平成25年度 宇都宮大学
全学FDの日
1.日 時 平成25年9月27日(金)13時から
2.場 所 大学会館2階 多目的ホール
(工学部アカデミアホールに映像・音声配信)
3.日 程
【表彰】
13:00 ベストレクチャー賞表彰及び受賞者による授業実践の紹介
【全学FDシンポジウム】
14:10 挨拶(学長 進村武男)
14:15 講演「アクティブ・ラーニングによる教育の現状と実践的課題」 (関西大学教育推進部教授 三浦真琴 氏)
15:05 質疑応答
15:30 各部局の報告 演題「アクティブ・ラーニング型授業の実践例,その成果と課題」
報告者 基盤教育センター 若園雄志郎 特任准教授
教育学部 南 伸昌 教授
工学部 横田和隆 教授 16:30 講演者・報告者による討論会及び質疑応答
司会 教育学部 酒井一博 教授
(参考:学部等の取組) 10:00~11:30 個別FD活動
国際学部:国際学部 A 棟 4 階 大会議室
教育学部:教育学部 A 棟 2 階 大会議室
工 学 部:機械系 7 号館 4 階 学科会議室
電気系 3号館 2 階 322 番教室
化学系 2号館 2 階 222 番教室
建設系 10号館 6階 専攻会議室
情報系 3号館 3 階 リモートレクチャールーム
農 学 部:峰ヶ丘講堂
基盤教育:大学会館 2 階ロビー(11:00~18:00 ポスター設置)
目 次
第 10 回「宇都宮大学ベストレクチャー賞」受賞者名簿・・・・・・・・・1
第 10 回「宇都宮大学ベストレクチャー賞」選考要項・・・・・・・・・・2
講演「アクティブ・ラーニングによる教育の現状と実践的課題」 (関西大学教育推進部教授 三浦真琴 氏)・・・・・・・・・・3
各部局の報告
基盤教育センター (若園雄志郎 特任准教授)・・・・・・・・・・・41
教育学部 (南 伸昌 教授)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
工学部 (横田和隆 教授)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
学部等名 授業科目名 担当教員名 備 考
国際学部 Japan’s International Relations 清水 奈名子 表彰式(全学FDの日)における発表者
工芸理論 松島 さくら子
社会教育計画Ⅱ 佐々木 英和 所属:地域連携教育研究センター
生徒指導・進路指導(中・高校を中心とする)
澤田 匡人 表彰式(全学FDの日)における発表者
土木計画学Ⅰ交通計画土木計画学Ⅱ
森本 章倫 表彰式(全学FDの日)における発表者
コンクリート工学Ⅰ 藤原 浩巳
設備工学Ⅰ 郡 公子
生物化学Ⅰ生物化学Ⅱ
蕪山 由己人 表彰式(全学FDの日)における発表者
肥料学植物栄養学
関本 均
Integrated English II34クラス
担当教員チーム江川 美知子
ベナー バイロン グラント
金子 義隆五十嵐 香太田 聡一立田 夏子恒安 眞佐中田 貴眞藤井 拓哉
所属:基盤教育センター
新入生セミナー 守友 裕一表彰式(全学FDの日)における発表者所属:農学部
インターネットのしくみ 三原 義樹 所属:総合メディア基盤センター
中国語基礎Ⅳ 松金 公正 所属:国際学部
農学部
第10回「宇都宮大学ベストレクチャー賞」受賞者名簿
基盤教育
工学部
教育学部
1
第10回 「宇都宮大学ベストレクチャー賞」選考要項
平成25年5月29日 教育企画会議
本学では、基本的な教育目標として「広く社会に開かれた大学として、質の高い特
色ある教育と研究を実践し、人類の福祉の向上と世界の平和に貢献する。」を掲げて
いる。
この教育目標を達成するための一環として、優れた講義を行っている教員にベスト
レクチャー賞を授与し、併せて、教員相互の授業改善の意識向上に役立てることを意
図している。
なお、ベストレクチャー賞は、優れた授業への取組みであることに鑑み、本学にお
ける志願者確保等の観点から、その取組内容を広報活動においても活用することとす
る。
以下に「第10回宇都宮大学ベストレクチャー賞」の選考について必要事項を定め
る。
1.対象は、専任教員が担当する学士課程のすべての授業科目(以下「科目」とい
う。)とし、当該科目を複数で担当している場合は、その代表者とする。
2.ベストレクチャー賞の選考は、平成24年度前期及び後期の「授業評価アンケー
ト」を参考に、教育企画会議において決定する。
①国際学部、教育学部、工学部、農学部の専門教育科目担当者及び基盤教育科目担
当者から選出する。候補者数は開講科目数を勘案し、基盤教育4名、国際学部
1名、教育学部3名、工学部3名、農学部2名とする。
②「授業評価アンケート」の回答者数が10人以上の科目を対象とする。
③授業評価項目4から9の平均点は、概ね4.0以上とする。
④その他、選考内容・方法は教育企画会議が定める。
3.ベストレクチャー賞受賞者には、「全学FDの日」において学長から表彰状、副
賞及び教員研究費10万円を授与する。
4.ベストレクチャー賞受賞者の取組内容については、他の教員の授業改善の意識向
上に役立てること、さらには広報活動に活用するため、以下の事項について考慮
する。
(1) 受賞者は授業に対する心構えや取り組み方などをまとめた資料「授業概要」を
作成し、「全学FDの日」において15分程度の発表を行う。
(2)「授業概要」を学内向けHPに公開するとともに、オープンキャンパスの日な
どに模擬講義を実施する。
(3) 受賞者の模擬講義(10分~15分程度)をビデオ収録し、これを蓄積したも
のを本学HP等に公開する。
2
1
1st Research → Teaching
2nd Teaching → Learning教育の提供 学習の創出
◇“1st Shift”の反省教師にとって都合のよいTeaching
◇“How to”からの脱却
cf. 学生消費者主義・アカウンタビリティ・Generation X
《面白い》
《つまらない》
《わからない》
ⅠⅡ
ⅣⅢ
《わかる》
◇“What to Teach”の見直し
◇“What not to Teach”という発想
◇“Why to Teach”という省察
生涯にわたって学び続ける力、主体的に考える力を持った人材は、学生からみて受動的な教育の場では育成することができない。従来のような知識の伝達・注入を中心とした授業から、教員と学生が意思疎通を図りつつ、一緒になって切磋琢磨し、相互に刺激を与えながら知的に成長する場を創り、学生が主体的に問題を発見し解を見だしていく能動的学修(アクティブ・ラーニング)への転換が必要である。 〔中央教育審議会、2012〕
3
User長方形
2
HOW
WHAT
WHY
◇自分なりの「理由・目的・方法」を編む
◇“My version of the Truth”
◇ 一般的な傾向・動向を少し知っておく
一種のトートロジー
教授モデル
教育的活動
教授学習戦略
エトセトラ…
⇒ だからこそ“My version”が必要(再度)
Active LearningConcept:Background:History:Utility:Method:etc.:
学習とは学習者が能動的に意味を探求する営みである。知識を受動的に得るのではなく、それを構築する営みである。その知識は経験によって形作られるものであると同時に、これから先の経験を構築していくもととなるものでもある。
-American Association for Higher Education(AAHE), et. al., 1998
4
User長方形
3
「教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を採り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。」
Active Learning
Inquiry-based LearningInquiry-based Learning
Problem-based
Learning
Fig. by Spronken-Smith et.al. (2010)
伝統的な講義型の授業をactivateすることは可能
溝上(2007)/三浦 (2013b)
意味の探求知識の構築経験の基盤
従来の知識転移型講義に欠如していたもの・こと
知識獲得過程に対する深慮遠謀
「勉強」モデル
問い 答え
「学習」モデル
問い 答え⇒
「学問」モデル
問い 答え⇒
5
User長方形
4
Hmelo-Silver, Cindy E. (2004), Barrows, Howard S. (1996)など
1. Student Centered Learning2. Learning is done in Small Student Groups3. Facilitators or Tutors guide the students rather
than teach4. A Problem forms the basis for the organized
focus of the group, and stimulates learning5. The problem is a vehicle for the development
of problem solving skills6. New knowledge is obtained through Self-
Directed Learning
Barrows, Howard S. (1996)
一般に「問題発見・解決学習」と呼ばれるが
多くの場合、教員が「課題」を提供し、学生がその課題を「解く」ことが求められる。「問い」を「解く」ための「調査」が主となるため、“IBL”に分類するのが妥当である
「問い」を与えられることに慣れてしまうと「問い」の構造や奥行き、意味や価値について考えることをしなくなる
「問い」の発掘・発見
「問い」としての成立可能性「社会性」・「公共性」
についての熟思三考
「紐帯」「連関」の実感「限定的枠組みなき実践」
三浦 (2012b)
講 義
理論抽象的概念
問題・課題
教師が提示
IBL(三浦ver.)
教師が提示
学生が学習
学生が調査
問題・課題
PBL (三浦ver.)
学生が発見
学生が調査
学生が学習
理論抽象的概念
理論抽象的概念
問題・課題
LA(Learning Assistant)の活用
-発掘・育成・協働 -
6
User長方形
5
大人数講義:『教職概説』
小人数PBL:『スタディスキルゼミ』
『文章力をみがく』
大人数PBL:『大学教育論』
Talk & Chalk &『広場』
『学問』モデル
Lifelong writing/ what to
学問モデル& 学生参画型
Grouping:『カードの法則』(小)『学習スタイルのインベントリー』(大)
Ice Break: 『ミラーリング』
Communication: 『World Cafe』
PBLは有効ではあるが万能ではない
全科目において展開する必要はない
初年次学生を対象とするのが望ましい
“Be patient.”
『学生を信じること』
『教師自らも active になること』
7
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第8巻
第1号
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第3号、
pp.8
1-88
三浦
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2012
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た授業
実
践報
告(4
)」『関
西大学高
等教育
研究』
第4号、
pp.2
9-53
三浦
真琴(
2013
b)「三
浦流
の学
生と楽
しむ大
学教育
」『学
生と楽
しむ大
学教育
日本
的U
Dとい
う発想
』ナカ
ニシヤ
出版(
近刊予
定)
R
. Sp
roke
n-Sm
ith,
J. B
ulla
rd,
W.
Ray
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Edu
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1995
H
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-12
10
1
『教
職概
説』
の広
場
Part
Ⅰ
今ま
で小
中高
と授
業を
受け
てき
て、
いろ
いろ
な考
え方
を自
分の
中で
持っ
てい
ると
思っ
てい
たけ
ど、
モノ
ク
ロと
カラ
ーの
違い
を一
つの
観点
から
しか
見つ
めて
いな
かっ
たこ
とに
気づ
きま
した
。こ
れか
ら教
師を
目指
そ
うと
思っ
てい
る自
分に
とっ
て、
一つ
の方
向か
らし
か物
事を
考え
るこ
とが
でき
ない
とい
うこ
とは
、自
分が
教
える
立場
でし
か考
えな
い、
自己
中心
的な
教師
にな
って
いた
かも
しれ
ませ
ん。
学校
とい
うた
くさ
んの
考え
方
を持
った
いろ
んな
ひと
がい
ると
ころ
に身
を置
こう
とす
るに
は、
もっ
とい
ろん
な方
向か
らの
視点
で物
事を
見
つめ
て、考
えて
いく
ことが
必要
だと
思い
まし
た。(
将士
)→
今回
、わ
たくしが申し上げたことを「固定観念」
ある
いは
「自
己中
心的
」と
いう
ター
ムで
括っ
てし
まお
うと
する
こと
もあ
る種
の固
定観
念の
なせ
るわ
ざだ
と
考え
てみ
ると
、ど
うな
るで
しょ
うか
。ぐ
るぐ
る、
なに
やら
無限
ルー
プに
入っ
てい
くよ
うな
錯覚
にと
らわ
れ
るか
もし
れま
せん
ね。
でも
、そ
こか
らの
脱出
をは
かり
まし
ょう
。/
わた
くし
は想
像力
が必
要だ
と考
えて
い
ます
。例
えば
、教
師の
ほと
んど
は民
間企
業で
の就
業体
験が
あり
ませ
ん。
官公
庁で
の勤
務も
、自
営業
の経
験
もな
いで
しょ
う。
学校
以外
の社
会を
あま
りよ
くは
知ら
ない
と言
って
もよ
いの
かも
しれ
ませ
ん。
けれ
ども
ク
ラス
の生
徒の
親の
多く
は教
師が
経験
した
こと
のな
い世
界に
いる
人た
ちで
す。
経験
して
いな
いこ
とを
補え
る
のは
想像
力で
すね。
もう
少し
詳し
く申
し述
べる
と『
社会
学的
想像
力(
sociological imagination)』
です
。
興味
をお
持ち
にな
った
のな
らラ
イト・ミ
ルズ
の作
品を
是非
お読
み下
さい。『
社会学的想像力』
Cha
rles
Wrig
ht
Mill
s、鈴
木広
訳、
紀伊
國屋
書店
、お
すす
めの
一冊
です
。
普段
から
物事
を多
面的
に見
るこ
とは
大切
なこ
とだ
と考
え、
自分
もそ
うす
るよ
うに
心が
けて
いた
けれ
ど、
実
際は
すご
く一
方的
な考
え方
しか
して
いな
いの
だと
気づ
きま
した
。こ
れか
ら教
育を
勉強
する
にあ
たっ
て、
ま
ず考
え方
から
理想
に近
づけ
るよ
うに
改善
して
いこ
うと
思い
まし
た。
想像
力や
思考
力と
いっ
たも
のを
ふく
ら
ませ
るこ
とが
大切
だと
思い
まし
た。(
梨世
)→
まさ
に、わ
たく
しが
上で申し述べたこと-想像力を豊かにす
るこ
との
大切
さ-
を再
確認
され
たの
です
ね。
すば
らし
い。
/「
そう
する
よう
に心
がけ
て」
いて
も、
なか
な
か心
がけ
のよ
うに
はい
かな
いの
が人
の世
の常
。そ
れは
何故
なの
でし
ょう
。私
見で
すが
、あ
るこ
とを
自然
に
でき
るよ
うに
なる
ため
には
、不
自然
なほ
どの
努力
が必
要な
のだ
ろう
と考
えて
いま
す。
スー
パー
アス
リー
ト
たち
が、
あっ
と驚
くよ
うな
プレ
イや
パフ
ォー
マン
スこ
とも
なげ
に見
せ、
私達
を魅
了し
てく
れる
のは
、彼
ら
彼女
たち
が普
段か
ら、それ
こそ
不自
然な
ほど
のト
レー
ニン
グを
積み
重ねているからなのですね。「
不自然な
ほど
の努
力」、こ
れに
挑戦し
た後
には
、き
っと「
自然
にで
きて
しま
う」習慣が身につくのではないでしょ
う
か。
/「
教育
を勉
強す
る」
とい
うの
は、
日本
語の
表現
とし
ても
、論
理と
して
も、
自然
では
あり
ませ
んよ
。
どう
した
らよ
いの
か、
少し
ずつ
でい
いの
で考
えて
いっ
てく
ださ
い。
第一
回目
の授
業を
受け
て感
じた
こと
は、
高校
まで
の授
業と
は全
く違
って
、自
分で
考え
る力
が求
めら
れて
い
るん
だと
いう
こと
でし
た。
例え
ば高
校で
は、
公式
や解
法な
どを
まず
先生
が生
徒に
教え
、生
徒は
その
型に
当
ては
めて
応用
し、
問題
を解
きま
す。
他に
も校
則が
あり
、染
髪、
スカ
ート
丈、
遅刻
など
とい
うよ
うな
、従
わ
2 なければならない型があります。しかし、今回の授業で物事の多角的見方があるということを知ってから、
先生
がど
うし
てそ
のよ
うな
指導
をさ
れて
きた
のか
とい
うこ
とを
考え
てみ
るい
い機
会に
もな
りま
した
。今
後
の授業でも先生が物事の多角的見方を教えて下さるということなので楽しみにしています。(
明子)→高校
と大
学の
授業
の違
いに
関す
るた
くし
の考
えに
つい
ては
、別
のレ
ポー
トへ
のコ
メン
トに
も書
きま
すの
で、
こ
こで
はそ
れと
は別
のこ
とを
綴り
まし
ょう
。簡
潔に
まと
める
のは
実は
難し
いの
です
が、
ひと
まず
、高
校で
の
授業
は「
解き
方」
を伝
授す
る傾
向が
きわ
めて
強い
、と
でも
言っ
てお
きま
しょ
うか
。と
ころ
が大
学に
もそ
の
よう
な授
業は
あり
ます
。そ
のこ
とを
わた
くし
は大
学に
進学
して
知り
まし
た。高
校ま
でと
は異
なっ
て、真
実・
真理
を探
究す
る知
的な
旅を
体験
・体
感で
きる
と期
待し
て門
をく
ぐっ
たの
です
が、
あっ
とい
うま
にそ
の期
待
は裏
切ら
れま
した
。今
でも
あの
時の
がっ
かり
感は
忘れ
られ
ませ
ん。
その
がっ
かり
感を
あな
たた
ちが
味わ
う
よう
なこ
とが
あっ
ては
なら
ない
、そ
んな
気持
ちが
わた
くし
の中
にま
だ消
えず
にあ
りま
す。
ずん
ずん
と話
が
ずれ
てし
まい
まし
た。
お許
しく
ださ
い。
/校
則に
つい
ては
、本
当に
必要
なの
かと
思わ
れる
もの
があ
また
あ
り、
ここ
に多
面的
・多
角的
な見
方を
あて
はめ
て考
えよ
うと
いう
気持
ちに
はな
かな
かな
れま
せん
。そ
の理
由
は、
校則
が教
師の
都合
、学
校の
都合
に基
づい
て作
られ
てい
る場
合が
圧倒
的に
多い
から
、と
いう
こと
にあ
り
ます
。生
徒や
保護
者の
気持
ちや
立場
を十
分に
斟酌
した
校則
がは
たし
てど
の程
度あ
るの
か、
知り
たい
とこ
ろ
です
。/
物事
の多
角的
・多
面的
な見
方が
重要
であ
ると
いう
こと
はお
伝え
いた
しま
すが
、見
方を
教え
るつ
も
りは
、現
時点
では
持ち
合わ
せて
いま
せん
。そ
んな
こと
をし
ても
決し
て「
見方
」は
身に
つか
ない
と思
うか
ら
です
。自
分で
試行
錯誤
し、
自分
にあ
った
かた
ちを
探す
こと
によ
って
こそ
、そ
のよ
うな
「見
方」
が我
がも
の
とな
るか
らで
す。
もち
ろん
、ヒ
ント
にな
るよ
うな
こと
はよ
ろこ
んで
お伝
え致
しま
す。
見逃
さな
いよ
うに
、
聞き逃さな
いようにしてくださいね。
最初
は先
生の
お名
前と
、先
生が
お子
様に
つけ
たお
名前
の由
来か
ら授
業に
入っ
てい
った
ので
、教
職概
説は
ゆ
るい
授業
だと
思い
まし
た。
モノ
クロ
、カ
ラー
の良
いと
ころ
、悪
いと
ころ
を挙
げて
いく
とい
うの
も、
さっ
き
までの話と
同じ様な感じだろうと思っていました。けれど、分け方を考えたとき、先生が「
1:14
に分ける」
とヒ
ント
をお
っし
ゃっ
ても
、自
分で
は全
く分
けら
れま
せん
でし
た。
先生
が答
えを
おっ
しゃ
った
とき
に、
と
ても
納得
し、
自分
も固
定観
念に
縛ら
れて
いた
んだ
とい
うこ
とに
気が
付き
まし
た。
今は
まだ
将来
、教
職に
就
くか
は分
かり
ませ
んが
、教
職に
就く
、就
かな
いに
関係
なく
、ど
んな
仕事
をす
るに
して
も、
仕事
にお
いて
で
なく
ても
、多
面的
に物
事を
捉え
るこ
とが
でき
ると
いう
こと
はと
ても
重要
であ
ると
確認
する
こと
がで
きま
し
た。
これ
から
も先
生の
教職
概説
で学
ぶこ
とで
、こ
うい
った
大事
なこ
とを
知っ
てい
くこ
とが
でき
たら
嬉し
い
です。(
香織)→教師を目指す学生のために開講している授業で無駄話を長々とするつもりは…ありません
ねぇ
。教
師を
目指
す学
生が
対象
でな
くて
も同
じで
すけ
れど
。授
業に
おい
て、
ちょ
っと
した
脱線
話が
ほど
よ
いア
クセ
ント
にな
るこ
とは
もち
ろん
知っ
てい
ます
から
、無
駄話
を頭
から
否定
する
こと
はし
ませ
ん。
いや
そ
れど
ころ
か、
これ
を授
業で
実演
する
こと
で、
その
効果
を再
確認
して
もら
う、
とい
うこ
とが
ある
かも
しれ
ま
せん。今回は意図あっての「名前由来噺」でしたが、ねらいを極めて簡潔に要するにウォーミングアップ、
暖機運転だとお心得いただければと思います。「
ゆるい」か「ゆるくないか」に限らず、単純な二分法から
自由
にな
るこ
とが
多面
的に
物事
を捉
える
よう
にな
るた
めに
必要
なス
テッ
プで
す。
あな
たの
「ま
なび
」を
楽
しみにしていますよ。
11
3 名前
は一
生も
ので
、す
ごく
大切
なも
のだ
と思
う。
今日
の先
生の
お話
のよ
うに
、私
も名
前で
他の
人が
なか
な
かし
ない
体験
をし
たこ
とが
ある
。私
の名
前は
ひら
がな
なの
で、
小学
校の
とき
は友
だち
に漢
字が
書け
ない
と
思わ
れた
こと
や、
中学
校の
とき
には
、先
生の
子ど
もに
つけ
る名
前で
ひら
がな
はど
うか
とい
う相
談を
受け
た
こと
もあ
った
。最
近で
は名
前を
ほめ
られ
るこ
とが
多く
、自
分の
名前
をす
ごく
気に
入っ
てい
る。
私も
自分
の
子ど
もに
は素
敵な
体験
がで
きる
よう
な、
いい
名前
をつ
けた
いと
思う
。白
黒テ
レビ
とカ
ラー
テレ
ビの
質問
で
多角
的に
物事
を見
ると
いう
こと
につ
なが
ると
は思
わな
かっ
た。
まだ
まだ
自分
は物
事を
多角
的に
見ら
れて
い
ない
ので
、こ
れか
らそ
うい
う見
方を
しっ
かり
身に
つけ
たい
。ど
んな
こと
でも
多く
の点
に気
づい
て、
物事
を
柔軟
に考
えら
れた
らい
いと
思う
。(は
な)→
わた
くし
はと
ても
素敵
な名
前だと思います。わたくしの記憶に
残っ
てい
る最
初の
朝の
連続
テレ
ビ小
説が
「お
はな
はん
」で
した
。大
人気
の国
民的
番組
でし
た。
幼心
にも
覚
えて
いま
す。
ハワ
イ語
で「
オハ
ナ」
と言
えば
家族
のこ
と。
言葉
の響
きが
その
まま
家族
のあ
たた
かさ
、き
ず
なを
感じ
させ
ます
ね。そ
んな
こと
まで
思い
出し
てし
まい
まし
た。ひ
らが
なの「はな」であることがすてき。
ひら
がな
の曲
線が
やわ
らか
さと
ぬく
もり
をあ
らわ
して
いる
よう
に感
じま
す。
/物
事を
多角
的多
面的
に見
つ
める
ため
のヒ
ント
は、も
う一
度見
直し
てみ
る、立
場の
違う
人だ
った
らど
のように見るだろうか、という「し
かけ
」を
頭の
中に
常設
して
おく
こと
です
。常
設の
ため
の工
事に
はや
や時
間が
かか
るか
もし
れま
せん
が、
ひ
とた
び設
営さ
れれ
ば、
その
後は
格別
に意
識し
なく
ても
、そ
れが
でき
るようになるはずです。
はじ
めに
先生
の自
己紹
介と
名前
のお
話を
聞い
て、
ぼく
は「
人の
話を
聞く
」と
いう
チャ
ンネ
ルに
すぐ
に切
り
替わ
るこ
とが
でき
、そ
うさ
せる
先生
の話
し方
をす
ごい
と思
った
と同
時に
、話
のつ
かみ
の大
切さ
も感
じま
し
た。
白黒
テレ
ビと
カラ
ーテ
レビ
の質
問で
は、
周り
の同
年代
の学
生さ
んが
どの
よう
に考
えて
いる
のか
を聞
い
て、
自分
の考
えた
こと
と比
べて
、質
問の
意図
にあ
った
よう
に、
色々
な角
度や
方面
から
考え
てい
るこ
とが
わ
かり
、と
ても
刺激
を受
けま
した
。こ
の授
業を
受け
て、
これ
から
の半
年間
を視
野の
広い
、想
像力
豊か
な大
学
生活
にし
たい
と思
いま
した
。(
康生
)→
お褒
めに
与り
、た
いそ
う光
栄で
すが
、あ
なた
の中
に“
chan
nel
for
liste
ning
”が
あっ
てこ
そ、
そし
てそ
のチ
ャン
ネル
に切
り替
える
こと
が上
手に
でき
るか
らこ
その
話な
のだ
と
思い
ます
。/
数年
前ま
では
自分
の名
前の
話は
せず
に、
受講
生か
らの
質問
に答
える
形で
自己
紹介
をし
てい
ま
した
。題
して「
あな
たか
らの
質問
で作
るみ
うら
まこ
との
自己
紹介
コー
ナー」。もちろん、これにも意図が
あ
りま
した
。背
景に
は「
大学
の授
業は
学生
と教
師の
双方
が作
るも
ので
ある
」と
いう
理念
があ
り、
それ
を短
時
間で
模擬
的に
体験
する
こと
、そ
れが
ねら
いで
した
。最
近は
受講
生か
らあ
まり
質問
が出
なく
なっ
て、
盛り
上
がり
に欠
ける
よう
にな
った
ので
、「名
付け
られ
て、名
付け
て」の
話に
変えたところなのです。もちろん、こ
ちら
にも
意図
があ
りま
すが
、そ
れは
文末
の編
集後
記に
て。
最初
の先
生の
名前
に関
する
お話
は面
白か
った
です
。自
分も
名字
が日
本全
国に
私の
一族
しか
いな
い珍
しい
も
のな
ので
、名
前に
は深
い関心
があ
りま
す。M
ON
Oと
CO
LORの
お話
は、私は想像力について答えましたが、
他の
人の
意見
を多
く聴
けて
楽し
かっ
たで
す。
先生
はテ
レビ
の視
聴者
側と
制作
者側
での
線引
きに
つい
て最
後
にお
話を
され
まし
たが
、言
われ
るま
で、
その
分け
方に
は気
づき
ませ
んで
した
。私
が思
いつ
いた
のは
、美
味
しそ
うに
見え
ると
か、
臨場
感が
感じ
られ
るな
どの
感覚
的な
もの
と、
情報
を理
解で
きる
スピ
ード
など
、能
力
的な
もの
にわ
ける
方法
だけ
でし
た。次
から
の授
業も
楽し
みで
す。(
彩)→わたくしも苗字にはかなり強い関
4 心を
持っ
てい
ます
。今
まで
に知
った
珍し
い苗
字、
ご存
知か
もし
れま
せん
が、
ちょ
っと
だけ
紹介
して
おき
ま
しょう。「
四月一日」「
八月一日」「
月見里」「
小鳥遊」「
十」「
い」「
東西南北」「
春夏秋冬」。知り合ったとこ
ろでは「五
大院」(
どうやら後醍醐天皇の末裔である可能性大なり、です。わたくし、調べました)、「
仕名」
(←あなたのお名前はと尋ねられて、「
はい、しめいです」とこたえると、だから、あなたのしめいをた
ず
ねて
いる
ので
す、
とい
うよ
うな
やり
とり
を毎
回の
よう
にし
て疲
れて
いる
とこ
ぼし
てい
まし
た、
高校
のバ
レ
ー部の後輩です)、いや、こちらは枚挙にいとまがないほどなので、今回はこの辺りでやめておきましょう。
今回の授業で取り上げたモノクロとカラーの
adv.と
disa
dv.、題材から
して普段はあまり考えないような内
容だ
った
ので
、と
ても
おも
しろ
かっ
たで
す。
私も
自分
なり
の答
えを
考え
なが
ら聞
いて
いま
した
が、
この
題
材か
ら多
角的
に物
事を
考え
るこ
との
重要
さを
教え
られ
ると
は思
って
いま
せん
でし
た。
今ま
さに
先生
にだ
ま
されたような気分です。しかしだまされたような感覚は残ったと言いましたが、嫌な気分ではありません。
これ
から
も先
生に
良い
意味
でだ
まさ
れて
、い
ろい
ろな
考え
方に
触れ
てい
きた
いと
思い
ます
。月
並み
なこ
と
しか書けませんでしたが、これからがんばりますので、よろしくお願いします。(
由貴)→ん~、だます
つ
もりはありませんが、だまされたとお感じになったのなら、どうしましょうか。「
きつねにつままれた」と
いう印象とも違うのかしら。おそらく予想だにしていなかった展開に戸惑った、ということなのでしょう。
何故、それ
が想定の範囲になかったのか、ということについて、考えてみましょう。もしかしたら、(
大学
の)
授業
って
、○
○○
があ
って
、そ
の次
に△
△△
がき
て、
そし
て最
後に
は◇
◇◇
…、
とい
うよ
うな
思い
込
み、
つま
り固
定観
念が
あっ
たの
では
ない
か、
そん
な風
にし
て自
分の
中に
どの
よう
な固
定観
念が
存在
する
の
かをちゃんとチェックしておくのは、とても大切な営みです。
私は
遅れ
てし
まい
途中
参加
でし
たが
、先
生同
じく
兄弟
で何
らか
の共
通性
を名
前に
持つ
こと
は、
親近
感だ
っ
たり、一体感がでるので、私の子どもにもそういう名前をつけたいです。私の姉は永遠
とわ
で、弟は
永久
とこし
え
とい
いま
す。
/モ
ノク
ロと
カラ
ーの
長所
・短
所で
した
が、
私は
一方
から
の見
解し
かは
あげ
るこ
とが
でき
ず、
固
定観
念は
既に
分か
って
いま
した
が、
しっ
かり
根付
いて
いま
す。
自分
が教
える
立場
にな
った
時、
生徒
には
柔
軟な
発想
を要
する
クイ
ズ(
家に
本が
あり
ます
けど
、忘
れま
した
)を
出し
たり
して
楽し
んで
もら
いた
いと
思
いますが、時に固定観念は必要だと思うので(戦争は悪い、とか)、使い分ける能力がつけばいいなと思い
ます
。で
も、
これ
は私
にと
って
都合
が良
いだ
けで
ある
ので
、教
える
立場
に立
った
時、
押し
つけ
ても
駄目
か
なと思います。短時間で考えるには難しい内容でした!面白かったです。(
久遠)→素敵なお名前!三人そ
ろって
eter
nal、
eter
nity
の響き、輝きあるのはいいなぁ。あなたのお名前はわたくしの父親の母校の校歌
に登
場す
るの
で、
幼少
の頃
から
この
言葉
を知
って
いま
した
が、
それ
を名
前に
持つ
人を
わた
くし
は初
めて
知
りま
した
。/
「戦
争は
悪い
」は
固定
観念
では
あり
ませ
んね
。な
ぜ、
これ
が固
定観
念と
は違
うの
か、
じっ
く
りと
考え
てみ
てく
ださ
い。
じっ
くり
と考
える
ため
には
固定
観念
とた
たか
う必
要が
あり
ます
が、
是非
、チ
ャ
レンジしてみてください。
次か
らの
授業
が楽
しみ
にな
りま
した
。先
生の
話が
私に
は大
変聞
き取
りや
すく
、今
回の
講義
でし
て下
さっ
た
モノクロとカラーの
adv.と
disa
dv.の
問題
から何を読み取ってほしいのか、また、物事のどのような捉え方
12
5 があ
るの
かが
、再
度、
確認
でき
たよ
うに
も思
いま
す。
今回
の講
義の
最後
に先
生が
おっ
しゃ
られ
てい
たよ
う
に、
これ
から
の私
、も
しく
は私
達は
、教
育を
ただ
受け
てい
た頃
とは
また
違い
、教
育者
側の
視点
や第
三者
の
視点
から
物事
や教
育に
つい
て向
き合
って
いく
必要
があ
るよ
うに
なっ
ているのだと思いました。これから先、
この
講義
を受
けな
がら
、い
ろい
ろな
視点
から
物事
を考
えら
れる
よう
に、
発想
の転
換が
もっ
と柔
軟に
でき
る
よう
にな
りた
いと
感じ
まし
た。(
理美
)→
柔軟
な発
想は
、そ
れを
妨げ
るも
のが
何で
ある
のか
に気
がつ
けば
、
存外
、容
易に
でき
るよ
うに
なる
もの
です
。と
はい
え、
気が
つく
のは
それ
が習
慣と
なっ
てい
ない
場合
には
そ
んな
に簡
単で
はな
いと
感じ
られ
るで
しょ
うし
、そ
のこ
とに
気づ
く必
要性
をと
もす
れば
日常
の営
みの
中で
忘
れて
しま
いが
ちな
ので
、こ
れを
総じ
て柔
軟な
発想
は難
しい
と断
じて
しま
うの
であ
りま
しょ
う。
でも
ね、
必
ずで
きる
こと
なの
です
よ。
/教
師を
目指
す学
生さ
んは
教科
教育
法の
授業
など
で教
材研
究の
重要
性を
何度
も
指摘
され
、実
際に
教材
研究
を体
験す
るこ
とに
なり
ます
。そ
れは
それ
でと
ても
大切
なこ
とで
すが
、そ
れに
ひ
けを
とら
ず大
切な
こと
があ
る、
とい
うこ
とを
教材
研究
にか
まけ
てば
かり
いる
と、
見失
った
り忘
れた
りし
て
しま
いま
す。
そう
なら
ない
よう
に心
がけ
てく
ださ
いね
。
枠を
取り
除い
て考
えて
いる
学生
の顔
を見
てい
る三
浦先
生が
とて
も楽
しそ
うに
見え
まし
た。
ネタ
とい
うと
語
弊が
生じ
ます
が、
生徒
が楽
しめ
るよ
うな
授業
を提
供す
るの
は教
員に
なる
人に
とっ
て難
しく
、楽
しい
こと
で
はな
いか
と、
今回
の授
業を
受け
て感
じま
した
。今
期の
授業
がと
ても
楽しみになる第1回でした。(みなみ)
→「
生徒
」で
はな
く「
学生
」で
すよ
、大
学に
いる
のは
。/
授業
を作
る立
場の
人間
がそ
こに
楽し
さを
見い
だ
すこ
と、
作り
出す
こと
がで
きな
けれ
ば、
それ
を受
ける
立場
の人
間が
楽し
いと
思う
こと
は決
して
ない
はず
。
その
よう
に考
えて
いる
ので
すが
、そ
れが
ちょ
こち
ょこ
っと
顔を
出し
たの
でし
ょう
か。
/「
ネタ
」と
は同
業
者間
で用
いる
場合
には
語弊
を生
じな
い言
い回
しで
すが
、面
と向
かっ
て言
われ
ると
、戸
惑い
ます
し、
場合
に
よっ
ては
、一
所懸
命に
考え
た工
夫を
ネタ
呼ば
わり
する
なと
憤慨
する
こともあるかもしれません。せめて「小
道具
」ぐ
らい
にし
てほ
しい
かな
。/
「難
しく
、楽
しい
こと
」と
いう
表現がとても素敵です。
私は
今月
に入
って
から
地元
を離
れて
一人
暮ら
しを
はじ
めま
した
。両
親に
は学
費も
払っ
ても
らい
、生
活費
の
援助
をし
ても
らい
、大
学を
卒業
して
親孝
行を
した
いな
と思
って
いま
した
。で
も、
先生
のお
っし
ゃっ
てい
た
言葉
を聞
いて
、私
にも
親孝
行が
でき
てい
たと
思う
と、
少し
安心
しま
した
。立
派な
大人
にな
って
もっ
と両
親
を喜
ばせ
てあ
げた
いで
す。
固定
観念
に縛
られ
ない
よう
にす
る、
とい
う事
に興
味を
持ち
まし
た。
一つ
の物
事
にお
いて
も多
くの
視点
から
の意
見が
いき
て世
の中
が作
られ
てい
るの
だと
思う
と、
やっ
ぱり
自分
の生
きて
い
る世
界は
狭い
んだ
と思
いま
した
。一
つの
視点
に縛
られ
るの
は面
白く
ない
と思
いま
す。
もし
私が
教師
にな
れ
たら
、難
しい
こと
では
ある
と思
いま
すが
、た
くさ
んの
生徒
の事
を柔
軟な
思考
を持
ち、
でき
るだ
け理
解し
て
あげ
られ
るよ
うな
人に
なり
たい
です
。(遼
子)→「
子を
持っ
て知
る親
の恩」とはいにしえからの言い伝えで
すが
、ま
さに
その
通り
だと
思い
ます
。自
分が
今、
こう
やっ
て我
が子
のこ
とを
一番
に考
えて
いる
、こ
れと
同
じ事
を自
分の
親も
自分
に対
して
して
くれ
てい
たに
違い
ない
。そ
う感
じる
こと
、思
うこ
と、
考え
るこ
とが
で
きる
だけ
でも
しあ
わせ
なの
だと
わた
くし
は思
いま
す。
つい
でな
がら
申し
述べ
てお
きま
すが
、親
孝行
は、
親
の立
場か
らす
れば
、子
ども
が生
まれ
たそ
の時
(い
や生
まれ
る前
、例
えば
名前
を考
えて
いる
時-
授業
の時
に
お話
いた
しま
した
ね)、それ
から
少し
ずつ
様々
なこ
とを
吸収
して
成長
していく様子を見ている間に、既に感
6 じ取
って
いる
こと
なの
です
。生
まれ
てき
てく
れて
あり
がと
う、
健や
かに
育っ
てく
れて
あり
がと
う。
これ
に
まさ
る親
孝行
はな
いの
です
ね。
/わ
たく
しも
学生
時代
は親
元を
離れ
て一
人暮
らし
をし
てい
まし
た。
当初
は
下宿
に電
話を
引く
こと
もで
きず
(あ
の頃
は固
定電
話を
設置
する
のに
十数
万円
の権
利金
が必
要で
、そ
れこ
そ
一大事でした)、毎晩のように百円玉を握りしめて公衆電話ボックスに通っていました(そんな情景を思い
起こ
させ
る名
曲が
松山
千春
の作
品に
ある
ので
すが
、ご
存知
ない
でし
ょう
ねぇ
…「
ふる
さと
」、
名曲
です
)。
/「
自分
の生
きて
いる
世界
」が
「狭
い」
とい
うこ
とは
決し
てあ
りま
せん
。そ
れを
「狭
い」
と感
じ(
させ
)
てしまうものは何なのか、そのことをきちんと考えてみましょう。「
私的な(個別の)世界など狭いもの
な
のだ」という固定観念から、自由になって羽ばたきましょう。
関西
大学
に入
学し
てか
ら4
日。
地方
から
来た
私に
とっ
て、
三浦
先生
の授
業は
とて
も刺
激的
でし
た。
何故
か
というと、理
由は
2つあります。一つ目は、親孝行とは私が生まれる前から始まっていたということです。
親元
を離
れて
暮ら
す私
にと
って
、先
生の
この
言葉
とと
もに
親の
顔が
浮か
んで
きて
、涙
が出
そう
にな
りま
し
た。二つ目
は、立場が異なるというだけで、視点が
180度変わるということです。また、モノクロ
TV、
カラー
TVの
adv./
disa
dv.の
意見が出た後で、先生がおっしゃっていた一つの軸に気づくことができなか
った
私は
、い
かに
他の
人の
立場
に立
って
考え
ると
いう
こと
を普
段か
らし
てい
ない
か、
とい
うこ
とに
気づ
き
ました。これからは多面的、多角的に物事を捉える習慣を身につけたいと思います。(
亜希)→
わたくしも
親元
を離
れて
の学
生生
活を
おく
りま
した
。い
え、
その
前に
一年
間、
親元
を離
れて
の予
備校
生活
があ
りま
し
た。
離れ
てし
みじ
みと
身に
しみ
る親
心。
あの
頃は
よく
枕を
ぬら
した
もの
でし
た。
それ
がい
つの
まに
か…
。
水が
低き
に流
れる
よう
に、
人は
悪し
きに
流れ
る。
そん
な言
い回
しが
あり
ます
が、
悪し
きに
流れ
ない
にし
て
も、
大切
な何
かを
次第
に忘
れて
しま
う、
そん
なに
珍し
いこ
とで
はな
いと
思い
ます
。わ
たく
しは
自分
の学
生
時代の反省に基づいて、みなさまにおいて決してそのようなことがないようにとお祈り申し上げます。
今日
の授
業を
聞い
て、
今ま
では
自分
の置
かれ
てい
る立
場(
今日
の授
業で
は視
聴者
の立
場)
から
しか
物事
を
とら
えて
いな
いこ
とを
痛感
しま
した
。ま
だ社
会に
出て
働い
たこ
との
ない
私は
、今
まで
の生
活の
中で
、生
徒
や消
費者
、視
聴者
…な
ど、
様々
な「
立場
」を
経験
して
きた
けど
、一
度も
その
逆の
「立
場」
に立
った
こと
が
ない
とい
うこ
とを
改め
て感
じま
した
。逆
の立
場、
他の
立場
に立
って
みる
こと
でし
た得
られ
ない
意見
も、
こ
れか
ら社
会に
出る
よう
にな
って
必要
にな
って
いく
、そ
のた
めに
も今
の「
立場
」が
すべ
てで
はな
いこ
と、
周
りの意見に耳を貸し、理解することを、この授業を通して頑張っていきたいです。(
紗恵)→そ
うです、そ
の謙虚な心持ちが大切なのです。謙虚でありながら、けれども決して受け身ではなく、、いや、むしろ、真
実や真理に対しては積極的である、そんなスタンスやスタイルを身につけることができたらいいですね。
まず
はじ
めに
、授
業に
遅れ
てし
まい
、本
当に
すみ
ませ
んで
した
。自
己紹
介を
聞く
こと
がで
きな
かっ
たの
が
非常
に残
念で
す。
モノ
クロ
テレ
ビ、
カラ
ーテ
レビ
の良
し悪
しの
議論
を受
け、
自分
が一
面的
にし
か物
事を
考
えら
れて
いな
いと
いう
こと
を痛
感し
まし
た。
これ
まで
「物
事を
多面
的に
見て
、考
える
よう
に」
と指
導を
受
けて
きた
こと
は多
々あ
った
はず
なの
に、
分か
って
はい
ても
実行
に移
せて
おら
ず、
意識
が足
りな
いと
反省
し
まし
た。
自分
はど
ちら
かと
いう
とマ
イン
ドコ
ント
ロー
ルを
受け
やす
く、
思い
こん
でし
まう
と軌
道を
変更
す
13
7 るの
が難
しい
タイ
プだ
と思
って
いま
す。
教員
免許
を取
得し
、教
員を
目指
す者
とし
ては
、今
日お
っし
ゃら
れ
た「
物事
を多
面的
にと
らえ
る」「
固定
観念
にと
らわ
れな
い」こ
とを
中心に、柔軟な発想を持って取り組め
る
よう
に意
識し
てい
きた
いと
思い
ます
。ま
た、
初め
て大
学の
授業
を受
け、
高校
まで
の“
授業
”と
は全
く違
う
もの
なん
だと
驚き
まし
た。
受け
身に
徹し
てい
たこ
れま
での
体勢
を改
め、
自ら
積極
的に
勉学
に励
みた
いと
思
いま
した
。こ
れか
ら、ど
うぞ
よろ
しく
お願
い致
しま
す。(
優子
)→「まず」と「はじめに」は、ほぼ同義な
ので
、こ
れを
重ね
るの
はト
ート
ロジ
ーと
なり
ます
。気
をつ
けて
くだ
さい
ね。
/授
業に
遅れ
たの
は教
室の
変
更が
あっ
たか
ら、
その
こと
はわ
たく
しも
十分
にわ
かっ
てお
りま
すか
ら、
あま
り気
にな
さら
ない
よう
に。
な
にせ
、教
室変
更の
知ら
せが
授業
担当
者に
届い
たの
が授
業直
前だ
った
ので
すか
ら、
学生
にみ
なさ
まに
おい
て
は、
さら
にさ
らに
混乱
され
たこ
とと
思い
ます
。/
大学
の授
業が
果た
して
高校
まで
の授
業と
違う
のか
、こ
れ
は実
は微
妙で
す。高
校を卒
業す
るま
でに
多く
の人
は「
問い
には
必ず
答え、しかも最適解がある」、そして「
そ
の解
にい
ちは
やく
たど
り着
くこ
とが
善で
あり
、美
であ
る」、そ
のよ
うな考え方や姿勢、習慣を作らされてし
まっ
たの
だろ
うと
感じ
てい
ます
。し
かし
、世
の中
には
答え
がな
い問
いや
、答
えが
時と
場合
、あ
るい
は人
に
よっ
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