制御する FSを選びます。None を選ぶと、選択中の FSになります。

Setting4で Menu を指定すると、メニューも同時に切り替わります。

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98

8-2-3. GPI OUTPUT PORT FUNCTION

GPI出力端子の機能を設定します。 --- GPI OUTPUT PORT FUNCTION --- P823 F1 Port:GPI1 Port 1(FA-AUX30 Left Block) F2 Setting :None F3 Polarity:Normal

MU SELLOCK

SYSTEM10

網掛けの設定は、FA-9600制御では使用できません。

項目 初期値 設定範囲 説明

Port

GPI1 Port 1

(FA-AUX30 Left Block)

GPI1 Port 1-10 (FA-AUX30 Left Block)

GPI2 Port11-20 (FA-AUX30 Center Block)

GPI3 Port21-30 (FA-AUX30 Right Block)

GPI出力端子を選択します。

Setting None

None Follow GPI In Setting

All DC/FAN Alarm FA-10RU FAN Alarm

MU/FA-10RU FAN Alarm MU FAN1-4 Alarm DC Power Alarm

DC Power 1-2Alarm Reference Input Video Status

FS1-2 Input Video Status

FS3-10 Input Video Status FS1-2 Input Audio Status FS3-10 Input Audio Status

Option B Input Audio Status Option A,C-D Input Audio Status

ピンに割り当てる機能を選びます。

詳細は「8-2-4. GPI OUTPUT機能詳細」を参照してください。

Polarity Normal Normal

Invert

GPI OUTの出力論理を設定します。

FA-AUX30 と接続する場合は、Normal に設定してください。

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99

8-2-4. GPI OUTPUT機能詳細

網掛けの設定は FA-9600制御では使用できません。

機能設定 説明

None 何も出力しません。

Follow GPI In Setting 入力で指定されたポートの内容を出力します。

All DC/FAN Alarm *1 FA-9600の FAN,電源と FA-10RUの FANのいずれか 1つでも異常が検出された場合に出力します。

FA-10RU FAN Alarm FA-10RUの FANに異常が検出された場合に出力します。

MU/FA-10RU FAN Alarm *1 FA-9600の FAN と FA-10RUの FANのいずれか 1つでも異常が検出された場合に出力します。

MU FAN1 Alarm *1 FA-9600の FAN1に異常が検出された場合に出力します。

MU FAN2 Alarm *1 FA-9600の FAN2に異常が検出された場合に出力します。

MU FAN3 Alarm *1 FA-9600の FAN3に異常が検出された場合に出力します。

MU FAN4 Alarm *1 機能しません。

DC Power Alarm *1 FA-9600の電源に異常が検出された場合に出力します。

(FA-96PS オプションが実装されていない場合は機能しません。)

DC Power 1 Alarm *1 FA-9600の電源 1に異常が検出された場合に出力します。

(FA-96PS オプションが実装されていない場合は機能しません。)

DC Power 2 Alarm *1 FA--9600の電源 2に異常が検出された場合に出力します。

(FA-96PS オプションが実装されていない場合は機能しません。)

Reference Input Video Status *1 リファレンス信号がなくなった場合に出力されます。

FS1-2 Input Video Status *1 FS1、FS2の映像入力がなくなった場合に出力されます。

FS3-10 Input Video Status *1 機能しません。

FS1-2 Input Audio Status*1 FS1、FS2の音声入力がなくなった場合に出力されます。

FS3-10 Input Audio Status *1 機能しません。

Option B Input Audio Status*1 オプションスロット Bの音声入力がなくなった場合に出力されます。

Option A,C-D Input Audio Status*1 機能しません。

*1 メインユニットと接続していないときは正常として出力されます。

8-3. GPI OUTPUT BRIGHTNESS

--- GPI OUTPUT BRIGHTNESS --- P824 F1 GPI BLOCK: GPI1 (FA-AUX30 Left Block) F2 Port 1: 50 F3 Port 2 : 50 Port 3: 50 Port 4 : 50 Port 5: 50 Port 6 : 50 Port 7: 50 Port 8 : 50 Port 9: 50 Port 10: 50 F4 All Port Setting

MU SELLOCK

SYSTEM10

項目 初期値 設定範囲 説明

GPI BLOCK

GPI1 (FA-AUX30 Left Block)

GPI1 (FA-AUX30 Left Block) GPI2 (FA-AUX30 Center Block) GPI3 (FA-AUX30 Right Block)

GPI 出力端子をブロック毎に設定します。

設定中の明るさが Port1-10に表示されます。

Port1 |

Port10 50 0 - 255

GPI出力端子の LEDの明るさを設定します。

0 - 255: 暗い-明るい

F4 UNITY を押すと全ての明るさが初期値に設定されます。

注意

本メニュー表示時は、GPI出力側は、設定状態に関わらずに全点灯状態となります。

GPI入力側は通常動作を維持します。

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8-4. FRONT PANEL SET

--- FRONT PANEL SETTINGS --- P831 F1 VFD Brightness:50.0% VFD Auto Off :Disable LED Brightness:Level4 FA-10RU Buzzer:Enable GPI Buzzer :Enable Front GPI Lock:Link

MU SELLOCK

SYSTEM10

項目 初期値 設定範囲 説明

VFD Brightness 50%

12.5%

25.0%

37.5%

50.0%

62.5%

75.0%

87.5%

100.0%

前面表示パネルの明るさを設定します。

12.5% – 100%: 暗い - 明るい

VFD Auto Off Disable

Disable

5min

10min

30 min

無操作状態から、VFDが消灯するまでの時間を設定します。

Disable に設定すると、消灯しません。

LED Brightness Level4 Level 1 - 8 前面パネルの LEDの明るさを設定します。

Level 1 - 8: 暗い - 明るい

FA-10RU Buzzer

Enable Disable

Enable

Disable: FA-10RUのブザー音を停止します。

Enable: FA-10RUのブザー音が鳴ります。

GPI Buzzer Enable Disable

Enable

Disable: GPIのブザー音を停止します。

Enable: GPIのブザー音が鳴ります。

Front GPI Lock Link Unlink

Link

Unlink: フロント操作をロックしても GPI制御は可能です。

Link: フロント制御をロックするとGPI制御もできなくなります。

8-5. STATUS LED MODE SETTINGS

--- STATUS LED MODE SETTINGS --- P832 F1 GENLOCK LED :Normal FREEZE LED :Normal TEST SIGNAL LED:Normal BY-PASS LED :Normal FAN ALARM LED :Normal DC POWER LED :Normal

MU SELLOCK

SYSTEM10

項目 初期値 設定範囲 説明

GENLOCK LED

Normal Normal Blink

Normal: ステータスランプは点灯表示します。

Blink: ステータスランプは点滅表示します。

FREEZE LED

TEST SIGNAL LED

BY-PASS LED

FAN ALARM LED

DC POWER LED

上下シングル矢印ボタンで設定したい項目に F1を移動させて設定します。

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8-6. FA-10RU INFORMATION

FA-10RUのバージョン情報および FA-10RUの FANの動作状態が表示されます。

--- FA-10RU INFORMATION --- P833 FPGA1 Version: 1.00 FPGA2 Version: 1.00 SOFT Version : 6.00 FAN Status :Normal

MU SELLOCK

SYSTEM10

8-7. FA-10RU NETWORK INFORMATION

FA-10RUのネットワーク設定が確認できます。

--- FA-10RU NETWORK INFORMATION --- P834 IP Address :192.168. 0.100 Subnet mask :255.255.255. 0 Default Gateway: 0. 0. 0. 0

MU SELLOCK

SYSTEM10

FA-10RUのネットワーク設定/変更については、「9-2. Network Settings」を参照してください。

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9. Webブラウザ設定

PCのWebブラウザ上から FA-10RUを設定する方法について説明します。

(1) PC と接続します。接続方法は、「3. 接続」を参照してください。接続する PCについては「3-3. PC要件 (Web

ブラウザ制御) 」を参照してください。

(2) PCのWebブラウザを開き、アドレスに http://192.168.0.100/ (工場出荷時設定) と入力します。

(3) Information画面が PCのWeb画面上に表示されます。

画面左側にある Network Settings,User Account Settings等のページリンクをクリックすると、Windowsセキ

ュリティ画面が表示されます。

ユーザ名とパスワードを入力します。

ユーザ名: fa10ru

パスワード: foranetwork

入力後、OKをクリックすると各設定画面にアクセス可能になります。

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9-1. Information

Information をクリックすると下記ダイアログウィンドウが表示されます。

Unit Information

項目 説明

Serial Number FA-10RUの製品番号が表示されます。

FPGA1 Version FA-10RU FPGA1のバージョンが表示されます。

FPGA2 Version FA-10RU FPGA2のバージョンが表示されます。

Soft Version FA-10RU Softのバージョンが表示されます。

Network Information

項目 説明

IP Address FA-10RUに設定されている IPアドレスが表示されます。

Subnet Mask FA-10RUに設定されているサブネットマスクが表示されます。

Default Gateway FA-10RUに設定されているゲートウエイが表示されます。

MAC Address FA-10RUに設定されている MACアドレスが表示されます。

Connection Status

項目 説明

Status FA-9600の接続状態が表示されます。

Unit ID

接続している FA-9600の IP アドレスが、Unit ID Assignment (*1) に登録されている場合は、登録 ID番号が表示されます。

IP ADDRESS MU SELECT (*2) で接続した場合は、”IP Address Select”と表示されます。

Host Address 接続している FA-9600の IP アドレスが表示されます。

TCP Port Number 接続している FA-9600の TCP ポート番号が表示されます。

Unit Name 接続している FA-9600のユニット名が表示されます。 (*1) 詳細は「9-4. Unit ID Assignment」を参照してください。 (*2) 詳細は「4-2-2. IPアドレスを使う」を参照してください。

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9-2. Network Settings

Network Settings をクリックすると下記ダイアログウィンドウが表示されます。

ネットワークアドレスを変更した場合は、各種設定を変更後に Submit をクリックします。

設定は電源の再投入後または、「9-7. Restart」実施後に反映されます。

9-3. User Account Settings

User Account をクリックすると下記ダイアログウィンドウが表示されます。

User Accountの設定を変更した場合は、各種設定後 Submit をクリックします。

User Name と Passwordを空欄に設定した場合、次回から認証確認は行われません。

設定は電源の再投入後または、「9-7. Restart」実施後に反映されます。

注意

ここで変更したユーザ名とパスワードは忘れないように管理してください。万一忘れてしまった場合は、FA-10RUを工場出荷時状態へ初期化する必要があります。(「12. FA-10RUの初期化」参照)

初期化後は、初期設定のユーザ名とパスワードでログインし、再度アカウントを設定してください。

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9-4. Unit ID Assignment

Unit ID Assignment をクリックすると下記ダイアログウィンドウが表示されます。

「4-2-1. ユニット IDを使う」で MU IDの 1-100の IPアドレスを設定します。設定時に表示させたい名前を登録

する場合は、Unit Nameを設定します。

設定後、Submit をクリックします。 (電源の再起動をしなくても設定は反映されます。)

名前は、半角 15文字までの英数字を入力しください。全角文字は入力しないでください。

9-5. Event Naming

Event Naming画面 には FA-1010,FA-505,FA-9600用があります。

Event Naming (FA-9600) をクリックします。下記のダイアログウィンドウが表示されます。

設定方法

FA-10RUに保存される Event1-Event100の名前を登録できます。

(1) イベント名 (英数字、半角 15文字まで) を枠内に入力します。

(2) このページの名前入力が終わったら、Submit をクリックします。

(3) Event21-40 をクリックして次のページを開き、同様に名前を変更します。

(4) Event1-Event100 (出荷時名称) は、このようにして、すべて登録名を変更できます。

登録後は、イベント操作時に新しい登録名で表示されます。

詳しくは「7. イベントメモリ」の章を参照してください。

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9-6. Backup & Restore

Backup & Restore をクリックすると下記ダイアログウィンドウが表示されます。

FA-10RUの各種設定およびイベントデータを PCに保存することができます。

また、PCに保存されたデータを読み込むこともできます。

9-6-1. コンフィグデータのバックアップ

FA-10RUの基本設定 (コンフィグ データ) を PCの CSV ファイル形式にて保存/読込むことができます。

PCへのコンフィグ ファイルの保存

(1) Backup Config Data Save Fileの Save をクリックします。

(2) 確認ダイアログの保存をクリックして、フォルダを指定しデータを保存します。

PCにファイル保存されたコンフィグ ファイルの読み込み

(1) コンフィグデータを読み込む項目を指定します。

項目 説明

Network Settings 保存されているファイルから「9-2. Network Settings」の内容を読み込みます。

Unit ID Assignment 保存されているファイルから「9-4. Unit ID Assignment」の内容を読み込みます。

Event Name 保存されているファイルから「9-5. Event Naming」の内容を読み込みます。

Salvo 保存されているファイルから「Salvo Naming」の内容を読み込みます。

GPI Settings 保存されているファイルから GPIの設定内容を読み込みます。GPIの設定内容は、8-2章~8-3章を参照してください。

Front Panel Settings

保存されているファイルから前面操作設定内容を読み込みます。前面操作の設定内容は、8-4章、8-5章を参照してください。

(2) Backup Config Dataの参照…をクリックしてコンフィグデータが保存されているファイルを指定します。

コンフィグデータの保存/読み込み中は FA-10RUからの操作はできません。コンフィグデータの保存には 10

秒程度、読み込みには最大 10分程度かかる場合があります。

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注意

Network Settingにチェックを入れて読み込みした場合、Network Settingの設定は再起動後に反映されます。「9-7. Restart」の操作を必ず実施してください。

9-6-2. イベントデータのバックアップ

FA-10RUに保存されているFA-9600用の全イベントデータを、一括してPCのファイルに保存/読み込む

ことができます。

PCへの全イベントデータの保存

(1) Backup Event Data (FA-9600) の Save をクリックします。

(2) 確認ダイアログの保存をクリックして、フォルダを指定しデータを保存します。

PCにファイル保存されたイベントデータ ファイルの読み込み

(1) Backup Event Data (FA-9600) の参照…をクリックしてイベントデータが保存されているファイルを

指定します。

(2) Loadをクリックします。確認ダイアログで OK をクリックし、データを読み込みます。

イベントデータの保存/読み込み中は FA-10RU からの操作はできません。イベントデータの保存、読み込

みには 10秒程度かかります。

9-7. Restart

Restart をクリックすると下記ウィンドウが表示されます。

Network Settings または User Account Settingsの設定を行った場合は、必ずRestartをクリックして再起動

させてください。

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10. GPI インターフェース

GPI1、GPI2、GPI3コネクタには、合計でGPI入力が 30、GPI出力が 30あります。端子毎に機能を選ぶことも、特

定目的のために作成された機能パターンを使って一括設定 (Pattern Load) することも可能です。機能の割り当てに

ついては 8-1章、8-2章を参照してください。

FA GPIO Editor (ソフト) を使用して、GUI画面で GPI入出力機能を割り当てることも可能です。

10-1. FA GPIO Editor

FA GPIO Editor を使用して、GPI 端子に機能を割付けるには、付属の CD-ROM 内にある「FA GPIO

Editor」ソフトを PCにインストールして使用します。設定した GPIを PC上のファイルに保存 (Export) したり、保

存したファイルを読み込む (Import) 機能もあります。

10-1-1. インストール

ソフトをインストールする際は、他のアプリケーションをすべて終了させてください。

(1) PCに CD-ROMをセットします。CD-ROM上の「FA GPIO Editor>setup」をクリックします。インス

トール画面が表示されます。

(2) [Next] をクリックします。

(3) ライセンスの認証確認が表示されます。内容を確認頂き了承して頂ける場合は、

[I accept the terms in license agreement]にチェックをし、[Next]をクリックします。

ライセンスの認証に同意して頂けない場合は、[Cancel] をクリックします。ソフトのインストールは中断

されます。

注意

Printをクリックするとライセンス内容を印刷することができます。印刷する際は、必ずプリンタがPCに接続されていることを確認してから行ってください。また、他のアプリケーションは必ず終了させてください。

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(4) ソフトをインストールする標準のフォルダとパスが表示されます。変更したい場合は、[Change…] をクリ

ックしインストールしたいフォルダとパスを指定してください。

(5) [Next] をクリックします。

(6) インストールの最終画面が表示されます。内容を確認し、変更がない場合は[Install] をクリックします。

修正したい場合は [Back] をクリックします。表示される画面に従い、再度設定します。

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(7) インストールが終了すると、下記のような画面が表示されます。[Finish] をクリックして完了です。

10-1-2. GPIO Editorのバージョン確認

メニューバーの [バージョン情報] をクリックします。

バージョン情報ウィンドウが表示されます。確認後 [OK] をクリックし、画面を閉じます。

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10-1-3. FA GPIO Editor と FA-10RUの接続

(1) デスクトップのショートカットをクリックして FA GPIO Editorを起動します。

(2) 起動すると下記の画面が表示されます。

接続する FA-10RUの IPアドレス、ユーザ名、パスワードを入力します。

<FA-10RU 出荷時設定>

IPアドレス: 192.168.0.100

ユーザ名: fa10ru

パスワード: foranetwork

(3) [Load] をクリックします。認証に成功すると FA-10RUの GPI設定が読み込まれ、表示されます。

認証に失敗するとエラーが表示されます。[OK] をクリックして、正しいユーザ名、パスワードを入力して

再度 [Load] をクリックしてください。

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10-1-4. GPIの機能設定

FA-GPIO Editorを使って GPI1 、GPI2、GPI 3 コネクタの 30入力および 30出力 に機能を割り当てま

す。出荷時は、すべて None (機能無し) に設定されています。

機能パターンを使う場合 (入力のみ)

(1) 下記のタブから GPIポートを選びます。

GPI Port 1 – 10 (FA-AUX30 Left Block)

GPI Port 11 – 20 (FA-AUX30 Center Block)

GPI Port 21 – 30 (FA-AUX30 Right Block)

() 内は FA-AUX30を接続した場合に正面から見た各ブロックの位置を表示しています。

(2) Pattern Loadでパターンを選択し、 [Load] をクリックします。

(各パターンについて詳しくは「10-2. GPI Input Pattern一覧」を参照してください。) 10個の入出力

が一括で設定されます。一括設定を後から変更することもできます。設定の方法については、下記の

「個別に設定する場合」を参照してください。

(3) Applyをクリックして FA-10RUに設定を反映します。「設定変更に成功しました」というメッセージが表

示されたら完了です。

個別に設定する場合

(1) タブで GPIポートを選びます。

(2) 入力端子については、まず Setting 1を設定し必要に応じて Settings 2-4を選びます。

設定について詳しくは「8-2-1. Setting 1-4設定の詳細」を参照してください。

入出力端子の配置については「10-3. GPI1-GPI3端子配列」を参照してください。

(3) GPI出力の機能を選択します。

設定について詳しくは「8-2-4. GPI OUTPUT機能詳細」を参照してください。

出力極性を反転したい場合は、各ポートの Polarityを Invert に設定します。

(4) Applyをクリックして FA-10RUに設定を反映します。「設定変更に成功しました」というメッセージが表

示されたら完了です。

(1) タブで GPIポートを選ぶ。

(2) パターンを選び、Load をクリックする。

(3) Applyをクリックする。

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10-1-5. ファイルへのエクスポート / インポート

エクスポート

GPIの設定を PC上のファイルに保存できます。

(1) メニューバーで「ファイル>エクスポート」

を選択します。

(2) 保存用のウィンドウが表示されます。

保存先とファイル名を指定し [OK] を

クリックして設定を保存します。

初期設定では、FA-10RU GPIO.csv という

名前で保存されます。必要に応じて変更

してください。

インポート

PC上のファイルから GPIの設定をロードできます。

(1) メニューバーで「ファイル>インポート」

を選択します。

(2) 設定ファイルが保存されているパスと、

ファイル名 (FA-10RU GPIO.csvなど) を

指定します。

(3) 設定内容を画面で確認後、[Apply] をクリック

し、設定を FA-10RUに送信してください。

(1) タブで GPIポートを選ぶ。

(2) Setting1 を選び、必要に応じてSettings 2-4を設定します。

(3) GPI出力の機能を選択します。

(4) Applyをクリックする。

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10-2. GPI Input Pattern一覧

「8-1. LOAD GPI PATTERN」で選択できる GPI入力のパターンの説明です。図は FA-AUX30のボタン配置

です。

GPI1-3 BLOCK設定 ボタン ボタン名 説明

MU Select 1-10 MU ID1-10 ID1-10に登録されているMUに接続します。メインユニット接続中、該当するボタンの LEDが点灯します。

FS Select (*1) 1-2 FS1-2 該当するボタンの FSが選択されている場合、LEDが点灯します。

Process (FS1-FS10) (*2)

1-2 PROCESS

FS1-2

VIDEO PROCESSAMPLIFIER メニューに切り替え、該当するボタンが点灯します。

Video Level

(FS1-FS10) (*2) 1-2

VIDEO LEVEL

FS1-2

VIDEO LEVEL メニューに切り替え、該当するボタンが点灯します。

Chroma Level

(FS1-FS10) (*2) 1-2

CHROMA

LEVEL FS1-2

CHROMA LEVEL メニューに切り替え、該当するボタンが点灯します。

Setup/Black Level

(FS1-FS10) (*2) 1-2

BLACK LEVEL

FS1-2

SETUP/BLACK LEVEL メニューに切り替え、該当するボタンが点灯します。

Hue (FS1-FS10) (*2) 1-2 HUE FS1-2 HUE メニューに切り替え、該当するボタンが点灯します。

CC (FS1-FS10) (*1) 1-2 CC FS1-2

COLOR CORRECTION (BALANCE)メニューに切り替え、該当するボタンが点灯します。

CC White (FS1-FS10) (*1)

1-2 CC WHITE

FS1-2

CC Black (FS1-FS10) (*1)

1-2 CC BLACK

FS1-2

CC Gamma

(FS1-FS10) (*1) 1-2

CC GAMMA

FS1-2

BY-PASS

(SDI1-SDI10) 1-2

BY-PASS

SDI1-2

SDI1-2のビデオバイパスを On/Off します。ビデオバイパス中は、ボタンが点灯します。

(*1) FA-9600が 3D-LUTモードのときはこのパターンは使用できません。

(*2) FA-9600が 3D-LUTモードのときは、FS2は使用できません。

GPI1-3 BLOCK設定 ボタン ボタン名

(下記参照) 説明

Time Code Generator

1 TC TCG CONTROL メニューに切り替えます。

6 START 初期パターンのままでは動作しません。

Setting4の設定や本体側メニュー設定(例えば Source項目など)が予め必要です。

7 STOP

8 RESET

9 PRESET

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GPI1-3 BLOCK設定 ボタン ボタン名 説明

Freeze (FS1-FS10) (*2) 1-2 FREEZE FS1-2 FS1-2の FREEZEを ON/OFF します。

Audio Gain (FS1-FS10) (*2)

1-2 GAIN FS1-2 EMBEDDED AUDIO OUTPUT GAIN メニューに切り替え、該当するボタンが点灯します。

Audio Delay (FS1-FS10) 1-2 DELAY FS1-2 初期パターンのままでは動作しません。Settingの設定が必要です。

Event (No1-10 Load) 1-10 EVENT 1-10 EVENT1-10に登録しているイベントをロードします。

(All Data モード)

Event (No1-10 Save) 1-10 EVENT 1-10 現在の状態を、EVENT1-10に保存します。

Event

(No1-5 Load/Save)

1-5 LOAD EVENT 1-5 EVENT1-5に登録しているイベントをロードします。

(All Data モード)

6-10 SAVE EVENT 1-5 現在の状態を、EVENT1-5に保存します。

(*2) FA-9600が 3D-LUTモードのときは、FS2は使用できません。

GPI1-3

BLOCK設定 ボタン ボタン名 (下記参照) 説明

Menu 1

Select

1 PROCESS

VIDEO PROCESS AMPLIFIER メニューに切り替え、ボタンが点灯します。

2 VIDEO LEVEL

3 CHROMA LEVEL

4 BLACK LEVEL

5 HUE

6 CC COLOR CORRECTION (BALANCE)メニューに切り替え、ボタンが点灯します。

FA-9600が 3D-LUTモードのときはこのパターンは使用できません。

7 CC WHITE

8 CC BLACK

9 CC GAMMA

10 GPI LOCK ボタンを押すと点灯し、全ての GPI入力を無視します。GPI LOCK

ボタンを長押しすると消灯し、全ての GPI入力を受け付けます。

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116

GPI1-3

BLOCK設定 ボタン

ボタン名

(下記参照) 説明

Menu 2

Select

1 GPI LOCK ボタンを押すと点灯し、全ての GPI入力を無視します。GPI LOCKボタンを長押しすると消灯し、全ての GPI入力を受け付けます。

2 PROCESS VIDEO PROCESS AMPLIFIER メニューに切り替え、ボタンが点灯します。

3 CC

COLOR CORRECTION (BALANCE)メニューに切り替え、ボタンが点灯します。

FA-9600が 3D-LUTモードのときはこのパターンは使用できません。

4 FREEZE VIDEO FREEZE メニューに切り替え、ボタンが点灯します。

6 AUDIO GAIN EMBEDDED AUDIO OUTPUT GAIN メニューに切り替え、ボタンが点灯します。

7 AUDIO DELAY AUDIO INPUT DELAY メニューに切り替え、ボタンが点灯します。

GPI1-3

BLOCK設定 ボタン

ボタン名

(下記参照) 説明

Menu 3

Select

1 GPI LOCK ボタンを押すと点灯し、全ての GPI入力を無視します。GPI LOCKボタンを長押しすると消灯し、全ての GPI入力を受け付けます。

6 EVENT LOAD LOAD EVENT MEMORY メニューに切り替え、ボタンが点灯します。

7 EVENT SAVE SAVE EVENT MEMORY メニューに切り替え、ボタンが点灯します。

10 ALARM 接続先の FA-9600の FAN,電源と FA-10RUの FANのいずれか 1つでも異常が検出された場合に点灯します。

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117

GPI1-3

BLOCK設定 ボタン

ボタン名

(下記参照) 説明

Menu 4

Select

1 FRAME FREEZE モードを FRAMEに設定し、ボタンが点灯します。

2 ODD FREEZE モードを ODDに設定し、ボタンが点灯します。

3 EVEN FREEZE モードを EVENに設定し、ボタンが点灯します。

4 MU UNIT ID MU SELECT メニューに切り替えします。

5 VIDEO TEST VIDEO TEST SIGNAL メニューに切り替えします。

6 FREEZE ON 選択中の FS を FREEZE ON状態にし、ボタンが点灯します。

7 FREEZE OFF 選択中の FS を FREEZE OFF状態にし、ボタンが点灯します。

10 AUDIO TEST AUDIO MUTE/TEST SIGNAL メニューに切り替えます。

GPI1-3

BLOCK設定 ボタン

ボタン名

(下記参照) 説明

Status 2

1 FAN FA-10RUの FAN、接続先の FA-9600のいずれかの FANに異常があった場合、点灯します。

2-5 FAN1-4 接続先の FA-9600の FAN1-FAN3に異常があった場合、各々のボタンの LEDが点灯します。FAN4は機能しません。

6 RU FAN FA-10RUの FANに異常があった場合点灯します。ボタンを押すと、FA-10RU INFORMATION メニューに移動します。

7 DC POWER 電源 1 または電源 2の DC出力に異常が発生した場合、点灯します。

8 DC POWER 1 電源 1の DC出力に異常が発生した場合、点灯します。

9 DC POWER 2 電源 2の DC出力に異常が発生した場合、点灯します。

10 REF IN リファレンス信号が無い場合点灯します。ボタンを押すと、VIDEO

INPUT STATUS メニューに移動します。

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118

10-3. GPI1-GPI3端子配列

GPI コネクタ端子配列表 (D-sub 25 ピン メス)

ピン番号 信号内容

GPI1 GPI2 GPI3

1 GND (グランド)

2 GPI OUT 1 (出力) GPI OUT 11 (出力) GPI OUT 21 (出力)

3 GPI OUT 2 (出力) GPI OUT 12 (出力) GPI OUT 22 (出力)

4 GPI OUT 3 (出力) GPI OUT 13 (出力) GPI OUT 23 (出力)

5 GPI OUT 4 (出力) GPI OUT 14 (出力) GPI OUT 24 (出力)

6 GPI OUT 5 (出力) GPI OUT 15 (出力) GPI OUT 25 (出力)

7 GND (グランド)

8 GPI IN 1 (入力) GPI IN 11 (入力) GPI IN 21 (入力)

9 GPI IN 2 (入力) GPI IN 12 (入力) GPI IN 22 (入力)

10 GPI IN 3 (入力) GPI IN 13 (入力) GPI IN 23 (入力)

11 GPI IN 4 (入力) GPI IN 14 (入力) GPI IN 24 (入力)

12 GPI IN 5 (入力) GPI IN 15 (入力) GPI IN 25 (入力)

13 DC OUT (内部電源出力 5.0V 200mA以下で使用してください。)

14 GPI OUT 6 (出力) GPI OUT1 6 (出力) GPI OUT2 6 (出力)

15 GPI OUT 7 (出力) GPI OUT1 7 (出力) GPI OUT2 7 (出力)

16 GPI OUT 8 (出力) GPI OUT 18 (出力) GPI OUT 28 (出力)

17 GPI OUT 9 (出力) GPI OUT 19 (出力) GPI OUT 29 (出力)

18 GPI OUT 10 (出力) GPI OUT 20 (出力) GPI OUT 30 (出力)

19 GND (グランド)

20 GPI IN 6 (入力) GPI IN 16 (入力) GPI IN 26 (入力)

21 GPI IN 7 (入力) GPI IN 17 (入力) GPI IN 27 (入力)

22 GPI IN 8 (入力) GPI IN 18 (入力) GPI IN 28 (入力)

23 GPI IN 9 (入力) GPI IN 19 (入力) GPI IN 29 (入力)

24 GPI IN 10 (入力) GPI IN 20 (入力) GPI IN 30 (入力)

25 NC

GPI入力回路

1,7,19 PIN

8~12 20~24PIN (IN)

FA-9600側

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GPI制御パルス

設定ピンのレベル状態の変化 (OPENから CLOSE) をトリガとして制御を行います。

OPENから CLOSE: 設定した機能を ON

GPI出力回路 (GPI1-3共通)

注意

GPI出力回路は、50mAまで引き込むことが可能です。また、外部電源は DC 5-24Vを使用してください。

“DIP SW”設定については、「2-3-1. ディップスイッチ設定」を参照してください。

OPEN

CLOSE

100msec以上

+5.0V

外部電源/内部電源の使用を選択してください。

1, 7, 19PIN

2~6, 14~18 PIN (OUT)

13PIN

DC5-24V

(外部電源)

保護抵抗

FA-9600内部側

DIP SW設定

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11. 外部コマンド制御

LAN経由で MU切り替え (MU Select) コマンドを FA-10RUに送信できます。

11-1. 通信方式

通信仕様 インターフェース Ethernet: IEEE802.3u/ab (100BASE-TX / 1000BASE-T)

プロトコル TCP/IP、UDP/IP

ポート番号 60000 (固定)

通信タイムアウト時間 30秒 (エラーコード 99参照)

接続台数 1台

コマンド送信 FA-10RUへコマンドを送信します。(TCP)

コマンド応答 FA-10RUは、正常に受信処理したときはACKを、そうでない場合はエラーメッセージを返信します。(TCP)

状態要求コマンドの場合は、“ACK“ (TCP)送信後に、状態メッセージ(UDP)を返信します。

送信先アドレス FA-10RUの IPアドレス

11-2. コマンド

コマンドは ASCII文字で入力し、最後に[CR][LF]を付加します。

11-2-1. Power On

コマンド文 説明

PowerOn,10RU,CHK,0[CR][LF] FA-10RUの起動確認シーケンスです。FA-10RUよりACK返答後に、コマンド送信機器からの制御を開始するようにしてください。

11-2-2. MU切り替え (MU Select)

下記の FA-9600に接続する場合のコマンド例を示します。

FA-9600の IPアドレス 192.168.0.10 (初期設定)

ポート番号 50100 (初期設定)

コマンド例 FS指定

SwitchMU,10RU,Target,192.168.0.10:50100[CR][LF] なし

SwitchMU,10RU,FS1,192.168.0.10:50100[CR][LF] FS1

SwitchMU,10RU,FS2,192.168.0.10:50100[CR][LF] FS2

正常終了

返信メッセージ: ACK[CR][LF]

異常終了

返信メッセージ: ERR<エラーコード>[CR][LF]

何らかの原因で正しくコマンドが受信されなかったとき、エラーが返信されます。

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エラーコード 内容

01-03 コマンド文エラーまたは、指定 FS無効エラー

04 設定値エラー

90 MU切り替え処理実施したが、FA-9600の Remote Unit制御が禁止されている。

<p 20> 参照

91 MU切り替え処理に失敗

98 コマンドフォーマットエラー

99 タイムアウトエラー

(コマンドが 30秒間こない場合、約 10秒ごとに 3回、このエラーメッセージを送信後、接続を切断します。)

11-2-3. 接続状態要求コマンド (Status)

コマンド文 説明

Status,10RU,Get,0[CR][LF] FA-10RU と FA-9600の接続状況を要求するコマンド

正常に受信された場合

返信メッセージ (TCP): ACK[CR][LF]

つづいて下記の接続状態のメッセージが UDP送信されます。

接続状態メッセージ (UDP)

Status,10RU ,RPT,<接続状態>,<FA-9600 IPアドレス:ポート番号>,<FS番号>[CR][LF]

(例) Status, 10RU, RPT,3,192.168.0.10:50100,FS1[CR][LF]

<接続状態> <FS番号>

0 未接続 FS1、FS2、--- (未接続)

1 接続処理中

2 通信拒否

3 接続中

接続状態メッセージを受信後、ACK[CR][LF](UDP)を送信してください。FA-10RU は、ACK[CR][LF]

(UDP)を受信できない場合、約 1秒間隔で 3回接続状態メッセージを再送信します。

正常に受信されなかった場合

返信メッセージ (TCP): ERR<エラーコード>[CR][LF]

何らかの原因で正しくコマンドが受信されなかったとき、エラーが返信されます。

エラーコード 内容

01-03 前章のエラーコード表参照

04

98

99

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12. FA-10RUの初期化

注意

初期化を実施すると、FA-10RU に保存されている全てのデータが初期化されます。実行の際には、十分注意してください。

初期化前に FA-10RUのデータを PCに保存することを強くお勧めします。(「9-6. Backup & Restore」を参照)

FA-10RUを工場出荷時設定に戻す

1) 前面パネルの F2 と F4の Unityボタンを押しながら電源スイッチを投入します。

2) 前面のディスプレイに、“Initializing Factory Default”という文字列表示され、初期化が開始されます。

3) 初期化が完了すると、全設定が工場出荷時に戻ります。

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13. 仕様および外観図

13-1. 仕様

インターフェース

LAN 10/100/1000BASE-T、RJ-45、x 1

GPI D-sub 25ピン (メス) 、x 3 (インチネジ)

入力 30ポート/出力 30ポート

使用温度 0°C - 40°C

湿度 30% - 90% (結露のないこと)

電源 AC100V - 240V ±10%, 50/60Hz

消費電力 28VA (16W) (AC100V-120V供給時) 33VA (16W) (AC200V-240V供給時)

外形寸法 430 (W) x 44 (H) x 130 (D) mm

質量 2.0kg

消耗部品

電源: 交換時期 5年

冷却ファン: P1467-1交換時期 5年

標準付属品 取扱説明書、電源ケーブル、ラック取付金具、点灯色識別シール

13-2. 外観図

(寸法単位 mm)

40 350

462

480

44

40

430

32

66

44

12.7 3.7

20

80

30

22.3

13

0

POWER

ON

OFF

MU SEL

LOCK

FS SELFS LINK

EVENT

GENLOCK

FREEZE

TEST SIGNAL

BY-PASS

FAN ALARM

DC POWER

REMOTE CONTROL UNIT FA-10RU

DISPLAY AREAF1 F2 F3 F4

UNITY UNITY UNITY UNITY

1 2 3 4

5 6 7

9 10 0

OPTION8

PROC

EMB

CC

SETUP

CLIP

DWN MIX

BY-PASS

MAPPING

INPUT

AES

CLN SW

GAINI

OUTPUT

DELAY

ANC

ANALOGSYSTEM STATUS

VIDEO

AUDIO

AC100-240V 50/60Hz IN

GPI3 GPI2 GPI1 TO MU

(10/100/1000BASE-T)

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2020/02/17 Printed in Japan

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