校長 棒田 敬二3年生の皆さん、卒業おめでとうございます。卒業式の式辞の中でも触れましたが、皆さんは今日で9年間の義務教育を終えました。
今の気持ちはどのようなものですか。終わったぁという晴れ晴れした気持ちやほっと安心した気持ち、友達との別れが寂しいという悲しい気持ち、環境が変わることに対する不安な気持ちなどなど。どれもが入り交じった気持ちというのもあるかもしれません。みなさんの感じ方は一人一人違うとは思いますが、家族にとっては卒業とは「うれしいこと」のひとつではあります。私が一人の親として、自分の子どもの「中学校卒業」という言葉から連想したのは、次のようなことでした。3人いますので、3回も経験しました。
【安心・喜び】卒業=義務教育終了…「親としての責任の一つを果たした」という安堵感【苦労・疲労】卒業=高校進学…「いろいろとお金がかかる」という苦労・疲労感【不安】卒業=成長する…「いい子で楽するか、反抗して苦労するか」という不安感
などが入り交じったものだったのを思い出しました。中でも親としての責任のひとつを果たしたという喜びが一番大きかったように記憶しています。
また、中学校の「卒業」はあなたが主役の行事です。私は「人には少なくとも一生で3回主役になれる」と思っています。最初は、もちろん「誕生」です。最後は当然「葬儀」となります。そして、義務教育を終えた「中学校の卒業式」が2回目と考えています。もちろん、小学校の「入学式・卒業式」中学校の「入学式」も主役ですが、大きな節目としては、義務教育修了を意味する「中学校の卒業」と思っています。ほかにも、人生の節目としていろいろな場面で「主役」となることが数多くあると思いますが、全ての人が全てを経験できるとは限りません。しかし、最初と最後は除くと「義務教育修了」がそれに続き、殆どの人が経験できることだと思うからです。
主役は支える人がいて、初めて主役になります。子どものうちは主に保護者や家の人が支える人だと思います。ですから卒業生の皆さんは、今日、家に帰ったらまず親や家の人に、卒業を迎えられたことを感謝してください。そして、中学校卒業後はそれぞれが違った舞台で主役を目指してください。映画やドラマの主役という意味ではありません。主役になるということは「生き生きとしている」「一番よく見える」「すごいと思われる」ということです。自分は裏方だから主役になれないというのではなく、裏方の一番になれば、それが主役です。一生懸命努力する姿も主役です。地道に努力している姿も主役です。いつでも、どこでもやり方次第で主役になれます。
第67期生131名、自分が主役になれるチャンスを逃さず、精一杯生きてください。
第 10 号2014年3月14日 発行
札幌市立信濃中学校厚別中央3条2丁目3-1
891-2503
第67期生たちよ、これからも多くの主役を目指せ!
在校生の卒業装飾
卒業を迎える3年生に向けて 1・2年生の代議員と文
化委員が中心となり、3年生の教室を装飾しました。
同窓会入会式
3月11日(火)に本校集会室にて同窓会入会式が行われました。幹事を代表してHKくんが挨拶をしました。
【第67回学級幹事】
1組 SDくん ASさん
2組 HKくん MAさん
3組 SYくん OMさん
4組 SYくん OMさん
5組 SRくん
<2年生の国語の授業>
1・2年生 公開授業
3月7日(金)の5時間目に公開授業と1・2年生の学年、学級PTAが行われました。緊張しながらも普段通りの授業の様子を見せられたと笑顔の生徒たち。PTAでは次年度に向けての話も話題となりました。
たくさんのご出席ありがとうございました。
<2年生の国語の授業> <1年生の理科の授業> <1 年生の社会の授業>
3年生を送る会
3月7日(金)に特別支援学級で3年生を送る会が行われました。時間をかけて1・2年生が心を込めて準備を行ってきた送る会。合唱や合奏、ボーリング大会、在校生からの温かい感謝を込めた贈る言葉。3年生の決意表明では、成長した3年生の姿に、会場にいた全員が感動し、みんなで卒業を祝いました。
レインボーフェスティバル
2月24日(月)~28日(金)にかけて市内の特別支援学校の生徒が作業学習で製作した作品を販売するレインボーフェスティバルが行われました。信濃中学校は28日に販売係を担当し、買い物学習を行いました。
特別支援学級スキー学習
2月20日(木)、26日(水)に特別支援学級のスキー学習が行われました。両日とも天候に恵まれ、楽しい学習となりました。
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